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【カリスマ・アーティストの歌に宿る】言霊の存在

 

 

久しぶりのネタなのでこの記事の最後まで話を戻そう。

 

 

 

言霊の存在

 

著者は言霊は存在すると思っている。

宿るものが霊的なものかどうかはわからないが、言葉に力を持たせることが出来る人間が実実在することは確かだ。

言霊を具現化しているといえば、アーティストが一番身近な例といえる。

(※言霊の話なのでアーティストのジャンルは音楽に限定する。)

アーティストにはある種のカリスマ性が求められる。

でなければ歌う詞に説得力を持たせることはできない。

そこにカリスマ性があるからこそ、言葉が人を惹きつける。

他に言葉で人を惹きつける代表的な職種といえば政治家や宗教家などが挙げられるが、現在の政治家にカリスマは皆無。

宗教についてはあまり深く掘り下げるといろいろ面倒なので今回は無視することにする。

 

 

 

言霊を操るアーティストたち

 

アーティストといえばこんな素敵な言葉がある。


優れた芸術家と泥棒は似ている。

どちらも人の心を盗む術を知っているからだ。

          ルパン三世よりー

 

 

 

アーティストが歌で多くの人間の心を盗むためには言葉に力を込める必要がある。

多くの人間の心を盗んだということは売れているということだ。

その世界で長年トップに君臨し続けるアーティストが歌う詞には言霊があるのだろう。

そういう観点で今の日本音楽業界を見渡すならこんな感じだろうか。

 

 

 

松任谷由実さん

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サザンオールスターズ / 桑田佳祐

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DREAMS COME TRUE / 吉田美和さん

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Mr.Children / 桜井和寿

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(※長年売れ続けているという前提条件なので、どうしてもレジェンド・アーティストに偏ってしまうがご理解を。)

 

 

そのほとんどが作詞を自ら担当し、そして確実に売れている。

今やCDの時代ではないから過去の実績しかデータがないのだが、CDセールスの観点でいうなら売れている=カリスマ性のあるアーティストということになる。

単純に数字云々で計れるものでもないが、これが現実的な話だろう。

それがLIVEとなると、アーティストのカリスマ性はもっと顕著にあらわれる。

不特定多数がわざわざ会場まで足を運ぶことはない。

ほとんどがそのアーティストに魅了された人たちだ。

どれくらいの規模の会場を、どれだけ埋められるかはそのアーティストの力量による。

力量、すなわちカリスマ性だろう。

 

 

 

言霊から得たもの

 

人生を変える歌詞と出会った。

それは何気なく歌詞カードを見た時だった。

基本的にCDを買っても歌詞カードは見ない派である。

聴いて耳で覚えるスタイルだが、たまに何と言っているのか正確に知りたくなる。

きっとそんなタイミングだったのだろう。

 

 

木枯らしがすぎようとする頃 痩せてしまった二人の灯に 誘われてあなたはやってきた 決断を吹きかけるため
     ーもう一度キスしたかった / B'z ー

 

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少々手前みそで申し訳ないが我慢して欲しい。

この詞を初めて文字で見た瞬間、衝撃が走った。

情緒に溢れる描写にこの人(稲葉浩志氏)は天才だと思った。

この稲葉詞が著者に日本語の美しさを教えてくれた。

稲葉浩志という人はロックというジャンルの中でなんて綺麗な言葉を紡ぐんだ。

本気で感動したから他の詞も漁ってみる。

 

 

嫌われないように生きてきた 守ってばかりの性格が 自分で嫌になった今夜は 車線変更まで強引に行こう
      ー Crazy Rendezvous / B'z ー

 

 

昔の八方美人を自覚していた著者のケツをひっぱたかれた気分だった。

この考え方が正しいかどうかなんてどうでもいい話だ。

憧れだけで支持しているわけでもない。

心のどこかでこうでありたいと思っていた事を、具体的な言葉でただ表現してくれたことが嬉しかった。

しかしこれが言霊だなんてその時は考えもしない。

だからCDを聴くばかりで特にLIVEに行きたいとも思わなかった。

それがある機会に恵まれてLIVEに参戦するチャンスを得た。

LIVEという空間はもの凄いエネルギーに満ちている。

ある種の狂気に近いのかもしれない。

そんな雰囲気の中での感覚だから錯覚だったのかもしれないが、言葉というものは直接伝えることが大事なんだとその時に初めて知った。

歓びや哀しみや楽しさ。

苦労や苦悩や成功や挫折。

言葉にはその人の人間性や人生を映し出す力があると思う。

薄っぺらい人間からは薄っぺらい言葉が。

深みのある人間からは深みのある言葉が自然と出てくる。

そしてこれは誰しもが自然と理解していることなのだ。

相談する相手を選ぶだろう。

秘密を聞いてほしい相手を選ぶだろう。

時に言葉は毒にも薬にもなる。

矛にも盾にもなる。

安易に放った言葉が誰かを傷つけることもあるだろう。

何気なく言った言葉が誰かを救うこともあるかもしれない。

しかし言葉を発することを恐れてはいけない。

いちいち言葉で言わなくても伝わるだなんて、幼稚なガキの傲慢な考え方だ。

著者も昔はそうだった。

しかししっかり言葉を声に出して伝えなければいけない瞬間がある。

食事の時にはちゃんと手を合わせいただきますごちそうさまでしたと声に出すよう心掛ける。

人間は別の命をいただいて生きているのだから、感謝の言葉を伝えるのは当然だ。

社会の形態もずい分様変わりしていちいち言葉を声に出す機会を失った。

かく言う著者も、己の思想をブログに書いているのだから人のことは言えない。

しかし身近にいてくれる人には、ちゃんと声に出して伝えなければいけない言葉がある。

ありがとう。

ごめんなさい。

愛してる。

言葉にしなくては気持ちは伝わらない。

 

 

 

 

日本語にまつわるおもしろエピソード

 

日本語にまつわる面白いエピソードがまだちょっとだけ残っているので最後におまけとして書き留めておく。

その中のほとんどが諸説紛々だが、日本語の面白さを感じるには十分だろうと思う。

先人の知恵というものは機知に富んでいて、その上実用性を伴うものが存外多い。

 

例えばウサギをなぜ一羽・二羽…と数えるのかをご存知だろうか。

これは昔ウサギの肉を食べる習慣があった頃の話。

ある時御上からウサギの食肉を禁止されてしまった。

しかしどうしてもウサギの肉を食べたい。

そこで御上の目を盗む言い訳として編み出した屁理屈が起源といわれている。

今まで当たり前にしてきたことを禁止されると反発したがるのが人情だ。

だったら禁止されていないものにしたらいい。

何ともウルトラC的な閃きだが無理やり《う=鵜》《さぎ=鷺》と無理矢理解釈して、何とウサギを鳥にしてしまった。

その数え方が定着して現在に至るというのが有力な説だ。

 

言葉を分解した粋な例は他にもある。

先人は女の忍びをくのいちと呼んだ。

ご存知の通り "女" という字を分解して "くのいち"

これはいわゆる業界用語なのだろう。

業界用語にはあえて一般的にわかりづらくした隠語がよく用いられるようだ。

 

皆さんはロハという言葉をご存知だろうか。

意外と知られていないから、アンダーグラウンドな世界の言葉なのかな?

とにかくロハとは無料というの意味をさす。

無料のことをタダという。

タダという字を漢字で書くと只となる。

只の文字を分解すると?

ロハ=タダ=無料というわけだ。

 

まだまだある。

五八様。

デパート販売員が使用する業界用語らしい。

"始終(しじゅう)" 来てくれるお客様を、四十=五×八だから五八様と呼んだ。

巧いことを言う。

 

二八蕎麦の由来もずい分とトンチが利いている。

小麦粉と蕎麦粉の配合比率が二:八だからという説もあるが、最有力なのは当時の蕎麦の値段が十六文だったからという説。

二×八=十六で二八蕎麦というわけだ。

面白いではないか。

 

しかし著者が一番面白いと感じたのは隠れ言葉だ。

日本語には発した言葉と違う意味を指す言葉が存在する。

ひとつ代表的な例を挙げるなら「月が綺麗ですね」と何気なく誰かが言ったとする。

実は「月が綺麗ですね」とは「あなたを愛しています」という隠れた意味を持っている。

知らないと恥をかくかもしれないから覚えておくといい。

あくまでも諸説あるのだが、これはかの夏目漱石氏が 「I Love you. 」「月が綺麗ですね」と訳したことに由来するという。

なんとも艶っぽい奥ゆかしいエピソードではないか。

隠れ言葉についてはまたいつか記事にするかもしれない。

だがいつになるかはわからないので、興味があったら是非各自調べて欲しい。

隠れ言葉は他にもまだまだたくさん存在する。

 

 

 

最後に

 

何度もいうが言葉は文化だから、多少乱れているのもその時代の風潮だといえる。

略すのが流行った時代があったり、新しい造語が生み出される時代があったり。

これはこれで言葉の進化なのだろう。

しかしオリジナルを知らないのでは寂しい話である。

何より日本語は母国語だ。

英語も必要だろうが自分の国の言葉の魅力を、もう一度見直してみては如何だろう。

近年、言葉を知らなすぎる人が増えた。

言葉の扱い方を知らない人が増えた。

言葉は刃だ。

目に見えない刃で無自覚に相手を傷つけることのできる凶器だ。

コミュニケーションツールがSNS主流となった現在。

たわいない一言が誤解を招く。

言葉をもっとよく学び知ることで、その扱い方を学んでいかなくてはいけない。

 

 

 

 

 

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【機動戦士ガンダム】放送打ち切りの理由はリアルすぎた設定だが、ヒットの理由もリアルすぎる設定。

 

 

 

アニメ「機動戦士ガンダム」とは

 

機動戦士ガンダム」は日本サンライズ制作のロボットアニメ。

テレビシリーズアニメとして1979年から名古屋テレビほかで放映された。

だが初回放送時の視聴率は名古屋地区で平均9.1%、関東地区で5.3%と振るわなかった。

視聴率低迷のため、スポンサーの要望によって量産型の他にいわゆるやられメカを毎回出すことになり、試作機が投入されたという設定で グフやドムなどの新モビルスーツモビルアーマーが登場したが視聴率は好転しなかった。

その後もテコ入れが試みられたが視聴率も売り上げも挽回できず、全52話の予定が全43話に短縮される形の打ち切りの憂き目をみることになる。

シリーズ途中でキャラクターデザインおよび作画監督を務めていた安彦良和が病気で現場を離れるなど、製作スタッフの疲弊も激しかったというエピソードはあまりに有名。

ところが打ち切りが決まった直後から人気が上昇。

最終回で主人公・アムロは死ぬ予定だったが、人気の盛り上がりから再放送や続編制作が期待できるため急遽取りやめになった。

また放送当時からアニメ雑誌がたびたび熱意ある特集記事を組むなどして、中高生、特に女子を中心に口コミで徐々に評判が高まった。

放送回数は打ち切り決定当時の43話のままで終了したが、本放送終了後もアニメファンによる再放送要請嘆願署名が行われるなど熱意が衰えることはなく、これらを受けて再放送を決定。

こうして再放送・再々放送が重ねられ、世間一般へ本作が浸透していくことになる。

再放送では平均視聴率も10%を超え、1981年における関東地区で17.9%、1982年における名古屋地区で25.7%(最高視聴率29.1%)を記録した。

高視聴率を得た「機動戦士ガンダム」は市民権を得て、今日までシリーズ化されていくことになる。

 

 

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リアル志向へ

 

本作以前の1970年代当時は宇宙戦艦ヤマトルパン三世「長浜ロマンロボシリーズ」といったティーンエイジャー層をターゲットにしたアニメ作品の盛り上がりによりアニメ視聴者層の対象年齢が広がりつつある時期ではあったが、ロボットアニメというジャンルだけはスポンサーである玩具メーカーが販売する関連商品の購買層が小学生以下に限られていたため、いわゆるお子様向けの内容を脱することができずにいた。

ところが本作ではザンボット3ダイターン3の好調な販売成績を受け、スポンサーからの干渉が少なかったため、敵も味方も同じ人間どうしの戦争という、より現実感のある状況を描き出すことが可能となった。

リアリズムあふれる作風は作画監督・キャラクターデザインの安彦良和の発言によると、富野氏が絵コンテとして参加した高畑勲監督作品アルプスの少女ハイジ母をたずねて三千里の影響が大きいと富野氏との対談で語っており、富野氏本人も「高畑宮崎から受けた影響は大きい」と語っている。

 

 

 

物語のあらすじ

 

宇宙世紀0079。

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになってすでに半世紀。

地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府独立戦争を挑んできた。

1ヶ月余りの戦いでジオン公国連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめ、連邦軍劣勢のまま戦争は膠着状態に陥る。

サイド7の少年アムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに偶然、連邦軍の新型モビルスーツガンダムに乗り込みパイロットとなる。

戦火を生き残るため、戦艦ホワイトベースで少年少女たちとともに軍人としての戦いを強いられていくうちに、やがてニュータイプとして覚醒していく。

 

 

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※写真は型式・RX78-2、通称・ガンダム

 

 

 

打ち切りと大ヒットの要因は同じ、どちらもリアルすぎた設定

 

 

✔️ リアルすぎた戦争の描写 

 

ー 勧善懲悪ではない戦い ー

 

まず、それまでのアニメといえば勧善懲悪が当たり前だった。

明確な敵がいて、敵は悪という絶対的な認識が存在した。

しかし「機動戦士ガンダム」で敵と呼ぶのは少し違う。

いや、一応敵なのだが敵役は主人公と同じ人間だ。

だから便宜上から敵とは呼んでいるが、相手が自分と同じ人間ということで主人公たちは戦うことにたびたび躊躇することになる。

こんなアニメは過去に例がなかった。

正義の味方が颯爽とあらわれ、悪い敵をスカッと倒してこそのアニメだったからだ。

しかしガンダムにそんなものは存在しない。

悩みながら敵兵を倒し、敵兵を倒しては悩む連続だ。

もっといえば、敵兵にこそ愛すべきキャラクターが存在する。

従来のアニメの勧善懲悪に慣れきっていた子供たちには、これでは受け入れられない。

ウルトラマン仮面ライダーに登場する主人公とはまったく異質なものだからだ。

しかしリアルな戦争の描写が理解できる、アニメのユーザーとしては少し高めの年齢層から根強い人気を獲得することになる。

 

 

 

ー 兵器を正しい名称で呼ばない ー

 

機動戦士ガンダム」では敵兵がガンダムガンダムと呼ばない。

連邦の白いのなどあやふやな呼び方をしている。

味方は味方で敵機をスカートつきなど、かなり独特な呼び方をする。

機動戦士ガンダム」なのに。

これでは子供には意味不明だ。

しかし、よく考えたらこれは当たり前のことなのだ。

最高機密たる最新兵器の正式名称を敵が知っているなんてあり得ない。

だって最高機密なのだから。

物語はこの最高機密情報を何らかの形でキャッチした敵将シャア・アズナブルが、事の真意を確かめるところから始まる。

とりあえずの事実確認から始まるのだ。

こんな調子だから敵兵がガンダムという名を知るわけがない。

わからないからとりあえず区別できる程度に呼称する。

これも今までのアニメでは考えられないことだった。

マシンの名を叫べば何処からともなく飛んでくるようなアニメに慣れきった子供には意味がわからない。

 

ちなみにずっと守り続けた最高機密だが前述した敵将シャア・アズナブルが物語途中でうっかりガンダムの名を口にしてしまう。

それから敵兵にもガンダムとかいうのなどと呼ばれ周知されていくことになる。

 

 

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※写真は正式名称・ドム。

連邦にはスカートつきと呼ばれる。

 

 

ー 劇中の専門用語にまったく説明がない ー

 

機動戦士ガンダム」は第1話からセリフの多くに戦争関連の専門用語が用いられた。

強襲揚陸艦といわれて、あーアレのことね?なんて言える子供なんかいるわけがない。

ミノフスキー粒子ルナツー月のグラナダラグランジュポイントなんて専門用語なんか知るわけがない。

弾幕って何?索敵って何?の連続。

どれも観ている子供には意味不明の言葉ばかりだ。

意味不明の言葉ばかり聞かされた子供たちは、まったく物語が頭に入ってこないので離れていくことになる。

 

しかしこのような手法を用いたのには理由があった。

主人公たちは民間人がほとんどだ。

それがいきなり戦争という未知の状況下へ放り込まれた。

視聴者にも主人公たちと同じ目線で物語を体験させるという深謀遠慮があった。

しかしあまりに深すぎたので初回放送は打ち切りになったのだが、理解を得るとそれが人気へと変わってゆく。

 

 

 

ー ビーム・サーベルでチャンバラしない ー

 

ガンダムの武器にビーム・サーベルというものがある。

架空の兵器でモビルスーツ武装のひとつ。

いわゆる光の剣である。

これはあくまでも初期設定なのだが、ビーム・サーベルとは収束磁場をプラズマに閉じ込めたものだ。

これをわかりやすく説明すると、物を溶かしたりするほど大きなエネルギーはあるが実体はないものなのだ。

だから実体のあるものは切れても、ビーム・サーベル同士では透けてしまう。

敵将ランバ・ラル搭乗のグフがガンダムが振り下ろすビーム・サーベルを腕から止めたシーンを観ても、このことは制作陣にかなり周知徹底されていたことが窺える。

しかし子供にそんな理屈は通用しないのは当然で、このことも不人気だった要因だと思われる。

 

ちなみに相当の激務だったと噂の制作陣。

疲れからかうっかりビーム・サーベル同士でチャンバラさせてしまったことがある。

設定を揺るがす大事件だが、そこは後付け設定が十八番のガンダムシリーズ

ビーム・サーベル同士がチャンバラしてもおかしくない設定を生み出し、その後の作品ではチャンバラが当たり前のようになっていくのだ。

今では当たり前のようになっているが、実はこんな裏話が隠されていた。

 

 

 

 

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※ビーム・サーベルを腕ごと止めている。こんな細かい設定を貫いていた。

 

 

 

✔️ 主人公・アムロの斬新さ

 

第一話で登場する主人公のアムロ・レイ

その登場シーンはあまりに衝撃的なものだった。

なんとランニングに縦縞パンツという、あまりにラフなおっさんスタイルでの初登場となるのだ。

主人公といえば、いよいよ真打ち登場といわんばかりの派手な登場シーンを思い浮かべるが、「機動戦士ガンダム」の主人公は、何故かおっさんスタイルでサラッと現れる。

子供心に、これが主人公?と思うに違いない。

それまでのアニメの主人公といえばザ・体育会系の熱い人物像を想像するだろうが、アムロはどちらかというとヲタク系だ。

機械いじりが趣味という、およそ主人公らしからぬ紹介をされている。

性格も好戦的ではなく優柔不断。

硬派ではなく軟派で、どこかナヨナヨしている印象だ。

こんな主人公を子供が真似するわけがない。

ガンダムごっこという遊びがもしあったなら、誰も主人公を選ばない。

しかし年齢層が高くなると、自分と主人公を重ね合わせるのか親近感がわいてくる。

どうやら高すぎる理想像は子供にしか受けないらしい。

 

 

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※およそアニメの主人公らしからぬ格好だ。

 

 

 

✔️ まるで某枢軸国のような危険な思想

 

機動戦士ガンダム」で便宜上だが敵となるのがジオン公国だ。

元は共和制だったのだが指導者の暗殺を経て公王制となる。

要するに独裁なのだが、敵国の内情も実に複雑だ。

派閥争いに翻弄される兵士が描かれてみたり、派閥のせいで味方同士なのに助け合わなかったり。

激しい権力争いなんか子供が観てわかるわけがない。

スペースノイド自治権の獲得?

優生思想?

権力者は演説で兵士たちを鼓舞し、兵士たちは狂信的に戦争を正当化していく。

これではまるで大戦時の某国そのままだ。

まだ戦争反対運動が盛んだった時代に多感な思春期を迎えたティーンにとっては、思うところがある内容だったに違いない。

 

 

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※演出に沸き立つ兵士たち。愛国心に溢れている。

 

 

 

あとがき

 

まだまだ書ききれないことばかりだが、主要な事柄については触れられたと思う。

結論をいってしまえば「機動戦士ガンダム」の初回放送の打ち切りは、あまりに時代を先取りしすぎたからなのだろう。

打ち切りで消えてしまってもおかしくなかった灯火が、今や燦然と光り輝いているのは同じく時代を先取った当時ティーンの若者のおかげである。

その功績に報いるためにも「機動戦士ガンダム」シリーズは、後世に語り継がなければいけない。

 

 

 

 

 

 

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【ルパン三世 カリオストロの城】宮崎駿監督が手掛けた不朽の名作

 

 

ルパン三世 カリオストロの城」とは

 

 

 

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宮崎駿監督が初めて劇場用作品の監督を手がけた、1979年12月15日に公開されたモンキー・パンチ原作のアニメ「ルパン三世」の劇場映画第2弾。

残念ながら興行的には前作に及ばなかった。

しかし後のテレビ放送や上映会等が繰り返された事もあって人気が高まっていく。

カリオストロの城」での宮崎駿監督の演出やレイアウト手法は、その後のアニメ業界に多大な影響を与えることとなった。

構想や製作の期間は僅か半年という短さであり、宮崎駿監督自身『この作品で初めて自分の体力の限界を知った』と語っている。

途中で製作期間内に終わらないと考えた宮崎は、下水道でのシーンの絵コンテを書き直しており不満を語っている。

最終的に、製作は予定された期間より1か月延びている。

 

 

 

ストーリー

 

 

世界的な怪盗ルパン三世一味はモナコの国営カジノの大金庫から大金を盗み出す。

しかしそれが真券同然の精巧さで知られる幻のニセ札「ゴート札」であることに気づく。

「ニセ物に手を出すなかれ」のルパン家の家訓に従い札束を撒き散らすように投げ捨てたルパンと次元。

ゴート札を次の標的としてその出処と疑われているヨーロッパのカリオストロ公国に向かう。

ヨーロッパの小国カリオストロ公国。

ニセ札の噂が絶えないこの国へやって来たルパンは、悪漢に追われるひとりの少女クラリスを助けるが、彼女は再び連れ去られてしまうのだが…

 

 

 

 

 

 

カリオストロの城」がなぜ名作となったのか

 

 

✔️ 構成の凄さ

 

何と言っても構成の凄さが際立つ。

驚くべきは開始20〜30分ほどで物語の概要が、あらかた説明し終わっていることだ。

ターゲットのニセ札は一番小さな国連加盟国・カリオストロ公国で製造されていること。

公国制だが大公家は衰退し、今は摂政の伯爵家が治めていること。

大公家にはお姫様がいるが、何らかの理由で伯爵に追われていること。

この辺りまでが過不足なく短時間で説明されている。

ならばここまで駆け足なのかといえば、そんなことはまったくない。

娯楽映画としても完全に成立している。

例えば、大公家のお姫様・クラリスとはじめて出会うシーンがある。

悪漢に追われるクラリスをルパンが救うシーンであるが、構成・展開・音楽のどれをとっても完璧だ。

おまけに娯楽要素として、視聴者の心理に繰り返し緊張と緩和を与える。

いわゆるハラハラドキドキの連続だ。

この効果は絶大で、短時間のうちに視聴者は物語へと引き込まれる。

 

 

 

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✔️ 宮崎駿作品の美学

 

また宮崎駿監督作品では人が死ぬシーンが明確には描かれないのも特徴のひとつだ。

あくまで死んだのかはわからない描写ではあるが、ルパン三世というハードボイルド作品でこれをやってのけるのは難しい。

いや、やれることはやれるのだろうが迫力に欠け物足りなくなる恐れがある。

何せ仲間がガンマンと侍だ。

ドンパチや斬り合いは日常的に行われる。

それでも宮崎駿監督は、撃ち殺したり斬り殺すシーンを一切描いていない。

あるのは自爆のようなシーンだけだ。

では結果的に迫力がなくなって物足りないかといえば、そんなこともまったくない。

自身のポリシーを守りつつも視聴者を満足させる演出法は、以後の宮崎駿監督作品のスタンダードとなってゆく。

 

 

 

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✔️ 魅力的な登場人物たち

 

登場人物も非常に魅力的だ。

カリオストロ城」はルパンの出番がほとんどを占める。

だから脇役にはなかなかスポットが当たらない。

だが次元や五ェ門はもちろん、不二子ちゃんや銭形のとっつぁんにも少ない出番の中で見せ場がひとつ、キッチリ用意されている。

庭師のおじいさんの最後のセリフに『なんと気持ちのいい連中だろう。』というのがあるが、まさにそのセリフ通りの印象を視聴者も受ける。

悪役である伯爵も知性と品格を兼ね備えた親玉感が非常に魅力的だ。

知的に描かれているから、狂気がより際立つキャラクターに仕上がっている。

ヒロインであるクラリスに関しては言わずもがな、別れのシーンのルパンの態度がすべてを物語っている。

 

 

 

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✔️ 独特かつ印象的なセリフ

 

宮崎駿監督 × 山田康夫氏の独特かつ印象的なセリフ回しも非常に素晴らしい。

ルパンの『12時間もあればジェット機だって直らぁ‼︎』というセリフはあまりに独特な表現だが実に印象深い。

たしかにジェット機直るな、とつい思ってします。

また『俺のポケットには大きすぎらぁ』という名セリフは、今やルパンの代名詞のように扱われこの後の作品にもオマージュとして時々用いられる。

名セリフといえば忘れてならないのは、クラリスに銭形のとっつぁんが放ったひと言だろう。

ルパンを追いかけてきた銭形にクラリス『あの方は何も盗んでいませんわ。』と伝える。

しかし銭形は『奴はとんでもないものを盗んでいきました。…あなたの心です。』と返す。

なんとも粋なことを言う。

格好良すぎる銭形。

カリオストロの城」は銭形のとっつぁんの最後のこのセリフが、すべてをさらってゆく。

銭形のとっつぁんこそとんだ大泥棒だった。

このセリフはもはや伝説となっている。

 

 

 

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✔️ ルパンが無敵ではない

 

宮崎駿監督作品には驚異的な身体能力をみせる主人公が登場する。

同監督作品「未来少年コナン」がその起原と思われるが…

劇中で主人公たちは現実では不可能と思われることを、こともなげにこなしてしまう。

本作品でもルパンは驚異的な身体能力をみせるが、そのシーンは少しコミカルに描かれている。

だから視聴者には火事場のクソ力のように見える。

それでも十分超人的ではあるのだが、当たり前のようにはこなしていないので、なんとかなる感が強い。

だからシリアスな展開の中でも笑いがおきる。

これも宮崎駿監督の視聴者を常に飽きさせないための仕掛けといえるだろう。

しかし特筆すべきはそこではない。

あえてルパンの超人的な部分を描くことが、逆にルパンを普通の人間に見せる効果に繋がっていることが凄いのだ。

その効果は劇中でルパンが撃たれるシーンで最大限に発揮される。

あれほど超人的だったルパンが撃たれたという衝撃。

いや、あのルパンが撃たれるわけがない。

どうせ撃たれたフリなんだろう。

動揺が視聴者の中を駆け巡る。

しかし流れてくる血が現実を物語る。

その時ハッと我にかえる。

まるでスーパーマンのように見えていたルパンは決して無敵で不死身なんかではなく、我々と同じ普通の人間なんだと否が応でも思い知らされる瞬間だ。

このシーンの効果はアニメ業界でも衝撃的だったのか、この後のルパンは幾度となく撃たれ生死の境を彷徨うことになる。

 

 

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✔️ 卓越した心情描写

 

ところで前述したクラリスとの別れのシーン。

ここでのルパンの行動は、すべてのルパン作品の中でも群を抜いて秀逸な描写である。

これぞルパン、これぞハードボイルド、だからルパンは格好良いと感じざるを得ない、屈指の名シーンといえるだろう。

詳細は割愛するので是非ご自分の目で確かめてもらいたい。

 

 

 

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✔️ テーマ曲のセレクト

 

カリオストロの城」のテーマ曲は今やアニメ・ルパン三世の代名詞とも呼べる名曲「炎のたからもの」だ。

およそ子供には向かない曲だが、何故か子供の耳にも残る不思議な魅力がある。

何より宮崎駿監督が好きそうな曲である。

少しアレンジしてこっそり「紅の豚」あたりで流されても気づかないかもしれない。

まさに宮崎駿監督の趣味が全開の選曲だ。

しかしその趣味のおかげで、ルパン三世の世界観を的確に表現できる唯一無二の名曲「炎のたからもの」は多くの人の耳に届くことになった。

 

 

※動画はカバーです。オリジナルアーティストのものではありません。

 

 

あとがき

 

カリオストロの城」がそうであるように、青緑ジャケットを着ているルパン作品の方が個人的には面白く感じられる。

何故かはわからない。

ちなみにTVスペシャルはほとんどが赤ジャケットで、TVシリーズのPART4〜5は青緑ジャケット。

 

 

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以前記事に書いたが、著者はTVスペシャルはイマイチだしTVシリーズは大好きだ。

 

 

 

 

PART6のPVでも青緑ジャケットを着ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな法則なんて存在しないとは思うが、ルパンが青緑ジャケットを着ていたらその作品はチェックする価値があると思うぞ。

 

 

 

 

 

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夢のドア feat. 宇宙兄弟

 

 

 

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小山宙哉原作の漫画宇宙兄弟から。

 

コミック1巻につき泣けるシーンが必ず1回は存在するほど、「宇宙兄弟」は実に名言が多い漫画だ。

 

その中でも最高峰。

 

コミック23巻にて、ブライアン・Jがティーンエイジャーに向けてた「夢のドア」についての演説が実に名言だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

『人の人生にはいくつもの ”夢のドア” がある。』

 

『人は例えば《宇宙へ行く》みたいな大きな夢を持った時、目の前に現れたバカでかいドアに萎縮して、向こう側へ行くことを諦めちまう。』

 

『「開けられるわけがない」ってな。』

 

『だがビビることはないんだよ。』

 

『本当ははじめから、そんな ”バカでかいドア” なんてものはない。』

 

『小さなドアがいっぱいあるだけだ。』

 

『 “成長のドア” 』
『 “発見のドア” 』
『 “勝利のドア” 』
『 “賞賛のドア” 』

 

『他にもいろいろ見つかるだろう。』

 

『そしてその小さなドアを開けるたび、君らの夢がひとつずつ叶っていくのがわかるはずだ。』

 

『鼻クソみたいなスピーチだが最後まで言わせてもらうぜ?』

 

『ボウズ、君らにはそのためにやるべきことがある。』

 

『手探りでも何でもいい、意地でも次のドアに手を伸ばし続けることだ。』

 

『そんなことしてる間に、気づいたら宇宙遊泳とかしてるかもよ?』

       ー ブライアン・J (宇宙兄弟) ー

 

 

 

 

 

説明するだけ野暮ってもんだ。

 

こんなにわかりやすい名言もないだろう。

 

ところでブライアンじゃないけど、いいの見つけたから貼り付けておく。

 

 

 

 

 

 

 

ムッちゃんにも名言が多い。

 

しかも堅苦しくないから良い。

 

いずれ触れよう。

 

 

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【名作ドラマ「深夜食堂」】「できるもんなら何でも作るよ」というセリフから感じる温もり。

 

ー 1日が終わり人々が家路へと急ぐころ、俺の1日は始まる。

メニューはこれ(酒と豚汁定食)だけ。

あとは勝手に注文してくれりゃできるもんなら作るよってのが俺の営業方針さ。

営業時間は夜12時から朝7時ごろまで。

人は "深夜食堂" って言ってるよ。

客が来るかって?

それが結構来るんだよ。 ー

 

 

 

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深夜食堂」とは

 

安倍夜郎氏による漫画を原作にドラマ化。

原作は2006年10月に小学館発行の漫画雑誌ビッグコミックオリジナル増刊に読切一挙3話掲載で初登場。

それ以降、1回に2話掲載、出張宣伝漫画などを経て、2007年8月からはビッグコミックオリジナルで連載されている。

繁華街の片隅で小さな食堂を営む寡黙なマスターと、そこに集うワケありな客たちが織りなす悲喜こもごもの人生模様を綴る深夜TVドラマとして放送された。

第1シリーズから第3シリーズまでTBS系で放送され、第4シリーズからはNetflixでネット配信されている。

主演は、民放連続ドラマの主演は1993年の「丘の上の向日葵」以来16年振りとなった小林薫

 

 

 

ストーリー

 

繁華街の路地裏にひっそりと佇む食堂 “めしや”

夜も更けた頃に営業が始まるその店を、人は深夜食堂と呼ぶ。

メニューは酒と豚汁定食だけ。

あとはできるものなら何でも作るよというスタイル。

性別も、年齢も、境遇も異なったさまざまな客が店を訪れては、カウンターで生まれるヒューマンドラマ。

 

 

※動画はNetflix

 

 

 

魅力

 

冒頭に記したのはお決まりのナレーションだ。

オープニング曲と相まって、深夜という時間帯を強く印象づける。

また唯一のメニューである豚汁定食。

これがまた美味そうで仕方ない。

豚汁を作っているシーンがドラマのオープニングで流れるのだが、深夜にこんなものを見せられた方はたまらない。

豚汁がこれほど美味そうに見えたのは後にも先にも記憶がない。

物語は深夜食堂と銘打っただけあって、アンダーグラウンドな世界を根城にしたワケありなキャラクターたちが登場し、様々な人間模様を描いてゆく。

アンダーグラウンドな世界で生きる人々をフィーチャーしているが、バイオレンスとかサスペンスといった要素はない。

激しい展開があるドラマではないので、深夜にゆったりと流れる時間が非常に心地良い。

だから個人的にはストーリーに特にヤマがないのが魅力といえる。

何気なく見始めたドラマだったがどハマりした。

30分という尺もほどよく、内容に無駄がなく充実している。

著者がどハマりした何よりの理由は、描かれる様々な人間模様に明確な結末がないことだ。

ふわっとしているというか曖昧というか。

世の中は白か黒で分別出来ることばかりではない。

時にはグレーの方が良いこともある。

美談ばかりでまとめられた物語は、たしかに美しいがただそれだけだ。

深夜食堂」ではある意味で人間の猥雑とした部分が隠すことなく描かれている。

観ていて心の奥の奥の方からじわじわと温かいものがこみ上げてくるのを感じられる。

まるで今の時代に失いかけたものを補ってくれているよう。

生きることに少々お疲れ気味の大人のためのドラマ。

夜中ひとりでボケーっとしながら観れる、数少ない名作ドラマだ。

 

 

 

深夜食堂」第一部に出演した豪華なゲスト

 

第一話「赤いウィンナーと卵焼き」

ゲスト :  松重豊綾田俊樹安藤玉恵

 

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第二話「猫まんま

ゲスト :  田畑智子田口トモロヲオダギリジョー

 

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第三話「お茶漬け」
ゲスト :  須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子

 

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第四話「ポテトサラダ」
ゲスト :  風間トオル田中聡元佐々木すみ江

 

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第五話「バターライス」
ゲスト :  岩松了あがた森魚

 

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第六話「カツ丼」
ゲスト :  音尾琢真霧島れいか、桑島真里乃

 

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第七話「タマゴサンド」
ゲスト :  田中圭村川絵梨

 

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第八話「ソース焼きそば
ゲスト :  YOU、でんでん

 

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第九話「アジの開き」
ゲスト :  りりィ、安藤玉恵

 

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第十話「ラーメン」
ゲスト :  山中崇、中村咲哉、光石研不破万作

 

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どのエピソードも出演しているのは実力派俳優ばかり。

名脇役のオンパレードだ。

第七話ではブレイク前の田中圭氏も出演している。

深夜30分ドラマ枠でのキャスティングにしてはあまりに豪華メンバー。

仮に名前は知らなくても見ればきっと知っている顔ぶれだと思う。

 

 

 

 

 

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《コロナ禍での巣ごもり需要の弊害》【ペットの殺処分問題で考える】人は人生で一度しっかり孤独と向き合うべきだ。

 

 

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ペットの殺処分問題

 

近年、ペットの殺処分が社会問題となっていたが、コロナ禍の巣ごもり需要でペット産業が拡大したことによって殺処分数はさらに悪化の一途を辿っている。

自治体や省庁は「殺処分ゼロ」に向けたスローガンを標榜しているが、現状では目標に追いついていないのが現状だ。

 

 

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コロナ禍で高まったペット需要

 

新型コロナウイルスの影響で巣ごもり需要が拡大した。

その波はペット需要にも及んでおり、ペット関連市場は大きな成長を遂げた。

ペットフード・ペット用品を合わせた国内市場規模は2019年度に4461億円(前年度比5.5%増)で、そのうち犬猫向けが8割以上を占める 。

ペットショップや医療などを合わせた全体の市場規模は約1.6兆円ともいわれる。

コロナにより外出を控える生活が長く続いた中で、近くのペットショップへ足を運ぶ機会が増え、その結果として購入が伸びたのがその要因と考えられる。

 

 

 

無責任な飼育者の増加

 

コロナ禍で自宅にいる時間が多くなり、癒やしを求めて犬や猫などのペットを安易に飼う人が増えた。

しかし、いざ飼ってはみたものの世話が大変などの理由で飼育放棄されるペットの数も急増した。

コロナ禍で安易に癒やしを求め新規でペットを飼い始めた飼い主には、1〜2週間で手放す人が多いという。

その理由が呆れるばかりである。

『こんなに鳴くとは思わなかった』

『こんなに臭いとは思わなかった』

『こんなに手がかかるとは思わなかった』

と、どれをとっても身勝手としか思えないものばかり。

しかしこの程度で驚いてはいけない。

『数週間で子犬(子猫)ではなくなった』

『家に着いたら吠えたので』

『元の生活に戻りつつある今、かまっている時間がない』

など、激しい怒りがこみ上げてくるような言い訳をする人たちまでいるようだ。

とある地方の犬猫保護施設では、感染が拡大し始めた頃にはコロナ禍の巣ごもり需要で引き取り手が急増した。

しかしわずかその数カ月後には逆に引き取ってほしい、という依頼が増えたという。

子犬(子猫)の可愛さに一目惚れをし、ペットショップから即決購入した子犬を数日後には保護施設に手紙つきで遺棄したという、信じがたい例も報告されているらしい。

保護施設のSNSには、かわいい犬の写真とともに「○日○時までの命です!というような残酷な投稿が連日並ぶ。

簡単に動物の命をもてあそぶ人間が、こんなにも多かった現実を突きつけられて、驚くというよりただただ呆れ果てるばかりである。

命に期限がつけられるという狂った現状は、人間のエゴでしかないということを真剣に考えたい。

 

 

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無責任な飼い主になり得る人の特徴を考察

 

ただ寂しいからとかただ可愛いからという安易な理由でペットを飼った人間の大半は、それと同じようか安易な理由で簡単に飼育放棄する。

そういう人間は孤独に耐えられない。

もしかしたら孤独を経験したことすらないのかもしれない。

誰でもいいからそばにいて欲しいタイプの人間だ。

寂しくなれば誰彼構わず一緒にいてくれる人を選ぶ。

友人や恋人を選ぶ際の判断基準も孤独を紛らわすのが主眼になるから、人をみて選ぶわけではない。

そばにさえいてくれたら誰だって構わないのだ。

だから薄っぺらい人間関係しか築けない。

共に暮らしたりつるんだりする理由が安直だから、当然その人たちとの繋がりも希薄になる。

自分は友達が多いと自慢している人間にこのタイプが多いのだが、そういう人が一番信用できない。

数多くいる友達とやらの中で、本当に困った時に助けてくれる人間が何人いるのか。

手を差し伸べてくれる人が果たして存在するのか。

人間とは綺麗事が大好きで、それほど生易しくはないのだ。

口では良いことばかり言うが、他人のために自分を犠牲にしてくれる人間など滅多にいるものではない。

少なくとも知人程度の関係性ではいるわけがない。

知人と友人の区別もつかない人間を信用できない理由はこれだ。

そうならないためにも、ひとりで自分を見つめ直す時間が必要になる。

ただ寂しいからという言い訳は捨てさり、孤独に耐えなくてはいけない。

「誰でもいいから」ではなく「誰かじゃなきゃダメ」という思考へ切り替える時間が必要なのである。

 

 

離婚率の上昇も同じ理由

 

日本の離婚率は約35%前後になっており、2019年度の厚生労働省の調査によると離婚件数は約20万9,000件にもなるようだ。

一方で、婚姻件数は約59万9,000件にものぼり3組に1組の夫婦が離婚しているというのが現状だ。

この統計をみても、安易な理由で安直に伴侶を選んでいるのが窺える。

寂しさを紛らわしたいがために、誰でもいいから一緒にいてくれる人を選ぶ。

いざ一緒に暮らしだした頃に、ようやく伴侶がどんな人間なのかを観察するようになる。

伴侶を知れば知るほど自分の過ちに気づき始める。

『こんなガサツだと思わなかった』

『こんなに神経質だとは思わなかった』

『こんなに乱暴とは思わなかった』

これでは無責任なペットの飼育者と同じだ。

 

 

 

孤独と向き合い自分を見つめ直す

 

そばにいる人間を選ぶということは、孤独と向き合うということを意味する。

何故なら選んだ相手の都合がいつも自分と合うわけではないからだ。

誘ったけど断られた、またはその逆で誘われたけど断ったなんてことはしばしばだ。

そんな時に安易に安直な相手を探すのではなく、相手がいないのならひとりでいるべきなのだ。

ひとりでいるということは存外に大切なことである。

常に誰かと一緒にいることは、常に集団心理の中に身を置くということで、それは非常に危険なことだと知らなくてはいけない。

赤信号、一緒に渡れば怖くないという心理は非常に危険な考え方なのだ。

正しくは心理なんかではなく集団催眠である。

今流行りの同調圧力集団催眠によって生まれるといえば、危険性のほどはおわかりになるだろう。

もし一緒に渡った赤信号で自分だけ轢かれたなら、その時いったい誰の責任するつもりだ。

「みんながそう言ったから」なんて他人に責任転嫁したところで、自分だけ引かされた貧乏クジは何も変わらない。

誰かのせいにしたところで、誰も助けてくれないのが関の山だ。

そんなことにならないためにも、自分の意志をはっきりと持つべきで、他人に影響されない意志を持つためには、ひとりで自分と向き合う時間が必要になる。

そのための大切な時間のことを本稿では孤独と呼ぶ。

 

孤独は悪いことではない

 

孤独と聞くと、友達がいない寂しい人を想像するかもしれないが実はそうではない。

むしろ逆ではないだろうか。

ぞろぞろと連れだって何がしている人より、ひとりでテキパキ動いている人の方が格好良い。

ぞろぞろと連れだっている人の顔ぶれはまったく気にならないが、ひとりでテキパキ動いている人がたまに行動を共にするのはいったいどんな人なのか非常に興味がある。

孤独はひとりぼっちという意味ではない。

孤高なのだ。

無益な人とは連まないが、有意義な相手がいればもちろん連む。

これこそ「誰でもいいから」ではなく「誰かじゃなきゃダメ」という思考なのだ。

孤独=孤高の人になろう。

 

 

最後に

 

著者は2匹の愛娘(愛犬)に恵まれたが1匹は5年前に。

もう1匹は今年のはじめ虹の橋を渡った。

失ってはじめて気づいたことがある。

飼い主はペットに生活を与えていたんじゃない。

たくさんの幸せをペットから与えられていたんだ。

手間がかかるそれ以上の余りある幸せと温もりをもらった。

同時に後悔が襲ってくる。

ちゃんと天寿をまっとう出来たのか。

我が家にきて幸せに過ごせたのだろうか。

もっと幸せにしてくれる飼い主が他にいたのではないか。

いなくなってしばらく経った今でも、たまにそんなことを考えてしまう。

次の子を迎えることも考えなくもないが、ただ寂しいからではないのか?と自問自答を繰り返して未だに至ってはいない。

ただひとつ言えることは、次に迎える子がいるとするならその子は絶対に保護犬にしようということだ。

胸を張って愛犬家といえるように、自分に出来ることをしたいと思う。

本物の動物愛護家は、たとえペットが年老いてもその愛情は変わらないと思う。

実際、ウチの子も老犬になってからが愛おしくてたまらなかった。

パピーでなくてもいいのだ。

これを偽善者と呼ぶなら、いっこうに構わない。

是非そう呼んでくれ。

それで救える命があるのなら本望だ。

ペットに対して人間は絶対者だ。

絶対者にはすべての責任が伴う。

その小さな命は飼い主なくして生きてはいけないのだ。

ペットを飼うということは責任を持って命を預かるということを、人間はもう一度肝に銘じる必要があるのではないだろうか。

 

最後にコロナ禍で安易にペットを飼い、安易に飼育放棄した人たちにひと言。

命をお前の暇つぶしに使うな。

 

 

 

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【東京】無免許人身事故の木下富美子都議 議員続ける意向を表明「これからの活動で答え導き出したい」

 

 

自民党総裁選は岸田氏の勝利で終わったようだ。

 

事前の情報では河野氏有利が伝えられていたが、党内政治とロビー活動の賜物で総裁の座は岸田氏の手中に。

 

たかだか自民党総裁の座を手に入れるために党内で必死に政治しているくらいなら、日本を良くする政治をして欲しいものだ。

 

まぁこんな旧時代の負の遺物を未だに重用しているくらいだから、何も変わらないのは火を見るよりも明らかだろう。

 

 

 

 

 

自民党総裁選と後に控える総選挙が世間の注目を集めているが、この問題をおざなりにしてはいけない。

 

 

 

 

 

 

かましい事この上ないな。

 

【「寝つきが悪く、何度も夜目覚めてしまう」などの症状があるとして、「体調が戻らず、誠に不本意ながら欠席せざるを得ない状況」だとしている。】だってさ。

 

ならば議員活動も無理だろう?

 

それとも議員というのは何もしなくても金が転がり込んでくるヤクザな職業なのか?

 

問題の議員報酬は慈善事業に寄付するつもりらしいが、だったら寄付した慈善事業を公表すべきだろう。

 

回り回ってコイツの手元へ返ってくるような寄付なんか許さない。

 

これほど苦しい言い訳が、普通にまかり通ってしまう日本の議員制度。

 

明治維新は150年経った今でもまだ続いている。

 

美味しいところを独り占めにしたのが薩長藩閥政治であり、今の政治の原型なのだ。

 

戦時の政治とは戦争であり、平時の戦争とは政治だという。

 

日本の政治家には是非、平時の戦争に必死になってもらいたいものだ。

 

でも今のままでは確実に無理である。

 

本気で改革しなければ、このままでは日本は本当に破滅するぞ。

 

 

 

 

 

 

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