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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【心に沁みる名言】今日を精一杯生きるために…。#76

 

#76

心に沁みる名言

 

 

今日を精一杯生きるために…

 

 

明日ではなく今日。

今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。

 

 

 

八巻(ザ・タクシー飯店より)

 

 

ドラマ『ザ・タクシー飯店』第7話でのヒトコマ。

八巻(渋川清彦)は、定年を迎えた会社員・大山(石倉三郎)を乗せる。

食品会社の製品管理の部署で、味を決める責任者だった大山は、刺激の強い料理を食べることを禁止されていたという。

42年間、マーボー豆腐を口にしたことがなかったという大山に、八巻はマーボー豆腐のおいしい店を紹介し、二人で店を訪れる。

42年ぶりの麻婆豆腐に、大山は亡くした妻のことを思い出して目頭を熱くするのだった…。

 

 

始まりがあれば 終わりもあります

 

でも…

 

ひとつ終わると

次が始まるってことじゃないですかね

 

 

第7話 稲荷町・栄来軒 ~麻婆豆腐と蒸しパンとエビチャーハン~

第7話 稲荷町・栄来軒 ~麻婆豆腐と蒸しパンとエビチャーハン~

 

 

「始まりがあれば終わりがある」とは、よく耳にする言葉である。

しかし、心のどこかで "始まり" と "終わり" が共存していると考えていないだろうか。

"終わり" とは別のところで "始まり" があるのだと、勘違いしていないだろうか。

だがそうじゃない。

特に重要なことに関してだけ言えば、"終わり" と "始まり" は表裏一体である。

"終わり" が来なければ、次は何も始まらない。

何かが始まるために、別の何かが終わらなければならないのだ。

そう考えられるなら、"終わり" もそれほど悲観するものではない。

そう考えられたなら、"終わり" への哀愁や儚さや虚しさも少しは和らぐ。

そう考えて前を向けたなら、"終わり" への執着が無くなるのかもしれない。

"終わり" は次の "始まり"。

次に何かの "終わり" と向き合った時は、別の何かが始まるキッカケなんだと期待してみることにしよう。

そうすれば少しは生きやすくなるのではないだろうか。

 

 

 

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この曲のこの歌詞がスゴい!【『春 / B'z』】B'z史上、最も美しいフレーズ。

 

1994年

春 /B'z

 

 

はじめに

 

 

音楽を聴く時、あまり歌詞を重視しない人が多くいるようだ。

しかし何の気無しに聴いている音楽の中に、とんでもない名言や格別、果ては生きる指針にもなりうる人生訓が隠されていたりするものだ。

作詞家・稲葉浩志の考え方にはいつも非常に感銘を覚える。

B'zファンのひとりとして、その中のひとつをご紹介したいと思う。

このお題でなら無限に書いていられるな…

 

 

 

『春 / B'z』とは

 

 

もちろん一般的にはまったく知られていない曲だろう。

『春』はB'zの2枚組オリジナル・アルバム「The 7th Blues」に収録されている。

 

 

The 7th Blues / B'z

 

 

一応ベスト・アルバム「B'z The Best "ULTRA Treasure"」にも収録されているが、ファン以外の人にとってはかなりマニアックな曲だ。

だがファンからは絶大な支持を得る。

The 7th Blues」というアルバムはB'z史において、非常に重要なターニングポイントとされている作品だ。

これについて当時のインタビューで松本孝弘氏は、これまでは意識して売れる作品を提供してきたと認めた上で「今までは僕らのことをアイドル的に見てる人もいた。」「このアルバムには自分達のルーツみたいなのがはっきりと出ている。それをこれからの人達にも伝えたい。」と答えている。

また翌年のインタビューでは「去年(「The 7th Blues」)はこちらから啓蒙させようという意識があった。」と述べている。

また、2008年のタワーレコードの携帯サイトでは「The 7th Bluesは当時の邦楽で一番洋楽の音に近く、そこから洋楽を聴く人が増えた。」と指摘し、「邦楽と洋楽の距離を縮めた啓蒙的作品」という評価もある。

要するに、かなり特殊なアルバムだったということだ。

それまでのB'zのイメージは一切なし。

日本で売れるとはとても思えないブルースというジャンル。

B'zのお二人が「内に向かって吐き出していた。」やら「内側に向けてパワーが炸裂してたからね。」とコメントするほど、おそらく個人的な趣味に傾倒しまくっている。

『春』とは、ファンの間でもよくぞこんなマニアックな作品を発売したなという評価のアルバムに収録されている、B'z史上最も美しい詞の名曲だ。

 

 

春

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【カラオケ】春 / B'z

 

 

 

B'z史上、最も美しいフレーズ

 

 

本詞の内容は、不倫の匂いを漂わせる恋愛観がモチーフとなっている。

世間的な不倫のイメージは、どんなものなのだろうか。

やはりドロドロしたイメージだろうか。

だからこそなのか、このフレーズの言葉の並びに美しさを感じてならない。

 

 

口を開ければ

綺麗好きな言葉が本音の邪魔をする

たかが恋なのに

いつからこんな臆病になったの

 

 

稲葉浩志氏がタブーを作らない言葉選びをすることは、過去記事に記した。

 

 

 

 

タブーを作らないという考え方が、この素晴らしいフレーズを生み出した。

特に「綺麗好きな言葉」「本音の邪魔をする」という表現はあまりに秀逸過ぎる。

凡人に「綺麗好き」と「言葉」を組み合わせることなどできまい。

しかもこのワンフレーズだけで、なんとなくだが状況も窺い知れる。

このワンフレーズを聴いただけで、本詞の物語がなんとなく想像できるのではないだろうか。

相変わらず難しい単語は一切使っていないし、わかりやすく、情緒まで醸し出している。

文字数が相当限定されるであろう歌詞の創作では、たった一行で聴者にあらゆる景色を見せなくてはならない。

ダラダラと説明されては趣なんぞあったものではない。

そういう観点からこのワンフレーズは、過不足が一切なく、情景がはっきり浮かび、なおかつ美しい、B'z史上最も美しい詞のひとつといえる。

 

 

 

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シリーズ第3作目【劇場版アニメ『名探偵コナン 世紀末の魔術師』】劇場版名探偵コナン伝統の実写エンディングにだけフィーチャーしてみる。

 

劇場版第3作目

名探偵コナン 世紀末の魔術師

 

 

キャッチコピー

 

「世紀末最大の謎を解くのは誰だ!?」

 

 

 

名探偵コナン』とは
 

 

名探偵コナンは、1994年刊行開始の青山剛昌先生原作による推理漫画作品であり、本作を原作とした一連のメディアミックス作品の総称。

黒の組織によって少年化させられた高校生探偵・工藤新一が江戸川コナンと名乗り、組織の行方を追いながら数々の事件を解決していく推理漫画。

週刊少年サンデー(以下、『サンデー』)にて1994年5号より名探偵コナンの連載が開始された。

2014年6号で連載20周年、2017年37-38合併号で1,000話目を迎え、『サンデー』史上最長の連載期間となっている。

1996年からテレビアニメが放送開始され、2016年には20周年を迎えた。

1997年から毎年4月に劇場版映画が公開されている。

2001年、第46回(平成12年度)小学館漫画賞少年部門受賞。

2015年7月時点で単行本の国内累計発行部数は1億4900万部を、2021年10月時点で単行本の全世界累計発行部数は2億5000万部をそれぞれ突破している。

なお、2018年6月の時点で漫画は25の国と地域で翻訳・販売され、アニメは40ヵ国で放送されている。

 

 

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劇場版シリーズ伝統の実写エンディング

 

 

劇場版名探偵コナンといえば、鉄板のお約束がいくつかある。

その中のひとつがエンディング。

第1作からの伝統で、エンドロールで映画の舞台となったりモチーフとなった実際の風景(実際に無い場所でも有名なところをモデルにする)の映像が流れることが定番となっている。

他のアニメ作品ではあまり観ない演出なので、コナンのエンディングが印象に残っている人も多いかと思う。

本稿では、その実写エンディングだけにフィーチャーしてみよう。

 

 

 

アニメ『名探偵コナン 世紀末の魔術師』と

 

 

名探偵コナン 世紀末の魔術師』は、1999年4月17日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第3作目にあたる劇場版アニメ。

上映時間は100分。

興行収入は26億円、配給収入は14億5000万円、観客動員数は216万人。

アメリカ合衆国で2009年7月17日に公開された。

劇場版初登場のキャラクターが多く、灰原哀高木渉服部平次遠山和葉・鈴木史郎・茶木神太郎・中森銀三怪盗キッドが劇場版シリーズに初登場した。

ただし、平次はキッドを追跡中に交通事故で負傷してしまったため、和葉と共に前半だけに登場しており、出番は少なかった。

以上の本作初登場のキャラクター中で灰原は、以後の劇場版でも既に第1作から連続登場が確定しているコナン(新一)・蘭・小五郎・阿笠・少年探偵団・園子と同様に、毎回必ず常連メンバーとして登場する事となる。

また、2018年10月17日に田中信夫氏が死去したため、田中氏が演じる茶木が登場する映画は本作のみであり、後任は決まっていない。

公開当時は未解明だった歴史上の出来事に独自の解釈を加え、ストーリーの軸にしている。

歴史上の出来事をストーリーに絡めたのは劇場版シリーズ史上初で、ニコライ二世やグリゴリー・ラスプーチン、マリアなど実在の人物が深く関わっている。

また、『コナン』シリーズはその後も作中での時間軸が中々進まない設定で毎年の季節だけ現実に沿ってループして続いていき、年代などの明言はなされていないが、本作の年代イメージはタイトルにもあるように公開時の20世紀末となっている。

 

 

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あらすじ

 

 

鈴木財閥の蔵からロマノフ王朝の遺産、「メモリーズ・エッグ」と呼ばれる51個めの「インペリアル・イースター・エッグ」が見つかったため大阪で展示することとなり、怪盗キッドからエッグを盗み出すという、暗号による予告状が届いた。

警察は日付を8月22日から23日にかけての夜、大阪城からキッドが現れると読解し、小五郎は具体的な時刻を午前3時とした。

コナンたちや服部平次遠山和葉らが鈴木財閥の会長のもとを訪れると、ロシア大使館一等書記官のセルゲイ・オフチンニコフ、美術商の乾将一、ロマノフ王朝研究家の中国人・浦思青蘭、映像作家の寒川竜がおり、彼らはみなエッグを狙っていた。

コナンと平次は、キッドの予告した時刻が実際は午後7時20分で、場所は通天閣であることにその直前になってから気付く。

中森警部は偽物のエッグを展示室へ移し、限られた人間だけで本物のエッグをあるビルの一室で警備していたが、キッドは鳩に取り付けたカメラからそのことを知り、街中を停電にして、病院やホテルなど以外で自家発電が稼働する場所を探すことによって位置を特定し、エッグを盗み出した。

キッドを追跡する途中、平次はバイクで転倒してしまい、無事だったコナンだけで追跡を続けるが、コナンは負傷した鳩とエッグ、破損したキッドのモノクルを発見する。

キッドは撃たれて海に落ちたものと思われたが、キッドの生死は確認できなかった。

エッグは傷がついていないか調べるため、展示を中止し鈴木財閥の船で東京へ持ち帰ることとなった。

船にはコナンやセルゲイたちの他、パティシエの香坂夏美が同乗していた。

彼女はエッグ製作者の工房で働いていた香坂喜市という男の曾孫であり、喜市が描いたと思われる図面がメモリーズ・エッグの写真と違うというので、執事の沢部蔵之助を伴って財閥を訪れていたのだった。

その図面には2つのエッグが描かれていたことがわかり、さらに鈴木財閥の所有するエッグにはめ込まれていた鏡は魔鏡となっていて、ドイツ風の城が映し出された。

これは喜市が横須賀に建てた城であり、小五郎はそこに2つ目のエッグが隠されていると推理し、コナンやセルゲイたちもそこへ同行することに決まるが、寒川が右目を撃たれ、死んでいるのが発見される。

彼の部屋は荒らされており、彼が見せびらかすように身につけていたニコライ二世の娘、マリアの指輪や、撮影したビデオテープがなくなっていた。

寒川の部屋から鈴木会長の秘書、西野真人のボールペンが発見され、西野の部屋に指輪が隠されていたが、コナンは西野が羽毛アレルギーであることを指摘し、寒川の部屋の羽毛枕が切り裂かれていたことから疑いを晴らし、阿笠博士に調べてもらった情報から、ロマノフ王朝の遺産を専門に狙い、常に右目を撃つ強盗・スコーピオンが犯人であると指摘する。

西野に恨みを持つ寒川が彼を指輪泥棒に仕立て上げようとしたものと、スコーピオンの正体を示すなにかを撮影してしまった寒川が襲われたものの、2つの事件が重なっていたのだった。

捜査のため船へやってきた白鳥刑事も交え、城へやって来たコナンたちは地下室への入口を見つけ、ロシア語で「世紀末の魔術師」という意味のパスワードを入力して中へ進入する。

これはかつて喜市が呼ばれていた異名で、キッドも予告状にこの文句を使っていた。

地下の奥にはロシア皇帝の紋章に光を当てると道が現れる仕掛けがあり、更に先へ進むと桐で作られた西洋風の棺があった。

中身はもう1つのエッグと遺骨であり、これは夏美の曾祖母にあたる、喜市のロシア人であった妻であると思われた。

もう1つのエッグは空であり、鈴木財閥のエッグを入れることが出来るようになっていた。

白鳥が鈴木会長から借りてきていたエッグを入れて、下から光を当てると周囲にニコライ皇帝一家の写真が浮かび上がる。

その中には一切写真が残っていなかった、夏美の曾祖母が喜市とともに写っているものもあり、夏美やマリアによく似ていた。

セルゲイは夏美が持つにふさわしいとして、ロシアが鈴木財閥のエッグの所有権を放棄することを宣言し、小五郎もエッグを夏美に譲るよう鈴木会長に口添えする約束をしたところで、小五郎がスコーピオンに狙われ、スコーピオンはエッグを奪って逃げてしまう。

コナンは途中で射殺された乾を見つけつつもスコーピオンを追い、スコーピオンが城へ放火したところで、コナンは殺された寒川や乾のものを含む、色々な人物の声でスコーピオンの正体である青蘭を翻弄する。

彼女は本当はロシア人であり、浦思青蘭の中国語読み、「プース・チンラン」は「ラスプーチン」のアナグラムで、彼の末裔だった。

青蘭はロマノフ王朝の財宝は本来、皇帝一家と縁深かったラスプーチンのものになるはずだったと考えており、寒川を殺害した理由は飾っていたラスプーチンの写真を撮られたと思ったため、小五郎を襲ったのはラスプーチンを「世紀の大悪党」と評したためである。

コナンは拳銃に装填された最後の一発を撃つよう挑発するが、右目を狙った弾は眼鏡に弾かれる。

青蘭は弾倉を交換し再度撃とうとするもキッドのトランプ銃に阻まれ、コナンはキック力増強シューズで青蘭を気絶させる。

事件解決後、探偵事務所に戻ったコナンは、限界を感じて蘭に自分の正体を明かそうとするが、そこへ新一に変装したキッドが現れる。

コナンたちの会った白鳥刑事はキッドの変装であり、彼はエッグを夏美に返そうと画策していたのだった。

コナンはキッドに、夏美の曾祖母とはマリアであり、彼女の遺体が見つかっていないのは喜市に助けられ日本へ逃れたためで、香坂家の城がドイツ風だったのは彼女の母親がドイツ人だったため、という推理を語るが、キッドは「世の中には謎のままにしておいたほうがいいこともある」と語り、コナンも同意する。

キッドはコナンや蘭が保護していた鳩とともに去る直前、「何故自分が新一の姿で蘭の前に現れ、厄介な敵であるコナンを助けたのか」という謎をかけるが、コナンは「そんなものは謎でもなんでもない、鳩を手当した礼だろう」と、心の中でキッドに呼びかけるのだった。

 

 

 

主題歌

 

 

B'z「ONE」

作詞 - 稲葉浩志 / 作曲 - 松本孝弘

 

 

名探偵コナン映画作品初の男性ボーカルによる作品であった。

カップリング曲でありながら、ファンの間でも人気が高い。

B'zファンを公言する著者ですら、この頃のB'zの好きな楽曲No.1であったほどの名曲だ。

だが本作はカップリングのみで、アルバム未収録であった。

おかげでシングルを買わなければ聴くことは叶わなかった。

おそらくは、最後に買った8cm CDではなかっただろうか。

 

 

One

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ギリギリChop

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名探偵コナン 世紀末の魔術師


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実写エンディングロケ地

 

 

本作の舞台は大きく3つに分けられており、前半が大阪、中盤が豪華客船、後半が古城で構成されている。

しかし実写エンディングのロケ地は、東京〜横浜間の夜景をヘリコプターで空撮している。

名曲と相まって、個人的には劇場版名探偵コナンのエンディングとしては屈指の出来。

 

 

 

エピローグ

 

 

本作のエンディング前の演出は屈指の出来。

キッドは「何故自分が新一の姿で蘭の前に現れ、厄介な敵であるコナンを助けたのか」という謎をかける。

が、コナンの答えを聞く前にキッドは姿を消してしまう。

コナンはコナンで、キッドを追うこともなく「そんなものは謎でもなんでもない、鳩を手当した礼だろう」と、心の中で答えている。

粋な理由で助け合う2人がたまらない名シーンである。

このような経緯を経て、本作以降コナンとキッドの関係性が敵から好敵手へと変わっていったように思う。

 ただし、エピローグになるといつもの光景が広がる。

新一がまたしても勝手に消えたとキレる蘭。

「さすがに薄々気づいてるよね?」と、思わず蘭にツッコミを入れたくなるようなオチであった。

 

 

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【麻生久美子・大泉洋主演『グッモーエビアン!』】洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる名作邦画をプレイバック!

 

洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…

それこそ邦画の最大の魅力

 

 

洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…

それが邦画の良さだと思う。

昔は当たり前のように洋画一択だったが、近年の邦画はなかなかバカにできない。

製作費でハリウッドに勝てないならシナリオと演出と演技で勝負といわんばかりに、邦画のクオリティーは年々高くなっている。

たしかにハリウッド映画は華やかで見栄えもするが、どうしても大味になってしまっているように感じる。

演出的にはどうしても地味な邦画ではあるが、シナリオ的に感性が合うのはやはり制作者が同じ日本人だからだろうか。

もちろん作品によるが、邦画には洋画のクライマックス的派手な見せ場がほとんどない。

ドッカンドッカン爆破しないし、ガガガガ派手な銃撃戦もない。

カッコいい戦闘機も、イカツイ戦車も邦画とは無縁に近い。

だが、最近そんな邦画が観ていてとても心地よい。

ガチャガチャとうるさいだけの映画は苦手だ。

時には深く考えさせられ、じわじわ心にしみてくる映画を好むようになってからというもの、邦画が面白くて仕方ない。

日本人ならではの感性で演出し魅せていくのが邦画だ。

ここではまったく派手ではないけれど、どうしようもなく心にしみて今なお強く記憶に残っている邦画をご紹介したいと思う。

 

 

 

麻生久美子大泉洋主演

グッモーエビアン!

 

 

名作邦画『グッモーエビアン!』とは

 

 

原作は吉川トリコさんによる小説『グッモーエビアン!』。

2006年に新潮社より刊行され、その後2012年に文庫本化された。

2007年に『なごや寿ロックンロール〜「グッモーエビアン!」より〜』のタイトルで単発テレビドラマ化され、後に小説と同タイトルで映画化される。

映画『グッモーエビアン!』は、2012年12月15日に全国公開。

監督・脚本は山本透氏。

主演は麻生久美子さんと大泉洋氏および三吉彩花さん。

真面目な女子中学生が、元パンクロッカーの母と血のつながらない自由気ままなミュージシャンの父という型破りな両親に振り回されながらも家族の絆を実感して成長していく姿を描くハートフル・ドラマである。

 

 

グッモーエビアン!

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ストーリー

 


しっかり者の女子中学生ハツキは、17歳で自分を生んだ元パンクバンドのギタリスト、アキと2人暮らし。

かつては、アキと同じバンドのボーカル、ヤグも自分の子どもでないハツキが生まれる前から一緒に暮らしていた。

そのヤグが2年前、"世界ツアーに出る"と突然いなくなったかと思ったら、今度はいきなり放浪の旅から帰ってきた。

久々の3人暮らしにすっかり上機嫌のアキとヤグだったが…。

 

 


www.youtube.com

映画『グッモーエビアン!』予告編

 

 

 

大泉洋ちゃんの魅力全開

 

 


www.youtube.com

映画『グッモーエビアン!』特報

 

 

大泉洋氏といえば、クセの強い三枚目役を演じることが多い。

常にうんちくと文句ばかりたれているが会話が相当達者な人なので、一般的な大泉洋氏のイメージは頭の回転が早い博識のイメージかもしれない。

しかし大泉洋氏の本質は、「どうでしょう」から変わらないおバカで能天気キャラということだ。

そしてそのキャラと最も重なって見えたのが、今作品のヤグ役である。

世界ツアーと自ら称してはいるが、ただの放浪旅で2年も行方知れずになってみたり、帰ってきたらきたでヒモ生活みたいになってるし。

今どき物々交換でわらしべ長者してしまうような、心底能天気キャラのヤグ。

ヤグの性格がまっすぐで純粋なところさえ除けば、大泉洋氏そのままである(笑)

劇中ではもちろんドキドキするような山場なんかひとつもない。

だが、なんだか心に残ってしまう名作邦画『グッモーエビアン!』。

ラストシーンのライブでなかなか泣かせてくるのもニクい演出だ。

とりあえず、何も考えないで観て欲しい。

最後にはほっこりしているはずだ。

ちなみに『グッモーエビアン!』とは、「グッドモーニングエヴリワン」の略…といっていいのかな?

ヤグは「グッドモーニングエヴリワン」といっているつもりらしいが、『グッモーエビアン!』としか聞こえない。

 

 

グッモーエビアン!

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【心に沁みる名言】今日を精一杯生きるために…。#75

 

#75

心に沁みる名言

 

 

今日を精一杯生きるために…

 

 

明日ではなく今日。

今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。

 

 

 

すずと吉谷さん(竜とそばかすの姫より)

 

 

主人公・すずを見守る母親代わりの合唱隊5人。

すずの母親が所属していた合唱隊員で、その母の死後、すずを母親代わりのように見守ってきた人物たちである。

廃校になった小学校の体育館で合唱隊員のおばさん5人は練習しているが、すずは鉄琴の下に隠れ小さな声で歌っている。

すずにはセンターで歌ってほしいと願うおばさん5人は、各々すずに話しかける。

 

 

合唱隊①:困ったものね、今どきの子は欲がなくて。

合唱隊②:幸せに背を向けてんの。

合唱隊③:お母さんだってあんたの幸せを願ってるよ、きっと。

 

 

すず:幸せ? どうやって?

 

 

合唱隊全員:えっ?

 

 

すず:どうしたら幸せになるの?

 

 

合唱隊①:ど…ど…どうしたらって…

合唱隊②:幸せ…

合唱隊③:しあわせ?

合唱隊④:し…幸せぇ〜?

 

 

吉谷さん:実は私 こんなおばあちゃんになっても 幸せって何かわからない

 

 

竜とそばかすの姫

竜とそばかすの姫

 

 

この名言が聞けるシーンで印象的だったのが、吉谷さんが「実は私、こんなおばあちゃんになっても幸せって何かわからない」と、笑顔で言っていることだ。

だから幸せとは何かがわかっていないとしても、決してネガティブなイメージの言葉として発せられたものではない。

吉谷さんの人となりを見る限り、むしろポジティブな言葉であったと推察される。

そして吉谷さんの笑顔は、最期に「幸せだった」と感じられればそれでいいと、そう物語っているようだった。

故に、すずが「どうしたら幸せになるの?」と言うのも、もっとものことである。

幸せの定義は人それぞれ。

その定義だって、みんなが明確に持ち合わせているわけではない。

ましてや人の欲は飽くなきもので、一度は幸せと感じたことも、すぐにまた飢えてさらに高みの幸せを望み出す。

もしかしたら最期の瞬間まで満たされることはないのかもしれない。

だからこそ、吉谷さんの言葉に胸を打たれたのかもしれない。

そして、すずの真っ直ぐな疑問にも…。

合唱隊のメンバーだって、本当のところはわかっているのだ。

 

 

幸せに正解なんてものがあったら 私らこんなにジタバタしてないっつーの!

 

 

幸せの正解を探すのが人生であり、その答えがわかるのが人生の終わり…なのかもしれない。

 

 

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【細田守監督作品『竜とそばかすの姫』】現代版『美女と野獣』は歴代細田作品の集大成だった。

 

細田守監督作品

竜とそばかすの姫

 

 

『竜とそばかすの姫』とは

 

 

『竜とそばかすの姫』は、スタジオ地図制作によるアニメーション映画。

未来のミライに続く細田守監督による長編オリジナル作品第6作。

原作と脚本も細田監督が手掛けている。

2021年7月16日に東宝配給で公開された。

50億人以上が集うインターネット仮想世界〈U〉と出会った女子高生を主人公とした物語。

歌姫のベルというアバターで〈U〉に参加し、その歌声でたちまち世界に注目される存在になっていく一方で、忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在と出会うさまが描かれる。

2022年1月、第45回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。

3月、音楽スタッフの岩崎太整氏、Ludvig Forssell、坂東祐大氏が第45回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。

本作は、現代のインターネット社会を描きながらも美女と野獣をモチーフにしているところもあり、細田監督はもともとミュージカル映画をやりたかったとも語っている。

  • ネットで誰でも発信ができる時代の中での誹謗中傷の問題や匿名性の危うさ、その中でどうやって立ち向かうか。
  • 素顔を出すことの勇気、現実とバーチャルの人とのつながりの大切さ。

などが本作のテーマ。

映画の構想のきっかけは、細田監督が「生まれたときからインターネットのある世界で自分の娘がどう生きていくのか」と考えたこと。

本作について、細田監督は「『ずっと創りたいと思っていた映画』です」と明かし、「恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います」と語った。

また本作には、インターネット、女子高校生、家族など、これまでの細田作品のモチーフが数多く入っている。

声優については、すずとベルは同一人物が演じることが絶対条件だった。

細田監督は「演技もできて、歌が超絶上手い人を見つけるのは不可能、奇跡だ」と思っていたが、いざ中村佳穂さんにセリフを読んでもらうと、その表現力に圧倒されたという。

また竜役の佐藤健氏は細田監督からのオファーだった。

この映画について、米紙「ワシントン・タイムズ細田守監督のコメントを交え、

女性のエンパワーメントをテーマにしたこの作品は、少女や女性を弱く、空虚で、過度に性的な存在として描くことが多い日本の代表的なアニメ映画やグラフィック・ノベルのスタイルを覆すものとして注目されている。

と、報じている。

 

 

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あらすじ

 

 

高知県の田舎町に住んでいる、そばかすが目立つ地味な女子高生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くして以来、大好きだった歌を歌えなくなり、父との関係にも溝が生まれていた。

そんな中、作曲だけがすずの生き甲斐となっていた。

ある日、すずはネットに詳しい親友のヒロちゃんの手引きの下、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界〈U〉に参加する。

そこで、ベルという〈As〉(アバター)の姿となったすずは、自然と歌うことができ、自作の曲を歌って多くのユーザーたちに披露する。

当初こそアンチによって批判されていたものの、次第に歌姫として世界中から注目を集めるようになる。

遂にはコンサートが開かれるが、当日、突然謎の竜が現れて〈U〉の自警団を相手に大暴れし、台無しになってしまう。

コンサート中止に怒る人々によって「竜の正体探し」が動き出し、疑われた人々がプライバシーを暴かれる一方で、子供たちの一部は竜をヒーロー視する。

また自警団リーダーのジャスティンは、竜の現実世界での姿(オリジン)を強制的に暴く「アンベイル」を実行しようと情報を求める。

だが、ベルは竜のことが気になり、〈U〉のはずれにある「竜の城」を探し出す。

竜はベルを追い出そうとするが、ベルは彼が小さな天使の〈As〉を慈しむ姿を垣間見て、その本当の姿に気づく。

ベルはジャスティンに竜の居場所を尋問され、彼が正義ではなく支配欲で動いていると指摘しアンベイルを盾に脅されるが、竜に救われる。

ベルは竜のためだけに作った歌を捧げ、竜もまたベルに少しずつ心を開いていく。

一方で現実世界のすずは、幼馴染で学校の人気者のしのぶくんとの関係を同級生たちに誤解され炎上してしまう。

ヒロちゃんの尽力で攻撃は収まったものの、しのぶくんと人気の女子ルカちゃんが両思いであると思い落ち込む。

ところがルカちゃんの本当の思い人は別におり、彼女らの仲を取り持とうとしているとき、すずはしのぶくんから、自分がベルの正体であることを指摘される。

その場から逃げ出したすずは、「竜の城」が暴かれて火を放たれたと知り、ヒロちゃんが〈U〉での活動に使う教室に駆け込む。

すずはヒロちゃんとともに無数の〈As〉から竜を探すうち、竜を慕う男の子・知が、ベルが竜のために作った歌を歌う動画配信にたどり着く。

だが、すずと彼女を追って教室に来た友人たちや合唱隊の人々は、配信の中で父親に怒鳴られる知と、彼をかばって激しく罵られるその兄・恵の一部始終を見てしまう。

恵こそが竜の正体であり、兄弟が虐待されていると知ったすずは恵に語り掛けるが、それまでに虐待を訴えても助けてもらえなかった恵は拒絶し、配信も途切れる。

しのぶくんに、恵の信頼を得るためには自分の正体を〈U〉で明かすしかないと指摘されたすずは、自らアンベイルされ、途中泣き崩れながらも生身の姿で歌い、全世界からの喝采を浴びる。

そして、皆の協力で映像から兄弟のいる街を割り出し児童相談所に通告するが、対応が間に合わないことを恐れたすずは、単身でその街へと向かう。

すずは兄弟を見つけ、追ってきた彼らの父親に暴力を受けるが臆さず、圧倒された父親は怖気づいて逃げ出す。

すずに助けられ心を開いた恵は、父親と戦う決意を語る。

帰宅したすずは、彼女を信頼して送り出してくれた父に迎えられ、親子の関係は改善する。

 

 


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登場人物

 

 

〈U〉(ユー)の世界でのアバターは〈As〉(アズ)、〈U〉を利用している〈As〉の所有者は「オリジン」と呼ばれる。 

以下、人物名は愛称 / 氏名/ 〈U〉参加者で〈As〉の名が判明している者の順に表記する。

 

 

主要人物

 

 

すず / 内藤鈴(ないとう すず) / ベル (Belle)

声 - 中村佳穂

 

本作の主人公。

顔のそばかすが特徴。

母親を亡くしてから現実世界に心を閉ざし、大好きだった歌が歌えなくなる。

ヒロちゃんには作中で「月の裏側」「地味」「ぱっとしない」「陰キャ」などと評される。幼いころからスマートフォンアプリやキーボードなどで曲作りを続けている。

〈U〉の世界では、ベルとして、並外れた歌声と華やかな美貌で絶大な人気を誇る。

 

 

しのぶくん / 久武忍(ひさたけ しのぶ)

声 - 成田凌

 

すずの幼馴染み。

バスケ部所属で女子から絶大な人気がある。高校生になった今でもすずのことをなにかと気にかけている。

 

 

カミシン / 千頭慎次郎(ちかみ しんじろう)

声 - 染谷将太

 

すずの同級生。

カヌー部所属。

明るい性格だが暑苦しく、少し空気が読めない。

 

 

ルカちゃん / 渡辺瑠果(わたなべ るか)

声 - 玉城ティナ


すずの同級生。

吹奏楽部所属でアルトサックス担当。

美人で太陽のように明るい学校中の人気者。

しかし思いを寄せる相手に対しては挙動不審になる。

 

 

ヒロちゃん / 別役弘香(べつやく ひろか)

声 - 幾田りら

 

すずの親友で彼女を〈U〉の世界に誘い、「ベル」としてプロデュースするキーパーソン。

すずがベルであることを唯一知っている人物。

毒舌。

 

 

すずの父

声 - 役所広司

 

すずの父親。

妻を亡くし、いつもすずを気にかけているが距離が掴めずにいる。

 

 

恵(けい) / 竜(りゅう)

声 - 佐藤健

 

東京で父と弟・知と暮らす男の子。

〈U〉の世界では「竜」と呼ばれ、忌み嫌われている謎の存在。

黒い竜のような獣の姿をしている。

背中に複数の痣があり、〈U〉の世界に存在する武道場に乱入しては「道場破り」を繰り返している。

初めはベルに対しても強い拒絶反応を示していたが、次第に心を開いていく。

 

 

合唱隊

 

 

吉谷(よしたに)さん

声 - 森山良子

 

漁師。

廃校になった小学校の施設を拠点に活動する合唱隊のリーダー。

合唱隊一同はすずのことを気にかけている。

 

 

喜多(きた)さん

声 - 清水ミチコ

 

酒屋を営む合唱隊のメンバー。

 

 

奥本(おくもと)さん

声 - 坂本冬美

 

自作農家をしている合唱隊のメンバー。

 

 

中井(なかい)さん

声 - 岩崎良美

 

医師。

合唱隊のメンバー。

 

 

畑中(はたなか)さん

声 - 中尾幸世

 

大学講師。

合唱隊のメンバー。

学生時代のオハイオ州留学時、現地で知り合った中学2年生の孤独な少年に、自作の歌を贈って喜ばれた経験を語る。

 

 

〈U〉の世界

 

 

ジャスティ

声 - 森川智之

 

自警集団「ジャスティス」のリーダー。

〈U〉の世界を脅かす竜を追っている。

多数の企業とスポンサー契約しており、〈As〉を強制的にアンベイルする効果がある緑色の石を持っている。

 

 

ペギースー

声 - ermhoi

 

〈U〉の世界にてカリスマ的な人気を持つ歌姫。

自信家で気性が激しく、突如現れたベルに人気を奪われて嫉妬する。

 

 

アナウンサー(冒頭)

声 - 水卜麻美

 

〈U〉の世界を案内するアナウンサー。

 

 

アナウンサー(コンサート)

声 - 桝太一

 

ベルのコンサートシーンでのアナウンサー。

 

 

 

その他の人物

 

 

ひとかわむい太郎 & ぐっとこらえ丸

声 - 宮野真守

 

「竜の正体探し」を盛り上げるYouTuberコンビ。Tシャツを着た犬と、ひびの入った卵の姿をしたキャラクターで活動している。

 

 

すずの母

声 - 島本須美

 

すずに歌う楽しさを教えてくれる。

合唱隊に所属していた。
すずが幼い頃、氾濫した川の中洲に取り残された子供を助けて、帰らぬ人となる。

 

 

恵・知の父

声 - 石黒賢

 

シングルファーザーであり、マスコミの取材に理想的な仲良し家族をアピールしている。

その裏では自分の教育方針を子に押しつけ、モラハラパワハラ、DVを行っている。

 

 

知(とも) / 天使(てんし)

声 - HANA

 

恵の弟。

竜をヒーロー視する子供たちのひとり。

〈As〉は手のひらサイズのクリオネのような姿の天使で、ベルのことをほめてくれる。

〈U〉の城で色とりどりのバラを育てている。

 

 

イェリネク

声 - 津田健次郎

 

「竜の正体探し」で候補に挙がる現代美術アーティスト。

体に竜の痣に似たタトゥーがある。

 

 

スワン

声 - 小山茉美

 

「竜の正体探し」で疑惑の人として挙がる貴婦人。

被害者意識が強くネットの中では攻撃的。

〈As〉は赤ん坊のような姿。

 

 

 

舞台となった場所

 


作品の主な舞台となったのは高知県で、作中には県内に実在する場所、あるいはそれをモデルとしたものが登場している。

すずが通学時に渡る沈下橋のモデルは仁淀川にかかる浅尾沈下橋、普段利用しているバス停は県交北部交通の西の谷第二バス停、鉄道駅はJR伊野駅である。

 

 

 

音楽

 


音楽監督モテキなどで知られる岩崎太整氏。

またルドヴィク・フォシェルが岩崎氏の「今回の映画の内容的にルドさんの世界観と合うだろう」という勧めで参加している。

もともとKONAMIゲームクリエーター小島秀夫氏の会社に所属していたが、ちょうど独立した時期で上手い具合にタイミングも合った。

歌手を主人公とする本作品では、重要なシーンで流れるベルの歌声に重なるコーラスに、Twitterにて所定の応募方法でアップロードされた一般の人々の歌声を使用する「エキストラシンガープロジェクト」が行われた。

ミュージシャンの中村佳穂さんがすずとベルの声とともに、劇中歌の歌唱を担当した。

 

 

テーマ曲

 

  • 「U」

アーティスト:millennium parade & Belle

Music & Lyrics:常田大希

Vocal:Belle(中村佳穂)

 

 

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モチーフは『美女と野獣

 

 

細田監督ご自身が明言している通り、本作を制作する上で最初に発想したのは「インターネットの世界で美女と野獣をやったらどういうことになるだろうか」というものだったようだ。

インターネットというものは現実と虚構の部分を併せ持つ二重性があり、美女と野獣もまた二重性を持った作品である。

原作ができた18世紀のフランスの状況とも、ディズニーが映画を作った1991年のアメリカの状況とも違う現在の日本で、もし美女と野獣を作るんだったらどういう風になるのか?

18世紀に書かれた物語を現代の日本でインターネットを介して表現できたら、どんな恋物語になるのか、どんなロマンスがそこにあるのか?

そんな想いが込められた作品となっている。

 

 

美女と野獣 (吹替版)

美女と野獣 (吹替版)

 

 

 

最新テクノロジー×日本の原風景

サマーウォーズ』から踏襲された温故知新的ハイブリッド

 

 

 

本作は細田守監督の代表作サマーウォーズから踏襲された、温故知新的ハイブリッドも特徴のひとつだ。

最新のテクノロジーをテーマとして扱いながらも、それを扱うのはごく普通の人たちであって、舞台も極端に日本の原風景に近い場所となっている。

これは、もはや監督の代名詞のような表現法といえる。

古きをたずねて新しきを知る「温故知新」と、新旧をハイブリッドさせる監督独特の表現法を、著者は【温故知新的ハイブリッド】と呼んでいる。

 

 

 

驚くほど豪華で優秀な声優陣

 

 

圧巻の主人公

 

主人公の声優を務めた中村佳穂さんは圧巻のひと言。

中村佳穂さんは元々女性シンガーソングライターであり、ミュージシャンである。

声優としてのキャリアは無く、本作が初挑戦だった。

しかしそんなことはまったく気にもならない。

歴代細田監督作品の主人公のイメージを踏襲しながらも、その素晴らしい歌声で、新しい主人公像を築き上げている。

 

 

本業ではない声優陣の名演

 

本作の声優陣は非常に豪華だが、それは声優が本業ではない有名人が多数出演しているからである。

成田凌氏・幾田りらさん・染谷将太氏・玉城ティナさん・石黒賢氏・役所広司氏・佐藤健などなど、その面子はあまりに豪華。

おまけにお笑い芸人の鬼越トマホークのお二人や、なすなかにしのお二人なんかも起用されている。

注目作品にゲスト声優を招くのはよくあることで、特筆すべき点ではない。

特筆すべきはこのゲスト声優と思われる豪華なメンバーが、想像を数倍も上回る見事な働きをみせる点である。

そもそもゲスト声優は、その時旬の有名俳優から選ばれることが多い。

ゲストは声優が本業ではないから、少し浮く存在となってしまうことがしばしばある。

しかし本作はその例外であると断言できる。

むしろゲスト声優の活躍にこそ、本作の魅力が詰まっているとすら言えるだろう。

なかでもMVP(主観・主人公を除く)は幾田りらさん。

言わずと知れた、YOASOBIのヴォーカルである。

幾田りらさんも本作が声優初挑戦。

にもかかわらず、まったくそれを感じさせないばかりか、レジェンド声優かと思わせるほど自然な演技をみせてくれている。

YOASOBIファンは必見だ。

また成田凌氏と染谷将太氏の声優ぶりにも注目だ。

「こういう声優さんってホントにいるよね」みたいな感じで、知識がなければお二人とは気づかないかもしれない。

いや、染谷将太氏には気づくか…。

癖の強い演技で知られる役所広司氏の声優ぶりも素晴らしい。

それは皮肉にも、名優・役所広司氏の強い癖を消したことに起因している。

淡々とだが優しく語りかける役所広司氏の声。

もしかしたら俳優の時より好きかも。

 

 

もしかしたら一番豪華な合唱隊の声優陣

 

合唱隊とは呼んでいるものの、所詮は田舎のママさんコーラス隊。

メンバーもたった5人しかいない。

主人公を含めても6人。

劇中では、キーマンパーソンではあっても端役でしかない。

しかし驚くべきは、その端役の声優陣のあまりの豪華さだ。

そのメンバーが、森山良子さん・清水ミチコさん・坂本冬美さん・岩崎良美さん・中尾幸世さん

なんだ、この多種多様極まるもの凄い面子は…。

こちらのゲスト声優陣も、実に田舎のママさんコーラス隊らしい名演をみせてくれているから大注目だ。

 

 

 

細田守監督版『美女と野獣

 

 

歴代作品の集大成

 

本作には細田守監督の過去の作品を想起するような描写が散見できる。

本作の舞台となる巨大インターネット空間の仮想世界〈U〉は、サマーウォーズで描かれた〈OZ〉を進化させたものだ。

スマートフォンが普及しきって現実とインターネットの世界がより近くなった点で、扱う情報量もインターネットを介してできる事も格段に増えたため、〈U〉の世界は〈OZ〉よりももっと巨大な規模になったインターネット世界である。

技術の進歩は見られるものの、根本的に本作の舞台はサマーウォーズの〈OZ〉と同じなのである。

また仮想世界〈U〉の世界観は、時をかける少女の "時空の狭間" を想起させるデザインとなっている。

主人公の家庭環境はどことなくおおかみこどもの雨と雪を連想するし、主要登場人物・竜の姿は『バケモノの子』を連想することができる。

このように『竜とそばかすの姫』は、細田守監督作品の集大成とも言える作品なのである。

 

 

現代の『美女と野獣

 

前述した通り本作のモチーフは美女と野獣である。

ディズニー映画でもお馴染みの名作だ。

劇中ではディズニー映画さながらのダンスを踊るシーンもあるので、まさしく本作は現代版『美女と野獣だろう。

しかし本質はそこではない。

細田守監督版『美女と野獣の本質は、なんといってもその二重性に尽きるだろう。

"インターネットの現実と虚構の二重性" とひと言にいっても、実際には二重性どころの話ではない。

容姿の二重性。

性格の二重性。

生活環境の二重性。

立場や権力の二重性などなど…。

インターネットの二重性とは、掘り下げていくとさらにまた別の二重性を含んでいるものなのだ。

言うなれば本作で表現される二重性は、常にダブルミーニングと考えるべきだろう。

美女と野獣もまた、容姿の二重性を持った作品である。

だがオリジナルの美女と野獣には、インターネットの二重性は描かれていない。

そこがオリジナルとの決定的な差であり、本作の深いところである。

本作には容姿の二重性に加えて、性格(人間性)の二重性も含まれ、さらに生活環境の二重性まで含まれている。

しかし細田守監督の凄いところは、たしかに考えれば考えるほど本作は二重性の嵐ではあるが、仮にそこ(あらゆる二重性)を無視したとしても、物語としてしっかり成立しているということだ。

本来なら、メーンテーマとして "二重性" は無視できない要素のはずなのに、そこを完全に無視したとしても余裕で楽しめてしまうのだ。

だからオリジナルの美女と野獣と、単純に見比べてみるのも面白いかもしれない。

それが可能なのが細田守監督版『美女と野獣『竜とそばかすの姫』なのだから。

 

 

 

サマーウォーズ』の頃とは別の種類の涙

 

 

歌を聴いただけで涙が出たことはありますか?

 

あなたは歌を聴いただけで涙が出たことはありますか?

例えば大好きなアーティストの大好きな曲を、ただ聴いたというだけで涙が出てきた経験。

著者にはある。

ただ誤解してほしくないのは、常に涙が出るというわけではないこと。

涙もろいのは自覚していても、さすがに歌を聴いただけで泣くのは稀である。

しかし驚くべきことに、本作でそれが起きた。

しかも、何の思い出も思い入れもない歌を聴いて、だ。

これは主人公の声優を務めた中村佳穂さんの力量のせいに他ならない。

ただただ驚愕するしかなかった。

中村佳穂さんの歌声は、ただ上手いからというばかりではない不思議な魅力に包まれている。

なんて表現したら良いのか…。

これは直感的ではあるが、ヒーリングミュージックのような独特の世界観を持っているような気がする。

はじめて聴く時は、もしかしたらピンとこないかもしれない。

事実、著者もそうであった。

だが聴けば聴くほど中村佳穂さんの歌声が持つ、不思議な魅力にどんどん惹き込まれていく。

本作を視聴の際には、是非中村佳穂さんの歌声にも注目してほしい。

 

 


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サマーウォーズ』の頃より複雑な涙

 

名作『サマーウォーズも何回も泣かされた作品だが、本作もまた別の意味でおおいに泣かされた作品である。

ただ、その種類は決定的に違う。

サマーウォーズでは直接的に感情に訴える描写が多く、その涙はシンプルなものだった。

しかし本作で流した涙は、まったく別の意味を持っているように思う。

正体不明の魅力的な歌。

複雑な人間関係。

人間の温かさと、醜さ。

あらゆる意味でサマーウォーズより、ひとまわりもふたまわりも大人になったような涙であった。

面白いことに、このふたつの涙の意味の違いは、泣き方の違いにも表れる。

サマーウォーズではとにかく号泣で、涙がドバッと溢れ出る感覚だった。

しかし本作では、じんわりと涙が滲み出る感覚だった。

これが大人になったということか。

はたまたこの涙の出方の違いことが、細田守監督作品の変化なのかもしれない。

実はすでにそう確信しているのだが、はたして…。

 

 

 

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【篠原涼子主演『今日も嫌がらせ弁当』】洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる名作邦画をプレイバック。

 

映画

今日も嫌がらせ弁当

 

 

洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…

それこそ邦画の最大に魅力

 

 

洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…

それが邦画の良さだと思う。

昔は当たり前のように洋画一択だったが、近年の邦画はなかなかバカにできない。

製作費でハリウッドに勝てないならシナリオと演出と演技で勝負といわんばかりに、邦画のクオリティーは年々高くなっている。

たしかにハリウッド映画は華やかで見栄えもするが、どうしても大味になってしまっているように感じる。

演出的にはどうしても地味な邦画ではあるが、シナリオ的に感性が合うのはやはり制作者が同じ日本人だからだろうか。

もちろん作品によるが、邦画には洋画のクライマックス的派手な見せ場がほとんどない。

ドッカンドッカン爆破しないし、ガガガガ派手な銃撃戦もない。

カッコいい戦闘機も、イカツイ戦車も邦画とは無縁に近い。

だが、最近そんな邦画が観ていてとても心地よい。

ガチャガチャとうるさいだけの映画は苦手だ。

時には深く考えさせられ、じわじわ心にしみてくる映画を好むようになってからというもの、邦画が面白くて仕方ない。

日本人ならではの感性で演出し魅せていくのが邦画だ。

ここではまったく派手ではないけれど、どうしようもなく心にしみて今なお強く記憶に残っている邦画をご紹介したいと思う。

 

 

 

名作邦画『今日も嫌がらせ弁当』とは

 

 

『今日も嫌がらせ弁当』とは、元々2015年に出版されたKaori(tkk)著のエッセイで、それを原作として2019年6月に公開されたのが同名タイトルの映画『今日も嫌がらせ弁当』である。

月間約350万アクセスを記録するブログ『ttkkの嫌がらせのためだけのお弁当ブログ』から、特に反響の大きかった弁当と日記を抜粋して本にまとめたものを原作としているので、弁当に込めた娘への想いなどリアルな母親の視点も綴られており、すべて実話が基になっている。

2019年6月28日に全国公開。

監督・脚本は塚本連平氏。

主演は篠原涼子さん、助演に芳根京子さん。

八丈島を舞台に物語が描かれている。

ハリウッドで開催された映画祭「JAPAN CUTS HOLLYWOOD」にてオープニング作品として上映された。

27thキネコ国際映画祭で特別賞を受賞。

 

 

 

 

 

ストーリー

 

 

娘が高校入学と同時に反抗期となり、生意気な態度や無視を繰り返すようになった。

見かねた母はそんな娘に対して卒業までの3年間にわたり、毎日欠かさず作り続けた「嫌がらせ弁当」で反撃していくのだが…。

続編に『今日は"よろこばせ"弁当』 がある。

 

 


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ムカつくけど愛おしい『今日も嫌がらせ弁当』本予告

 

 

 

 

 

弁当の凝りっぷりが半端ない(笑)

誰かが作ってくれるお弁当って本当にありがたい

 

 

映画『今日も嫌がらせ弁当』は基本的にすべて実話が基になっているが、フィクションも含まれているようだ。

元ネタとなったのはブログ。

 

 

 

 

調べた結果フィクションだったらしいシーンに、シングルファーザーが出てくる。

このクダリが不要だという人もいるが、個人的には悪くない。

何故ならシングルファーザーという存在に、少しでも注目するキッカケになるからだ。

シングルマザーはよく聞いてもシングルファーザーがあまり聞かないのは、男の片親で子供を育てるのが日本では非常に困難だからに他ならない。

シングルファーザーが成立しにくい理由には他に男の弱さが挙げられる。

が、社会制度がシングルファーザーに優しくないという現実もある。

そういう現実があまり報道されないのも、日本社会の悪習なのだが…。

だから映画から学ぶことも多い。

そして知らないことを知ることは、この上ない歓びである。

たとえそれがフィクションからであろうとね。

何よりご飯なりお弁当を作ってくれる人が傍にいてくれることに、感謝を忘れてはいけないことを改めて教えてくれた今作品。

いや、もちろんそんなことひとり暮らししたらすぐわかるし、今では感謝に堪えないけども改めて、ね。

卒業までの3年間にわたり毎日欠かさず作り続けただけあって、どんどん遊び心に溢れ凝りに凝っていくお弁当にも大注目だ。

最後の嫌がらせは愛に溢れまくっている。

号泣するほどではないけど、じんわり泣けてくる名作邦画といえるだろう。

 

 

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