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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【口笛 / Mr.Children】静かに内省を試みるMr.Childrenの名曲。

 

ミディアムテンポの曲がとても心地良い

口笛 / Mr.Children

 

 

静かに内省を試みるMr.Childrenの名曲

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

 

 

ミディアムテンポの曲というのは、人々の心に強く残るほどキャッチーでもないし、セールス的には大ヒットに恵まれない。

いわれてみれば思い出すが、心の中に常に留まっているほど印象深くはない。

だが聴けば音楽の素晴らしさを教えくれるような心地良さを湛えている。

そんな心地良いミディアムテンポの曲が大好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

『口笛』とは

 

 

『口笛』Mr.Childrenの18枚目のシングルである。

2000年1月13日にトイズファクトリーより発売された。

前作から9か月ぶりに発売されたシングル。

8cmシングルで発売されたのは本作が最後であり、次作から12cmシングルに完全移行した。

ジャケットでブランコに座っているようなポーズをとっているシルエットの人物は田原健一氏で、映っている街は東京都杉並区の神田川沿いである。

アートディレクターは信藤三雄氏、ジャケットの撮影は大橋仁氏。

本作から、桜井和寿氏の作詞・作曲担当としてのクレジットが漢字・フルネーム表記から現在のローマ字表記に変更されている。

ノンタイアップながらも初週32.7万枚を売り上げ、初動売上のみで前作の売上を上回った。

累計売上は72.4万枚。

しかし、桜井和寿氏曰く「もっと売れると思っていた」という。

ファンからは人気の曲で、後に開催されたファンクラブ限定ツアーMr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では1位に選ばれ、実際に演奏もされている。

 

 

口笛

口笛

 

 

 

静かに内省を試みるMr.Childrenの名曲

 

 

Mr.Childrenといえばキャッチーな楽曲やバラードの印象が強く、純粋なミディアムテンポの楽曲を歌う印象は少ない。

そんな数少ないMr.Childrenのミディアムテンポの楽曲が『口笛』だ。

この曲がまた実に素晴らしい名曲だ。

メロディはもちろんだが、このテンポの曲に名歌詞をのせてくるあたりにMr.Childrenの底力を感じてならない。

 

 

いつもは素通りしてたベンチに座り 見渡せば

よどんだ街の景色さえ ごらん 愛しさに満ちてる

ああ 雨上がりの遠くの空に虹が架かったなら

戸惑いや 不安など 簡単に吹き飛ばせそうなのに

乾いた風に口笛は 澄み渡ってゆく

まるで世界中を優しく包み込むように

 

子供の頃に

夢中で探してたものが

ほら 今 目の前で手を広げている

怖がらないで踏み出しておいで

 

 


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文字にすると名歌詞がより一層際立つのがわかる。

誰とも争うことなく、意地も張らず、力を抜いて、ただただ静かに内省を試みているような穏やかな詞。

実に素晴らしい。

周囲にこの曲を知る人が少なかったせいか、知名度が低いとばかり思っていたのだが、「(ファンクラブ)会員が最もライブで聴きたい曲」では1位に選ばれたというから、やはりファンはわかっていると感服せざるを得ない。

こうなるとMr.Childrenの隠れた名曲とは言い難いが、一般的な知名度は低いと思われる。

だからあえて言おう。

『口笛』Mr.Childrenの隠れた名曲である。

 

 

口笛

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【アニメーション映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』】SNS時代にあえてアナログなコミュニケーションにこだわった着眼点の独自性はスタジオコロリド作品ならでは!そしてその先で得られたものとは?

 

アニメーション映画

好きでも嫌いなあまのじゃく

 

 

SNS時代にあえてアナログなコミュニケーションにこだわった着眼点の独自性はスタジオコロリド作品ならでは!そしてその先で得られたものとは?

 

 

 

 

 

 

 

『好きでも嫌いなあまのじゃく』とは

 

 

「日常と非日常」のコントラストに、愛らしいキャラクターと躍動感ある映像演出。

そして、瑞々しい物語を彩る音楽。

豪華クリエイター&実力派声優により、スタジオコロリドらしさ溢れる新たな傑作・青春ファンタジーが誕生する。

 

新進気鋭のクリエイターが集まるスタジオとして世界中から注目を集める "スタジオコロリド"。

ペンギン・ハイウェイ『泣きたい私は猫をかぶる』『雨を告げる漂流団地』に続く、待望の長編アニメ映画は "みんなに嫌われたくない少年" と "天真爛漫な鬼の少女" の物語。

監督は、『泣きたい私は猫をかぶる』で長編監督デビューを飾った柴山智隆氏。

脚本にはデジモンアドベンチャー tri』シリーズを手掛けた柿原優子さんが参加。

さらに、キャラクターデザインをかつてジブリの専属アニメーターを務めた横田匡史氏が、キャラクターデザイン補佐を近岡 直が務めるなど、豪華スタッフが集結。

主演には実力派・小野賢章氏&注目の若手声優・富田美憂さんを迎えた他、浅沼晋太郎氏、山根 綺さん、塩田朋子さん、斎藤志郎氏、田中美央さん、ゆきのさつきさん、佐々木省三氏、
日髙のり子さん、三上 哲氏、京田尚子さんら個性豊かな演技派キャストが揃い踏み。

また、「ずっと真夜中でいいのに。」が、本作のために主題歌「嘘じゃない」・挿入「Blues in the Closet」の2曲を書き下ろし。

スタジオコロリドが贈る "少年" と "鬼の少女" の "ひと夏でひと冬" の青春ファンタジー

 

 

好きでも嫌いなあまのじゃく Blu-ray/出演:小野健昭/富田望生/収録時間 112分/日本語の発音(HDアニメーション)

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あらすじ

 

 

高校1年生の柊(ひいらぎ)は、"みんなに嫌われたくない" という想いから、気づけば "頼まれごとを断れない" 性格に。

毎日 "誰かのために" を一生懸命やってみているのに、親友と呼べる友だちがいない。

季節外れの雪が降ったある夏のこと。

いつも通り頼まれごとを頑張ってみたものの、やっぱり "何か" が上手くいかない。

「なんだかな」と家に帰る途中、泊まるあてがないというツムギを助けるが……その夜、事件が起きる。

とあることで父親と口論になりそうになるも、 "本当の気持ち" を隠してしまった柊。

言葉にできない何かを抱えながら、部屋で居眠りをしてしまう。

ふと寒さで目が覚めると、部屋が凍りついていて!?

柊はお面をつけた謎の化け物に襲われるが、異変に気付き助けに来たツムギとふたりで、部屋を飛び出す。

一息ついた先でふとツムギの方を見ると……彼女の頭には "ツノ" が!?

ツムギは自分が "鬼" で、物心つく前に別れた母親を探しにきたという。

そして、柊から出ている "雪" のようなものは、本当の気持ちを隠す人間から出る "小鬼" で、小鬼が多く出る人間はいずれ鬼になるのだと……。

柊はツムギの「お母さん探しを手伝って欲しい」という頼みを断り切れず、一緒に旅に出ることに。

しかし、時を同じくして、ツムギの故郷・鬼が暮らす "隠の郷(なばりのさと)" でも事件が起きていて——。

 

 


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登場人物

 

 

八ツ瀬 柊 (やつせ ひいらぎ)

声 - 小野賢章

 

本作の主人公。

山形県に暮らす高校1年生。

頼まれたら断れない性格。

 

 

ツムギ

声 - 富田美憂

 

人間の世界に母親を探しに来た、鬼の少女。

天真爛漫な性格。

 

 

 

 

 

 

 

世界中から注目を集める "スタジオコロリド" 作品

 

 

スタジオコロリド作品ならではの着眼点の独自性

 

世界中から注目を集めるスタジオコロリド。

個人的にも、ポストジブリが期待される大注目のスタジオだ。

しかしその作風は、控えめにも万人受けとは言い難い。

コロリド作品の代表的な特徴は、ほとんどが現代劇にファンタジーを足した作風にある。

それ自体は昨今のアニメーション映画の王道であり主流だといえるが、問題は取り上げるテーマにある。

作品テーマの着眼点には独自性があるものの、それは非常に繊細な機微で、共感は得られてもドラマチックな展開になりづらい。

おまけに感想を具体的に言語化しづらく、わかりやすさとは縁遠い。

観終わった後の満足感や充足感はあっても、じゃあ「何が良かったの?」と問われるとその答えに難儀する。

要するに、「よくわからないけど何となく良い」作品なのである。

本作も、もちろんその例外ではない。

作品テーマの表層的な部分はおおいに理解できる。

だが制作側が込めたであろう、その奥底にあるものの正体は非常に表現しづらい。

れっきとしたファンタジー作品であるにもかかわらず、その要素にそぐわないドラマチック性の無さ。

相も変わらず、非常に繊細な機微に着眼した独自性。

本作にも "コロリド作品ならでは" が満載なのである。

 

 

長編アニメーション映画

 

ペンギン・ハイウェイ』(2018年)

 

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『泣きたい私は猫をかぶる』(2020年)

 

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『雨を告げる漂流団地』 (2022年)

 

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短編アニメーション映画

 

台風のノルダ』(2015年)

 

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『寫眞館』(2013年)

 

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陽なたのアオシグレ』(2013年)

 

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SNS時代にあえてアナログなコミュニケーションにこだわった先で得られたものとは?

 

 

SNS時代の到来で、コミュニケーションの形が急激に様変わりした昨今。

他人との関わり方は狭く深くの関係から、広く浅い関係へと変化した。

特定の誰かとの深い繋がりより、不特定多数からの「いいね」がもてはやされる。

そんな時代に、あえてアナログなコミュニケーションの描写にこだわった本作。

ちなみにここでいうアナログなコミュニケーションとは、実際に人と接し関係性を構築することを意味している。

すなわち劇中で描かれたヒッチハイクフリーマーケット、旅館での接客など、他人とある程度深く関わらなければ成立しないコミュニケーションのことを指す。

本作のこのアナログコミュニケーション推しには、当初こそ多少の違和感を覚えた。

近年、このようなコミュニケーションは敬遠されるきらいがある。

隣人の顔すら知らないこの時代。

アナログなコミュニケーションは事件性を孕んだ危険な行為とみなされる節があるからである。

しかしその弊害として、対人コミュニケーションが酷く苦手になっている傾向にあることは否めない。

対人では何も喋れないから匿名性の高い場、たとえばネット上に自分の居場所を求める。

たとえそれが歪んだ考え方だとしても、少しの共感が集まることで自らの中では一般化され正当化される。

よほどのことでもない限りネット上で個人が特定されることはないから、思考はどんどん過激になっていく。

深く広大なネットの世界で、小さな小さなコミュニティーのわずかなコミュニケーションだけが自分を理解してくれる唯一の場所になってしまう。

そしてそれが自分と他人を繋ぐ唯一の手段となるのだ。

内閣府の調査によると、日本での広義の引きこもりの割合は、15~39歳で2.05%、40~64歳で2.02%。全国の数字にあてはめると、約146万人と推計されるという。

人が他人との繋がりを断つ理由は、そのほとんどが人間関係がうまくいかなかったことにある。

良好な人間関係の構築、それすなわちコミュニケーション能力の高低有無に依るところが大きい。

そしてネット上のSNSでのコミュニケーションで、それは育まれないのだ。

本作主人公の八ツ瀬柊はSNSにこそ傾倒していないが、自分の意見を延べられないコミュニケーション下手なキャラクターである。

だが数々のアナログコミュニケーションを経験することで、人間としてひとまわりもふたまわりも大きく成長することができた。

最初こそ気づかなかったが、そこを描きたかったからこそアナログコミュニケーションにこだわったのだろうと、観終わった今なら感じることができる。

本作によくわからないけど何となく良いと感じた理由は、そんなところにあるのだろうと思う。

 

※.広義の引きこもり

引きこもりについては、社会的自立に至っているかどうかに着目し、「趣味の用事のときだけ外出する」「近所のコンビニ等には出かける」「自室からは出るが、家からは出ない」「自室からほとんど出ない」のいずれかを選択した人のうち、現在の状態となって6か月以上かつ病気等を理由としない者を「広義のひきこもり」と定義している。

 

 

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【2024年大河ドラマ『光る君へ』第三十五回「中宮の涙」】《新たな推しの誕生》 中宮彰子役をつとめる見上愛の名演技に魅せられて。

 

2024年大河ドラマ

『光る君へ』第三十五回「中宮の涙」

 

 

《新たな推しの誕生》 中宮彰子役をつとめる見上愛の名演技に魅せられて

 

 

 

 

 

 

 

『光る君へ』とは

 

 

躍動せよ!平安の女たち男たち!

創造と想像の翼をはためかせた女性 紫式部

 

2024年大河ドラマ『光る君へ』は、平安中期に、のちに世界最古の女性による小説といわれる源氏物語を生み出した、紫式部の人生を描く。

武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。

きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する大河ドラマ

 

 

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源氏物語」とは

 

源氏物語は今から1,000年ほど前の平安時代中期に完成したとされる日本最古の長編小説である。

全54帖で文献初出は1008年(寛弘五年)、平安末期に「源氏物語絵巻」として絵画化された。

主人公は輝くように美しく、才能にも恵まれ、「光る君」と呼ばれた皇子、光源氏(ひかるげんじ)。

幼い頃に亡くした美しい母の面影を求めて、数々の女性と恋愛遍歴を重ねる。

作者の紫式部は朝廷に仕えていた女官で、王朝文化が花開いた時代の貴族社会を美しい文体で綴っている。

 

 

 

第三十五回「中宮の涙」あらすじ

初回放送日:2024年9月15日

 

 

道長(柄本佑)は中宮・彰子(見上愛)の懐妊祈願のため、息子の頼通(渡邊圭祐)と共に御嶽詣へ向かう。

しかし険しい行程と悪天候に悩まされ、目的地である金峯山寺への到達に手こずっていると、伊周(三浦翔平)が武者を引き連れ、不穏な動きを見せる。

その頃、まひろ(吉高由里子)の書く物語に興味を持った一条天皇(塩野瑛久)が、まひろに物語の真意を尋ねては、自身の境遇を重ね…。

さらにまひろは彰子の本心を知り…。

 

 


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(35)中宮の涙

(35)中宮の涙

 

 

 

 

 

 

 

《新たな推しの誕生》 中宮彰子役をつとめる見上愛の名演技に魅せられて

 

 

光る君に引き取られて、育てられた娘は、私のようであった

私も幼くして入内してここで育ったゆえ

 

彰子と女房たちで一緒に読んだ「源氏物語」第5帖の「若紫」。

まだ年端もゆかぬ子供なのに光源氏に強引に引き取られ、光源氏の元で養育されることになった姫君(紫の上)。

その姫君の境遇に、中宮彰子は自分を重ね合わせる。

彰子にとって、まひろの物語の "光る君" は一条天皇のイメージであるから、彼女がどう読み解いたのかは一目瞭然だ。

現在の彰子は、"光る君" の遊び相手であるこの姫君そのもの。

一条天皇とまともな接点がないのだから、正確に言えば姫君の段階ですらない。

それでもこれまで家のためにと、中宮らしい中宮をひたすら演じてきた彰子は感情を押し殺してきた。

だが、まひろの描く「源氏物語」に彰子の心が動き、これまで秘めてきた本当の自分の気持ちを初めて吐露する。

 

この娘はこのあとどうなるのだ

光る君の妻になるのがよい

妻になる

なれぬであろうか

藤式部、なれるようにしておくれ

 

本当の主語は「この娘」ではなく「私」だろう。

問わず語りのうちに、彰子の溢れる想いが次々に言葉になっていく。

私が妻になりたい…彰子がこれまで秘めてきた本当の気持ちにまひろが応える。

中宮様、帝に『まことの妻になりたい』と仰せになったらよろしいのではないでしょうか。帝をお慕いしておられましょう。」

 

そのような事をするなど、私ではない

 

気色ばむ彰子。

だが彰子の気持ちをしっかりと見つめてきたまひろはこう続ける。

「私の存じ上げる中宮様は、青い空がお好きで、冬の冷たい気配がお好きでございます。左大臣さまの願われることも、ご苦労もよく知っておられます。敦康親王様にとっては、唯一無二の女人であられます。色々な事にときめくお心もお持ちでございます。その息づくお心のうちを、帝にお伝えなされませ。」

その時現れた一条天皇の姿に、彰子の感情が一気に溢れ出す。

 

御上、お慕いしております

 

 


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この名シーンも、冷静に観てみればツッコミどころがないわけではない。

唐突に感情を露わにした彰子に違和感を覚えた人もいただろう。

この演出自体がベタだったのかもしれない。

だが、それらすべてがどうでもよくなるほどに、見上愛さんの名演技に惹きつけられてしまった。

彰子はこれまで徹底的に無表情・無感情を貫いてきた人物だ。

その姿はまさに傀儡。

親のため、家のためにとひたすら自我を殺してきた。

喜怒哀楽を一切出さない見上愛さんの演技も、それはそれでたしかに印象的ではあった。

 

 


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しかし感情の起伏がみられない演技は、観る者の記憶に残りづらい。

演じていた見上愛さんご自身も、実は辛かったのではないだろうか。

だが、そうして地道に積み上げてきた見上愛さんの努力が、この瞬間、最大級の伏線となって『光る君へ』屈指の名シーンを生み出すことになる。

そのあまりの唐突ぶりが、逆に観る者の意表を突く。

大河ドラマは歴史を描く。

故に我々はこれからどうなるかを知っている。

にもかかわらず「ここでいくのか!?」と不意を突かれ、見上愛さんの演技で一気に引き込まれ、涙を誘われた。

この瞬間に新しい推しが誕生した。

実は見上愛さんという俳優は、『光る君へ』が初見ではない。

Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書の雪菜役で一度拝見している。

この時の演技はたしかに印象的ではあったものの、推しになるまでには至らなかった。

しかし『光る君へ』でこんな凄いシーンを魅せられてしまったら、もはや推さざるを得ない。

新たな推しとなった見上愛さんの今後の活躍に期待し、注目していこう。

ちなみに余談ではあるが、ここでの一条天皇役塩野瑛久氏の演技も実に見事なものであった。

思いもよらない彰子の突然の告白を受けて一瞬の逡巡。

驚き、困惑、理解、共感、決断…。

ほんの数秒のうちに目まぐるしく動いた一条天皇の心情を的確に表現していた。

まだ推しにまでは至らないが、塩野瑛久氏も今後の活躍が期待される有望俳優のひとりである。

 

 

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【日曜劇場『グランメゾン東京』】木村拓哉主演作品でとりあえずひと叩きされるもレストランドラマにやはりハズレなし。

 

日曜劇場

グランメゾン東京

 

 

木村拓哉主演作品でとりあえずひと叩きされるもレストランドラマにやはりハズレなし

 

 

 

 

 

 

 

日曜劇場『グランメゾン東京』とは

 


日曜劇場『グランメゾン東京』は、 2019年10月20日にスタートしたドラマ。

木村拓哉氏が令和最初に挑むのは、型破りなフランス料理シェフ。

慢心からすべてを失ったカリスマシェフは世界最高の三つ星レストランを目指し、再び立ち上がる。

木村氏は2017年1月期の日曜劇場 『A LIFE〜愛しき人〜』 以来2年ぶりのTBSドラマ出演となる。

平成に放送された連続ドラマの全話世帯平均視聴率ベスト10では、上位5位までがすべて木村の主演ドラマ (時代劇を除くゴールデン・プライムタイムの連続ドラマ・関東地区・ビデオリサーチのデータを基に弊社で集計)。

これまで多くの職業の人物を演じ、社会現象を巻き起こしてきたことからも平成を代表する存在であるといっても過言ではない。

今回木村氏が演じるのは、フランス料理のシェフ。

料理に人生をかけ、その才能でパリに自分の店を持ち、二つ星を獲得する。

カリスマシェフともてはやされ自信が慢心に変わる一方で、どうしても三つ星に手が届かず、プレッシャーに苦しみ、壁にぶつかる。

そんな時、店である重大事件が起こり、店も仲間も全て失ってしまう…。

どん底まで落ちた彼だったが、ある女性シェフと出会い、もう一度シェフとして生き直そうと決意。

世界最高の三つ星レストランを作り上げることを目標とする。

そのために最高のスタッフを集めようとするが、かつての仲間に拒絶されたり、新しい才能の持ち主を見つけてもうまくいかなかったり…空回りし衝突しながらも、再起することを諦めない。

他人に無理難題を突きつけ振り回しつつ自分もそれ以上を目指す、そんな彼の姿を見て、周囲の人々の態度も少しずつ変わっていく。

果たして彼は三つ星レストランの称号を得ることが出来るのか?

木村氏はプロ級の料理の腕前を持つことでも知られる。

そのこだわりにも注目だ。

そして、木村氏が演じるシェフとともに三つ星を目指す女性シェフを演じるのは鈴木京香さん。

木村氏と鈴木さんは2007年放送の日曜劇場『華麗なる一族以来12年ぶりのタッグとなる。

鈴木さんが演じるフランス料理のシェフは、何度も星に挑戦するも失敗。料理人としての限界を感じ失意の底にいたが、木村氏演じるシェフと出会い 「星を取らせてやる」 と言われ、一緒にレストランを立ち上げることに。

彼からの無理難題に振り回されながらも、料理人としての彼を尊敬し、また、料理人としての自分自身を見つめなおしていく。

人生につまずいた男がもう一度夢に向かう、"大人の青春" をかけたヒューマンストーリー。

なお、本作はフランス・パリの有名三つ星レストラン「ランブロワジー」でクランクインした。

三つ星を獲得しているのは、パリでは9店のみ。

その希少な店舗で日本のテレビドラマを撮影するのは前例がなく、ミシュランガイドの協力で実現したという。

 

 

グランメゾン東京 完全版 塚原亜由子監督木村拓哉/鈴木京香

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グランメゾン東京 Blu-ray BOX

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あらすじ

 

 

舞台はパリ。

フランス一の三つ星レストラン「ランブロワジー」で面接を受けていた早見倫子(鈴木京香)。

彼女は、料理人としての人生をかけてフランスにきていた。

そんな中、ある一人の男と出会う。

その男は、倫子が "実技テスト" で前菜を作ろうとしているところに、突然駆け込んできて、一方的にメニューのアイディアを出して、代わりに作ろうとする。

聞けば、昔ランブロワジーで働いていたから好みが分かるというのだ。

その矢先に、男は、借金取りに追いかけられて、去っていく。

その男こそが、パリで二つ星を獲得し、三つ星に最も近いとされたフレンチ料理人。

しかし、3年前のある事件がきっかけで表舞台から消え去った日本人シェフ・尾花夏樹(木村拓哉)だった。

その後、面接に落ちた倫子は、落ち込んでいる中、再び尾花と出会う。

そこで、尾花が作った料理のあまりの美味しさと、自分の実力のなさに、倫子は思わず涙をこぼした。

その時、尾花は倫子に突然、一緒に店をつくらないかと提案する。

 

 

 

登場人物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木村拓哉主演作品でとりあえずひと叩きされるもレストランドラマにやはりハズレなし

 

 

木村拓哉主演作品はとりあえずひと叩き

 

木村拓哉主演作品のとりあえずひと叩きは、もはや慣習といえるのかもしれない。

本作もやはり例外ではなかった。

何を演じてもキムタクはキムタク。

どんな作品のどんな役どころであろうと、木村拓哉氏の演技に目新しさはない。

木村拓哉主演作品には、そういう揶揄が常につきまとう。

 

 

やはり木村拓哉主演作品

 

木村拓哉氏の演技について、 本作に限ってはその評価が少し違っていた。

元一流シェフも今は落ちぶれた男の役。

二枚目ばかりを演じてきた木村拓哉氏には珍しく、情けない男役は目新しさを期待させるものであった。

しかしその評価も開始当初のみ。

回が進むごとに、キムタクはやはりキムタクだった。

セリフが淀むシーンが時折りみられるが、それがアドリブであろうことは明明白白。

それを、さも巧い演技のように魅せようとした演出家やスタッフの気遣いと気苦労が窺えて、むしろ痛々しささえ感じられる。

アドリブがアドリブにみえる時点で、当然興醒めもする。

仮にアドリブでないとしても、セリフに詰まる時点で如何なものか。

このように開始当初期待された木村拓哉主演作品の目新しさは、結局本作でも見つけることができなかった。

 

 

最終回の演技だけは素晴らしい

 

だが最終回の演技だけは素晴らしく、特筆に値する。

自尊心と自惚れが強い料理人が、他人の料理に(初めて?)衝撃を受けたシーンでのあの複雑な表情。

安易な歓びを爆発させなかった、悲願の三つ星に手が届いた歓喜の瞬間。

これまでの料理人生を振り返っていたかのようなあの演技。

これらは木村拓哉主演を掲げる本作の見所と断じても差し支えない。

なぜこれが終始できなかったのか…。

何を演じてもキムタクはキムタクという呪縛は、この演技をみればおそらく払拭されるだろう。

しかし残念ながら、本作を締めくくるラストシーンでは元のキムタク演技に戻ってしまっていた。

この辺りが、やはり本作がとりあえずひと叩きされる木村拓哉主演作品とひとくくりにされてしまう要因なのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

持論

レストランドラマにやはりハズレなし

 

 

"レストランドラマにやはりハズレなし" というのが著者の持論である。

ちなみにレストランドラマ=グルメドラマではない。

レストランドラマとは、レストラや食堂が舞台になっている作品のことを指す。

その上でプラスαの要素にグルメがあるのが望ましい。

ではなぜレストランドラマにハズレがないかというと、観ていて嫌な思いをまずしないからである。

レストランや食堂が舞台の作品で、鬱展開や胸糞展開はほぼ間違いなくあり得ない。

たとえ人間模様の光と影はあったとしても、そこに人の醜さは伴わない。

レストランドラマには、どこかハートフルな作品が多いのである。

例えば往年の名作ドラマ王様のレストラン

王様のレストランは、傾きかけたフレンチレストランの再建のために呼ばれた伝説のギャルソンと、彼に触発された若者たちが、倒れかけたレストランの再建を目指すザ・レストランドラマで、シニカルで痛快な人情味いっぱいの人間ドラマが魅力だった。

人情味いっぱいの人間ドラマといえば深夜食堂は外すことができない傑作中の傑作だ。

 

 

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『Chef〜三ツ星の給食〜』『dinner』『 問題のあるレストラン』も、皆すべからく面白かった。

 

 

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レストランでなく舞台がペンションではあるものの、映画『しあわせパン』も広い意味ではレストラン+グルメに含めていいだろう。

 

 

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ここで挙げたどの作品も心穏やかに観ることができ、且つそのすべてがそれなりに面白かった。

そして本作『グランメゾン東京』も、やはりレストランドラマなのである。

木村拓哉主演作品ということで何かと叩かれがちではあるが、本作を観るとレストランドラマにはやはりハズレなしと確信することができる。

レストランドラマはやはり面白い。

 

 

 

おまけ

吉谷彩子の好演

 

 

日曜劇場には多くの常連俳優がいて、そのひとりが吉谷彩子さんである。

名前を聞いてピンとこなくても、ビズリーチのCMの人といえばおわかりになる人も多いだろう。

 

 


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吉谷彩子さんの存在を日曜劇場で初めて認識したのは陸王(2017年)だったと記憶していて、その時からもちろん【推し】のひとりである。

過去の作品では引っ込み思案でおとなしい役柄を演じることが多かった吉谷彩子さんだが、本作では別人のようにガラリ。

吉谷彩子さんのこれまでのキャリアとは真逆の、自信過剰で生意気な役柄を好演している。

その好演ぶりは、これまでの印象のせいか最初誰が演じているのかわからないほどだった。

誰が演じているのかわからないほど変われる脇役の存在が、本作の評価にどれほどの追い風となったことだろうか。

吉谷彩子さんの好演も、本作を語る上では忘れてはならない重要な要素である。

好演といえば、リンダ・真知子・リシャール役を演じた冨永愛さんのハマりっぷりも見所のひとつ。

そう考えると本作の本質は、木村拓哉主演作品と銘打つも脇役それぞれが主役だった作品なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

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【もう一度聴きたいラジオ番組『BEAT ZONE』(1988年〜1997年)】あのB'zがラジオ?当時としては貴重な音源が聴けたファン垂涎のお宝ラジオ番組。

 

もう一度聴きたいラジオ番組

BEAT ZONE (1988年〜1997年)

 

 

あのB'zがラジオ?当時としては貴重な音源が聴けたファン垂涎のお宝ラジオ番組

 

 

 

 

 

 

 

『BEAT ZONE』とは

 

 

『BEAT ZONE』はロックユニット・B'z松本孝弘が司会を務めたTOKYO FM系ラジオ番組である。

放送は、1988年4月から1997年9月まで約9年半続いた。

番組開始当初はローカル枠でTOKYO FMでは木曜17:30-18:00(JST)からの放送で各地の放送日時は異なっていた。

なお稲葉浩志の出身地・岡山県では、FM岡山開局前だったので、AMラジオ局の山陽放送で放送されていた。

その後、1993年から1997年の番組終了までは赤坂泰彦のミリオンナイツに内包される形でJFN系全国ネット放送となった(放送時間は、1993年4月~1994年3月までは水曜23:00~23:25、1994年4月~1997年9月までは木曜23:00~23:25)。

松本孝弘だけでなく、ゲストという形で稲葉浩志も出演することがあった。

また明石昌夫などの当時のサポートメンバーやレコーディングスタッフ(野村昌之氏寺島良一氏)もゲストとして出演していた。

またメディア露出が少なかった、坂井泉水(ZARD)さん大黒摩季さんもゲストとして出演していたことがある。

 

 


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極端に少ないメディア露出

 

 

当時のB'zはメディアへの露出が極端に少なかった。

それはB'zが所属していたレコードレーベル・ビーイングの特徴だったといえる。

代表的なビーイング所属(関連会社も含む)のアーティストといえば、坂井泉水宇徳敬子大黒摩季川島だりあ小松未歩倉木麻衣T-BOLANWANDS(敬称略)など。

この面子をみれば、ビーイング所属アーティストがいかにメディア露出が少ないかおわかりだろう。

そんな調子だから、たとえラジオとはいえ、B'zのメディアへの露出は大変貴重な出来事だったのである。

 

 

 

ラジオから流れる2nd Beat

 

2nd Beatとは

 

まず2nd Beatという言葉の意味について説明しなくてはなるまい。

いわゆるシングルCDのカップリング曲を、B'zでは2nd Beatと呼ぶ。

三曲目があれば3rd Beatと呼ぶ。

 

 

B'zの2nd Beatは名曲の宝庫

 

B'z2nd Beatには名曲が多い。

ファンなら当たり前なのだが、誰でも知っていそうな曲となると…

なんだろう?

ファンの間では鉄板の2nd Beat『恋心』

 

 


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恋心 (KOI-GOKORO)

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こちらもド定番の『TIME』

 

 


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TIME

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ファンでもなければ馴染みはないのだろうが、とにかくB'z2nd Beatには名曲が多いのだ。

『BEAT ZONE』を聴いていた頃は、CDなんかそうそう買えるものじゃなかった。

ギリギリでレンタルだ。

だが大変困ったことにB'z2nd Beatは、そのほとんどがアルバム未収録。

シングルのみの収録だから、何枚もレンタルしなければいけなくなる。

それもお財布的に相当しんどい。

頼みの綱は歌番組だが、メディア露出が極端に少ないから極めてピンポイントでしか観ることができない。

こんな状況下で、毎週決まった時間に聴けるラジオ『BEAT ZONE』は、CDが買えないファンとしては非常に貴重なありがたい番組だった。

 

 

ラジオ番組をテープへ録音

 

 

『BEAT ZONE』は、当時としては貴重なB'z2nd Beatを流してくれるラジオ番組だったから、テープに録音することもしばしばあった。

懐かしいよね、テープww

ちなみに著者の頃の録音といったら、ステレオの内部で録音可能だったので、家族の声などの雑音が入ることは一切なかった。

 

 

 

 

 

 

 

音楽が手軽に手に入る時代にラジオを

 

 

今ではサブスクリプションダウンロードで音楽が手軽に手に入るようになった。

いいなと思った曲は、スマホひとつあればいつでも、好きな時に聴くことができる。

Spotifyなどを使えば、お気に入り曲の傾向から様々な新しい音楽も紹介してくれる。

音楽を楽しむにも、便利な世の中になったものだとつくづく思う。

だが便利で手軽になった分だけ、一曲にかける情熱や思い入れも薄くなってしまったように感じる。

何年も何年もずーっと聴き続けるような、本気のお気に入り曲が、今の若者たちにはあるのだろうか。

Spotifyで狙ったようにおすすめされた曲より、ラジオで出会い頭に聴いた曲の方が、意外と末永く聴いていくものだ。

新しいお気に入り曲とは、ラジオで出会ってサブスクで聴き込む。

これがお気に入りの音楽は、手元に音源がないとどうしても落ち着かない、おっさんのスタンダード。

 

 

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【中井貴一主演映画『壬生義士伝』】泣きどころ満載!後にアカデミー賞を受賞する名監督・滝田洋二郎の実力。

 

中井貴一主演映画

壬生義士伝

 

 

泣きどころ満載!後にアカデミー賞を受賞する名監督・滝田洋二郎の実力

 

 

 

 

 

 

洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる

 

 

洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…

それが邦画の良さだと思う。

昔は当たり前のように洋画一択だったが、近年の邦画はなかなかバカにできない。

製作費でハリウッドに勝てないならシナリオと演出と演技で勝負といわんばかりに、邦画のクオリティーは年々高くなっている。

たしかにハリウッド映画は華やかで見栄えもするが、どうしても大味になってしまっているように感じる。

演出的にはどうしても地味な邦画ではあるが、シナリオ的に感性が合うのはやはり制作者が同じ日本人だからだろうか。

もちろん作品によるが、邦画には洋画のクライマックス的派手な見せ場がほとんどない。

ドッカンドッカン爆破しないし、ガガガガ派手な銃撃戦もない。

カッコいい戦闘機も、イカツイ戦車も邦画とは無縁に近い。

だが、最近そんな邦画が観ていてとても心地よい。

ガチャガチャとうるさいだけの映画は苦手だ。

時には深く考えさせられ、じわじわ心にしみてくる映画を好むようになってからというもの、邦画が面白くて仕方ない。

日本人ならではの感性で演出し魅せていくのが邦画だ。

ここではまったく派手ではないけれど、どうしようもなく心にしみて今なお強く記憶に残っている邦画をご紹介したいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

壬生義士伝』とは

 

 

壬生義士伝』は、浅田次郎氏による歴史小説で、2003年には松竹配給により映画化された。

製作委員会にはテレビドラマ化したテレビ東京も参加した。

企画段階で監督予定だった盛岡市出身の相米慎二氏が、2001年9月9日に急死したことから、滝田洋二郎氏が監督を務めた。

南部地方盛岡藩の脱藩浪士で新選組隊士の吉村貫一郎を題材とした時代小説である。

足軽身分で貧困ゆえ脱藩して新選組に入隊。

守銭奴や出稼ぎ浪人などと呼ばれながらも近藤勇土方歳三斎藤一沖田総司など新選組の名だたる隊士が一目おいた田舎侍・吉村貫一郎が繰り広げる人としての義、家族への愛、友との友情という人間ドラマを描いた作品で、2000年に第13回柴田錬三郎賞を受賞している。

 

 

壬生義士伝

壬生義士伝

 

 

壬生義士伝

壬生義士伝

  • Unknown
  • 時代劇
  • ¥2037

 

 

 

あらすじ

 

 

幕末の慶応4年1月。

鳥羽・伏見の戦いの大勢は決し、幕軍は潰走を始めていた。

そんな中、大坂の盛岡藩蔵屋敷に満身創痍の侍が紛れ込む。

南部藩の下級武士として生まれ、貧困にあえぐ家族を救う為に妻・しづを残して盛岡藩を脱藩し、新選組の隊士となった吉村貫一郎であった。

朴訥な人柄でありながらも北辰一刀流免許皆伝の腕前を持つ貫一郎は、金の為、ひいては盛岡に残る妻子の為に危険な任務も厭わず、人を斬り続ける。

しかし時代の流れには逆らえず、新選組鳥羽伏見の戦いで敗走。

隊士達が散り散りとなる中、深手を負った貫一郎は何としても故郷への帰藩を請うべく、大坂の南部藩蔵屋敷へと向かうのだが、吉村に対し、蔵屋敷差配役であり吉村の旧友であった大野次郎右衛門は彼に切腹を命じる。

時は流れ、大正4年

北海道出身の記者が、吉村を知る人々から聞き取り調査を行っていた。

彼らによって明かされた彼の生涯とは…。

 

 


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泣きどころ満載!

後にアカデミー賞を受賞する名監督・滝田洋二郎の実力

 

 

滝田洋二郎氏といえば2008年に映画『おくりびと』の監督を務め、第81回アカデミー賞外国語映画賞、および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した名監督だ。

その名監督がメガホンを取っているのが名作邦画『壬生義士伝』だ。

主人公の吉村貫一郎は実在の人物だが大野次郎右衛門なる人物は架空の人物。

実際の吉村は二百石という高禄の侍の倅だったという。

作中の設定つ現実の年齢とは大きく異なっていたり、脱藩年も合わない。

また妻子も確認できないようだ。

こうなるとフィクションの要素が強くなる。

そのことで冷めてしまう場合が往々にしてあるのだが、本作品については問題ない。

そもそも新選組隊士に吉村貫一郎なる人物がいたことを知らない。

知らないから何が現実で、何が創作かなんてわからない。

映画を観る上で、知らないということは時に武器になるようだ。

余計な知識がないから、ダイレクトに物語に入り込める。

おかげで、とにかく泣いた。

それは主演の中井貴一氏の名演技によるところが、非常に大きいと思われる。

また脇を固める佐藤浩一氏や三宅裕司氏の好演も光る。

シナリオも秀逸で、新選組という大ネタを扱いながらも、当時の武士の懐事情や金銭感覚を窺い知ることができる。

新選組を扱うとどうしてもストーリーは重なりがちだ。

史実なのだから仕方がないことだが、『壬生義士伝』に関しては、従来の新選組作品とはひと味違ったテイストの作品となっている。

このような作品に仕上がった要因は、吉村貫一郎という無名に近い隊士を主人公に据えたからであろう。

滝田洋二郎監督がアカデミー賞を受賞されたことで、その過去作にも注目が集まった。

おかげで『壬生義士伝』も有名作品になってしまったが、まだまだ知らない方も多いと思う。

なかなか渋い映画だが、興味を持たれたのなら是非一度ご覧になってみては如何だろう。

 

 

壬生義士伝 上下巻 セット

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渡辺謙主演ドラマ

時代劇 壬生義士伝 新選組でいちばん強かった男』

 

 

第一部 遥かなる故郷 (後編)

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【ART OF LIFE / X JAPAN (1993年)】収録曲が1曲だけで再生時間が約30分?

 

ART OF LIFE / X JAPAN (1993年)

 

 

収録曲が1曲だけで再生時間が約30分?

 

 

 

 

 

 

 

iTunesのプレイリストは音楽人生の履歴書

 

 

お気に入りの音楽の管理は、もっぱらiTunesで行っている。

その時その時に聴きたい曲の音源を手に入れては、手当たり次第にiTunesに入れまくった。

おかげで今では数千という曲が入っている。

言うなれば、iTunesのプレイリストは我が音楽人生の履歴書のようなものだ。

何か面白い曲がないかとiTunes内を漁っていたら、こんな曲が記憶されていた。

1曲の再生時間がなんと約30分。

Xの『ART OF LIFEだ。

 

 

 

 

 

 

 

ART OF LIFE / X JAPAN』とは

 

 

ART OF LIFE』は、ロックバンドX JAPANが1993年8月25日にリリースしたスタジオ・アルバムであり、収録曲のタイトルである。

当初は3rdアルバム「Jealousy」に収録し、2枚組として発表する予定であった。

だが、レコーディング中にYOSHIKIが倒れたことや、ヴォーカル・レコーディングの難航、ソニーの上場問題が絡んだ時間的制約から『ART OF LIFE』の収録は見送られることになる。

しかし後にミニ・アルバムとしてリリースされた。

そのような事情もあり、制作を開始してからアルバムが世間に発表されるまでに3年7か月を要した。

元々は『Say Anything』の第2章という位置づけであり、同曲終盤でのYOSHIKIの語りのあとに本作に繋がるという設定となっている。

『Say Anything』がアルバムの最後のトラックに収録されているのは、前述の通り「Jealousy」が本作と2枚組でのリリースを念頭に置いていたためである。

再生時間が約30分という長編作であり、ロックをベースにクラシック音楽的要素、ピアノ・ソロなどで構成されている。

歌詞は全て英語であり、YOSHIKIの半生をモチーフとした内容となっている。

ジャケット・カバーで使われている頭部X線写真もYOSHIKI自身のものである。

初動売上で30万枚以上、最終的な累計売上は60万枚を超えるヒット作となった。

なお、日本における正式な収録曲が1曲のみのCDアルバム(音楽作品)の売上としては歴代1位である。

 

 

ART OF LIFE

ART OF LIFE

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

LIVEでの演奏

 

 

再生時間が約30分ということは、演奏時間も約30分ということになる。

そんな規格外の超大作がLIVEで演奏されたことがある。

ART OF LIFE』発売前の1991年12月8日にNHKホールで行われた「X with オーケストラ」で、YOSHIKIがソロコーナーで演奏したものが初演となる。

この時は中盤のピアノ・ソロ部分のみの演奏であった。

その後1992年7月30日に行われた「YOSHIKI TALK LIVE at 日本武道館」で、YOSHIKIがピアノ協奏曲形式としてオーケストラと共演したものが初のフル演奏となった。

X JAPANとしては1993年東京ドームの「日本直撃カウントダウンX JAPAN Returns」2daysで演奏している。

この公演ではYOSHIKIの演奏の提案に当初はメンバーが反対していたものの、後になって逆に演奏意欲が沸いてしまい、ほとんど唐突に演奏が決定したという。

楽曲のあまりの長さ故に、メンバー全員が自分たちの楽曲であるにもかかわらず、ライヴの直前まで必死にコピーをしていた。

ピアノ・ソロはYOSHIKIのみの演奏のため、一番大変なのは言いだした自分だったと後にYOSHIKI自身も語っている。

この曲に限ってはToshlですら恒例の観客への煽りも無く歌唱のみに集中しているほか、他のメンバーも長時間にわたる高速の演奏に集中せねばならないため、「珍しくXのメンバーが動いていない」という印象をYOSHIKIは語っている。

どこをとっても規格外の『ART OF LIFE』であった。

 

 


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X(X JAPAN)の思い出

 

 

未だにX JAPANとは呼びたくない。

XはやはりXだ。

デビュー当時はその出立ちから、なんとなくイロモノバンドの印象があった。

まだビジュアル系という言葉が浸透していなかった時代だったから致し方ないことなのかもしれない。

しかしなんといっても楽曲がメチャクチャ格好良かった。

X時代の楽曲はどれをとっても本当に素晴らしい。

名曲『Silent Jealousy』のギターリフはもはや神でしかない。

 

 


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これほど格好良いバンドは世間が放っておかない。

あっという間にスターダムへとのし上がっていった。

一流アーティストの仲間入りを果たしたXが、人気絶頂の時に満を持して発売したのが『ART OF LIFE』だった。

もちろん初回盤で持っている。

iTunesに読み込んで以来、一切開封していないからほぼ新品状態だ。

Xファンは皆熱狂的だから、もしかしたら高額取引きされているんじゃないか?

ワクワクしながらとりあえずAmazonをチェックしてみたのだが……

 

 

X JAPAN / ART OF LIFE -1993.12.31 TOKYO DOME (限定盤-特殊メモリアル・パッケージ) [DVD]

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……。

特装品でもない限り、もう出品すらされていない。

まぁ、こちらとしてははなから売る気もないんだけれども。

若干哀しくなったがそこそこ笑えたから良しとしよう。

Xを語り出したらまだまだ長くなる。

hideちゃんやTAIJIのこと。

語りたいことは山ほどある。

名曲も山ほどある。

これから少しずつ書いていこう。

だからそれはまた別の機会で。

 

 

 

 

 

 

 

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