...
...

ioritorei’s blog

完全趣味の世界

※当サイトではアフィリエイト・Google AdSenseによる広告を掲載しております。

【アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』】庵野秀明が描いたファーストガンダムの "if" はクワトロ・バジーナもシャア・ダイクンも生まれないパラレルワールド。

 

アニメ

機動戦士Gundam GQuuuuuuX

※本稿にはネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

 

庵野秀明が描いたファーストガンダムの "if" はクワトロ・バジーナもシャア・ダイクンも生まれないパラレルワールド

 

 

 

 

 

 

 

アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』とは

 

 

2025年、ガンダムシリーズ最新作

カラー×サンライズ

夢が、交わる。

 

エヴァンゲリオンシリーズを手掛けるスタジオカラーガンダムシリーズを手掛けるサンライズがお届けする新たなガンダムシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(読み:ジークアクス)。

新作ガンダムシリーズの深夜枠放送はガンダム Gのレコンギスタ以来10年振りのことである。

監督はフリクリ』『トップをねらえ2!』『龍の歯医者などを監督した鶴巻和哉氏。

シリーズ構成・脚本には少女革命ウテナ『STARDRIVER』榎戸洋司氏。

また新世紀エヴァンゲリオン及びヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ等を手がけた庵野秀明氏も脚本として参加している。

キャラクターデザインは西尾維新先生著作戯言シリーズ』『刀語のイラストやポケモン』『Fate/GrandOrder』の一部キャラクターデザインを担当した竹さんを採用。

プロデューサーにはサンライズからは笠井圭介氏、スタジオカラーからは杉谷勇樹氏が参加。

エグゼクティブプロデューサーには前作機動戦士ガンダム水星の魔女』と同じく小形尚弘氏が起用されている。

 

 

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)

 

 

 

あらすじ

 

 

宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。

エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、GQuuuuuuX(ジークアクス)を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。

同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。

 

そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。

 

 

youtu.be

 

 

 

入り口の作り方が非常に巧い庵野秀明

 

 

庵野秀明氏といえば、真っ先に思い浮かぶのがエヴァンゲリオンシリーズ。

庵野氏の名が広く世に知れ渡ったのは、社会現象にまでなった新世紀エヴァンゲリオンでのこと。

まだアニメがヲタク文化とされていた時代で、新世紀エヴァンゲリオンがなぜ社会現象にまでなり得たのか。

その一因として、作品への入り口が非常に広かったことが挙げられる。

新世紀エヴァンゲリオンにはロボット・アクション・美少女・学園などなど、アニメ好きならずとも、一般の人でさえも食いつきやすい要素がふんだんに詰め込まれていた。

これぞ娯楽アニメ。

それが序盤における新世紀エヴァンゲリオンである。

しかしそんな新世紀エヴァンゲリオンも、終盤で出口が一気に狭められ超難解作品へと変貌する。

それはまるで、売れなければ本当にやりたいことはできないと言わんばかりの、実に巧妙な戦略(かどうかはわからないが…)だった。

そんなエヴァと同じ印象を、まさかガンダムで受けることになろうとは…。

初回放送から半世紀近く経ったファーストガンダム(以後「ファースト」)のマーケットは、すでに頭打ち状態。

もはや伸びしろなど微塵も残っていないものだと思っていた。

しかし庵野氏は、ファーストの "if" をパラレルワールドとして描くことで、なかったはずの伸びしろを見事作り上げる。

ファン心をくすぐるのがとにかく巧い庵野氏。

死んだはずのシャリア・ブルを物語の最初の語り手に登場させたり、レアキャラながら何故かキーパーソンになってしまうカムラン・ブルームの登場など、どれもこれもファーストファンが泣いて喜び思わず食いついてしまう仕掛けばかり。

シャアの登場は、その最たるものであっただろう。

物語の入り口でこんなものをみせられて、ファンが熱くならないわけがない。

たとえ頭打ちであろうと、ファーストのマーケットは絶対値の分母が大きい。

数あるガンダムシリーズの中でも、屈指の人気を誇るのがファーストなのである。

結果、ファースト潜在的に抱える多くのファンを掘り起こすことに成功する。

エヴァの再来である。

しかし出口に関しては、エヴァの二の舞にはならなかった。

ニ次創作である本作は、最後まで要所要所でファンの心をくすぐり続ける。

ファンにはお馴染みのミハルの「こんにちは。お急ぎですか?」。

 

 

ioritorei.com

 

 

続編で活躍するはずのバスク・オムとゲーツ・キャパが登場。

物語終盤のエンディング曲に名曲「BEYOND THE TIME〜メビウスの宇宙を越えて〜」

 

 


www.youtube.com

 

 

極めつきはブラウ・ブロキケロガと呼んだことだ。

 

 

ioritorei.com

 

 

キケロガはガンダムが全52話予定だった最初期プロットにある名で、まさに知る人ぞ知る設定である。

きっとこれだけではないはずだ。

よくよく見返せば、細かい仕掛けがもっとあったのだろう。

何度も見返し散々擦り倒したはずのファーストガンダムだが、見尽くした作品にまさかこんな遣い方があろうとは。

エヴァ庵野秀明は伊達じゃない。

相も変わらず入り口の作り方が非常に巧い庵野秀明氏である。

 

 

 

庵野秀明が描いたファーストガンダムの "if" はクワトロ・バジーナもシャア・ダイクンも生まれないパラレルワールド

 

 

本作は、ファーストガンダム(以後「ファースト」)の "if" をパラレルワールドとして描いた作品である。

「もしも一年戦争でジオンが勝っていたら」

この世界線を描くために庵野氏が行き着いたのは、「アムロガンダムに乗せない」ことだった。

本作物語の基になっているファーストの主人公であるアムロ・レイ

そのアムロガンダムに乗らず、結果ジオンが戦勝する本作の主役が、アムロのライバルであるシャアになるのはごくごく自然なことなのだろう。

シャア・アズナブル

本名はキャスバル・レム・ダイクン

ジオン建国の父であるジオン・ズム・ダイクンを実父に持つシャアは、ファーストのみならず続編にまで多大な影響を及ぼす宇宙世紀ガンダムの中心人物である。

敵軍の将でありながら、ファンから絶大な人気を集めるキャラクターだ。

だがその人気もファーストまでの話。

続編に登場するシャアに、ファーストのような自信に満ちた姿はない。

某国のプリンスというカリスマ性も薄れ、かなりのこじらせキャラとして描かれることになる。

シャアを信奉するファンには、さぞや苦い思い出だろう。

もしかしたら庵野氏も、そのひとりだったのだろうか。

庵野氏の描いたシャアに、続編の堕落はない。

本作の結末をみる限り、既存の続編に登場するニュータイプのなり損ないのシャアは存在しない。

なぜなら、本作ではララァ・スンが生きているからである。

ファーストではあれほど切れ者感を漂わせていたシャアが続編でこじらせキャラに変貌していく根本的な理由は、ファースト最終盤でのララァを巡るアムロとの因縁にある。

某国のプリンスとして複雑な家庭環境に生まれたシャアにとって、ララァは唯一「母になってくれるかもしれなかった女性」だった。

 

 


www.youtube.com

 

 

そのララァを失ったがために、以後シャアはこじれにこじれていく。

しかし庵野氏はそれを善しとしなかったかのようである。

もしララァが生きていればアムロとの遺恨はなくなり、アムロにこだわる理由もなくなる。

ララァがいれば、シャアのニュータイプへの覚醒も促されたに違いない。

すると、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアで描かれた「シャアの反乱」は起こらない公算が高くなる。

つまり、シャア・ダイクンが生まることはなくなるのだ。

では、クワトロ・バジーナはどうだろう。

そもそも本作は、一年戦争でジオンが勝った世界線

ジオンが勝つなら、その後に勃発するはずのデラーズ・フリートの反乱(デラーズ紛争)も当然ながら起こらない。

だから対ジオン残党特殊部隊「ティターンズ」が結成されることはなく、反ティターンズ組織である「 エゥーゴ」が生まれることもない。

とはいえ何らかの反ジオン組織が誕生するのだろうが、少なくとも「ティターンズ」のような大規模な精鋭特殊部隊ではなく、もっと小規模なものになるだろう。

だからおそらく、シャアがクワトロ・バジーナという偽名を名乗ってまで参戦する必要性はなくなるはずである。

ファーストパラレルワールドである本作で、あえて続編で活躍するはずのバスク・オムを登場させたのは、そのことを暗に示したのではないだろうか。

(しかしバスクと共にいたのがゲーツ・キャパだったのは、なかなかシビれる演出であった。劇場版『Z』では出番が削られたゲーツ・キャパだが、ようやくここで報われた。)

終盤になって「BEYOND THE TIME〜メビウスの宇宙を越えて〜」がエンディング曲として流れたのも、もしかしたら同じ理由だったのかもしれない。

つまり一年戦争後のシャアの行動はすべて、ララァを失ってニュータイプになりきれなかった歪みに依るところが大きいのだ。

シャアがララァと共にあってニュータイプへ覚醒すれば、この歪みはなくなる。

シャアがニュータイプへと覚醒すれば、実父ジオン・ダイクンの思想は正しく理解されただろう。

そうなれば地球の重力に縛られ自己中心的になっている人類をニュータイプが導くという、酷く独善的な思想に傾倒することはない。

もしかしたらララァアムロのように、自発的な「人類の革新」を期待するキャスバル・ダイクンに戻れたかもしれない。

シャアがダイクンを名乗れば、地球連邦の横暴も少しは抑えられたかもしれない。

シャアが歪まなければ、ハマーンが歪むことはなかったかもしれない。

「人の心の光」を可視化してみせたアクシズ・ショックという奇跡も、もっと別の平和的な形で人々に示せたかもしれない。

極論を言ってしまえば、ファーストから連なる宇宙世紀ガンダムの多くの事象は、ララァを失いニュータイプになり損なったシャアが原因といえなくもないのである。

逆に言えば、シャアがニュータイプになり損なったせいでファーストの続編が生まれた。

しかし庵野氏は、本作ですべての続編を否定した。

それを裏付ける描写がある。

本作ではファースト本編の世界線が何度か描かれているが、我々が知る歴史とは明らかに違う描写がたったひとつだけあった。

それは本来ならばシャアを庇ったララァが撃破されるシーン。

それが本作では、ララァを庇ったシャアが撃破されたことになっていた。

パラレルワールドとは並行世界であるから、起こった事象は世界線によってそれぞれ違う。

だからララァを庇ったシャアが撃破される世界線も、もちろん存在するだろう。

しかし、わざわざオリジナルキャストまで引っ張り出してファンをざわつかせたあのシーンが、正史でないわけがない。

あれは間違いなく、庵野氏が描いたファースト本編の世界線である。

そしてシャアがいなくなったファースト本編の世界線でも、やはり続編は生まれないことになるのである。

きっと本作では、どの世界線でも続編は生まれない。

そう思わせるほど、徹底的に続編を否定したような庵野氏。

その理由は何だったのだろう。

ファーストから始まる宇宙世紀ガンダムは、今でこそ何作にも渡る壮大な物語である。

しかし単編としてみたならどうだろう。

シャアという巨大なカリスマは、ララァに庇われるような存在などではなく、ララァを庇って散るべき存在だった。

おそらくソロモンでシャアがいなくなっても、ファーストの結末は何も変わらない。

ならばあそこで散ることが、シャアというキャラクターの滅びの美学といえなくもない。

いつも最後は生死不明では、締まらないのである。

続編のシャアの不甲斐なさを嘆くファンは少なくない。

その嘆きはファーストの存在感に依るところが大きい。

ファーストでのシャアのイメージを護るためには、どうすればいいか。

頃合いをみて華々しく散らせるか、アムロ同様ニュータイプとして覚醒させるか。

結局この二者択一しかなかったのかもしれない。

そして庵野氏も、もしかしたら同じようなことを考えたのかもしれない。

いずれにせよ、シャアへの熱い想いがなければこんなパラレルワールドは思いつきもしなかっただろう。

(たぶん)続編のないガンダム

それはスポンサーの意向など意にも介さない現れでもある。

スポンサーに翻弄されたファーストの立場を鑑みれば、パラレルワールドはずいぶんな出世といえるのではないだろうか。

 

 

機動戦士 Gun*dam GQ*uuuuuuX(ジーク*アクス)ハロ型スピーカー 公式

機動戦士 Gun*dam GQ*uuuuuuX(ジーク*アクス)ハロ型スピーカー 公式

 

 

 

☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎

 

 

 

 

 

【長編アニメ『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』】劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』前日譚の主役は銭形!これぞモンキー・パンチが描いた "ジャパン・コミック" の世界観!!

 

長編アニメ

LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン

※本稿にはネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

 

劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』前日譚の主役は銭形!これぞモンキー・パンチが描いた "ジャパン・コミック" の世界観!!

 

 

 

 

 

 

 

アニメ『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』とは

 

 

ルパン三世約30年ぶりとなる2Dアニメ
劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の前日譚――。

本作は、銭形警部を主人公に据えた渾身のハードアクションだ。

極寒の地、ロビエト連邦で発生した空港爆破テロ。

容疑者として浮かび上がったのは、まさかのルパン三世

しかし、銭形が追い詰めた "もう1人のルパン" は、無実を主張する。

正義を貫く男・銭形は、謎に包まれた “偽ルパン" と対峙することになる――。

監督は、2014年より『LUPIN THE IIIRD』を手がけてきた小池健氏。

銭形警部(山寺宏一)をはじめ、ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(大塚明夫)、石川五ェ門(浪川大輔)、峰不二子(沢城みゆき)のレギュラー陣が集結。

国家の陰謀、爆破テロの真相、交錯する二人のルパン――銭形の信念が試される。

シリーズ史上最も渋く、哀愁と激情に満ちた熱きバディアクションが幕を開ける。

 

 

LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン

LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン

 

 

 

あらすじ

 

 

銭形警部はロビエト連邦の空港で爆破テロに遭遇し、犯人の顔がルパン三世だったことに驚く。

すぐに見失うが駅で別の "ルパン" を発見し列車内でルパンを拘束するも、次元大介の助けで脱走を許してしまう。

一方、峰不二子はサーカス団に潜入し、空中ブランコの乗り手として最高指導者ブレーリンの寵愛を受けていた。

軍縮条約パレードを目前に控え、国家保安委員会のカラシコフはルパンをテロ実行犯かつアルカ合衆国のスパイと断定し追跡するが、銭形は疑念を抱いていた。

そして、首都で国家保安委員会に追い詰められたルパンの前に立ちはだかったのは、彼の無実を信じる銭形だった――。

だが、その瞬間、新たな爆破が銭形を襲う……。

 

 


www.youtube.com

 

 

 

主役は銭形

 

 

テレビシリーズやテレビスペシャルといった既存作品に慣れきってしまった人には、どうにも馴染みにくいであろう作画が特徴の『LUPIN THE IIIRD』シリーズ。

その画はモート・ドラッカーの影響を色濃く残し、登場人物は長身でひょろりとした線で描かれる。

アニメの義賊的なイメージとは趣が異なり、ルパンは殺人すら厭わない悪党として描かれるほか、ハードボイルド色が強い描写や性的な描写が頻繁にある、殺伐としたハードでダークな作風。

これぞモンキー・パンチ先生が描いた、"アメリカン・コミック" に対比される "ジャパン・コミック" の世界観だ。

既存作品ですっかり子供向けになってしまった雰囲気のあるルパンだが、これぞルパンの本来の姿である。

"シリーズ史上最も渋い" と謳うだけあって、本作に既存作品にありがちなギャグ的要素は一切ない。

すべての登場人物が、とにかくクールで超ハードボイルド。

特に主役の銭形は惚れ惚れするほど渋く描かれ、既存作品でよくみるドジな存在ではない。

頑固ではあるが、強い信念を持つ正真正銘の正義漢。

それが本作の銭形像であり、とにかくめちゃくちゃ格好良い。

「とっつぁん」として既存作品ですっかり茶化されてしまっていた銭形だが、ルパン同様これこそモンキー・パンチ先生が描いた本来の姿なのかもしれない。

また、本作ではお馴染みのメンバーの若かりし頃も描かれている。

それを窺えるのがルパンと銭形のやり取り。

二人の間にはまだルパンが銭形を「とっつぁん」と呼ぶような、既存作品でお馴染みの関係性が見て取れない。

ただ、本作においても互いに認め合う様子は窺え、相手に助け船を出すシーンや互いの信念をぶつけ合うシーンからは、既存作品にある二人の奇妙な信頼関係を感じさせる。

既存作品、特に年々薄っぺらくなっているテレビスペシャルに辟易している人にはおすすめの作品。

骨太で重厚。

長編とはいえ1時間を切る短めの作品だが、見応えは十分。

劇場版へと繋ぐ前日譚として非常に優秀な作品だが、もちろん単編として観てもまったく問題はない。

ただしハードボイルド色があまりに強く、殺伐としたハードでダークな作風の本作に、万人受けは難しいと思われる。

特にハードボイルド作品は、近年では時代錯誤の絶滅危惧種だ。

だからこそ、こういう作品がこれから先も根強く生き残っていってくれることを切に願う。

 

 


www.youtube.com

 

 

※.モリス・"モート"・ドラッカー

(1929年3月22日~2020年4月9日)

 

アメリカの風刺画家であり、50年以上にわたってMadに寄稿したことで最もよく知られているアメリカの漫画家であり、主要な長編映画やテレビシリーズの風刺を専門としていた。

 

 

 

劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』予告

 

 

さてさて一癖も二癖もある連中に囲まれて30年ぶりにどんな事件を巻き起こしてやろうかな


あのルパン三世が、約30年ぶりに2Dの劇場アニメーションとして帰ってくる!

タイトルは『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』

舞台は、地図に載っていない謎の島。

お宝を狙って乗り込んだルパン一行を待ち受けていたのは、"不死身の血族" と呼ばれる正体不明の存在だった。

前代未聞のスケールとドラマで描かれ、すべての「ルパン三世」に繋がる原点ともいえる究極の物語が幕を開ける。

原作はモンキー・パンチ先生。

監督は国内外でそのスタイリッシュな演出が高い評価を得ている「ルパン三世」シリーズ〈LUPIN THE IIIRD〉全作を手がけた小池健氏。

脚本は高橋悠也氏、音楽はジェイムス下地氏。

栗田貫一氏、大塚明夫氏、浪川大輔氏、沢城みゆきさん、山寺宏一氏らおなじみのキャストが集結。

ゲスト声優には片岡愛之助氏、森川葵さん、空気階段が参加。

主題歌はB’zの書き下ろし楽曲「The IIIRD Eye」

"誰も知らないルパン三世" が、ついにスクリーンに姿を現す。

 

 


www.youtube.com

 

 

 

☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎

 

Amazon Prime Video

Amazon Prime Video

  • AMZN Mobile LLC
  • エンターテインメント
  • 無料

Netflix

Netflix

  • Netflix, Inc.
  • エンターテインメント
  • 無料

 

 

 

 

【心に沁みる名言『大場嘉門(ラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE〜」より)』】今日を精一杯生きるために…。#193

 

#193

心に沁みる名言

 

 

 

 

 

 

 

 

今日を精一杯生きるために…

 

 

明日ではなく今日。

今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。

 

 

 

大場嘉門(ラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE〜」より)

 

 

ラジオドラマNISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE〜』第44回「先輩、僕、転職しちゃうかもっす!」でのヒトコマ。

 

大場 嘉門(おおば かもん)

CV:増田晋

由来:大バカモン(彼の口癖でもある)

 

東京都神田神保町に本社を構える中堅企業・大日本ジェネラル開発本部部長で安部礼司の上司。

バブル世代のちょいワル親父。

趣味は官能小説の執筆。

 

 

ツイてるかツイてないかなんて

本当に区別できるのかな?

 

運がいい人と

運が悪い人がいるわけじゃなくって

 

実は世の中って

 

運がいいと思ってる人と

運が悪いと思ってる人が

いるだけなんじゃないかなって

 

 

「あ、安部礼司~beyond the average~」脚本集SEASON1

「あ、安部礼司~beyond the average~」脚本集SEASON1

 

 

松下電器産業(現パナソニック)の創業者であり、「経営の神様」と称される日本の実業家・松下幸之助氏。

松下氏には採用面接における有名なエピソードがある。

それは面接の最後に「あなたは運が良いですか?」と質問し、その答えで合否を決めたというのだ。

この質問には、単に運の良し悪しを問うだけでなく、応募者のものの見方や考え方、そして成長の可能性を見極めようとする意図があったと考えられる。

たとえば運が良いと答える人は、自分を取り巻く環境や出来事に感謝できる傾向があり、成長の糧にできる。

困難な状況でも前向きに捉え、乗り越えていく力がある。

失敗を他人のせいにするのではなく、自身の行動の結果と捉え、そこから学び成長していく力がある。

反対に運が悪いと答えることは、不平不満を抱えている、成長意欲が低い、周囲への感謝が足りないといった印象を与えてしまう。

重要なのは、運の良し悪しを問う質問に対する答え方だけでなく、その背景にある考え方や価値観なのである。

人生は思い通りにいかないことがほとんどだ。

良いことばかりは続かない。

だが、災い転じて福となす。

大切なのは災難や失敗を経験した際に、それを教訓やチャンスとして捉え、状況を好転させるための知恵や工夫をすること。

そして状況を打開するための積極的な姿勢や、そこから学びを得て成長しようとする意思ではないだろうか。

 

 

愛燦燦(あいさんさん) / 美空ひばり(1988年)

 

 

雨 潸々と この身に落ちて

わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして

人は哀しい 哀しいものですね

 

それでも過去達は 優しく睫毛に憩う

人生って 不思議なものですね

 

 


www.youtube.com

 

 

松下幸之助 成功の金言365

松下幸之助 成功の金言365

 

 

 

☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎

 

ペンギンの島

ペンギンの島

  • HABBY
  • ゲーム
  • 無料

猫とスープ

猫とスープ

  • hidea
  • ゲーム
  • 無料

 

 

 

 

【アニメ『機動戦士ガンダム』トリビア】ゴッグ?ゴック?実はどちらも正解。

 

アニメ『機動戦士ガンダムトリビア

 

 

ゴッグ?ゴック?実はどちらも正解

 

 

 

 

 

 

 

アニメ『機動戦士ガンダム』とは

 

 

アニメ機動戦士ガンダムとは、無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3を経て富野由悠季氏が手がけたロボットアニメ。

名古屋テレビテレビ朝日系列で1979年4月7日から1980年1月26日まで放送。

全43話。

宇宙世紀としては79年9月18日~79年12月31日までの86日間を描いた戦争となっている。

企画された経緯に宇宙戦艦ヤマトの人気があり、作風についてもヤマトや十五少年漂流記、宇宙の戦士などの影響が見受けられる。

当時スーパーロボットが活躍するシンプルで明るいロボットアニメがそれまでのメインストリームであった中で、重厚な人間関係やメカニック描写などを前面に押し出したシリアスなリアルロボットアニメのジャンルを確立し、後の時代にあらゆる方向に多大な影響を及ぼした。

またストーリーは連続ドラマ方式で、基本的に1話完結で終わることの多い当時としては斬新な内容である。

だが、リアルを目指し過ぎたのが難点になっていたらしく、放送当時の評価は実はあまり良くなかった。

特に前半はリアルな雰囲気を出すためなのかロボット(MS)が少ない。

そのため絵的に変わり映えがしなかったりとストーリーのテンポが悪くなることに繋がってしまっており、地味と評価されることに。

後半からはMSの数も増えるなどして改善されていったが、全体的に他のロボアニメと比べると地味と思われる要因が多かったためか、放送当時はあまり視聴率が振るわず全52話の放送予定を全43話へ短縮となった。

しかしその後、後半からの改善の効果もあってか本作の連続ドラマ方式で描かれる、シリアスで斬新な内容は少しずつ口コミなどによって他とは違うと評価を高め、更に劇中メカニックのプラモデル(通称ガンプラ)の発売によって人気が高まる。

本編も再放送によって一気に知名度が上がることとなり、放送当時とは全く違った高視聴率を獲得。

その結果、劇場版で大ヒットを飾り、長い時間は経ったものの続編機動戦士Zガンダムが1985年に放送され、シリーズ化されることとなった。

今では40年以上続く人気ロボットアニメシリーズの原点となるに至っている。

 

 

機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 [DVD]

機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 [DVD]

 

 

 

あらすじ

 

 

宇宙世紀0079。

人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀。

地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府独立戦争を挑んできた。

1ヶ月余りの戦いでジオン公国連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめ、連邦軍劣勢のまま戦争は膠着状態に陥る。

サイド7の少年アムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに偶然、連邦軍の新型モビルスーツガンダムに乗り込み、パイロットとなる。

戦火を生き残るため、戦艦ホワイトベースで少年少女たちとともに軍人としての戦いを強いられていくうちに、やがて "ニュータイプ" として覚醒していく。

 

 

 

設定画が2種類?

 

 

古いガンダム関連本をみると、なぜかドムとゴッグの設定画が2種類掲載されている。

なぜだろう。

ガンダムのメカニック・デザイナーは大河原邦男氏。

登場するMS(モビルスーツ)は、すべて大河原氏の手で清書されている。

ところがどういうわけかドムとゴッグの設定画には2種類あり、その両方が雑誌などに掲載されたため、多くのファンが「どっちが本当のデザインなのか」混乱した時期があった。

具体的にいうと、細身のドムとゴッグと、ずんぐりした体形のドムとゴッグの設定画が、それぞれ存在するのだ。

そして現在、オフィシャルの設定画として多くの書籍に掲載されているのは後者。

つまり、ずんぐりしたドムとゴッグだ。

このずんぐり型の設定画は、実は作画スケッチと呼ばれるもの。

大河原氏の設定画を参考に、キャラクター・デザイナーである安彦良和氏が、劇中で見映えがするように描き直したものなのだ。

 

 

f:id:ioritorei:20250622081940j:image

 

 

f:id:ioritorei:20250622081944j:image

 

 

安彦氏は機動戦士ガンダム以前に勇者ライディーン超電磁ロボ コン・バトラーV無敵超人ザンボット3などで作画用のメカを描いている。

ガンダムでは、スタッフとして入る時に "アニメーション・ディレクター" という肩書きを自ら提案し、キャラクター以外の部分でも、物語からメカニックデザイン、演出に至るまで積極的にガンダムという作品に関与していたのだ。

テレビ版第1話のザクなども安彦氏が原画を描き起こしているので、マニアには「安彦ザク」などと呼ばれているほどだ。

では、大河原氏が描いたほっそり型はどうなったのだろう。

実はほっそり型ドムは雑誌やムック本などでリック・ドムとして紹介されていた。

もちろん、これは誤りだ。

ところが1981年に発売された1/144ゴッグのプラモデルは、ほっそり型を参考に立体化されたという。

それはモノアイスリットの端をみるとわかる。

ずんぐり型では四角く切れているが、ほっそり型は丸いのである。

ちなみに後発発売のガンプラ1/100ゴッグ(82年3月発売)は、ずんぐり型を参考にしている。

 

 

旧キット1 100ゴッグ 徐々に

旧キット1 100ゴッグ 徐々に

 

 

これ以降発売されたモデルは、ずんぐり型準拠である。

さらにゴッグには、一時期 "ゴック" と表記されていた時期と "ゴッグ" と表記されていた時期があるが、現在はゴッグで統一されている。

 

 

HGUC 1/144 No008 MSM-03 ゴッグ

HGUC 1/144 No008 MSM-03 ゴッグ

 

 

HGUC 1/144 MSM-03/MSM-07S/MSM-04 ジャブロー攻略作戦 水陸両用モビルスーツセット [ゴッグ/シャア・アズナブル専用 ズゴック/アッガイ] (機動戦士ガンダム)

HGUC 1/144 MSM-03/MSM-07S/MSM-04 ジャブロー攻略作戦 水陸両用モビルスーツセット [ゴッグ/シャア・アズナブル専用 ズゴック/アッガイ] (機動戦士ガンダム)

 

 

 

☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎

 

 

 

 

 

【アニメ『機動戦士ガンダム』トリビア】カイとミハルのエピソードは劇場版でカットされる予定だった?

 

アニメ『機動戦士ガンダムトリビア

 

 

カイとミハルのエピソードは劇場版でカットされる予定だった?

 

 

 

 

 

 

 

アニメ『機動戦士ガンダム』とは

 

 

アニメ機動戦士ガンダムとは、無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3を経て富野由悠季氏が手がけたロボットアニメ。

名古屋テレビテレビ朝日系列で1979年4月7日から1980年1月26日まで放送。

全43話。

宇宙世紀としては79年9月18日~79年12月31日までの86日間を描いた戦争となっている。

企画された経緯に宇宙戦艦ヤマトの人気があり、作風についてもヤマトや十五少年漂流記、宇宙の戦士などの影響が見受けられる。

当時スーパーロボットが活躍するシンプルで明るいロボットアニメがそれまでのメインストリームであった中で、重厚な人間関係やメカニック描写などを前面に押し出したシリアスなリアルロボットアニメのジャンルを確立し、後の時代にあらゆる方向に多大な影響を及ぼした。

またストーリーは連続ドラマ方式で、基本的に1話完結で終わることの多い当時としては斬新な内容である。

だが、リアルを目指し過ぎたのが難点になっていたらしく、放送当時の評価は実はあまり良くなかった。

特に前半はリアルな雰囲気を出すためなのかロボット(MS)が少ない。

そのため絵的に変わり映えがしなかったりとストーリーのテンポが悪くなることに繋がってしまっており、地味と評価されることに。

後半からはMSの数も増えるなどして改善されていったが、全体的に他のロボアニメと比べると地味と思われる要因が多かったためか、放送当時はあまり視聴率が振るわず全52話の放送予定を全43話へ短縮となった。

しかしその後、後半からの改善の効果もあってか本作の連続ドラマ方式で描かれる、シリアスで斬新な内容は少しずつ口コミなどによって他とは違うと評価を高め、更に劇中メカニックのプラモデル(通称ガンプラ)の発売によって人気が高まる。

本編も再放送によって一気に知名度が上がることとなり、放送当時とは全く違った高視聴率を獲得。

その結果、劇場版で大ヒットを飾り、長い時間は経ったものの続編機動戦士Zガンダムが1985年に放送され、シリーズ化されることとなった。

今では40年以上続く人気ロボットアニメシリーズの原点となるに至っている。

 

 

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 【劇場版】 [VHS]

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 【劇場版】 [VHS]

 

 

 

あらすじ

 

 

宇宙世紀0079。

人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀。

地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府独立戦争を挑んできた。

1ヶ月余りの戦いでジオン公国連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめ、連邦軍劣勢のまま戦争は膠着状態に陥る。

サイド7の少年アムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに偶然、連邦軍の新型モビルスーツガンダムに乗り込み、パイロットとなる。

戦火を生き残るため、戦艦ホワイトベースで少年少女たちとともに軍人としての戦いを強いられていくうちに、やがて "ニュータイプ" として覚醒していく。

 

 

 

カイとミハルの悲恋

 

 

ファンの中でも人気が高いカイとミハルの悲恋話。

実は劇場版哀・戦士に入れない予定で進行していたという。

劇場版第二作となる機動戦士ガンダム哀・戦士篇』は、テレビ版の第16話から第31話前半(ホワイトベースが宇宙へ発進するまで)をまとめた作品で、上映時間は2時間14分。

第一作より3分短いのだが、エピソードは増えている。

具体的には、セイラの出撃とアムロの脱走、ランバ・ラルとの出会いと決闘、ハモンの復讐とリュウの死、オデッサの激戦と同時進行する黒い三連星との戦い、マチルダの死、シャアの再登場とジャブローの攻略戦……と、目まぐるしい。

 

 


www.youtube.com

 

 

特に富野喜幸(当時)監督は、オデッサの戦いまでをまとめるのに非常に苦労したという。

当時プロデューサー補を務めていた植田益朗氏によると、1981年4月1日に映画全体の1/3のラッシュ試写が行われた。

それは、アムロが独房に入れられるところまでで終わっていたという。

その後、富野監督は残り2/3の展開についてスタッフに説明し、「カイとミハルの話はカットです」と大声で叫んだ(「ロマンアルバム機動戦士ガンダム哀・戦士徳間書店刊より)。

制作が行われている時点で、カイとミハルの悲恋のエピソードは削られることが決まっていたのだ。

ところが映画が完成してみると、カイがミハルと出会い、戦闘中にミハルが死亡するエピソードは新規映像も交えながら、しっかり残っている。

 

 

f:id:ioritorei:20250622090343j:image

 

 

これは編集でテレビ版のストーリーを繋ぐうちに、富野監督の中に「テレビ版ガンダムが非常に強い自己主張をしている」(前出ロマンアルバムより)という確信が生じたからだった。

「考えてみると、ガンダムというのはアムロの話だけではない。(中略)アムロ本位でない話があってもいいんだと割り切れたのです」と、富野監督は語っている。

ミハルはテレビ版第26話で登場し、第27話でホワイトベースに潜入、第28話には大西洋で命を落とす。

実に3話にもまたがるストーリーになっており、スタッフの中でも人気が高かったため、劇場版でカットすることに反対した人も多かったという。

特にこのエピソードを哀・戦士』に残すようプッシュしたのが、何を隠そう制作の日本サンライズ(当時)の社長であり、映画には "企画" でクレジットされている山浦栄二氏だったという。

 

 

劇場版 アニメグラフブック 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 (テレビマガジンデラックス)

劇場版 アニメグラフブック 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 (テレビマガジンデラックス)

 

 

フルカラー版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(15) (角川コミックス・エース)

フルカラー版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(15) (角川コミックス・エース)

 

 

 

☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎

 

 

 

 

 

【アニメ『機動戦士ガンダム』トリビア】ガンダム世界で使われた暗号あれこれ。

 

アニメ『機動戦士ガンダムトリビア

 

 

ガンダム世界で使われた暗号あれこれ

 

 

 

 

 

 

アニメ『機動戦士ガンダム』とは

 

 

アニメ機動戦士ガンダムとは、無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3を経て富野由悠季氏が手がけたロボットアニメ。

名古屋テレビテレビ朝日系列で1979年4月7日から1980年1月26日まで放送。

全43話。

宇宙世紀としては79年9月18日~79年12月31日までの86日間を描いた戦争となっている。

企画された経緯に宇宙戦艦ヤマトの人気があり、作風についてもヤマトや十五少年漂流記、宇宙の戦士などの影響が見受けられる。

当時スーパーロボットが活躍するシンプルで明るいロボットアニメがそれまでのメインストリームであった中で、重厚な人間関係やメカニック描写などを前面に押し出したシリアスなリアルロボットアニメのジャンルを確立し、後の時代にあらゆる方向に多大な影響を及ぼした。

またストーリーは連続ドラマ方式で、基本的に1話完結で終わることの多い当時としては斬新な内容である。

だが、リアルを目指し過ぎたのが難点になっていたらしく、放送当時の評価は実はあまり良くなかった。

特に前半はリアルな雰囲気を出すためなのかロボット(MS)が少ない。

そのため絵的に変わり映えがしなかったりとストーリーのテンポが悪くなることに繋がってしまっており、地味と評価されることに。

後半からはMSの数も増えるなどして改善されていったが、全体的に他のロボアニメと比べると地味と思われる要因が多かったためか、放送当時はあまり視聴率が振るわず全52話の放送予定を全43話へ短縮となった。

しかしその後、後半からの改善の効果もあってか本作の連続ドラマ方式で描かれる、シリアスで斬新な内容は少しずつ口コミなどによって他とは違うと評価を高め、更に劇中メカニックのプラモデル(通称ガンプラ)の発売によって人気が高まる。

本編も再放送によって一気に知名度が上がることとなり、放送当時とは全く違った高視聴率を獲得。

その結果、劇場版で大ヒットを飾り、長い時間は経ったものの続編機動戦士Zガンダムが1985年に放送され、シリーズ化されることとなった。

今では40年以上続く人気ロボットアニメシリーズの原点となるに至っている。

 

 

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 / 特別版 【劇場版】 [DVD]

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 / 特別版 【劇場版】 [DVD]

 

 

 

あらすじ

 

 

宇宙世紀0079。

人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀。

地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府独立戦争を挑んできた。

1ヶ月余りの戦いでジオン公国連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめ、連邦軍劣勢のまま戦争は膠着状態に陥る。

サイド7の少年アムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに偶然、連邦軍の新型モビルスーツガンダムに乗り込み、パイロットとなる。

戦火を生き残るため、戦艦ホワイトベースで少年少女たちとともに軍人としての戦いを強いられていくうちに、やがて "ニュータイプ" として覚醒していく。

 

 

 

「こんにちは。お急ぎですか?」「え?あ、あんたが。ああ、いや、別に急いでませんよ」

 

 

機動戦士ガンダムは戦争、そして軍隊を扱った物語だ。

だから当然暗号も存在するのだが、これがなかなか面白い暗号文もあるのだ。

暗号といえば、やはり第16話のシーンが欠かせないだろう。

オデッサ作戦参加のため、レビル将軍に指定された日時・場所にやってきたホワイトベース隊。

しかしレビル将軍側からは何の音沙汰もない。

無線回線もオープンしているが、連絡はなし。

不審に思っていると、砂漠の向こうから1台の軍用車が近づいてくる。

「あれは連邦軍のものだ!」

その車に駆け寄るブライトたち。

車には憔悴しきった連邦軍の兵士が乗っていた。

ブライトはその兵に向かって、「砂漠に蝶は飛ぶのか?」と意味不明なことを唐突に問い掛ける。

こいつ、息も絶え絶えの人間に向かって何をシュールな質問をしているのか?

驚く視聴者たち。

しかし連邦兵は「砂漠に蝶は…砂漠に飛ぶのはサボテンのトゲ…」と、平然と応えてのけたのだった。

何と敵地が近いために無線が使えない状況下で、車を使いわざわざ直接オデッサ作戦について伝令に来たのだ。

「砂漠に〜」は、伝令員であることを確認するための暗号(合言葉)だったのである。

それにしてもこんな変(詩的?)な暗号を考えたのは、いったい誰だったのだろうか。

レビル将軍が自分で考えてたりしたら、ちょっと笑えるのだが。

一方、ジオン軍にも暗号は存在する。

こちらは連邦軍と比べると、スタイリッシュというか無機質な感じだ。

登場したのは第1話。

サイド7へ偵察に行ったデニムたちから、シャアに向かって送られたCC2という暗号がそれ。

ドレン:「来ました!暗号、CC2です」

シャア:「みろ、私の予測した通りだ」

というように、やり取りが行われている。

 

 


www.youtube.com

 

 

また、このCC2という暗号は第27話でもズゴックで出撃したパイロットが連邦軍基地に上陸する際に、シャアたちマッド・アングラー隊へ向け発信されたこともある。

第1話と第27話では暗号が使われた状況がだいぶ違うが、「成功」とか「発見」といった大雑把な意味で使われているのかもしれない。

暗号といえばもうひとつ。

第27話「女スパイ潜入」での女スパイ、ミハル(ジオンではコードネームの107号と呼ばれていた)が連絡係のジオン兵(コノリー)と落ち合うための暗号符号を忘れるわけにはいかない。

ミハル:「こんにちは。お急ぎですか?」

コノリー:「え?あ、あんたが。ああ、いや、別に急いでませんよ」

というのがある。

 

 


www.youtube.com

 

しかしこんな普通の会話で、もし人違いだったらどうするのだろうか。

 

 

 

☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎

 

 

 

 

 

【アニメ『機動戦士ガンダム』トリビア】みんなが勘違いしている「通常の3倍」の本当の意味。

 

アニメ『機動戦士ガンダムトリビア

 

 

みんなが勘違いしている「通常の3倍」の本当の意味

 

 

 

 

 

 

 

アニメ『機動戦士ガンダム』とは

 

 

アニメ機動戦士ガンダムとは、無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3を経て富野由悠季氏が手がけたロボットアニメ。

名古屋テレビテレビ朝日系列で1979年4月7日から1980年1月26日まで放送。

全43話。

宇宙世紀としては79年9月18日~79年12月31日までの86日間を描いた戦争となっている。

企画された経緯に宇宙戦艦ヤマトの人気があり、作風についてもヤマトや十五少年漂流記、宇宙の戦士などの影響が見受けられる。

当時スーパーロボットが活躍するシンプルで明るいロボットアニメがそれまでのメインストリームであった中で、重厚な人間関係やメカニック描写などを前面に押し出したシリアスなリアルロボットアニメのジャンルを確立し、後の時代にあらゆる方向に多大な影響を及ぼした。

またストーリーは連続ドラマ方式で、基本的に1話完結で終わることの多い当時としては斬新な内容である。

だが、リアルを目指し過ぎたのが難点になっていたらしく、放送当時の評価は実はあまり良くなかった。

特に前半はリアルな雰囲気を出すためなのかロボット(MS)が少ない。

そのため絵的に変わり映えがしなかったりとストーリーのテンポが悪くなることに繋がってしまっており、地味と評価されることに。

後半からはMSの数も増えるなどして改善されていったが、全体的に他のロボアニメと比べると地味と思われる要因が多かったためか、放送当時はあまり視聴率が振るわず全52話の放送予定を全43話へ短縮となった。

しかしその後、後半からの改善の効果もあってか本作の連続ドラマ方式で描かれる、シリアスで斬新な内容は少しずつ口コミなどによって他とは違うと評価を高め、更に劇中メカニックのプラモデル(通称ガンプラ)の発売によって人気が高まる。

本編も再放送によって一気に知名度が上がることとなり、放送当時とは全く違った高視聴率を獲得。

その結果、劇場版で大ヒットを飾り、長い時間は経ったものの続編機動戦士Zガンダムが1985年に放送され、シリーズ化されることとなった。

今では40年以上続く人気ロボットアニメシリーズの原点となるに至っている。

 

 

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス プレミアムエディション (初回限定生産)

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス プレミアムエディション (初回限定生産)

 

 

 

あらすじ

 

 

宇宙世紀0079。

人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀。

地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府独立戦争を挑んできた。

1ヶ月余りの戦いでジオン公国連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめ、連邦軍劣勢のまま戦争は膠着状態に陥る。

サイド7の少年アムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに偶然、連邦軍の新型モビルスーツガンダムに乗り込み、パイロットとなる。

戦火を生き残るため、戦艦ホワイトベースで少年少女たちとともに軍人としての戦いを強いられていくうちに、やがて "ニュータイプ" として覚醒していく。

 

 

 

シャア専用機と「通常の3倍」伝説

 

 

シャア専用ザクといえば、「通常の3倍」というフレーズを思い浮かべる人も多いはず。

これは、初登場の場面でホワイトベースのオペレーターであるオスカー・ダブリンが、「1機のザクは通常の3倍で接近します」と言ったことから「シャア専用ザクは、普通のザクの3倍で移動できる」といわれるようになったのである。

 

 


www.youtube.com

 

 

しかし単純に普通のザクの3倍の機動性があるとすると、ガンダムすら軽く凌駕してしまうことになる。

シャア専用ザクは量産型のザクを元に製作された指揮官向けのザクでしかなく、スペック出来には推力が30%ほど増しているほか、細部を強化した改修機にすぎない。

 

 

ガンプラ MG 1/100 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

ガンプラ MG 1/100 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

 

 

よって、ベースとなっているザクに比べ、飛び抜けて性能が違うという機体ではなく、だからもちろん「3倍速く動ける」というわけではない。

では、シャア専用ザクがなぜ「通常の3倍」と呼ばれるようになったのか。

通常、軍隊では部隊単位で移動するため、巡航速度という規定された速度で進む。

そこで巡航速度での移動を「通常」と考え、「シャアは単機で全速突撃をかけたため、巡航速度の3倍で移動した」とするのが大筋の解釈のようだ。

とはいえこの時パオロ艦長は、オペレーターの報告を聞いただけでそのザクのパイロットがシャアであると判断している。

艦長が語ったルウム戦役において、シャアが搭乗していた前のザクは専用機よりも性能が劣ったものであるとされていることから、シャアが単に期待性能だけでなく、高い操縦技術によって高速移動をしてみせたのは、たしかなことだと思われる。

なお、後に登場するシャア専用機もザクの塗装を踏まえており、「赤い機体=シャア専用」という図式は受け継がれていくが、「通常の3倍」と呼ばれたのはザクのみで、ズゴックゲルググには当てはまらない。

ちなみに、劇中当初からシャア専用ザクとともにホワイトベースを追っていたシャアだが、第12話でガルマ・ザビを死なせた責任を問われて一時更迭されている。

そしてこれを機に、シャア専用ザクは登場しなくなる。

しかし、後に登場するズゴックゲルググと比べても、シャア専用ザクが1番華々しく活躍したのは間違いないだろう。

 

 

ガンダムフロント東京限定 RG 1/144 シャア専用 ザク Ver.GFT

ガンダムフロント東京限定 RG 1/144 シャア専用 ザク Ver.GFT

 

 

 

☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎