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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【歴史の闇に葬られた真実】秀吉を支え続けた弟「豊臣秀長」。

 

歴史の闇に葬られた真実

 

 

豊臣秀長

 

 

 

 

 

 

 

歴史は勝者によってつくられる

 

 

我々がよく知る歴史の記述は、必ずしも客観的な事実の記録ではなく、勝者の視点や都合の良いように解釈・再構成されることが多い。

歴史は、過去の出来事を単に記録するだけでなく、その出来事をどのように解釈し、どのように伝えるかによって、人々の認識や価値観を形成する力を持つ。

そのため、勝者が自らの正当性や優位性を強調するために、歴史を都合よく書き換えることがあるのだ。

たとえば戦争や革命などの歴史的な出来事では、勝者が自らの行為を正当化し、敗者を悪として描くことで、自らの立場を強化しようとすることがある。

また、国家の成立や発展の過程でも、建国の英雄や偉人たちの物語を美化し、都合の悪い事実を隠蔽することがある。

このことから歴史の解釈や記述において、権力や支配者の影響がいかに大きいかがよくわかる。

だが歴史の解釈はひとつではない。

歴史を鵜呑みにしていいのか?

勝者の言い分は、本当に正しいのか?

教科書に書かれたことを疑うことで、初めてみえてくるものがある。

そのためには、敗者や弱者の視点から歴史を再考することが肝要だ。

歴史を多角的に捉え、様々な視点から検証することで、より客観的な歴史認識に近づくことができる。

 

 

 

勝者=善と単純に結びつけてしまう思考の危険性

 

 

特に中学・高校の日本史の教科書は政治史が中心で、必然的に勝者の歴史が描かれ、それが日本史の流れとして理解される。

勝った側が善とされ、敗者は悪とされることで、結果的に「正義は勝つ」と教え込まれる。

勝者が善で、敗者が悪という歴史観の極致が「征伐」という言葉である。

たとえば豊臣秀吉の天下一統の流れを追う時、無意識のうちに四国征伐九州征伐小田原征伐、さらに朝鮮征伐という言い方がされてきた。

これは敗者は悪とされ、悪人だったために、正義、すなわち勝者によって滅ぼされたという論理の組み立てで、勧善懲悪という考え方を深くすり込まれてきた。

そのせいで、現代日本人は多角的な考え方が苦手になってしまったように思えてならない。

勝者=善という決めつけは、思考の柔軟性を奪ってしまう。

敗者=悪という決めつけが、同調圧力を生み出す。

敗者にも成したことがあり、言い分だってあるのだ。

固定観念ほど怖いものはない。

歴史の闇に葬られた真実に目を向けることで、固定観念にとらわれない、柔軟な思考を手に入れる。

本稿がその一助になれば幸いだ。

 

 

 

その死と共に崩壊の道を辿る豊臣家

 

 

秀吉が天下統一を果たした成功の裏には、弟の秀長が片腕として働いていた功績が大きかった。

秀長は尾張で農民として暮らしていたが、秀吉が信長のもとで出世街道を歩みはじめて、家臣が必要になった頃に呼び寄せられたと思われる。

以来秀長は、良き補佐役、助言者として各地を転戦する。

秀吉のいるところ、常に秀長がいたといっても過言ではない。

1574(天正2)年、北近江に所領を与えられていた秀吉は、今浜で築城に着手する。

ところがちょうどその頃、信長から出陣を命じられてしまった。

伊勢長島一向一揆との戦いである。

信長の命とあらば何を置いても駆けつけなくてはならないが、城の建設も急務である。

困り果てた秀吉は、弟を自分の名代として出陣させた。

よほど信頼していなくてはできないことである。

結果、秀吉は後世に名高い長浜城を築き上げると同時に、信長の家臣として伊勢攻めの責任も果たすことができた。

だが秀長の働きぶりや活躍については、あまり具体的には伝えられていない。

副将のあげた功績は、大将の手柄と捉えるのが世の常であるからだろうか。

また、秀長は温厚篤実な性格で、秀吉のような強烈な個性の持ち主ではなかったようだ。

だからこそ、秀吉と衝突することなく、周囲からも信頼されたのだろう。

秀長が得意としたのは戦ばかりではない。

秀吉が秀長に与えた任地は、播磨・但馬・紀伊・和泉・大和などで、攻略を終えて支配下に置いて間もなかったり、土豪や寺社の土地が錯綜していたりで、治めるのが困難な地ばかりである。

しかし秀長は秀吉の期待に応え、見事な行政手腕を発揮した。

豊臣政権樹立後も、秀長は秀吉を支え続けた。

「内々の儀は宗易、広義の事は宰相」と言われるように、私的なことは千利休に、公的なことは秀長に頼むといいとされた。

しかし1591(天正19)年、秀長は大和郡山城で病没する。

51歳であった。

これは、秀吉を諌めることができる者がいなくなったことを意味する。

以後、秀吉は利休を切腹させたり、朝鮮に侵攻したりと迷走をはじめる。

もし秀長が長生きしていたら、豊臣政権の末路はあのように悲劇的なものではなかったかもしれない。

 

 

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〇〇の声優がこの人で本当によかった【フリーレン:CV.種﨑敦美(アニメ『葬送のフリーレン』より)】

 

〇〇の声優がこの人で本当によかった

 

 

フリーレン:CV.種﨑敦美(アニメ『葬送のフリーレン』より)

 

 

 

 

 

 

 

アニメ『葬送のフリーレン』とは

 

 

週刊少年サンデー」(小学館)で連載中、山田鐘人先生(原作)とアベツカサ先生(作画)による漫画『葬送のフリーレン』

勇者とそのパーティーによって魔王が倒された "その後" の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていく。

"魔王討伐後" という斬新な時系列で展開する胸に刺さるドラマやセリフ、魔法や剣による戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、キャラクターたちが織り成す物語で、多くの読者を獲得。

これまでに「マンガ大賞2021」大賞、「第25回手塚治虫文化賞」新生賞、「第69回(2023年度)小学館漫画賞」、「第48回講談社漫画賞」少年部門など数々の漫画賞を受賞。

そして現在発売中のコミックスは累計部数3000万部を突破!

漫画ファンの間で旋風を起こしている。
それを原作とするTVアニメは2023年9月から2024年3月まで放送され、国内外で幅広い、数多くのファンを獲得し、大きな反響を呼んだ。

そしてこの度、待望の第2期が2026年1月より
日本テレビ系で放送決定!

フリーレンの「人の心を知る旅」が、再び始まる―。

 

 

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フリーレン

 

 

『葬送のフリーレン』の主人公。

かつて勇者ヒンメルと共に魔王を討伐した勇者パーティの一員。

エルフ族の数少ない生き残りのひとり。

当然エルフ耳を持ち、ツインテールと麻呂眉が特徴。

エルフ族は長い寿命を持つ代わりに感情が希薄なため、フリーレンも感情の機微が分からず、あまり喜怒哀楽を表さない。

種族自体、恋愛感情も生殖本能も薄いため、緩やかに絶滅に向かっているのではないかとフリーレン自身推測している。

年齢は少なくとも1000歳を超えており、劇中世界では真偽を疑われるほど古い伝説を直に見知っている事も多い。

だが、これでもエルフの中では「若者」に入る部類らしい。

エルフの寿命は人間の100倍もあるとのことで、仮に寿命が10000歳と考えると、1000年は人間換算で10年程度にしかならない。

そのため人間換算で20歳に満たない可能性すらある。

ゆえに人格的には案外未成熟な一面がある一方、長い寿命からくる老成さも併せ持つという不思議な性格をしている。

長命種特有の時間感覚で生きており、何事も数か月単位、数年単位で行動している。

そのため、人間からしたら考えが悠長過ぎることが多い。

また長命であるためか死に対する恐怖心などが希薄で、これは人間から見れば欠点として働くこともある。

元々は寿命の短さゆえにすぐ死ぬという理由で人間とあまり交流を持っていなかったが、ヒンメルの死後はそうした考えを改め、なるべく人と関わるようになった。

他人だけでなく自分に対しても無頓着で、一言で言えば非常にずぼら。

寝起きが悪く放っておくと昼まで寝ており、髪の毛も気を抜くとぼさぼさにしてしまう(弟子のフェルンからは「お洒落に一切興味がない」と思われているよう)等、悠久の年月を独力で生きてきたとは思えないほど生活力の無さが目立つ。

ただ女性らしい部分が皆無というわけではなく、体型を気にする素振りを見せたり、年寄り扱いされて不機嫌になったりもしている。

 

 


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どこかコミカルで人間臭い一面の一方、酷く執念深い側面も度々見受けられ、たとえ判別魔法でミミックと99%決まった宝箱であろうとも自分の勘が希少な魔導書だと思えば残りの1%を求めて噛みつかれて「暗いよー怖いよー」と喚く羽目になる等、魔法への探究心は旺盛。

 

 


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葬送のフリーレン Luminasta フリーレン ~インミミック~

葬送のフリーレン Luminasta フリーレン ~インミミック~

 

 

ヒンメルの死と新たな仲間との旅路を機に徐々に心境も変化していっており、旅立ちへの踏ん切りをつけられずにいた僧侶ザインに「ヒンメルが旅立つ勇気と仲間と過ごす楽しさを教えてくれた」と語るまでになり、穏やかに微笑んだり仲間と共に笑い合ったりすることも増えている。

見た目は小柄な少女なれど、歴史上最も魔族を殺したと言われる魔法使いで、「葬送のフリーレン」の異名を持つ。

 

 


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卓越した実力を持つ魔法使いであるが、元々地位や名誉に興味がないことや、魔王討伐から長い時間が過ぎていることもあって、ほとんどの人々から忘れ去られた存在になっている。

長い寿命により得た膨大な魔力に加え、魔法の知識や技術も非常に卓越している。

さらに長年で培った研究、実戦経験や多種多様な魔法も備えており、純粋なスペックは作中でも最強格。

とはいえ本人の性格や価値観から、一般的な魔法使いのイメージらしい派手さは皆無。

常に己の魔力を制限しており、外観で認識できる魔力は人間の熟練の老魔法使い程度。

戦闘の際もゾルトラークに絞った「作業的」とも称されるほど極めてシンプルなスタイルを行使し(本人曰く「今の魔法使い相手ならこれで十分」)、これはフェルンにも受け継がれている。

 

 


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世界有数の実力者だが決して自分の実力をひけらかすことはなく、優れた魔法使いに対してはたとえ宿敵である魔族であってもそれなりの敬意は払う。

これほどの実力があってもゼーリエのような大魔法使いに言わせれば「年の割に技術が甘い」らしく、フリーレン本人もそれを認めている。

戦闘力はかなり高い方だが、フランメをはじめ上には上がいるし、弟子のフェルンもフリーレンに戦って勝つ可能性があるなど、そこまで隔絶した存在ではない。

 

 


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フリーレンの声優が種﨑敦美さんで本当によかった

 

 

地声自体は低めだが声の幅がとても広く、女子中高生ヒロインをはじめ、大人びた女性、幼い舌足らずな少女、クールな少年、必殺技を叫ぶ男主人公など、さまざまな声を出せる実力派であり、演じる各キャラクターの演技力の高さにも定評がある種﨑敦美さん。

その演技力の高さから "憑依型の天才声優" とも評されている。

そんな種﨑敦美さんの演技力の高さを窺うことができたのが、2023年秋アニメ(2023年10月クール)においてである。

『葬送のフリーレン』でのフリーレン役。

SPY×FAMILY』でのアーニャ役。

さらには薬屋のひとりごとでの玉葉妃役に至るまで、キャラクターのまったく違うそれぞれを見事に演じ分けてみせた。

感情にほとんど抑揚がないフリーレンとは対照的に、喜怒哀楽がはっきりとしたアーニャ。

そしてゆるふわに見せかけてしたたか、ほんわかと見せかけて隙がない玉葉妃は、まったくキャラクターが違う三人だ。

おまけに、この三者の年齢差は(フリーレンが1000歳より上という前提で)ゆうに1000歳を超えているというのだから、その演じ分けが如何に難しいものであったのかが窺い知れよう。

とりわけフリーレンの役作りは非常に難しかったのではないだろうか。

何故ならフリーレンは、人から見れば1000歳オーバー。

だが、本人の感覚的には20歳に満たない可能性すらある。

これはおばあちゃんのような乙女を演じろと言っているようなもの。

おまけにフリーレンは主人公である。

作品の成否のためにも、魅力的なキャラクターに仕上げなければならない。

そんな難題をいとも容易くクリアしてみせた種﨑敦美さんを、"憑依型の天才声優" と評さずしてなんとする。

その演技力を以て、種﨑敦美さんは『葬送のフリーレン』はもちろんのこと、SPY×FAMILY』『薬屋のひとりごとをも覇権アニメへと押し上げた。

種﨑敦美さんが携わった三作品が、それぞれ覇権アニメになるだけでも十分凄いことなのに、さらに驚くべきは、この三作品が同クール(2023年秋アニメ)で放送されていたことがある、という事実である。

中の人に興味がない人からしてみれば、例に挙げた三人のキャラクターたちが、実は同じ声優が演じていたという事実にすら気づかないのではないだろうか。

それほど見事な演じ分けであった。

"憑依型の天才声優" と評される種﨑敦美さんだが、ご自身にはそんな自覚はまったくないようで、「努力型の凡人が必死に生きてるだけ」と答えている。

つまるところ、飽くなき努力の先に身に付いた演技力なのだろう。

アーニャも玉葉妃も大好きだ。

けれどここはひとまず、フリーレンの声優が種﨑敦美さんで本当によかった。

心の底からそう思う。

 

 

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【停滞する思考に一石を投じる名言・苦言集〈vol.7〉】常に無知を知り、常に気づきを求めよう。

 

停滞する思考に一石を投じる名言・苦言集〈vol.7〉

 

 

常に無知を知り、常に気づきを求めよう

 

 

 

 

 

 

 

考えて、自分の頭で

 

 

社会はどうあるべきか。

人はどう生きるべきか。

なぜ電気は家に届くのか。

米の値段は誰が決めるのか。

自分が無知であることにさえ気づかずに、せっかく指摘されても認めない。

自分は無知なのだ。

何にも知らないのだ。

足りないことを自覚して、だからどうしてそうなったのかを考える。

自分の頭で考える。

「調べればすぐにわかるさ」ではなく、自分の頭で必死に考える。

物事には、そうなった根拠が必ずある。

そうなる理由が必ずある。

理由も考えずただただ結果のみを唯々諾々と飲み込んできた結果、思考を止めてしまった現代日本人。

得られた、もしくは与えられた結果には改善の余地がある。

そんなことにさえ気づかずに、その可能性すら考えようともしない。

考えて。

自分の頭で。

恥じることなく、己の無知を認めよう。

常に無知を知り、常に気づきを求めよう。

 

 

 

停滞する思考に一石を投じる名言・苦言集〈vol.7〉

 

 

斎藤隆夫

 

一本の蝋燭たれ

 

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御上孝(日曜劇場「御上先生」より)

 

複雑で難しい

答えの出ない質問がこの世にはたくさんある

 

ハゲワシと少女

貧困とテロ

安楽死

 

それを考え続けることは

ものすごくキツいことだよね

 

考える力っていうのは

答えを出すためのものじゃない

 

考えても考えても答えが出ないことを

投げ出さず考え続ける力のことだ

 

考えよう

 

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斎藤隆夫

 

苟(いやしく)も立憲政治家たる者は

国民を背景として正々堂々と民衆の前に立って

国家の為に公明正大なる所の政治上の争を為すべきである

 

裏面に策動して不穏の陰謀を企てるが如きは

立憲政治家として許すべからざることである

 

況(いわん)や政治圏外にある所の軍部の一角と通謀して

自己の野心を遂げんとするに至っては

 

是は政治家の恥辱であり堕落であり

又実に卑怯千万の振舞であるのである

 

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御上孝(日曜劇場「御上先生」より)

 

この1年

 

僕はひとつのことだけを

君たちに言ってきた

 

「考えて、自分の頭で」と

 

「考えて」と

君たちに言うたびに

 

僕も考えた

 

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斎藤隆夫

 

国民に向かって犠牲を要求するばかりが

政府の能事(なすべきこと)ではない

 

ただいたずらに聖戦の美名に隠れて

国民的犠牲を閑却(なおざりに)し

国家百年の大計を誤るようなことがありましたならば

 

現在の政治家は死してもその罪を滅ぼすことは出来ない

 

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若王子公威(ドラマ「いつか、ヒーロー」より)

 

だってさ

この国に未来ないよ?

 

子どもは生まれないわ

ジジババはどんどん増えるわ

イノベーションは起きないわ

正規雇用で人件費削られまくりだし

 

若い人さ

そりゃ生きられないよ

 

でも 皆さ…

 

声をあげないのがいいよねー

ハハッ

いや これこそね

教育の成果だよ

賜物だよ

 

今の人たちさ

大きな声あげたり

騒いだりするの一番嫌うじゃない?

 

ビビッて誰も怒んないじゃん

そのくせ自分だけは違うなんて思ってるでしょ?

 

サイコー!

まじサイコー!

 

いやいやいやいやいや

お前だって!

殺されかけてんのお前だって気づけって!

 

だからさ

もうスマホばっか見てんなよ

 

後ろから急にガツンとやられるから振り返れって!

 

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御上孝(日曜劇場「御上先生」より)

 

戦争のことを考える時

 

大前提となる事実から目を逸らしてはいけないと僕は思ってる

 

それは

国と国の間に起こっているということ

 

つまり

国が政策として行っていることだという動かしがたい事実だ

 

戦争をするというのは

政治が決めている

 

僕たちが選挙で選んだ代表たちが

 

つまり

僕たちの意思ってことなんだよ

 

それは君たちが選挙で投じる一票で

戦争を止めることが出来るかもしれない

 

もちろんその一票が全く報われない時もあるだろう

 

でもラブアンドピースだけじゃ

戦争が無くならないことは確かだ

 

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真島(アニメ「リコリス・リコイル」より)

 

善悪の天秤ってのはな

 

どっちに傾くにしても

お前らみたいな存在に

操られるべきじゃねえ

 

バランスを取り戻さなきゃな

 

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アドルフ・ヒトラー

 

ルールは自分の利益になる時だけ存在していて

得にならなければ投げ捨ててしまうような

博徒を相手にしているのに

ルールに従順でいるなんて

カモ以外の何物でもない

 

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地動説を継承する異端者(アニメ「チ。-地球の運動について-」より)

 

その場しのぎの慰めなんか

現実を変えやしない

 

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思考し試行する

 

 

批判的思考(クリティカルシンキング)。

物事や情報を無批判に受け入れるのではなく、多様な角度から検討し、論理的・客観的に理解すること。

物事の本質を見極めるために、多角的な視点から論理的に考える思考法である。

思い込みや既成概念にとらわれず、客観的に分析・評価し、当たり前とされていることも疑いながら考える。

批判的思考を持つことで得られるものは大きい。

様々な視点から検討することで、表面的な情報だけでなく、問題の本質的な原因を特定するのに役立ち、誤った情報や誤解に基づいた判断を避け、より正確な問題解決に繋げる。

複数の視点から情報を分析するから感情や先入観に捉われず、客観的な事実と論理に基づいて判断を下せるようになる。

批判的思考によって、相手の立場を考慮しつつ、自分の考えを明確に伝え、理解を深めることもできる。

考えることを放棄し、起きている物事に何の疑問を持たない現代日本人に今、批判的思考は最も必要なスキルなのである。

ここで挙げた名言・苦言が思考を刺激し、批判的思考スキル習得の一助になれば幸いに思う。

 

 

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【歴史の再定義】その「常識」を仕組んだのは、誰?〈第壱章〉

 

歴史の再定義〈第壱章〉

 

 

その「常識」を仕組んだのは、誰?

 

 

 

 

 

 

 

逆転の歴史学

 

 

2000年に発覚した旧石器捏造事件は、考古学界のみならず、多くの歴史好きにとって大変ショッキングな事件であった。

たった1人の考古学研究家がつき続けた嘘によって、70万年前まで遡るかもしれないと日本の前期・中期旧石器時代の歴史が、まったくの白紙に戻ってしまったのである。

この事件は、教科書の記述すら変更を余儀なくされる大騒動となり、我々にはからずも歴史というものの不確かさを思い知らせてくれた。

そう。

歴史は時に嘘をつく。

言い換えれば、歴史とは常に誰かの一方的な視点によって残されたものに過ぎないのである。

自分と直接関係のない何万年も前の石器でさえ、人はプレッシャーや虚栄心から簡単に捏造してしまう。

これが歴史書の編纂者だったらどうだろう。

何を、どのように書くかによって、何者かの利害に影響を及ぼすはずだ。

その影響が甚大になればなるほど、何者かによる圧力もまた大きくなる。

結果は推して知るべし。

たとえ、当時第一級の史料に書かれた "事実" であっても、それは何者かの立場や事情によって歪められた "事実" であり、けっして "真実" ではないのである。

たとえば近年、歴史の教科書から聖徳太子肖像画や、彼の業績に関する記述が消えつつあるのはご存知だろう。

今まで我々が慣れ親しんできたあの肖像画が本人ではないことが、最新の研究で明らかになったからだ。

そればかりか聖徳太子という人物の実在自体が疑問視されている。

覆った歴史の根底には、それを記した何者かの思惑が渦巻いている。

歴史とは "History" 、すなわち "His Story" であり、常に誰かの主観によって語られた物語でしかない。

これまで信じられてきたひとつの物語にとらわれるのをやめ、他のあらゆる可能性に目を向けた時、そこにこそ歴史の "真実" は眠っているのかもしれない。

 

 

※.旧石器捏造事件

 

旧石器捏造事件とは、日本の前期・中期旧石器時代の遺物(石器)や遺跡とされていたものが、それらの発掘調査に携わっていたアマチュア考古学研究家の藤村新一氏が、事前に埋設しておいた石器を自ら掘り出すことで発見したように見せていた自作自演の捏造であることが、2000(平成12)年11月に発覚した事件である。

宮城県内だけでも129ヶ所の遺跡で同様の行為が確認され、全国的には200ヶ所以上と推定される広範囲に及んでいた。

藤村氏は1970年代半ばから各地の遺跡で「旧石器発見」を続けていたが、石器を事前に埋めている姿を2000(平成12)年11月5日付の毎日新聞朝刊にスクープされ、不正が発覚した。

これにより日本の旧石器時代研究に疑義が生じ、中学校・高等学校の歴史教科書はもとより大学入試にも影響が及んだ、日本考古学界最大の不祥事である。

 

 

 

常識を疑えば真実が見える

 

 

賄賂政治の権化とされる「田沼意次

 

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維新の大英雄「坂本龍馬」の真の姿

 

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若い頃は金に汚かった「福沢諭吉」大先生

 

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井伊直弼桜田門外の変の真実

 

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負け戦・長篠の戦いに突き進まざるを得なかった「武田勝頼

 

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教科書では教えてくれない歴史の真相

 

 

本能寺の変明智光秀が独断で起こしたものだったのか?

織田信長は本当に伝統や権威を軽んじていたのか?

真田信繁(幸村)は大坂夏の陣で討ち取られたのか?

今に伝わる歴史は "真実" のほんの一部分に過ぎず、それさえ勝者によって都合良く改ざんされている恐れがある。

そうでなくても小説やドラマなどのイメージから、誤った人物像を "真実" のものと思い込んでいる人は多い。

近年、研究が進んだことで歴史の真相が少しずつ明らかになっている。

そして明らかになった歴史の真相は、学校で習った「常識」とはまったく違うものであることの方が非常に多いのである。

教科書では教えてくれない歴史の真相を知った時、あなたは何を思うのだろうか。

これまで誰かの思惑で、誰かの都合の良いように、誰かの掌の上で踊らされてきたことを、悔しいと思う人はいるだろうか。

しかし、残念ながらおそらくはどうでもいいとお考えの人が大半だろうから、だからこそあえて問おう。

あなたの、その「常識」を仕組んだのは、誰?

仕組まれた「常識」とは、何も歴史だけに限ったことではないのだよ。

我々の「常識」だって、誰かの思惑によって仕組まれたものかもしれない。

 

 

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【日本映画『THE 有頂天ホテル』】豪華キャストのわりに脚本が弱く全体的にまとまりもないけれど三谷幸喜監督特有の「長回し」にフィーチャーして観てみれば大変よく出来た群像劇。

 

日本映画

THE 有頂天ホテル

※本稿はネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

 

豪華キャストのわりに脚本が弱く全体的にまとまりもないけれど三谷幸喜監督特有の「長回し」にフィーチャーして観てみれば大変よく出来た群像劇

 

 

 

 

 

 

 

日本映画『THE 有頂天ホテル』とは

 

 

最悪の大みそかは、最高の奇跡の始まりだった。

三谷幸喜×豪華キャストが贈る極上のノンストップ・エンタ―テインメント!

 

人気脚本家の三谷幸喜氏がラヂオの時間』『みんなのいえに続き、今度は大晦日の高級ホテルで繰り広げられる従業員と宿泊客それぞれが織りなす多彩なエピソードを描いた監督第3作。

1932年に制作されたグレタ・ガルボジョーン・クロフォード主演の『グランドホテル』で確立された「グランド・ホテル形式」そのままに、オールスター・キャストで描くエンターテインメント・アンサンブル劇。

 

 

※.グランド・ホテル形式

 

映画や小説、演劇などで、ホテルのようなあるひとつの場所を舞台に、特定の主人公を設けず、そこに集う複数の登場人物の人間ドラマを並行して描く物語の手法である。

グランドホテル形式、グランド・ホテル方式、グランドホテル方式とも表記される。

英語ではグランド・ホテル・テーマ(Grand Hotel theme)と呼ばれる。

グランド・ホテル形式の名前の由来となったのは、1932年にエドマンド・グールディングが監督したアメリカ映画『グランド・ホテル』

この作品ではベルリンのとあるホテルを舞台に、そこに集う宿泊客たちの1日の人生の縮図を描いている。

落ち目のバレリーナや男爵を自称する宝石泥棒、余命いくばくもない中年の会社員、破産寸前の会社社長、野心家の貧しい女性速記者、ホテル住まいの退役軍人などの人物を交差させて物語を構築しており、グレタ・ガルボジョン・バリモアジョーン・クロフォードウォーレス・ビアリー、ライオネル・バリモアの5人のスターが共演した。

この作品がアカデミー賞作品賞を受賞して大きな話題を呼んだことで、グランド・ホテル形式という用語が普及し、その後の多くの映画や小説で用いられた。

1932年のアメリカ映画『グランド・ホテル』で用いられたためこの名が付いているが、その原型は小説『ゴリオ爺さんなどに見いだされる。

この手法を用いた主な映画には大空港(1970年)やタワーリング・インフェルノ(1974年)、THE 有頂天ホテル(2006年)、主な小説には『幸福号出帆』(1955年)などがある。

 

 

THE 有頂天ホテル

THE 有頂天ホテル

 

 

THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション

THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション

 

 

 

あらすじ

 

 

人生は、愛と勇気と素敵な偶然でできている。

 

「今年のうちに、心の中にある悩みをすっきりさせたい。」

「一年の終わりに、何かひとつくらい、いいことをしたい。」

みんながそんな思いを抱く大みそか

ホテルの威信がかかったカウントダウンパーティーまであと2時間。

"ホテルアバンティ" で働くホテルマンとそこへやってくる【訳あり】の宿泊者たち。

みんな、その一夜限りの偶然の出来事に遭遇することをまだ知らない―。

刻一刻と新年へのカウントダウンの時が迫る中、"ホテルアバンティ" で大晦日を過ごす人々みんなに、信じられないようなハプニングの数々が降りかかる―。

果たして、彼らに幸せな新年はやってくるのか!?

 

 


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登場人物

 

 

  • 申し分のない副支配人・新堂平吉:演 - 役所広司
  • 議員の元愛人、今は客室係・竹本ハナ:演 - 松たか子
  • 歌を愛するベルボーイ・只野憲二:演 - 香取慎吾
  • 能天気な総支配人・二階堂源一:演 - 伊東四朗
  • アシスタントマネージャー・矢部登紀子:演 - 戸田恵子
  • 怪しい料飲部副支配人・瀬尾高志:演 - 生瀬勝久
  • ウェイター・丹下二郎:演 - 川平慈英
  • 客室係・野間睦子:演 - 堀内敬子
  • ホテル探偵・蔵人:演 - 石井正則
  • 筆の達人筆耕係・右近:演 - オダギリジョー
  • リネン係・森:演 - 不破万作
  • ベルボーイ・尾関:演 - 熊面鯉
  • 携帯電話ストラップを配っているベルボーイ・御前崎:演 - 江畑浩規
  • バーラウンジのマネージャー:演 - 飯田基祐
  • バーラウンジのウェイター:演 - 中村祐樹
  • コンシェルジュ:演 - 木村清志
  • 駐車場の誘導係:演 - 相島一之
  • 館内アナウンス:演 - 清水ミチコ(声のみ)
  • 人生崖っぷちの汚職国会議員・武藤田勝利:演 - 佐藤浩市
  • 武藤田の秘書・神保保:演 - 浅野和之
  • 神出鬼没のコールガール・ヨーコ:演 - 篠原涼子
  • 副支配人の別れた妻・堀田由美:演 - 原田美枝子
  • 堀田由美の現夫、マン・オブ・ザ・イヤー受賞者・堀田衛:演 - 角野卓造
  • 事故に遭った大富豪・坂東健治:演 - 津川雅彦
  • 坂東健治の息子、耳の大きな男性・坂東直正:演 - 近藤芳正
  • 謎のキャビンアテンダント・小原なおみ:演 - 麻生久美子
  • ある業界団体の委員長・荒井:演 - 矢島健一
  • ある業界団体の副委員長・伊武:演 - 伊藤正之
  • ホテル内のスポーツジムでブラを盗まれた女性・鴨田麗子:演 - 池谷のぶえ
  • インテリヤクザ:演 - 今井茂雄
  • 飯島直介[映画『みんなのいえ』の登場人物]:演 - 田中直樹(ココリコ)
  • 飯島民子[映画『みんなのいえ』の登場人物]:演 - 八木亜希子
  • 須藤さん:演 - 大嶋守立
  • 須藤さんの妻:演 - 保苅圓子
  • 悲鳴を上げる女性:演 - 高島彩(当時フジテレビアナウンサー)
  • 死にたがる大物演歌歌手・徳川膳武:演 - 西田敏行
  • 徳川の付き人・尾藤:演 - 梶原善
  • 一九分けの芸能プロ社長・赤丸寿一:演 - 唐沢寿明
  • 不幸せなシンガー・桜チェリー:演 - YOU
  • スパニッシュマジシャン・ホセ河内:演 - 寺島進
  • アシスタント・ボニータ:演 - 奈良崎まどか
  • 腹話術師・坂田万之丞:演 - 榎木兵衛
  • ダンサー・オイリー菅原:演 - 池田成志
  • アヒルのダブダブ:演 - 山寺宏一(声のみ)
  • ミュージシャン:演 - ミルトン富田、美野春樹、伊丹雅博、村田陽一、渕野繁雄、加瀬達、下神竜哉、田中敏雄
  • 垂れ幕業者:演 - 阿南健治
  • 事故に遭った蒼白顔のタクシー運転手:演 - 佐渡
  • 記者1:演 - 伊東孝明
  • 記者2:演 - 高川裕也
  • 記者3:演 - 望月章男
  • 大きい警官:演 - 旭道山和泰
  • 医師:演 - 井上肇

 

 

 

娯楽映画としてはイマイチ…でも舞台演劇映像作品として観れば秀逸

 

 

限定されたひとつの空間(会議室、舞台裏、ホテルなど)で、登場人物たちの小さな嘘や誤解が積み重なり、収拾がつかない大騒動へと発展していく構成が特徴であり、魅力でもある三谷幸喜脚本作品。

その原点は舞台演劇にある。

脚本家としてのキャリアが劇団から始まっているからだ。

ただ、そのため娯楽映画としての評価は分かれるところ。

三谷幸喜脚本は、「好きor嫌い」「面白いorつまらない」がハッキリ分かれてしまう…というのが、個人的な印象である。

では本作はというと、嫌いではないがさして面白くも感じない。

たしかに三谷幸喜脚本作品のもうひとつの特徴でもある豪華キャストの起用は、大晦日のお祭り感を存分に味わえる。

年末の慌ただしさそのものを表現したようなドタバタ群像劇も、年が明けたらすべてが丸く収ってしまうような爽快感がある。

こういう時節が感じられる作品は、その時その季節に観るのに最適ではある。

しかし豪華キャストを惜しみなく起用した割には、脚本が弱い気がしてならない。

端役にまで豪華キャストを起用したところまでは良い。

だが、その豪華キャストをキッチリ使い切れていない感がどうしても否めない。

どんな端役も中途半端に物語に絡ませるものだから、全体的にまとまりがなく、物語がとっ散らかってしまっている。

せっかく端役にまで豪華キャストを揃えたのなら、端役は物語には絡ませず、まったく関係ないところでただただ贅沢に無駄遣いしてもよかったのではないだろうか。

ただ、こうした豪華キャストの無駄遣いに批判的な意見がないわけでもない。

結果、やはりバランスが大切ということか。

そんなわけでつまらないとまではいかないが、けっして面白いともいえない本作だったのだが、見方を変えると印象もガラっと変わる作品だった。

これまでは三谷幸喜脚本の特徴を述べてきた。

だが、三谷幸喜氏自身がメガホンを取る作品には、また別の、もうひとつ最大の特徴がある。

それは、「長回し」。

長回し」とは、ワンシーンをカットせず、最初から最後まで一度の撮影で撮り続ける技法のことで、作品に時間軸の明確さや途切れない緊張感をもたらし、物語の連続性や登場人物の心理描写を深く表現し、舞台劇のような没入感を生み出すのが特徴である。

37分ワンカットで撮影された冒頭シーンが話題となった上田慎一郎監督作品『カメラを止めるな!』で、「長回し」は一躍脚光を浴びることになった。

だが脚本ばかりに注目が集まる三谷幸喜作品の「長回し」には、真の映画好きならいざ知らず、あまり注目が集まっていないような気がする。

だが三谷幸喜作品の「長回し」は、自身が「できるなら全シーンをワンカットで撮りたい」と語るほど、独自の手法として確立されているのである。

では、その「長回し」にフィーチャーしてさして面白くないと感じる本作を観てみるとどうなるかというと、これが実に興味深く見どころも満載となるのだから面白い。

画角が決まっている映像作品では、当然被写体に注目が集まる。

それを逆手にとってのフレームインとフレームアウトは、まさに秀逸。

どのタイミングで、誰がフレームインし、誰がフレームアウトしていくのか。

映像に映る被写体のとは違う、また別の物語がカメラの外では展開していて、場面転換した時、観る者に驚きを誘う。

それはまるで演劇舞台を観ているような緊張感と臨場感。

まさに劇団出身の三谷幸喜氏ならではの演出である。

長回し」にフィーチャーすることで得られた副産物は、それだけではない。

三谷幸喜氏ならではのコメディもまた賛否が分かれるところ。

個人的にはさして面白いと感じたことはなかったこのコメディだが、「長回し」にフィーチャーしてみると、それが表面上の直感的な感想でしかなかったことに気づく。

「笑いとは、一生懸命に生きている人間の滑稽さ」 であるという哲学に基づき描かれる、本人が大真面目であればあるほど周囲から見るとおかしいという状況は、場合によっては理解が非常に難しい。

それはきっと大真面目が裏目に出て、観る者が引いてしまうからだろう。

だが三谷幸喜氏のコメディの本質は、爆笑ではなく感心だったとようやく気づく。

計算し尽くされた実にシュールなユーモアセンスこそが三谷幸喜コメディの真髄であり、「長回し」にフィーチャーすることによって、それが鮮明に浮き彫りになった。

極論、本作はやはり娯楽映画ではないのかもしれない。

映画とは、どのようにして出来上がるのか。

カメラ割はこうで、ディレクションはこうやるのだといった、プロの、プロによる、プロのためのチュートリアル

そうして出来上がったのが本作。

どうりで素人が観ても面白く感じないわけだ。

 

 

THE 有頂天ホテル(2006) [VHS] 役所広司・松たか子・佐藤浩市

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【映画パンフ】THE有頂天ホテル

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【歴史の闇に葬られた真実】位人臣を極め最高権力者へと昇りつめた日本一の出世頭、天下人「豊臣秀吉」。

 

歴史の闇に葬られた真実

 

 

豊臣秀吉

 

 

 

 

 

 

 

歴史は勝者によってつくられる

 

 

我々がよく知る歴史の記述は、必ずしも客観的な事実の記録ではなく、勝者の視点や都合の良いように解釈・再構成されることが多い。

歴史は、過去の出来事を単に記録するだけでなく、その出来事をどのように解釈し、どのように伝えるかによって、人々の認識や価値観を形成する力を持つ。

そのため、勝者が自らの正当性や優位性を強調するために、歴史を都合よく書き換えることがあるのだ。

たとえば戦争や革命などの歴史的な出来事では、勝者が自らの行為を正当化し、敗者を悪として描くことで、自らの立場を強化しようとすることがある。

また、国家の成立や発展の過程でも、建国の英雄や偉人たちの物語を美化し、都合の悪い事実を隠蔽することがある。

このことから歴史の解釈や記述において、権力や支配者の影響がいかに大きいかがよくわかる。

だが歴史の解釈はひとつではない。

歴史を鵜呑みにしていいのか?

勝者の言い分は、本当に正しいのか?

教科書に書かれたことを疑うことで、初めてみえてくるものがある。

そのためには、敗者や弱者の視点から歴史を再考することが肝要だ。

歴史を多角的に捉え、様々な視点から検証することで、より客観的な歴史認識に近づくことができる。

 

 

 

勝者=善と単純に結びつけてしまう思考の危険性

 

 

特に中学・高校の日本史の教科書は政治史が中心で、必然的に勝者の歴史が描かれ、それが日本史の流れとして理解される。

勝った側が善とされ、敗者は悪とされることで、結果的に「正義は勝つ」と教え込まれる。

勝者が善で、敗者が悪という歴史観の極致が「征伐」という言葉である。

たとえば豊臣秀吉の天下一統の流れを追う時、無意識のうちに四国征伐九州征伐小田原征伐、さらに朝鮮征伐という言い方がされてきた。

これは敗者は悪とされ、悪人だったために、正義、すなわち勝者によって滅ぼされたという論理の組み立てで、勧善懲悪という考え方を深くすり込まれてきた。

そのせいで、現代日本人は多角的な考え方が苦手になってしまったように思えてならない。

勝者=善という決めつけは、思考の柔軟性を奪ってしまう。

敗者=悪という決めつけが、同調圧力を生み出す。

敗者にも成したことがあり、言い分だってあるのだ。

固定観念ほど怖いものはない。

歴史の闇に葬られた真実に目を向けることで、固定観念にとらわれない、柔軟な思考を手に入れる。

本稿がその一助になれば幸いだ。

 

 

 

マチュアリズムに徹したサラリーマン社長

 

 

豊臣秀吉は歴史の勝者なのでは?

そう思っている人もいるだろうが、結果的には敗者の部類に入る。

もちろん、歴史の勝者の時もあった。

しかし秀吉の死後、秀吉の遺した豊臣家(特に豊臣秀頼)は徳川の世にとって潜在的な脅威であり、家康はその権威の象徴である神社や墓をなくしてしまいたかった。

豊臣家滅亡後、家康は秀吉が「豊国大明神」として祀られていた豊国神社の神号を剥奪し神社・墓所(豊国廟)の破壊を指示する。

秀吉の正室北政所(高台院)の嘆願により完全な破壊は免れたが、「朽ちるに任せる」ことになった。

家康の狙いは、豊臣秀吉という存在を人々の記憶から消し去り、徳川幕府の権威を確立するためで、後年(1640年)には参道上に新日吉神宮を再興させ、豊国神社は事実上破却される。

こうして秀吉は歴史の勝者という立場から一転、敗者となる。

それでも、小者の身から一代で天下人にまで昇り詰めた日本一の出世頭・秀吉の記憶が、人々から消え去ることはなかった。

秀吉の人気は、すでに江戸時代からあった。

太閤記と称する本のおかげである。

史料価値のある『川角太閤記』『甫庵太閤記他、数え切れないくらいだが、なんといってもあまねく読まれたのは『真書太閤記『絵本太閤記であり、秀吉のイメージを定着させた。

何せ、氏素性も定かでない男が階段を昇るように立身出世し、ついには天下人になる小気味良い話である。

鬱屈する庶民に大いにウケた。

明治以降は、誰もが抱いた出世主義にマッチし、さらにもてはやされた。

実はそれ以前にも太閤記と呼んでいい噂話が流布され、若者の心を昂揚させていた。

北条早雲の出世譚である。

早雲も素性不明の牢人者だが、無から大大名に出世する初めての人物である。

秀吉の若い頃はさらに誇張され、伝説化されて拡がっており、それを聞きつつ発奮興起したに違いない。

いわば、秀吉は彼の登場しない太閤記によって励まされ、かつ太閤記を残した。

面白いものである。

このあまりによく知られた男につき、いくつか指摘しておかねばならない。

まず、彼が天下人に出世したことから兎角見過ごされがちだが、実態は信長や家康と異なり、オーナーではなく【サラリーマン社長】であったことである。

なるほど、彼は位人臣を極め、最後権力を握った。

が、なにも前代の覇者を打倒したわけではない。

信長の家来となり、忠勤に励みながら出世し、やがて遺産をそっくり受け継いだのである。

だからといって、秀吉の評価は上がりも下がりもしない。

しかし見方を改める必要はある。

秀吉の出世譚は、主人にどのような尽くし方、働き方をしたか、ということの壮絶な見本として眺めなければならないだろう。

秀吉は信長に仕えながら、徹底して主人一筋に生きた。

後世、机上で作り上げられた忠節ではない。

文字通り、水火を辞せず尽くした。

そんな姿は "一所懸命" と形容するに相応しいが、その言葉は元来、武士が所有する一箇所の所領に命を懸けることから出た。

所領を守ろうという執念や、そこから発する勇猛心である。

一方、大きな勢力、つまり主家ではその所領を安堵し、守ってくれる。

対して、家来は平生の奉公をもって応える。

だからもし、所領の安堵もせず、恩賞もくれないような主人は主人でなく、他の権力者を求め離れていく。

ちょっと国会議員とその系列下の県・市町村議会員の関係に似ているが、武士社会の有り様はそんなところから出発した。

秀吉にはしかし、もともと命を懸けるべき何物もなかった。

あるのはただ主人・信長を頼り、尽くすばかりだったのである。

語呂を合わせれば、"一主懸命" ということになろうか。

秀吉の働きぶりは凄まじい。

まだ小者だった頃は、いつ寝ているのかもわからない。

どんな火急な場合でも、信長がひと声掛ければ直ちに馬を引いてすっ飛んでくる。

寒い朝など主人の草履を懐中にして温めたという話も、たぶん本当だろう。

有名な割普請がある。

百間の塀を修理するのに、十区画に分け、人数も十組に分けて、懸賞金をかけて競わせた。

ひと月掛かるところを、わずか3日で仕上げたという。

薪炭の消費を節減するため、火鉢から火箸を取り上げたことがある。

火鉢に手をかざす者は、ついつい火箸で炭火を突き崩すからである。

いじましいが、智恵に違いない。

今日、こんな勤め様をする者は滅多にいない。

そもそも主従という概念はないし、雇用関係・労働条件からいっても許されもしない。

仮にやれば、単に顰蹙(ひんしゅく)を買うだけだろう。

当時も例外ではない。

卑小な体、猿(あるいは禿げ鼠)に似た面相でもあり、ちょこまか動き廻る姿は揶揄、軽蔑の対象になった。

それでも平気だった。

そのせいか秀吉には、図々しく、小才が利き、おべっか上手、という評がある。

評するのは簡単だが、それだけだったとは思われない。

何せ信長は、口先で誤魔化されるような生ぬるい男ではないのである。

美濃攻略の際、秀吉は大沢某の籠る鵜沼城攻めを進言し、引き受けることになった。

が、信長は軍用金を出すわけでもなく、軍勢をつけてくれるわけではない。

それでいて、結果をみてちゃんと採点するのだから怖しい。

秀吉はしかし、わずかな手勢をもって向かった。

やることは自身が乗り込んでいって、利害得損を説き、降服させるより他ならない。

命の保証はないが、単身ノコノコ城に入った。

城将・大沢は、すかさず秀吉を捕らえた。

見れば卑小な男なので、内心感服したそうだが、城頭に吊るして、迫る秀吉勢に対し、

「近寄れば、この男を殺す」

と脅した。

秀吉は怖れず、

「殺せば、織田の大軍がやってくるぞ」

と頑張った。

そんなやり取りのうち、利害を説いたのだろう。

誘降が成功し、大沢は降服開城した。

ここでわかるのは、存外な秀吉の度胸である。

大を成す者には度胸はつきものだが、ただ肝が大きいというのとは、ちょっと違うようだ。

秀吉には、人を人とも思わない厚かましさがある、といわれるが実は逆で、人を人と思うことで終始したのではないか。

つまり、同じ人間なら通じるはずだという信念である。

鵜沼城攻めのこの話には続きがある。

大沢を捕らえて連行した秀吉に、信長は殺せと命じた。

そこで秀吉は、大沢に告げた。

「自分は世話をしてお連れしたが、このままでは難儀になる。早々に立ち去られよ。追っ手がかかると疑われるなら、自分を連れて行かれよ」

大沢は心得たとばかりに脇差を突きつけ、秀吉を人質にして退散した。

後に秀吉に心服して家来になる。

講談のような光景だが、実際秀吉は、晩年の一時期は別として、ずっと人を殺すのを避けてきた。

戦国では稀なことである。

これも人を人と思う生き方にあっただろうし、結果として人心収攬に繋がるものだった。

そんなことは上辺だけの振る舞いではできない。

秀吉が人たらしと呼ばれる底には、やはり何か人の心を打つものがあったはずである。

秀吉は系統立った学問を学んだわけではないし、教養や素養も乏しかった。

あるのは辛酸を重ねた体験と、卑俗な庶民感覚だった。

その手法や発想は、だから体面や規範、しきたりに拘らない。

人の欲するところに従い、必要かな応じて行う。

あるいはアマチュアリズムに徹していたといっていいか。

それは先の割普請や火箸を取り上げた話もそうだが、有名な墨俣築城に如実に窺うことができる。

そもそも築城は、柴田・佐久間といった先輩宿将が試みて失敗した。

柴田・佐久間は戦いをこととするプロ戦士であり、はじめから土木建築の仕事に不服だったに違いない。

だから敵が出てくれば何をさておいても戦ったが、敵中に突出した場所で人夫や資材を抱えての戦いだから、惨敗に終わった。

先の大戦で輸送機を護衛すべき我が艦隊が、敵艦を発見すれば戦闘に走り、あるいは敵輸送船団に対し、軍艦攻撃に終始したのとよく似ている。

秀吉はまず、土豪蜂須賀小六らの協力を得て土地住民を手懐け、敵の攻撃には防衛専守、ひたすら城構築に専念した。

湿地帯なので、カンジキまで用意していた。

面目を重んずる武将はそんな不細工なものは使わない。

後の鳥取城攻めでは、近辺から米を時価の2〜3倍で買い占めて食糧難に陥れたり、高松城では壮大な水攻めを行っている。

思いついても、出来る者と出来ない者がいる。

秀吉そして平気で実行することができた。

ちょっと手柄を立てても、その場でびっくりするほどの褒美を与える。

格別な人でない限り、物を買って喜ばない者がいないことを、よく承知していたからである。

こうして戦い、戦いは皆成功した。

秀吉にはなにか戦さ弱いという印象がある。

たしかに自ら得物をとっての武功はないが、眺めてみると、常に織田軍団の最先端に立っている。

美濃攻めの墨俣城をはじめ、浅井攻めでは小谷城の真向かいに築いた横山城を何年も維持した。

中国攻めでも姫路城を本拠に、前衛の役割を果たした。

要するに、信長の志向する戦線の先頭にいたのが秀吉である。

見過ごされやすいが、事実である。

行動も素早い。

兵は神速を貴ぶ。

かの中国大返しなど、馬上で睡眠をとりながら、ひたすら駆けに駆けた。

ポスト信長を運良く制した男、という風にいわれるが、誰もが呆然としているなか、秀吉はまず時間との戦いを制したのである。

こんな反応は突発的にはできない。

恐ろしく働き、汗水垂らすのが習い性となっていたからで、何もせぬ人達の後からの批評はいただけない。

第一、明るい。

辛酸を舐めた人だけが持つユーモアとサービス、そして陽気さだった。

が、晩年は乱れる。

それがサラリーマン社長の限界かもしれないが、秀吉本人を離れた "太閤秀吉" として、常に我々に夢を与えてくれる人物であるのは確かである。

 

 

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【歴史の闇に葬られた真実】怨念か、陰謀か?本能寺で信長を討った「明智光秀」。

 

歴史の闇に葬られた真実

 

 

明智光秀

 

 

 

 

 

 

 

歴史は勝者によってつくられる

 

 

我々がよく知る歴史の記述は、必ずしも客観的な事実の記録ではなく、勝者の視点や都合の良いように解釈・再構成されることが多い。

歴史は、過去の出来事を単に記録するだけでなく、その出来事をどのように解釈し、どのように伝えるかによって、人々の認識や価値観を形成する力を持つ。

そのため、勝者が自らの正当性や優位性を強調するために、歴史を都合よく書き換えることがあるのだ。

たとえば戦争や革命などの歴史的な出来事では、勝者が自らの行為を正当化し、敗者を悪として描くことで、自らの立場を強化しようとすることがある。

また、国家の成立や発展の過程でも、建国の英雄や偉人たちの物語を美化し、都合の悪い事実を隠蔽することがある。

このことから歴史の解釈や記述において、権力や支配者の影響がいかに大きいかがよくわかる。

だが歴史の解釈はひとつではない。

歴史を鵜呑みにしていいのか?

勝者の言い分は、本当に正しいのか?

教科書に書かれたことを疑うことで、初めてみえてくるものがある。

そのためには、敗者や弱者の視点から歴史を再考することが肝要だ。

歴史を多角的に捉え、様々な視点から検証することで、より客観的な歴史認識に近づくことができる。

 

 

 

勝者=善と単純に結びつけてしまう思考の危険性

 

 

特に中学・高校の日本史の教科書は政治史が中心で、必然的に勝者の歴史が描かれ、それが日本史の流れとして理解される。

勝った側が善とされ、敗者は悪とされることで、結果的に「正義は勝つ」と教え込まれる。

勝者が善で、敗者が悪という歴史観の極致が「征伐」という言葉である。

たとえば豊臣秀吉の天下一統の流れを追う時、無意識のうちに四国征伐九州征伐小田原征伐、さらに朝鮮征伐という言い方がされてきた。

これは敗者は悪とされ、悪人だったために、正義、すなわち勝者によって滅ぼされたという論理の組み立てで、勧善懲悪という考え方を深くすり込まれてきた。

そのせいで、現代日本人は多角的な考え方が苦手になってしまったように思えてならない。

勝者=善という決めつけは、思考の柔軟性を奪ってしまう。

敗者=悪という決めつけが、同調圧力を生み出す。

敗者にも成したことがあり、言い分だってあるのだ。

固定観念ほど怖いものはない。

歴史の闇に葬られた真実に目を向けることで、固定観念にとらわれない、柔軟な思考を手に入れる。

本稿がその一助になれば幸いだ。

 

 

 

戦国最大のミステリー「本能寺の変

 

 

光秀の確たる出自はわかっていない。

普通知られるところでは、美濃土岐氏の支流で、叔父の明智光安に養われ、斎藤道三に仕えたことになっている。

美濃国諸旧記』によると、道三の後妻・小見の方は、光秀の叔母にあたる。

織田信長に嫁した帰蝶はその娘だから、光秀とはいとこ同士の間柄になる。

即断はできないが、朧げな傍証ならある。

光秀が越前朝倉家に仕えていたとき、足利義昭が身を寄せてきた。

光秀は義昭の近臣・細川藤孝(幽斎)と親密(後に藤孝倅忠興のもとへ、光秀娘ガラシャが嫁ぐ)になり、藤孝にこう述べたという。

「義昭公を将軍にするには、朝倉殿では難しい。信長殿を頼るのがよろしい。自分は信長殿に招かれているが、内室に縁があるので躊躇っている」

これは細川家の記録である。

信長内室と縁続きということであるらしい。

さて、光秀が美濃を出てから朝倉家に仕えるまでの足跡は不詳である。

よく言えば武者修行、まあ流浪して歩いていたようだ。

こんな話がある。

その頃、牢人仲間が寄り合い、よく汁講というものを催していた。

当番の者が席を提供し、汁や酒を出し、飲食しながら親睦をはかり、時勢を論じ合うものだが、ある時光秀が当番に当たった。

貧しき光秀は当番役を勤められそうもない。

すると妻が、「心配に及びません」と気軽に請け負って酒肴を調え、無事当番役を果たした。

後で気がつくと、妻の長髪がなくなっていた。

髪の毛を売って酒肴を調達したのである。

光秀は感謝し、「必ず立身出世し、其方に報いよう」と誓った。

またある時、光秀が大黒天像を拾った。

飾って置いたところ、ある者が言った。

「目出たいことである。大黒天は千人を司る神である。貴方も必ずや千人の頭になるであろう」

聞いた光秀は、自分は僅か千人の頭になるのが望みではない、さすれば大黒天など大望を抱く身には不要なものだ、と思いその像を打ち捨ててしまった。

要するに、大望を抱き、艱難辛苦の日々を送っただろうことが推察される。

光秀が朝倉家に仕えるのは、1565(永禄8)年前後である。

折から信長は斎藤氏を滅し、岐阜入城を果たす頃だが、その頃光秀は朝倉家の当主・義景の前で鉄砲術を示したり、諸国の築城の有様を述べたりしている。

廻国修行の成果といえばいえるだろう。

それより光秀は義昭擁立に関わり、信長から目をかけられる。

その立場は "両属の士" というもので、朝倉・織田両家の士であったし、しばらく後には義昭の内臣として、やはり織田家共々両属していた。

そんな経緯を経て、信長の家臣になるのである。

1571(元亀2)年、光秀は近江で10万石の大名に取り立てられる。

信長に仕えてからわずか4年目のことで、時に44歳である。

光秀の最大のライバルになる秀吉が、北近江で大名になるのはそれから2年後の天正元年のことだから、いかに出世が早く信長に認められていたかがわかる。

光秀はひとかどの武将であったに違いない。

が、ここで考えておかねばならないのは、光秀が当代随一のインテリだったという評についてである。

故実典礼に心得があり、堂上家や風流人に知り合いが多く、自ら歌・連句を嗜み、信長家中で類を見ぬ文化人だという。

それが信長の苦手とする朝廷や幕府に対し、格別の功績をあげたのである、と。

たしかに、信長家中に教養人と呼べる者はいなかった。

第一、秀吉はもちろん、柴田勝家にしろ滝川一益にしろ素性不確かであり、他小土豪出身が多かった。

が、見た通り光秀も威張れるほどではない。

教養にしたところで、光秀と仲の良かった藤孝なら格別のこと、光秀自身はさして卓越していたとは思われない。

そもそも故実典礼の知識によってあげたという功績は、どこにも証するものがない。

両属の士であったのが、都合良かっただけである。

歌なら秀吉さえ嗜んでいる。

いったい誰がこんな知識人・光秀像を作り上げたのだろうか。

この人物像は、本能寺の叛逆事件のひとつの弁護にさえなっているのだから、不思議である。

一方信長は、出自が何であれ、今日只今働く者を好む。

仕官年次の新旧に関わりなく、功をあげさえすれば出世できるのである。

大層働き甲斐があり、良い主人といわねばならなかった。

光秀も当初、懸命に働いただろう。

それが認められ、取り立てられた。

それがある時期から変わった。

その大きな理由は、"戦さ弱い" ということにあっただろう。

戦いには配置を含む運不運がつきものだが、細川父子を与力とした光秀軍(山陰道軍)は、1576(天正4)年はじめから丹波に向かった。

敵は波多野秀治である。

波多野は丹波の実力者だが、柴田勝家が対した一向一揆や上杉勢、秀吉が目指した毛利勢に較べ、それほどの大敵とは思われなかった。

それでいて強悍無比の難物である。

光秀は手こずった。

この戦場は中国戦線にも関わることであり、増援軍を受けたがまだ攻略できず、遂には母親を人質に出し、その死をもって波多野を討った(伝えられる話は真偽不詳だが、光秀として不慣れな調略を行ったのは事実である)。

それでも信長は丹波路の苦労を賞し、近江に併せ丹波一国を与えている。

なお信任は厚かったと思わねばならない。

さて1582(天正10)年5月、光秀は上方へきた家康一行の接待役を勤めていたところ、中国戦線の秀吉からの要請により、俄かに信長が出陣することになり、光秀がその先陣を命じられた。

折から、信長の各軍団は緒方に出払っている。

手の空いているのは光秀軍ばかりだった。

6月1日、居城亀山から出陣し、中国路へは向かわず、わずかな供廻りで本能寺に在る信長を襲撃するのである。

この事実の理由につき、様々に詮索されている。

怨恨説あり、危惧説あり、長年の計画説あり、さらには黒幕説があり、それぞれそれらしい理屈がつく。

うち滑稽なのは黒幕説で、まず信長と不仲の正親町天皇が光秀を使嗾(しそう)したのだという。

両者の不仲を思わせる記録がないでもないが、それは朝廷と権力者の間に必然的に起こる事象にすぎず、介在したであろう公卿も特定されているわけではない。

それでいて、事変が終わると勅使が下り、光秀に禁裏守護を命じたのが証拠だという。

遺憾ながら朝廷は昔から、入京した実力者(たとえば源義仲義経)に対し、誰であろうとそのように遇するのがしきたりである。

何の裏付けにもならない。

また、真偽不明の毛利家宛ての密書に、

「将軍で本意を遂げられるの条、大慶の段」

とあるのを取り出して、流亡将軍・義昭が黒幕であり、要望に応えて信長を討ったとする。

義昭は事実を知って興奮しただろうが、事を起こす力などとっくに失せている。

一方で光秀は細川家に対し、忠興に天下を取らせたかったといっている。

所詮、支離滅裂である。

当てにしていた細川家にそっぽを向かれ慌てて理由付けたに違いなく、無論長い間の計画説などお話にならない。

そこで光秀が、【信長を殺したかったのか、天下を取りたかったのか】の、どちらであったかを考えねばならない。

【信長を討てばひょっとしたら天下が転がり込むだろう】ということと、【天下を取るために信長を討つ】というのとは、明らかに異なる。

光秀はそして、天下を取るための下工作を何もしておらず、信頼する重臣たちにも相談していない。

それは縁戚の細川父子をはじめ、誰一人として味方しなかったことでも窺われる。

ひっきょう、光秀は信長を討ちたかったのだろう。

すると怨恨、ないし危惧ということになる。

それに相応する虐めの話も少なからず伝わっている。

が、どこまで本当かわからない。

たとえば領国である近江・丹波を取り上げ、まだ攻略もせぬ出雲・石見を与えようといわれ、危惧しかつ恨んだといわれているが、確証はない。

だいたい信長のやり方は、領国を与えたようにみえて実は委託にすぎない。

命令ひとつで国替えをしたし、家臣たちは言われるままに働き、大きくなった。

徳川幕藩体制下での領国とは違う。

仮に事実であったとしても、取り上げられたのは何も光秀の本貫地ではない。

3年や5年治政を執ったところだからといって、信長討ちに繋がるほど、怒ることもないのである。

ただし、面目を失することはあったと思われる。

それも秀吉という、妙な男との対比によって増幅されたに違いない。

詳述はしないが、直接の動機となる事例もある。

煎じ詰めれば軽蔑すべき男が思いのほか出来物であり、光秀にない運を備えていること、その男を信長が信頼し切っていることが、苛立ちになったのだろう。

今日でも憎いライバルがおれば、当人よりむしろ、その男を可愛がる主人の方を殺したくなる心理が働くことがある。

それがすべてでないにせよ、警備の薄い本能寺を知った時、突発的に叛逆の念が兆したのではあるまいか。

後は皆、付け足しである。

警察の捜査官は一様に、

「現実の殺人事件なんて単純なもの。推理小説のように入り組んだ犯罪は皆無と言ってよい」

と口を揃える。

つまり我々は、本能寺の変が歴史上あまりに衝撃的な事件だけに、物事を複雑に考えすぎたのではあるまいか。

真相は未だ謎のままである。

が、流浪の光秀を取り立ててくれたのは信長に他ならない。

その主人を殺すのを、世間では普通、悪逆者と呼ぶのである。

 

 

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