2021年、遂にエヴァンゲリオンが完結した。
1995年から1996年に渡って放送されたTV版から足掛け…およそ25年。
四半世紀という長い年月をかけて完結を迎えたわけだ。
エヴァンゲリオンは超大作と呼べるだろう。
庵野監督はよくぞ終わらせたと思う。
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— Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) 2021年8月12日
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完結編の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開されて程なくして、別のある超大作が永遠に未完成となる知らせを受ける。
その名は「ベルセルク」。
日本のダーク・ファンタジーの基礎を築いた名作漫画だ。
アニメや劇場版も制作された。
「ベルセルク」の原作者で漫画家の三浦建太郎氏の訃報に接したのは今年の5月だった。
初めて単行本を手に取った時から既に20年以上が経過している。
だけどまだ41巻。
単行本発刊のスパンがとにかく異常に長いことで有名(?)な作品だった。
次の新刊が2年後とか?
正直忘れたころに新刊が出るから、直近の内容は当然忘れかけている。
そんなことを繰り返して20年以上。
新刊が遅いのは決して先生が手を抜いているとかそんな理由ではない。
作品を読んでもらえればわかると思うがストーリー構成も作画もすべてが半端ない。
だから新刊に2年かかろうが読者に不満はない。
しかし、ようやくキャスカが元に戻って、いよいよこれから‼︎…って思っていたのに…
三浦先生がどういう結末でこの壮大な物語を終わらせるつもりなのかを想像しながらいつも新刊を心待ちにしていた。
そんなささやかな愉しみもどうやらこれまでのようだ。
真実のエンディングは先生と共に天国へ。
とても残念です。
しかし読者以上にご本人が一番悔しいはずだ。
先生、本当にお疲れ様でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
最後に、「はじめの一歩」作者・森川ジョージ先生の追悼メッセージの一節をお借りして三浦先生に贈りたい。
"いつか最終回を読みにいきますね。"
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