様々な奇妙な事件に、高橋一生氏演じる漫画家・岸辺露伴が挑む姿を描く実写版『岸辺露伴は動かない』の新作がいよいよ放送される。
【放送日時】
[NHK総合]
第4話「ザ・ラン」
2021年12月27日(月) 午後10時~10時49分
第5話「背中の正面」
2021年12月28日(火) 午後10時~10時49分
第6話「六壁坂」
2021年12月29日(水) 午後10時~10時49分
さらに前作を見逃した人に朗報だ。
新作放送の前に、第1話〜第3話を再放送してくれるらしい。
【放送日時】
[NHK総合]
第1話「富豪村」
2021年12月25日(土) 午前0:21〜午前1:10
第2話「くしゃがら」
2021年12月25日(土) 午前1:12〜午前2:01
第3話「D.N.A」
2021年12月25日(土) 午前2:03〜午前2:52
『岸辺露伴は動かない』とは
『岸辺露伴は動かない』は、荒木飛呂彦先生による短編漫画シリーズ、およびそれらを収録した短編集である。
アニメにもなった漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の登場人物、漫画家の岸辺露伴を中心として展開するスピンオフ作品。
登場人物たちはスタンド(幽波紋)という特殊能力を持つ。
スタンド(幽波紋)とは「パワーを持った像(ヴィジョン)」であり、持ち主の傍に出現してさまざまな超常的能力を発揮し、他人を攻撃したり持ち主を守ったりする守護霊のような存在である。
岸辺露伴のスタンド "ヘブンズ・ドアー" は、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むことができる。
このスタンドを駆使して様々な敵と闘っていく物語が『ジョジョの奇妙な冒険』で、そのスピンオフ作品が『岸辺露伴は動かない』だ。
タイトルの「動かない」は、「露伴は主人公ではなく、あくまで物語のナビゲーターである」という意味である。
ジョジョの奇妙な世界観をしっかり継承
だが本格ミステリーのような重厚感もある
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(通称ジョジョ)を読んだことがない人にはわからないだろうが、ジョジョの世界観はタイトルの通り非常に奇妙なものだ。
登場人物は皆、ひとクセもふたクセもあるキャラばかりで岸辺露伴はその中でも代表的なキャラクター。
とにかくまぁいろいろクセが強い。
クセが強いといえばジョジョ特有の言い回しがあるが、これは実写版でも健在だ。
ファンタジー要素の強い原作漫画とは異なり、実写版では重厚な本格ミステリーの様相を呈している。
第1話〜第3話に関してだけいえば、岸辺露伴は特殊能力・スタンドをほとんど使っていない。
スタンドがジョジョの最大の特徴なのに、だ。
したがって、ジョジョの世界観は岸辺露伴役を演じる高橋一生氏の演技力だけで保たれているようなもの。
これはなかなか凄いことだろう。
ほとんどスタンドを使わないから、奇妙な事件がファンタジーではなくミステリーになる。
そこに天下の国営放送が本気を出せば、重厚感溢れる本格ミステリーの完成だ。
原作のジョジョが苦手という人が結構いると思うが、そういう人でもミステリーが好きなら楽しめる作品になっていると思う。
騙されたと思って一度観てみては如何だろう。
でも、本当に騙されたからって怒らないでね。
岸辺露伴は動かない 1-2巻 新品セット
☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎
【プライバシーポリシー・免責事項・お問い合わせフォーム】 - ioritorei’s blog