最強失恋ソング決定戦
工藤静香『Ice Rain』
『Ice Rain』は工藤静香の通算23枚目のシングルだ。
1994年11月18日発売。
「ハッピーな人たちが浮き彫りにされがちな年末の街中に隠された、小さなドラマを心に描いていただけたら、と思います」と発売当時のインタビュー(ザ・テレビジョン誌上)で語っている。
シングルと同時にプロモーションビデオ集「femaleⅢ」を発売。
1998年暮れ発売のベスト・アルバム「Best of Ballade カレント」では、英詞にした『Ice Rain -Text in English-』が収録。
楽曲に恵まれまくった元おニャン子
80年代アイドル世代は本当に楽曲に恵まれている。
その中でも群を抜いて名曲揃いなのが工藤静香さんだ。
数多ある名曲の中で、100年の恋に破れた頃に聴いていたのが『Ice Rain』だ。
実はこの恋の途中から、終わる予感をひしひしと感じていた。
幸せの絶頂の中で終わりを感じてしまうのはとても哀しいことだった。
その哀しい現実を言葉にして突きつけてきたのが今作品だった。
動いたページ 終りが近いこと
わかりたくない程 わかってる
そしてその別れの決定権は彼女にしかなかった。
終わるとわかっていても、なんとか繋ぎとめられないかと必死に抗っていた。
でもダメなものは何をしてもやっぱりダメなんだよね…
抱きしめた手を あなたから離せば
二度と逢えない事わかってる
冷たくなった両手を離したら
真白い雪が降った…
おニャン子世代からは少しずれているから、工藤静香さんの楽曲の良さに気づいたのはずいぶん後になってからだ。
最初のうちはアイドル色が全開だが、ある時期を境にグッと大人びた雰囲気に変わった。
ちなみにこの最強失恋ソング決定戦には、工藤静香さんの最大のヒット曲『慟哭』は含まれていない(苦笑)
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