大泉洋主演映画
探偵はBARにいる
これぞベストキャスティング!この役は大泉洋以外に考えられない!!
洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…
洋画の派手さこそないがどうしようもなく心にしみる…
それが邦画の良さだと思う。
昔は当たり前のように洋画一択だったが、近年の邦画はなかなかバカにできない。
製作費でハリウッドに勝てないならシナリオと演出と演技で勝負といわんばかりに、邦画のクオリティーは年々高くなっている。
たしかにハリウッド映画は華やかで見栄えもするが、どうしても大味になってしまっているように感じる。
演出的にはどうしても地味な邦画ではあるが、シナリオ的に感性が合うのはやはり制作者が同じ日本人だからだろうか。
もちろん作品によるが、邦画には洋画のクライマックス的派手な見せ場がほとんどない。
ドッカンドッカン爆破しないし、ガガガガ派手な銃撃戦もない。
カッコいい戦闘機も、イカツイ戦車も邦画とは無縁に近い。
だが、最近そんな邦画が観ていてとても心地よい。
ガチャガチャとうるさいだけの映画は苦手だ。
時には深く考えさせられ、じわじわ心にしみてくる映画を好むようになってからというもの、邦画が面白くて仕方ない。
日本人ならではの感性で演出し魅せていくのが邦画だ。
ここではまったく派手ではないけれど、どうしようもなく心にしみて今なお強く記憶に残っている邦画をご紹介したいと思う。
『探偵はBARにいる』とは
東直己氏の推理小説シリーズ『ススキノ探偵シリーズ』を原作としている。
2011年、第1作『探偵はBARにいる』。
2013年、第2作『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』。
2017年、第3作『探偵はBARにいる3』が公開された。
ちなみに、第3作以外はPG12作品になっている。
アジア最北の歓楽街北海道札幌市「すすきの」のバー「ケラーオオハタ」に入り浸る、大泉洋が演じる私立探偵と、松田龍平が演じるその助手・高田が、ある事件に巻き込まれながらもその真相を追っていくハードボイルドもの。
シリーズタイトルにもなった第1作タイトルは、『ススキノ探偵シリーズ』の第1作『探偵はバーにいる』からとられているが、この小説第1作自体は映画化されていない。
監督の橋本一氏(第2作まで)を始めとして、脚本の古沢良太氏、脚本・プロデューサーの須藤泰司氏、音楽の池頼広氏と、東映・テレビ朝日製作の人気テレビドラマシリーズ『相棒』の主要なスタッフが参加している。
あらすじ
根城とするススキノのバー「ケラーオオハタ」に電話してきた「コンドウキョウコ」を名乗る女性の依頼で、弁護士である南を揺さぶった探偵は、帰り道「どう見てもその筋の方々」に拉致され、雪原に生き埋めにされる。
辛くも脱出した探偵は、このままでは済まさないと、調査を開始する。
依頼は、2年前の札幌の再開発計画絡みの放火殺人事件とその実行犯の変死、1年前の実業家、霧島敏夫の暴行殺人事件に関連すると思われたが、放火されたビルから遺体で発見されたのが「コンドウキョウコ」であったと知り、困惑する。
捜査中、探偵はクラブオーナーの沙織と出会う。
彼女は殺された霧島の元妻であった。
その後の捜査で放火ビルは札幌の新興暴力団「花岡組」が地上げを掛けていたことが判明し、その新聞の記事には事件から約4日後に死体で発見された田口晃が主犯だということも判明した。
翌日、探偵は死んだ田口晃の両親の元を訪ねた。
田口の家庭は既に崩壊しており父親は鉱山事業が閉鎖して以来ろくに働きもせず、母親の僅かな収入源のみで家計はいつも火の車であり、息子の晃はそんな父を見かねて不良の道でもある花岡組へ進んで行ったのだ。
そして探偵は花岡組のファーム「則天道場」へと足を踏み入れる。
だが早々に花岡組と乱闘になり、拷問を受けていた道場の塾生を救出し難を逃れる。
その後、探偵は罪を認めるよう塾生を警察に引き渡した。
だが探偵はなぜ花岡組は放火ビルに地上げをかけたのか。
そして霧島は誰に殺されたのか。その二つの疑問だけが残った。
後日、再びコンドウキョウコから連絡が入り今度はカトウという男を呼び出して欲しいと依頼される。
コンドウキョウコ曰くカトウという男が事件の鍵を握る人物であり、探偵はカトウの関連人物と連絡をとりカトウに会いに来るよう頼む。
翌日、探偵は待ち合わせ場所に向かうとそこに現れたのは探偵を生き埋めにした奴らであり同時に花岡組の連中が向かって来た。
コンドウキョウコが言っていたカトウという男は探偵を生き埋めにした、花岡組の若頭だったのだ。
危機を感じた探偵はすぐにその場を後にし、これまでの状況を整理し始めるが…
これぞベストキャスティング
この役は大泉洋以外に考えられない
大泉洋氏の名前を全国区にしたのはこの映画ではなかろうか。
アジア最北の歓楽街北海道札幌市を舞台にしたこの作品の主演は、大泉洋氏以外考えられなかっただろう。
どこか抜けているような感のある、役どころもよかった。
洋ちゃんに切れ者は似合わない。
少しドジっ子くらいが洋ちゃんらしくていい。
たしか『どうでしょう』班が撮影現場へ、バラエティ番組の撮影に行っちゃったんだよねww
あの時はまさかこんなに洋ちゃんらしさ満載の秀作になるとは考えもしなかった。
しかもシリーズ化まで。
大泉洋氏を北海道から世に出したのは今作品だったのかもしれないね。
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