ドラマ
釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜
『釣りバカ日誌』とは
『釣りバカ日誌』は、作・やまさき十三、画・北見けんいちによる釣り漫画。
1979年から小学館『ビッグコミックオリジナル』で連載され、1980年から小学館ビッグコミックスより刊行されている。
また実写映画化、テレビアニメ化、実写テレビドラマ化もされた。
略称は「釣りバカ」。
あらすじ
鈴木建設営業三課に所属する浜崎伝助は愛妻家で真面目だが、無趣味で出世欲に欠けるうだつが上がらないサラリーマンだった。
出世競争に出遅れた伝助はいまや同期で唯一のヒラ社員となってしまい、妻のみち子からも「出世のために趣味の一つでも覚えて上司に取り入ったらどうか」と苦言を呈される有様であった。
現状を見かねた上司の佐々木課長は伝助を海釣りに誘い、釣りの手ほどきをする。
初めは全く釣りに興味を持たなかった伝助だが、次第に釣りの楽しさを覚えていく。
ところが今まで無趣味だった反動なのか、次第に会社内で堂々と釣り新聞を広げたり妻の出産と釣りを天秤にかけるなど、趣味を通り越した「釣りバカ」へと変貌を遂げてしまい、性格も人情にこそ篤いがざっくばらんで常識外れな言動をするように変わってしまう。
結果としてますます出世から遠ざかってしまうが、当の伝助は「出世すると釣りをする時間が減る」と放言し、佐々木は心労で日々胃を痛める羽目になった。
ある日、伝助は会社で出会った老人鈴木一之助に請われて一緒に釣りに出かけ、手ほどきをしたことで一之助の「釣りの師匠」となる。
この一之助こそ、実は伝助が勤める鈴木建設の泣く子も黙る鬼社長であった。
だが伝助は自社の社長にも関わらず顔を覚えていなかったため、気づかぬまま対等に「スーさん」「ハマちゃん」と呼び合う仲になる。
意気投合した二人は盛んに釣り勝負へ出かけるようになるが、いつしか一之助は自分が社長だと伝助にバレることで関係が変わることを恐れるようになる。
しかし、あるきっかけから一之助は意を決して伝助に自らの正体を明かしたものの、予想に反して伝助の態度は全く変わらなかった。
釣りは「公私の私」であるとして、業務外では「鈴木社長とヒラ社員浜崎」ではなく「スーさんとハマちゃん」として、二人は今後も釣り勝負に付き合うことになる。
『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』とは
『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』のタイトルで、2015年10月23日から12月11日まで毎週金曜日20時 - 20時54分にテレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で、濱田岳主演で放送された。
連続ドラマ化されるのは今作が初めてとなる。
映画版で浜崎伝助(ハマちゃん)を演じた西田敏行氏が、ドラマ版では鈴木一之助(スーさん)役で出演する。
浜崎伝助の新人時代(入社初年度)にスポットライトを当て、時代設定を2015年に変えて描かれるオリジナルストーリーが展開される。
映画版の製作・配給を手がけた松竹がドラマ版の制作も担当し、映画版の監督およびチーフ助監督である朝原雄三氏と石川勝己氏がローテーション監督として参加している。
なお、ゲストには映画版のレギュラーだった俳優や、他のテレビ東京制作番組の出演者が登場している。
この第1期は2019年10月26日より、BSテレ東で映画版全作品を放送する「土曜だ!釣りバカ!」(18:30-20:54基本)と連動して、「土曜ドラマ9」として新たに4Kリマスターリングをしたうえで再放送されている。
2017年1月2日には『YAMADA新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜 伊勢志摩で大漁! 初めての出張編」』のタイトルで、単発スペシャルドラマとして放送。
2017年4月21日から6月16日までは第2シリーズが『釣りバカ日誌 Season2〜新米社員 浜崎伝助〜』のタイトルで放送。
2019年1月4日には単発スペシャル第2弾が、『新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌〜新米社員 浜崎伝助〜瀬戸内海で大漁! 結婚式大パニック編」』のタイトルで放送。
当該回では、原作漫画およびアニメ版や映画版でも描かれなかった「ハマちゃんとみち子の結婚」がオリジナルストーリーで展開されている。
また映画版で浜崎みち子を演じた浅田美代子さんが、本作ではみち子の母役で出演。
若年期が濱田岳氏にそっくりと話題になっていた火野正平氏が、本作で浜崎伝助の父役で出演し濱田氏との初共演が実現した。
作中でみち子が作った料理は放送終了後に料理アプリクックパッドにてレシピを公開している。
釣りバカ日誌 新入社員浜崎伝助 伊勢志摩で大漁! 初めての出張編 [DVD]
レジェンド映画『釣りバカ日誌』のエピソード0
『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』
レジェンド映画『釣りバカ日誌』のエピソード0を描いた『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』。
何が良かったって、浜崎伝助(ハマちゃん)役に濱田岳氏を。
鈴木一之助(スーさん)役に西田敏行氏をキャスティングしたことである。
名キャスティングはそれだけにとどまらない。
釣りバカ名物の佐々木課長役に大好きな吹越満氏を起用したのも大変良かった。
吹越満氏はこのドラマで、中間管理職役を演じさせたら日本一の称号を得た(※個人の感想です。)。
佐々木課長がいい味出してるんだ、これがまた。
濱田岳氏との相性も抜群。
西田敏行氏との相性も抜群。
ザ・中間管理職を見事演じ切っている。
みち子役の広瀬アリスさんも大変良かった。
『釣りバカ日誌』のエピソード0を描くということで、『釣りバカ日誌』では話でしか聞いていない浜ちゃんのプロポーズも映像化された。
「みち子さんを幸せにする自信はありません。でも、みち子さんといれば俺が幸せになる自信はあります。」
このシーンを観れるだけで十分価値がある。
男らしくないと世間的には不評のプロポーズみたいだが、個人的には結構好きな言葉なんだけどなぁ。
一緒にいたら自分は絶対幸せになるなんて、なかなか言えないと思うんだけどなぁ。
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