#21
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
渚カヲル(新世紀エヴァンゲリオン)
渚カヲルは、アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズとその漫画版に登場する架空の人物であり、エヴァンゲリオンパイロット。
正体は作品中で使徒と呼ばれる生命体のひとり。
アスカの代わりのフィフスチルドレンとして、人類補完委員会(≒ゼーレ)により直接NERVに送り込まれた少年。
アッシュグレイの髪と赤い瞳に極端に白い肌を持つ美少年で、過去の経歴は生年月日を除き綾波レイと同じく全て抹消済みである。
漫画の登場人物紹介の欄や公式のファンブックなどにも”謎の美少年”や”シンジに似た首の長さ、アスカに似た口元、綾波に似た色素の薄さ”、”小顔”と明記されている。
その上、ト書きでは”ぞっとするような美貌の持ち主”とまでいわれている公式美形である。
綾波よりも色が白いという設定もある。
傷心の碇シンジにベートーヴェンの交響曲第9番の鼻歌を歌いながら近づき魅了する。
正体は使徒であり、弐拾四話と劇場版のみと登場自体は少ないものの、シンジに大きな影響を与えた人物の一人である。
作中では世界の核心を知る数少ない存在でもあり、彼の謎めいた言葉の数々はその後の展開を示唆するものが多い。
生年月日は2000年9月13日の15歳で、セカンドインパクトの発生と同日である。
声優は石田彰氏。
『新世紀エヴァンゲリオン』における渚カヲルの出番は非常に少なく、第弐拾四話「最後のシ者」のみとなる。
そのたった一回の登場で残した名言がこれだ。
人間は寂しさを永遠に無くすことはできない。
人はひとりだからね。
ただ、忘れることができるから人は生きいけるのさ。
当ブログでは再三にわたり孤独との向き合い方について触れてきたが、この言葉もまた真理である。
『人はひとりだからね。』
どんなに綺麗な言葉で取り繕おうが、どんなにひとりの寂しさを誤魔化そうが、人はひとりで生まれ、ひとりで死んでいく。
誰にとってこれが真実だ。
だがSNSの発達で、人はその真実を忘れてしまっているように感じる。
SNSは誰とでも気楽に繋がれる利便性の反面で、強烈な孤独感をももたらす諸刃の剣であることを知らなければならない。
己の承認欲求を満たしたいばかりに、無意味に他人を蔑んだりしてはいないだろうか?
他人を攻撃することで、自分に注目が集まるよう仕向けてはいないだろうか?
安易な方法で寂しさを紛らわすのではなく、一度しっかり孤独と向き合うべきである。
孤独としっかり向き合ったその時こそ、傍にいてくれる人の本当のありがたみがわかる。
寂しさを忘れることも人間の特権だが、寂しさと正しく向き合いコントロールできるのも人間の特権といえる。
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