夢がMORI MORI
『夢がMORI MORI』とは
『JOCX-TV PRESENTS 夢がMORI MORI』は、1992年4月18日から1995年10月14日までフジテレビ系列局で土曜日に放送されていたフジテレビ制作のバラエティ番組である。
通称「夢MORI」、「MORI MORI」。
放送時間は毎週土曜 23:30 - 翌0:00。
番組タイトルは、司会の森脇健児氏と森口博子さん、そして当時SMAPのメンバーだった森且行氏の3人の名前頭文字に由来するという。
番組は、1995年10月14日放送分をもって3年半に及ぶ歴史に終止符を打った。
最終回は15分拡大スペシャルで締めくくり、過去のVTRをまとめた総集編を放送。
なお、メイン出演者がスムーズにゴールデン・プライムタイムへ昇格した他のPanasonic枠の歴代番組とは異なり、『SMAP×SMAP』開始まで半年のブランクが発生している。
これは、フジテレビが1995年10月より引き続きSMAPをメインとするバラエティ番組を開始させる計画だったところ、当時の自社制作枠に空きが無く実現しなかったためであった。
前番組と同様に番組のメイン出演者がPanasonicの製品CMに出演しており、『夢がMORI MORI』で流れるCMではSMAPが電話機器「おたっくす」と「ででんのでん」などのCMに出演していた。
名物企画・スーパーキックベース
出演者たちによるチームがキックベースで対戦するコーナーで、当時ブームになった。
これはセカンドベースの無い三角ベースで、ホームベースの位置からバットで球を打つ代わりに、打者がピッチャーが転がしてくるボール(だいたい4号バレーボール大)を(助走はラインよりはみ出ない範疇でOK)ピッチャーを含む5人の野手に向かって蹴飛ばし、その打球によって展開するというものだった。
基本的には野球と同じルールだったが、ベース上にいないランナーにボールをぶつければランナーはアウトという、このゲームならではのルールも設けられていた(番組の実況では「ドッジボール殺法」と呼ばれていた)。
このコーナーの収録は、前期には川崎球場で、後期には千葉マリンスタジアムで行われていた。
アイドルの概念をぶち壊す!
バラエティー番組にジャニーズがレギュラー出演
それまでのアイドルの概念をぶち壊したのが『夢がMORI MORI』だった。
それまでのアイドルがバラエティー番組に一切出演しなかったわけではない。
むしろ率先してメディアに露出していた気がする。
だがちょろっとゲスト出演し、そこで一曲歌う程度のものであったから、見え見えのファンサービスでもあった。
そのアイドルの概念を根底から覆したのが『夢がMORI MORI』であった。
当時はまだデビューしたてで無名だったSMAPを、なんとレギュラーに抜擢。
およそアイドルらしからぬ身体を張った企画にも、体当たりで挑んでいた。
アイドルのNGをどんどん無くしていったSMAPの姿勢は、その後の大ヒットバラエティー番組『SMAP×SMAP』へと受け継がれていくことになる。
余談ではあるが、最近ではお笑い芸人さんにイジられてばかりいるイメージの森脇健児氏。
この頃はSMAPに引けを取らない人気者だった記憶なんだけどなぁ…
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