TOKYO FM
いいこと、聴いた
毎週日曜日 13:00 - 13:55(FM群馬を除く)
『いいこと、聴いた』とは
『いいこと、聴いた』はTOKYO FMで2021年10月3日から放送されているラジオの地域情報番組。
TOKYO FMでは、これまで日曜日の13時台に『Monthly Artist File-THE VOICE-』を放送してきたが、2021年10月改編をもって、新しく地域情報番組を放送することになった。
本番組はJFNに加盟する37の放送局のネットワークを活かして、この地域の人のみが知っている「光る原石」を掘り起こし、パーソナリティを務める秋元康氏がその「光る原石」をプロデュースしていくというスタイル。
秋元康氏がラジオパーソナリティを務めるのは『DoCoMo 秋元康のMature Style』が放送を終了した2009年3月以来、12年半ぶりとなる。
全国各地の「まだ見ぬお宝」を掘り起こしプロデュースする番組
「全国にはまだまだ様々な素材が眠っている。 JFN37局のラジオの力をあわせて、地元で光る、人、モノ、コト、 食べ物などの情報を集め、その素材をプロデュース、 そして全国のラジオリスナーに再提示する装置を創ろう!」
秋元康自身が全国のラジオから寄せられた様々な 「まだ見ぬ宝」を掘り起こし、プロデュース!
番組で展開する複数のプロジェクトは、いったい今後どうなっていくのか?
見識の広い人の話は聞いているだけで勉強になる
昔から見識の広い人から話を聞くのが大好きだった。
自分が経験していないことでも、話を聞いているだけで知識として備わる。
おまけにこういう人の話はすべらない。
間違いなく面白いのだ。
ラジオ番組『いいこと、聴いた』のメーンパーソナリティのひとり、秋元康氏はおニャン子クラブからAKB48まで、まさに時代を超えた大ヒットの仕掛け人であるから、もちろんあらゆる経験をしている非常に見識の広い人物だ。
ちなみに美空ひばりさんの名曲『川の流れのように』の作詞を担当したのも秋元康氏。
天才だ。
そんな博識の秋元康氏から、小島瑠璃子さんがあらゆることを教えてもらうというのがこの番組のスタイル。
しかし教えてもらっているのは小島瑠璃子さんだけではない。
リスナーも一緒に秋元康氏の教えを乞うているというのが、この番組の最大の魅力だと思う。
聴いてみると ”食” に関する話題が多い。
さすが秋元康氏というべきか、それこそ全国津々浦々の美味しいものや店を本当によく知っている。
なかには地元の人ですら知らない店もあるのではないだろうか。
とにかく凄い見識だ。
本当によく知っているなと感心しきりだ。
だが、それだけにとどまらないのがこの番組の面白いところ。
そこから話があらゆる方向に派生していくから、得られるのは食の知識だけでなくなる。
やはり見識の広い人の話はやはり一聴の価値がある。
あらゆることに精通していなければ、話を派生することなんてできないからね。
最近はタメになる話を聞かせてくれる、人生の先輩が減ってしまった。
昔の諸先輩方の話は、内容も構成もぶっ飛んでいて聞いていて面白かった。
それが今ではどうだ。
たいして凄くも面白くもない話を、さも自慢げに延々と語られても退屈なだけだ。
同じようなことで嘆かれている方がいたら、一度『いいこと、聴いた』を聴いてみるといい。
きっといい話が聴けるのではないだろうか。
秋元康氏ばかりを絶賛してしまったが、小島瑠璃子さんも凄い素質の持ち主だ。
年齢云々で区別するのは本意ではないが、20代後半という若さでは考えられないほど話術に長けている。
おまけに言い方は悪いが、話が長くてくどい世のおじさんたちが涙を流して喜ぶほどの、大変な聞き上手でもある。
話し上手は聞き上手というのは本当だな。
秋元康氏はラジオ番組の仕事はあまり引き受けないという。
相方が小島瑠璃子さんでなければ、秋元康氏がこの仕事を引き受けることはなかったのではないだろうか。
まるで長年コンビを組んだいたかのようなふたりの軽快なトークは、一聴の価値ありだ。
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