ioritorei’s blog

完全趣味の世界

何度でも観たい傑作洋画【アメリカ映画『JFK』(1991年)】20世紀最大の謎の真相に迫ったオリバー・ストーンの衝撃の問題作!

 

はじめに

 

 

最近はもっぱら邦画ばかり観ているが、だからといって洋画をまったく観ないというわけではない。

だが、洋画然とした派手な作品はあまり得意ではない。

だからアクション映画はあまり観ない。

では、いったいどんな洋画なら観るのか?

本稿では好んで洋画を観ようとしない人間でも、何度でも観たいと思った洋画をご紹介したいと思う。

 

 

 

アメリカ映画(1991年)

JFK

 

 

JFK』とは

 

 

JFKは1991年のアメリカ映画。

ケネディ大統領暗殺事件の捜査に執念を燃やす地方検事ジム・ギャリソン(ケビン・コスナー)を中心に描いた現代史ミステリー。

大統領暗殺をめぐる唯一の訴訟であるクレイ・ショー裁判にいたる捜査を題材として描いている。

第64回アカデミー賞で撮影賞と編集賞を受賞した。

劇場公開版の時点で、上映時間3時間を超える大作だった。

公開と同じ1991年、さらに長いディレクターズ・カット版(約206分)がビデオ発売された。

主として、リー・ハーヴェイ・オズワルド、CIA、マフィア大物政治家ケネディ暗殺の犯人あるいは黒幕らしいとして語られるが、この映画は独自の説に基づいて展開されている。

この独自の説の材料は1980年代に発表されていたものの、この映画により一躍知名度を高めた。

原案はジム・ギャリソン(Jim Garrison)『On the Trail of the Assassins: My Investigation and Prosecution of the Murder of President Kennedy』(邦訳: ジム・ギャリソン『JFK ケネディ暗殺犯を追え』、岩瀬孝雄訳、ハヤカワ文庫NF:早川書房 1992年)及びジム・マース(Jim Marrs)Crossfire: The Plot That Killed Kennedy』

ジム・ギャリソンは実在の元検事、ジム・マースケネディ暗殺事件の研究家(映画は事実に虚構を織り交ぜたフィクションである)。

参考書籍は、オリバー・ストーン、ザカリー・スクラーJFK ケネディ暗殺の真相を追って』(テンプリント 1993年)

映画を巡る論争、注釈付シナリオを収録している。

 

 

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あらすじ

 

 

ニューオーリンズの地方検事であるジム・ギャリソンは、昼食中に大統領暗殺の第一報を受けた。

しかし、直後に逮捕されるリー・ハーヴェイ・オズワルドという人物に、彼は大多数のアメリカ人とは別のショックを受ける。

ニューオーリンズの法曹関係者の間ではオズワルドという男は有名人であったからである。

オズワルドは不思議な過去を持ち、奇行を繰り返し、キューバ人の団体とトラブルを起こしていた人物だった。

彼はすぐにこの人物の調査を始めるも、大統領暗殺事件の二日後にさらに事件が起こった。

マスコミや大勢の警官がいるさなか、オズワルドが警察署の中でジャック・ルビーという男に射殺されたのだ。

それから約3年後、ギャリソンウォーレン委員会の報告書を何度も読破し、調べれば調べるほど事件の矛盾点や疑問点という名の霧が彼を包む。

そしてその霧が一気に雹となって彼の体を叩く。

この瞬間、仕事も名誉も捨て去ることになる、彼と合衆国との長い戦いが始まったのだった。

 

 


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映画では語られなかったいくつかの事実

 

 

グラシノールの丘に落ちていた歯型の付いた薬莢の存在

 

劇中でも「グラシノールの丘から撃った人間がいる」という証言の描写があるが、「大統領は自分が撃ち、歯型の付いた薬莢をグラシノールの丘に置いてきた」という証言をする男が後になって現れた。

映画の原作者であるJFK暗殺事件研究家ジム・マーズは歯型の付いた薬莢の存在を早くから知っていたが、確証が無く映画制作時でもこの事は公にはしていなかった。

見つかった薬莢は「レミントン・ファイヤーボール」という小型のライフル銃の物であり、火薬の量が少し多目の初期型の物であると断定されている。

実行犯だと名乗り出た男も「グラシノールの丘からレミントン・ファイヤーボールで大統領を撃った」と証言している。

ケネディ大統領のパレードの護衛を担当していた白バイ警官の無線通話記録に入っていた合計4発に聞える銃声と思しき一発が、日本音響研究所の鑑定により内一発が「レミントン・ファイヤーボール」の銃声に極めて近いとの鑑定結果が出ていた。

 

 

短すぎる2発目と3発目の銃声の間隔

 

白バイ警官の無線通信に記録された4発の銃声は一定の間隔で放たれているが、2発目と3発目の銃声の間だけ2秒以下という非常に短い間隔だった。

3発目は2発目の銃声のこだまだとする意見もあるが、それならば1発目と3発目の銃声にもこだまが入っておらねばならず、この理論は成立しない。

いかにオズワルドが射撃の名手であろうとも、作りの荒いカルカーノで2秒以下の間隔で弾丸を連射するのはほぼ不可能である。

 

 

ケネディの喉と頭部を撃ちぬいた弾丸の方向

 

ウォーレン報告書では教科書倉庫ビルの6階からオズワルドケネディを撃ったとされているが、ケネディの喉の銃創の射出口と射入口がほぼ水平に入っていたと検視で明らかになっている。

教科書ビル6階から撃ったとすると、弾の角度はやや上から下に入らねばならず、ケネディが少し前にかがみでもしない限り成立しない角度である。

ザプルーダー・フィルムを見る限りでも、ケネディは喉を撃ちぬかれる直前は前にかがんでおらず、上半身をほぼ垂直にして座っていた。

また、ケネディの頭部を撃ち抜いた弾はザプルーダー・フィルムを見る限りでは、「ケネディが後ろの方向に仰け反っているので前方からの射撃」と映画でも主張しているが、弾丸で撃ち抜かれた場合、射入口よりも射出口の傷が大きくなり、射出口の部分の向きとは反対方向に仰け反る場合もあると、実験結果により断定されている。

しかし使用された弾丸がダムダム弾と思われる場合、弾が硬いものに当たった瞬間に砕けるので、その場合は撃たれた方向とは反対に仰け反るとの実験結果も出ている。

 

 

コナリー知事の証言

 

コナリ-知事は「ケネディ大統領の方を振り向いた時には大統領はすでに喉を撃たれており、自分はその直後に撃たれた」と、早い段階から本人の証言があったが、ウォーレン委員会の報告書ではこの証言はついに取り上げられなかった。

この証言が事実だとするとケネディ大統領コナリー知事は別々の弾丸で狙撃されたことになり、ケネディは2発目、コナリー知事は3発目で撃たれたことになり、致命傷となった頭部への銃撃は4発目となる。

これらもウォーレン報告書の内容とは矛盾している。

 

 

大きく切開されたケネディの喉の傷

 

パークランド病院で遺体を検視をした関係者の証言によると、ケネディの遺体の喉の傷はそれほど大きくはなく小さい穴が開いていただけであったと証言している。

このことから当初は喉の傷は弾丸の射入口だと判断していた。

しかし、ベセスダ海軍病院で検視をした検視官の証言によると、ケネディの遺体の喉の傷は大きく切開された跡があると、複数の検視官が証言している。

これはウォーレン報告書の通りに、後方からの射撃になるように遺体の傷を捏造したとの説がある。

 

 

ケネディの遺体の運送の空白

 

ダラスのパークランド病院でケネディ大統領の遺体を棺に納めた人物の証言によると、暗殺事件後のケネディの遺体はパークランド病院で検視を受けた後、シーツで包まれ飾り付きの棺に納められワシントンのベセスダ海軍病院へ直接運送されたとある。

しかし、ベセスダ海軍病院に到着した棺には飾りが無く、ケネディの遺体はシーツではなく灰色の遺体袋に入れられていた。

飛行機の中でケネディの遺体を別の棺と遺体袋に入れ替えたという記録は無く、また、ケネディの遺体の傷の記録がパークランド病院の物とベセスダ海軍病院の物とで食い違いがあることから、ケネディの遺体はダラスからワシントンに運ばれるまでに一度別の場所に運ばれ、遺体になんらかの処置を施した後、ベセスダ海軍病院まで運ばれたのではないかとの疑惑がある。

 

 

教科書ビル6階に指紋を残した男

 

教科書ビル6階を捜査したときに、オズワルドやビルの従業員のものではない人間の指紋が検出されていた。

その指紋はジョンソン大統領と親交のあった男のものと後に断定されている。

 

 

ザプルーダー・フィルムの存在

 

 

ザプルーダー・フィルムとは

 

 

ザプルーダー・フィルム(the Zapruder film)とは、1963年11月22日にアメリカ合衆国テキサス州ダラスを訪問したジョン・F・ケネディ大統領の車列を、エイブラハム・ザプルーダーがカラーで撮影した8mmフィルム映像のことである。

このフィルムは偶然にも、ケネディ大統領暗殺事件を最も明瞭に記録した映像となったことから、一躍有名になった。

現在はアメリカ国立フィルム登録簿に登録されている。

 

暗殺事件発生日の午後12:30(中部標準時)。

ダラスで婦人服メーカーを経営していたザプルーダーは、大統領の車列をエルム通り(暗殺発生現場)に面したコンクリート製のパーゴラの一番西側の端の上に立って撮影していた。

姿勢を安定させるため、会社の受付係の女性社員が背後から彼を支えていた。

フィルムは、大統領の車列がヒューストン通りから角を曲がってエルム通りに入るところから、鉄道の陸橋下に入って消えるまでの姿を捉えている。

このフィルムの資料的価値を高めているのは、ケネディ大統領が頭部に致命的な銃撃を受けた瞬間を記録していることである。

大統領が頭部に銃撃を受けた時、大統領の乗ったリムジンは丁度ザプルーダーの撮影場所のほぼ正面(ザプルーダーの視線からはやや下方)に位置しており、フィルムには銃撃を受けた瞬間の大統領の姿をはっきりと映している。

ザプルーダーが撮影時使用していたのは、ベル&ハウエルの414 PD式8ミリカメラ「ズーマチック(Zoomatic)」で、使用フィルムはコダックの安全フィルム「コダクロームII 8(1コマ縦横8 mm)」であった。

後にFBIがこのカメラを調べたところ、フィルムの撮影速度は平均毎秒18.3フレームであった。

大統領の車列の模様が撮影されているのは全体で486フレーム、26.6秒で、その内大統領の乗ったリムジンは343フレーム、18.7秒間映っていた。

ザプルーダー・フィルムウォーレン委員会をはじめ、全ての暗殺事件捜査機関により調査された。

委員会はこのフィルムの一部フレームをモノクロ写真にプリントし、証拠物件として取り上げた(ウォーレン委員会の証拠物件第18巻の885)ほか、様々な雑誌、映画にフィルムの一部が使用された。

インターネットではフィルムの閲覧が可能である。

1994年にザプルーダー・フィルムは「文化的に重要である」として、アメリカ議会図書館によりアメリカ国立フィルム登録簿に登録され、永久に保存されることとなった。

 

 

※.過激な内容が含まれます。閲覧される方はご注意下さい。


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フィルムは暗殺の一部始終を捉えたものではない?

 

 

ザプルーダー・フィルムはよく「ケネディ暗殺の完全な記録」と見なされてきた。

しかしこの見方に対する反論が、2007年11月22日付のニューヨーク・タイムズに掲載された。

この記事で筆者は、ザプルーダー・フィルムに撮影が中断されている箇所がある点を指摘している。

中断箇所は先導の白バイしか写っていない132フレームと133フレームの間で、後者にはすでに大統領の乗ったリムジンが写っている。

この中断は、暗殺の解釈を行う上で重要であると記事では述べられている。

ウォーレン委員会の報告書で最も議論を呼んでいる問題点の一つに、オズワルドが撃ったとされる3発の銃弾の内、外れた1発はどうなったのか、またなぜ外したのかという疑問がある。

この記事ではその疑問に対する答えとして、オズワルドにより1発目の銃弾が発砲されたのは、このフィルムの中断中であり、その1発目の銃弾を彼が外したのは、交通標識によって視界を遮られ、一時的に大統領を視認できなくなったためではないか、という見方が示されている。

この記事の筆者は、

ザプルーダー・フィルムは暗殺の開始を捉えていない。

フィルムが捉えているのは、すでに始まっている暗殺の途中からなのである。

と述べている。

 

 

 

アメリカ全土を震撼させた黒歴史

20世紀最大の謎の真相に迫る問題作

 

 

JFK』はフィクションではなくファクトをドラマライゼイションした映画だ

 

1963年、11月22日。

テキサス州ダラスで第35代大統領のジョン・F・ケネディが凶弾で暗殺され、アメリカ全土を震撼させた。

それから2時間もしないうちに、暗殺はオズワルドの単独犯行と発表されるが、そのオズワルドもやがて護送中に射殺される。

21世紀の現在も謎が残るケネディ大統領暗殺事件を描いた『JEK』は、フィクションではないが、ノンフィクション作品とも言い難い。

それはすべてが現実に即し描かれたものではないからである。

その大きな理由として、上演時間という映画の性質上の問題がある。

フィクション部分の例として、JFKの制作にあたり後年明らかになった情報を入れ込むこともあれば、複数の実在の人物を架空のキャラクター1人に合成することもあったことが挙げられる。

劇中に登場するミスターXなるCIAの陰謀を暴露する人物は、実際にギャリソンが会った数人の証人を組み合わせたものだ。

さらにこれらとは別に、リー・ハーヴェイ・オズワルドのエピソードも描こうというのだから、時間も場所も異なるバラバラの断片を全編にわたって少しずつ提示しながら、全てが明らかになるクライマックスの法廷になだれこむ構成にしなければならない。

故に主人公であるギャリソンを、非の打ち所がないヒーローにして暗殺事件のナビゲートを行わせることで、複雑な人物関係や膨大な情報が整理され、結果的に観客が受け入れやすい作品となった。

 

 

 

 

 

すべてが謎が故に真実味を増す『JFK

 

 

JFKはたしかにノンフィクション作品ではない。

だが、物語を理解しやすくするための演出以外は、果たしてどうだろう。

JFKで描かれたあらゆる状況証拠は、ほとんどが事実のものだ。

あれほど証拠を積まれたら、従来通りのリー・ハーヴェイ・オズワルドが犯人では誰も納得しないだろう。

だが肝心の真犯人がわからない。

JFKでも真犯人を臭わす描写はあっても、決して明言していない。

やはりそれには決定的なピースとなる情報が足りないのだろう。

そして、時の為政者はケネディ大統領暗殺事件の情報を何故か開示したがらないのである。

それはJFKでたどり着いた結論が、もしかしたら真相だからではないだろうか。

大物政治家が本当に事件に絡んでいるのか?

もしこれが事実ならば世紀の大ニュースであり、アメリカの闇と恥を全世界に知らしめることになる。

だからこそ為政者は情報を開示できないのでは?

事件にまつわる資料がすべて開示されれば、いくらか真相に近づけるかもしれないが、現状では、ケネディ大統領暗殺事件は未だ真相がわからない未解決事件である。

 

 

 

JFK暗殺記録収集法

 

 

映画JFK公開がきっかけとなり1992年JFK暗殺記録収集法」ができ、関連文書は25年以内に全面的に公開されることになった。

しかし25年後、2017年当時の大統領はドナルド・トランプで、彼は全記録の公開をかなり渋っていたという。

世論に押され渋々全面公開をすると発表したものの、約300点の記録が大統領権限によって結局公開延期にされている。

情報開示の責任を押し付けられた格好となったバイデン大統領は、2022年10月までに残りの記録を公表する判断を任されている。

 

 

 

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