#62
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
クルシュ(Re:ゼロから始める異世界生活より)
クルシュの邸宅で、フェリスによる治療とヴィルヘルムとの稽古をするスバル。
レムの厚意もあって、一度町へと出かけることになった。
しかしそこで、スバルは人々が魔女に抱く恐怖心を知ってしまう。
何も教えてくれなかったエミリアへの思いが募るスバル。
治療を続けていたある日、レムがラムとの共感覚で屋敷に何かが起きていることを知る。
すぐにエミリアを守るため動き始めようとするスバルに、クルシュとフェリスは忠告する。
『Re:ゼロから始める異世界生活』第14話「絶望という病」でのヒトコマ。
下を向くなよ ナツキ・スバル
瞳が曇れば魂が陰る
それは未来を閉ざし
生きる意味を見失うということだ
己の正しきに従うとき
下を向いて行う者に
どれほどのことができる?
顔を上げ 前を向き 手を伸ばせ
キャラクタースリーブ Re:ゼロから始める異世界生活 クルシュ&フェリス(EN-938) パック
この名言をどんな例えにしたらいいのか、しばらく答えを出せずにいた。
あらゆる事に通じている言葉だが、いざとなるとなかなかいい例えが見つからない。
だからといって当たり障りのない表現では、この名言に申し訳ない。
この記事を楽しみにしてくれていたり、少なからず勇気を感じてくれている人に申し訳が立たない。
そこで辿り着いた答えは、人間関係で己の正しきに従うことについてだった。
それは取りも直さず「嫌われる勇気」ということだ。
己の正しきに従うというのは、口で言うほど簡単なことではない。
特に、それが他人を巻き込むものならなおさらだろう。
そこには他人への気遣いもあれば、無用な軋轢を好まない人もたくさんいるだろう。
人は誰だって嫌われたくはない。
それでも、これだけは知っておいて欲しい。
誰にも嫌われたくないということは、他の誰にも嫌われない代わりに自分自身を嫌いになっているということを。
そして誰にでも好かれる人間なんて、この世には存在しないということを。
誰だって嫌われるのが嫌で、できることなら好かれていたい。
だが、そこに己の正しきがあるのか?
自分を曲げてはいないだろうか?
己の正しきに従うということは、それに相反する人の正しきを否定することだ。
酷く個人的で適切ではない例を挙げるとするなら、例えばコメンテーターとしても有名なひろゆき氏や堀江貴文氏は、多くの人からすれば言いたいことを言っているように見えるかもしれない。
それはそれで事実だろうが、果たしてそれだけだろうか?
おそらく彼らは言いたいことを言う代わりに、多くの人たちからの非難を浴びているだろう。
だが彼らを一方的に非難している人たちに問いたい。
好き勝手なことを言っているからと無様にただ羨んで、安全なところから彼らを非難することは己の正しきに従っているのか?
好き勝手なことを言う権利の裏側には、好き勝手なことを言われてもいいという覚悟が伴うのだ。
その点で彼らは己の正しきに従い、顔を上げ、前を向き、常に手を伸ばし続けているといえる。
だから彼らは次ステージに行くことができた。
改めて言う。
嫌われることを恐れるな。
誰にも嫌われていない人間などいない。
どんなに上手く立ち回っているようでいても、あなたも誰かには必ず嫌われているのだ。
他人の顔色にビクビク怯えながらでも、好き勝手に振る舞いながらでも、どちらも同じように嫌われるのならどちらがいい?
もちろん好き勝手に振る舞えば、今より敵は増えるかもしれない。
だけどそこにいるのは敵ばかりじゃない。
ほんの少しの敵すらも見たくないばかりに、そばいにいる、より多くの味方が見えなくなってしまってはいないか?
敵を増やすことばかりに怯えていないで、味方を増やすことを考えよう。
瞳が曇り魂が陰っていなければ、敵以上に味方が必ず増えてゆくはずだ。
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