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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【Elton John『Your Song』(1970年)】ロックのバラードこそ最強説。《Ready.6》

 

 

ロックのバラードこそ最強説

 

 

音楽のジャンルは年々多岐に渡り、あらゆるジャンルの垣根もなくなりつつある昨今。

そんな世でも、ひとつの確信だけは自分の中に根強く残っている。

それがロックのバラードこそ最強説だ。

ただのロックのバラード好きなだけのような気もするが、なるべく多くの人に共感してもらうべく、本稿ではロックのバラードの名曲をご紹介していきたいと思う。

 

 

 

Elton John / Your Song(1970年)

 

 

『Your Song』とは

 

 

『Your Song』(邦題:「僕の歌は君の歌」)は、イギリスのミュージシャンであるエルトン・ジョンの楽曲。

作曲はエルトン・ジョン自身、作詞はバーニー・トーピン

最初にリリースしたスリー・ドッグ・ナイトの後、1970年4月10日発売のアルバム『僕の歌は君の歌』に収録され、アメリカでは10月にシングル『パイロットにつれていって』のB面として発売された。

しかし、ディスクジョッキーには『僕の歌は君の歌』の方がA面のパイロットにつれていって』より好まれて取って代わられた結果、イギリスとアメリカのチャートでトップ10ヒットを記録した。

デモバージョンは、1990年に発売されたエルトン・ジョンボックスセット・アルバム『トゥ・ビー・コンティニュード』に収録されている。

この曲は複数のアーティストにカバーされており、エリー・ゴールディングによるカバーは全英シングルチャートで2位を記録している。

ちなみに『僕の歌は君の歌』は、ジャンルとしてはフォークとジャズの融合になる。

レオン・ラッセルにインスピレーションされたエルトン・ジョンのピアノ演奏の上に、アコースティックギター、ポール・バックマスターによるストリングス、リズム・セクションが重なっている。

だがエルトン・ジョンの音楽性の本質は実はロックにあるのだ。

 

 

Elton John

Elton John

 

 

 

Elton Johnとは

 

 

Elton John(エルトン・ジョン)。

本名をSir Elton Hercules John(サー・エルトン・ハーキュリーズ・ジョン)といい、イギリスのミュージシャン、シンガー・ソングライターである。

ちなみに出生時の名前は、Reginald Kenneth Dwight(レジナルド・ケネス・ドワイト)という。

アメリカのビリー・ジョエルと共に、20世紀後半〜21世紀前半、ピアノ・ロックというジャンルを確立した。

彼の音楽性は、初期のフォークソング、フォーク・ロック志向から、さらにはオールディーズ風ロックンロール、ソウル、ブルーアイド・ソウルに至るまで、幅広い。

バラード・シンガーと見られることも多いが、サービス精神旺盛なロックンローラーであり、その派手なパフォーマンスも注目を浴びた。過剰なまでの派手な衣装も特徴である(着ぐるみを着用していた時期もあった)。

ピアノの曲弾きや、クライマックスではピアノの上によじ登ってダンスを行うこともあった。

代表曲に『僕の歌は君の歌』『クロコダイル・ロック』『キャンドル・イン・ザ・ウィンド』『ダニエル』『ベニーとジェッツ』などがある。

シングルとアルバムの総売り上げは2億5千万枚から3億枚以上とされており、これは「史上最も売れたアーティスト」で5位の記録とされる。

グラミー賞5回受賞(34回ノミネート)。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第38位。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第49位。

「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第45位。

パートナーは、カナダ人映画監督・プロデューサーのデヴィッド・ファーニッシュ。

 

 

 

広義でロックってことにしておこう

 

 

まずはこのことから触れねばなるまい。

『Your Song』はロックなのか?

正直『Your Song』の曲調はロックではない…と思う。

だがエルトン・ジョンの音楽性にロックを感じられるのは事実で、そのエルトン・ジョンが作曲したのだから、それはもうロックミュージック。

何より『Your Song』には思い出も思い入れもあるし、とにかく大好きだった楽曲。

細かいことは抜きにして最後までお付き合い頂けたら幸いだ。

 

 

 

『Your Song』…それは初恋へのラブレター

 

 

作詞したのはエルトン・ジョンではないのが残念だが、『Your Song』はとにかく詞が素敵だ。

まるで少年のような純粋な恋心を、まるで手紙を書くように切々と歌い上げている。

 

 

And you can tell everybody this is your song

(みんなに言えるさ これは君の歌なんだってね)

 

It may be quite simple but now that it's done

(あまり出来は良くないかもしれないけど 出来上がったよ)

 

I hope you don't mind

(迷惑じゃないといいな)

 

I hope you don't mind that I put down in words

(受け取ってくれるといいな 僕がこの言葉に込めた想いを)

 

How wonderful life is while you're in the world

(君がこの世界にいるだけで 人生はなんて素晴らしいんだ)

 

 


www.youtube.com

 

 

実はこの曲、著者が人生ではじめて本気で好きになった女性のために必死に覚えた曲である。

しかしこういう時の記憶力って本当に凄いな…

英詞はもちろん、エルトン・ジョンの歌い方のクセまで、今でも同じようにちゃんと歌えることに驚く。

特にこのフレーズが好きだったんだ。

 

 

My gift is my song and this one's for you

(僕が贈れるのは歌だけ これは君のための歌なんだ)

 

 


www.youtube.com

 

 

地位も名誉も何ひとつ持たないガキには、歌を贈るという行為がとても格好良いものに思えた。

まるで自分のことを歌ってくれているようで大好きだった。

だけど自分で歌なんか書けるわけもない。

だから代わりに『Your Song』を必死で覚えたんだ。

そうしてありったけの想いを込めて…

今聴くと少し青臭くも照れ臭くもあるけれど、キラキラした色褪せない大切な思い出。

さすがは不朽の名作。

ガチガチのナルシーなバラードも嫌いじゃないけど、きっとはじめてのラブレターを書いているような可愛らしい純粋さが、長く歌い継がれている理由なのだろう。

 

 

Your Song

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