#68
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
南波六太(宇宙兄弟より)
宇宙飛行士を目指す主人公・南波六太は、NASAの訓練プログラムの一環として、”カムバックコンペティション’26″ という宇宙開発に必要な技術を競い合うコンペに参加することになる。
コンペで使用するマシンの開発を限られた予算の中で行わなければいけない中で、ムッタのチームのメンバーは、その予算内で選択可能な最高の素材選びを行おうとする。
しかしムッタは「失敗して壊れることを前提として、最低でも2機作れる余裕を持つべきだ」と主張する。
いい素材をつかってもいいモノになるとは限らないが、失敗を知って乗り越えたモノはいいモノである、と。
アドバイザーとしてチームに参加していた技術者のピコはその言葉を聞いて、旧友でもあり指導教官でもあるビンスとの酒の席にムッタを誘った。
ビンス:それでピコはミスター・ナンバを気にいったと?
酒に誘うほどに…
ピコ:俺がこんな奴 気にいるわけねぇだろ!
ただこいつはこう見えて "失敗" に前向きなんだ
そこが何かこう……なっ
本気でやった場合に限るよ
本気の失敗には価値がある
あらゆる失敗に対して厳しく対処することが社会通念となっているような気がする日本の昨今。
ただその風潮を完全に否定することもまた難しい。
失敗への判断は、何を求めるかによって変わってしまうからだ。
ジャッジする人間の要求によっては、いくらそれが前向きな失敗だとしても認めてはくれないだろう。
ただし、前向きな失敗を認めない風潮には弊害が伴う。
それは失敗を恐れるあまりに、小さくまとまってしまうことだ。
結果、大胆かつ大きなことが出来なくなってしまう。
日本人から革新が生まれないのも、こういった事情からだ。
組織の歯車として育てるならば、それもひとつの正解だろう。
だが大きなことを成そうと思うなら、失敗を恐れてはいけないのだ。
失敗を全否定してしまってはいけない。
大切なのは起こった失敗を検証し、次に繋げること。
二度と同じ失敗を繰り返さないことである。
願わくば、失敗に対して寛容な社会であってほしい。
そしてそんな人をなりたいと切に願う。
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