#78
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
ミサ・イリオローグ(魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜より)
アニメ『魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』第7話「母の言葉」でのヒトコマ。
「皇族派がどんな罠を仕掛けてこようと打ち砕く」。
そう決心したアノスは、父グスタから託された剣を手に、魔剣大会の一回戦へ臨む。
また同時刻、選手控室にて己の胸元を強く押さえるレイ。
いつもと様子が違うレイに対し、アノスは「首輪をつけられているな」と人質の可能性を感じ取る。
魔剣大会の背後で蠢く、存在と陰謀。
レイには精霊病で寝たきりになっている母親がいた。
レイが病気の母親を救うために仕方なく敵対しているのなら、母親の病気を治してやればいい。
アノスはレイの母親を救うために、ミサを連れて病室へとやってくる。
ミサはレイの母親と同じ半霊半魔で、だから治療にはミサが必要だった。
だが危険を冒してレイの母親を救おうとしているミサの前に、レイが現れ…。
レイ:よく考えた方がいいよ
つまらない感傷に流されないように
ミサ:つまらない感傷…ですか
レイ:君は多くの混血を救うために
統一派に入ったはずだ
ならいつか 本当に命を懸けるべき時がくる
来てますよ!
いつかなんて待てません
今 ひとりでも多く
苦しんでいる人を助けたい
そう思えないなら
いつかが来たって
きっと命をなんて懸けられない
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスUP!)
これは心構えについて説いた名言である。
準備が万全に整っても、ちょうどよく機会が巡ってくるとは限らない。
逆に準備が万全に整っていなくても、機会とみればすぐに飛びつけるような心構えが必要だということ。
待ちに待った「いつか」とは、「今」なのかもしれないのだ。
次の機会を待つなんて悠長なことを言っている人間に、チャンスをモノにすることは永遠に叶わないだろう。
この言葉で目を覚ましたレイは、同じ言葉をそのまま自分自身にも言い聞かせている。
物語の核心に迫るシーンで、ミサの言葉を借りたレイには胸を打たれた。
いつだって、今、この時、この瞬間を全力で生きなければいけない。
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