#121
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
刈谷勇(あ、安部礼司 ～BEYOND THE AVERAGE～より)
『あ、安部礼司 ～BEYOND THE AVERAGE～』第511回 「あ、嫌われないってなんか大変！」でのヒトコマ。
誰にでも良い顔をしてしまう安部礼司は、いつも自信満々の振る舞いをみせる刈谷勇にその悩みを打ち明けた。
しかし刈谷勇から返ってきた答えは、安部礼司が想像していた彼のイメージとは少し違うものであった。
この世にさ
人に嫌われててもいいって人なんか いねえよ
でも僕がひとつ安部くんと違うのはさぁ
みんなに好かれたいって
思ってないんだろうなぁ
だって不可能だから
100人いたら
そうだなぁ…
80人は
僕のこと嫌なんじゃないかな
10人は
どうでもいいと思っていて
残りの10人さえ
僕のことを嫌いでなければ
人生はハッピーさ
NISSAN あ、安部礼司 presents 神保町ヤラネバ娘
万人に好かれるような人間を、著者は安易に信用したりしない。
むしろ疑ってかかるだろう。
「良い人」という形容も好きではない。
「良い人」は誰にとっても善人ではあるが、裏を返せば他人の顔色を窺ってばかりの人間だとも受け取れる。
人が自我を保とうとすれば、誰かしらには必ず嫌われるものだ。
嫌われる理由が自我であるなら納得もできるが、例えば生理的な理由だったり、近親憎悪という場合もある。
だから他人から嫌われるということは、ごくごく自然なことなのである。
簡単なことだ。
開き直ってしまえば、何も難しく考える必要などないのだ。
皆から好かれる必要はない。
無理に嫌われる必要はないが、無理に好かれようとする必要もない。
ただあなたの周りの、あなたのことを大切に思ってくれている人たちを大切にしよう。
そうすれば人生はハッピーさ。
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