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機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム
※本稿にはネタバレを含みます。ご注意下さい。
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実写と見まがう驚異の最新CG技術は『MS IGLOO』好きなら必見!ジオン軍からみたオデッサ奪還作戦は歴史に埋もれた宇宙世紀ガンダムの正史
『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』とは
Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)を使用した世界配信向け新作アニメーション
『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』は、ガンダムシリーズ第1作目『機動戦士ガンダム』(1979年)の舞台となる一年戦争中のヨーロッパ戦線にフォーカスをあてた全6エピソード(30分×6話)の、世界配信向け新作オリジナルアニメーション。
Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)を使用し、サンライズがSAFEHOUSEと共同で制作。
脚本はギャビン・ハイナイト(アニメ『Tekken: Bloodline』『トランスフォーマー サイバーバース』『スター・ウォーズ レジスタンス』)、監督をエラスマス・ブロスダウ(アニメ『バイオハザード:インフィニット ダークネス』、ゲーム『スターシチズン』『ライズ:サン・オブ・ローマ』『クライシス』シリーズ)が務める。
あらすじ
宇宙世紀0079年、ジオン公国は地球連邦政府からの独立を宣言し戦争状態に突入した。
新兵器モビルスーツの活躍により序盤こそ優位を保ったジオン軍だったが、地球の全面制圧を行う戦力はなく戦況は膠着する。
そして開戦から11ヶ月後、東欧のジオン軍占領下にある基地の一つが連邦軍に奪取される。
その奪還に向かう混成大隊の中に、宇宙から降りてきたばかりのモビルスーツ小隊、ソラリたちレッド・ウルフ隊の姿もあった――。
登場人物
イリヤ・ソラリ(IRIA SOLARI)
CAST:日本語版キャスト/森なな子、英語版キャスト/シリア・マッシンガム
MS部隊レッド・ウルフ隊の隊長。
大尉。
欧州方面軍、第七混成機動旅団に編入され、宇宙から地上へと降りてきた。
そして地球連邦軍の最新モビルスーツ――ガンダムとの戦いを繰り広げていくことになる。
ニーランド・ルショーン(KNEELAND LeSEAN)
CAST:日本語版キャスト/石毛翔弥、英語版キャスト/ラバンス
レッド・ウルフ隊の隊員。
中尉。
地球に降りてくる前の作戦で軍功を上げて中尉に昇進した。
皮肉屋で若さゆえに短気なところもあるがパイロットとしての腕と軍への忠誠は確かであり、仲間からの信頼も厚い。
リード・ゲルフィ(チャブス) (REID "CHUBS" GHELFI)
CAST:日本語版キャスト/真木駿一、英語版キャスト/ジェイムズ・ワット
レッド・ウルフ隊の副官。
中尉。屈託のない性格で、緊迫した状況の中でもユーモアを忘れないムードメーカー。
ソラリの部下としては最古参であり、共に戦い続けてきた。
卓越した技量を持つエースパイロットである。
ケイル・ザヴァレタ(KALE ZAVALETA)
CAST:日本語版キャスト/綿貫竜之介、英語版キャスト/ダニエル・ウィッシーズ
レッド・ウルフ隊の隊員。
少尉。
選抜射手を務める。
敵に対して容赦がなく、常に冷静な判断を下す。
ジオン独立のためではなく金のために軍人をやっていると公言してはばからないが、ジオン独立にかける思いは強い。
アンダー・ヒートン(ANDER HEATON)
CAST:日本語版キャスト/原 良丞、英語版キャスト/アンドリュー・ウォールナー
機甲大隊に所属するマゼラ・アタックの操縦士。
少尉。
モビルスーツに憧れており、いつかパイロットになりたいと思っている。
連邦軍の襲撃により原隊とはぐれソラリたちと行動を共にする。
ヘイリー・アーフン(HAILEY ARHUN)
CAST:日本語版キャスト/河瀬茉希、英語版キャスト/ジェシカ・スパイス
装甲科歩兵中隊の兵士。
少尉。
生粋の軍人であり高い戦闘能力を誇るが、幾度もの上官の叱責と懲罰を乗り越えてパンクスタイルを貫いている。
連邦軍の襲撃により原隊が壊滅しソラリたちと行動を共にする。
アルフィー・ザイドス(ギアヘッド) (ALFEE "GEARHEAD" ZYDOS)
CAST:日本語版キャスト/中 博史、英語版キャスト/モリス・シェルトン
旅団支援コマンド所属のメカニック。
技術大尉。
モビルスーツ整備の腕前は卓越しているが、自ら志願して後方のリサイクル・センターで勤務していた。
ソラリとは旧知の仲である。
落ち着いた物腰で経験豊かな老兵。
オニー・カスガ(ONY KASUGA)
CAST:日本語版キャスト/大塚剛央、英語版キャスト/マックスウェル・パワーズ
勢力の別け隔てなく医療を行う「UMRC」に所属する医師。
戦争で負傷する兵士たちを一人でも救うために志願した。
温和な性格で平和主義者。
連邦軍の襲撃に巻き込まれ、ソラリたちと行動を共にすることになる。
ガンダムEX
ガンダムEX。
型式番号RX-78(G)E。
地球連邦軍が一年戦争時に開発・運用した、ガンダムタイプのモビルスーツ(MS)のひとつ。
開発資料が終戦後の混乱の中ですべて破棄されており、技術的な詳細は明らかになっていない。
ベース機も不明ではあるが、胸部には「78EX」のマーキングが施されている(形状から陸戦型ガンダム、またはその改修機であるEZ-8を基にしたのでは?)。
陸戦における運動性および稼働時間を重視した仕様の機体であり、敵勢力圏の奥深くまで侵入し、後方撹乱や強行偵察などの任務を担うことが想定されていた。
武装として、ランドセルの右側面にベルト給弾式のショルダー・ガトリングを、上面にガトリングの弾倉、左側面に可動式のラックを介してビーム・サーベル3基を備える他、ビーム・ライフル(外観はガンキャノンなどが用いるXBR-M79-aに類似)とシールドを携行する。
ライフルは腰部背面にマウントすることも可能。
戦争後期の宇宙世紀0079年11月には、陸軍によってヨーロッパ戦線で実戦投入されており、ジオン公国軍の「レッド・ウルフ隊」と接触・交戦している。
敵の攻撃に怯みすらせず高機動で飛び回り、執拗に相手を殺すまで止まらない姿はまさに "白い悪魔"。
倒れ伏したザクにもビームサーベルで止めを刺そうとするなど徹底ぶりが強調される一方で、僚機であるジムが撃墜されそうになった時には自らを盾にして必死に庇うなどの一面も見せている。
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一年戦争の転機となった地球連邦軍によるオデッサ奪還作戦
オデッサ奪還作戦とは
本作では「一年戦争(ジオン独立戦争)」のヨーロッパ戦線、とりわけ転機となった地球連邦軍による「オデッサ奪還作戦」が描かれている。
「オデッサ奪還作戦」とは、『機動戦士ガンダム』およびその関連作品の背景となる宇宙世紀において、ジオン公国と地球連邦との間で繰り広げられた一年戦争(U.C.0079~U.C.0080)中に実行された大規模な奪還作戦。
一年戦争中の宇宙世紀0079年11月7日から9日にかけてオデッサ(現ウクライナ南部、現在の公式呼称はオデーサ)で行われた。
交戦勢力は連邦とジオン公国。
宇宙世紀での地上戦では最大規模であり、一年戦争の転換期となる戦いのひとつとされる。
ちなみに『機動戦士ガンダム』はフィクションであるが、地球上の地名は実在のものに準じており、オデッサはウクライナ南部オデッサ州、および州庁所在地の港湾都市。
第二次世界大戦中の独ソ戦「オデッサの戦い」(1941年)で有名。
ちなみに、日本政府は現在ウクライナ語での発音に準ずる「オデーサ」を公式表記としている。
「オデッサ奪還作戦」は、0079年3月の第1次降下作戦によって欧州方面の資源・工業地帯はジオン軍により制圧・占拠されており、地球連邦側がこれらを奪還・ジオン公国の戦争継続能力を低下させる目的で発案。
0079年11月に敢行した。
この作戦が行えるようになった背景には、ジオンの北米方面軍司令であるガルマ・ザビがホワイトベース隊に倒されて戦死した事によるジオンの指揮系統の混乱を隙をついたという。
作戦指揮はレビル将軍。
地上軍の3割に相当する大戦力を投入し、欧州随一の工業地帯を有するオデッサと、膨大な埋蔵量を誇る鉱山基地が攻撃目標となった。
11月7日から迎撃態勢を取ったマ・クベ大佐率いるジオン軍との間で激戦が繰り広げられ、双方ともマチルダ・アジャンや黒い三連星を始めとして多大な犠牲を出しつつも11月9日に連邦軍の勝利に終わり、惨敗したジオン軍各部隊は宇宙および地球各地に退却。
一年戦争の主戦場が地上から宇宙に移行する転機となった。
なお、当初地球連邦軍はこの作戦で量産型モビルスーツ(MS)を投入していない(この時ジムはまだ配備開始前だった)とされていたが、OVA『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』において陸戦型ジムの導入が認められ公式となった。
また、主戦場から西側のルーマニアの方面ではレッド・ウルフ隊らを擁する第七混成機動旅団が連邦軍のガンダムEXやジムと交戦。
数日がかりの激闘の末にかろうじて撃破し、残存兵の大多数はオデッサ宇宙港のHLVで宇宙へと逃れた。
連邦軍からみたオデッサ奪還作戦
Gファイターをテストしていたアムロは、連邦軍の小型機がジオン軍から離陸する光景を発見して驚いた。
後を追ったアムロは移動司令部ビッグ・トレーに着艦し、スパイの存在をエルラン中将に告げる。
本性を現したエルランはアムロに銃を向けるが、駆けつけた連邦軍兵士に身柄を拘束された。
ついにオデッサ作戦は発動され、両軍とも持てる物量を最大限に投入して激戦を繰りひろげる。
Gメカの中からガンダムが姿を現すと、ドムは仇討ちとばかりに襲いかかる。
裏切り阻止で窮地に陥ったマ・クベは、切り札として南極条約で禁止されている水素爆弾の使用をほのめかして恫喝した。
進軍を止めないレビル将軍に対し、ミサイルはついに発射されてしまう。
交戦中のアムロに緊急阻止が指示され、ガンダムはビーム・サーベルで弾頭部分を切り落とし、連邦軍を窮地から救った。
かくしてオデッサの戦いは連邦軍の勝利に終わり、ホワイトベースの少年たちは、連邦軍のレビル将軍と親しく握手を交わすのであった。
ジオン軍からみたオデッサ奪還作戦
ガンダムシリーズ外伝作品の主人公の多くがこのオデッサ作戦に参加しているので、このオデッサ作戦における戦場の各地は、ジオン公国軍の視点では地獄絵図の様相となっている。
この時点のジオン公国軍は、連邦軍のMSは未完成で投入して来ないだろうと高を括っていたが、実際は戦場の各地で先行生産の陸戦型ジムが投入されて暴れており、挙げ句の果てにはRX-78-2ガンダムを含めたガンダムタイプモビルスーツ(MS)まで投入されるのだからたまらない。
マ・クベからの援軍要請でキシリア直属部隊である闇夜のフェンリル隊も参加していたのだが結局戦いに負けてしまい、マ・クベの脱出の護衛をした後に友軍を守りながら敗走する事になった。
ジオンの残存兵は多くがオデッサ宇宙港のHLVで大気圏外に脱出したが、その先で連邦軍の残党狩りが襲来。
非武装のHLVは一方的に撃墜されていき、防衛のためHLVに搭載されたザクが出るものの、このザクは陸戦用のJ型であるため宇宙空間ではロクに動けず「溺れて」しまい、連邦のモビルポッド・ボールの機動力に翻弄されて撃墜されるという憂き目に遭っている。
駆けつけた第603技術試験隊などの救援部隊の活躍により難を逃れた者はいたものの、それでも少なくはない数の兵士が犠牲となってしまった。
またオデッサ敗残兵の他、この後に主戦場が宇宙に移ったが地上に残されたジオンの兵達も多くおり各地に散らばった後、フェンリル隊同様にキャリフォルニアベースやバイコヌール基地などの基地に逃げ延びた者、戦場で果てる者、デラーズ・フリートに協力する者、長く潜伏を続けた者などに分かれることになった。
戦争色の濃いアメリカ版ガンダム
本作はアメリカのゲームエンジン「Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)」を使用。
さらには脚本・共同製作総指揮を務めたのがアメリカのギャビン・ハイナイト。
だからだろうか、本作にはアメリカ版ガンダムという印象が強い。
それは作品にも如実に反映されており、序盤の印象はガンダムとは名ばかりのほとんどただの戦争アニメ。
序盤からモビルスーツ(MS)こそ登場しているものの、ただただリアルな白兵戦の描写が繰り返される世界観は、我々の崇拝するガンダムの世界観とはおよそかけ離れたものだった。
ただこうなってしまった理由も、わからなくはない。
ガンダムの戦闘描写の真骨頂は宇宙空間にある。
地上戦ではその魅力が存分に発揮できないのも、致し方ないことなのだ。
おまけに本作で描かれているのは主力不在の撤退戦であり、連邦軍からしてみたら残存勢力の掃討戦である。
補給もままならない撤退戦では、使える兵器も限られてくる。
自ずと白兵戦が多くなるのは、ある意味リアルな世界観だといえなくはない。
ではなぜただの戦争アニメと印象づいたのかというと、キャラクターに入れ込むための設定描写があまりに少なすぎたからだろう。
ガンダム作品の特徴といえば、愛すべき敵役の存在は欠かすことができない。
アムロに対するシャア、カミーユに対するジェリド…は少し違うかもしれないけど、ジュドーに対するハマーンのように、敵役にだってそれぞれの事情や立場があって、それぞれに同情の余地がおおいにあった。
勧善懲悪ではないガンダム世界で、そのあたりの掘り下げが圧倒的に足りていなければ、やはりただの戦争アニメになってしまう。
その印象は終盤に向かうにつれ、かなり薄まってはいくものの、最後まで消えてなくなることはなかった。
ただし、本作にもし十分な尺が与えられていたとしたらどうなっていただろう?
ジオン軍視点と実写と見まがう驚異の最新CG作品とくれば『MS IGLOO』好きは必見
『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争の番外編を描いたフル3DCGアニメである。
『1年戦争秘録』とOVAの第2期シリーズ『黙示録0079』の各3話ずつ、2期合わせて全6話構成で、いずれも一年戦争を舞台にジオン軍側から描いた内容となっている。
ちなみに、地球連邦軍側から描いた『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』も2008年に公開されている。
『機動戦士ガンダム MS IGLOO』ではジオン公国軍の第603技術試験隊を舞台に、ジオンの試作兵器の試験の様子を描く。
登場する試作兵器はどれも1回または数回の実戦試験に供されるのみで開発が打ち切られ、パイロットたちの命と引き替えに少なからぬ戦果を挙げるものの結局は正式採用されずに消えていく、後世の軍事マニアならば「珍兵器」として扱うであろうものばかりである。
しかし、それら時代の主流となり得なかった兵器に携わる男たちは全身全霊をかけて試験に挑み、そして散っていく。
不遇ながら雄々しく戦い散っていくような反骨のカタルシスが非常に魅力的な名作ではある。
が、あまりにマニアックすぎることと、敗色濃厚なジオン兵の悲壮感と絶望感、そして何よりフル3DCGアニメという点が禍いしてか、ガンダムファン以外にはすこぶる人気がない。
ジオン軍視点の作品というのは、コミックスではある程度存在はするものの、アニメーションとなるとその数をグッと減らす。
ジオン軍視点のアニメーション作品というのは、それほど貴重な存在なのである。
そんな『機動戦士ガンダム MS IGLOO』が初めて世に出たのが2004年。
それから20年ほどの月日が経ち、再びフル3DCGアニメと巡り合った本作のクオリティは『機動戦士ガンダム MS IGLOO』の比ではない。
正直、実写と見まがうほど精度と美しさ。
のっぺりカクカクとしていた人物画は改善され、モビルスーツ(MS)やその他の兵器もまるで本物。
もうこれだけで一見の価値があるといえる。
ただひとつ惜しむらくは、人間関係を深掘りするための尺が圧倒的に足りなかったことだ。
ガンダムとはつまるところ人間を描く作品であるから、尺の短さは致命的である。
それだけが非常に残念でならない。
一年戦争中のヨーロッパ戦線を、たった全6エピソード(30分×6話)で描けというのが、そもそも無茶な話。
それでも、それなりに観れる作品に仕上げてきたことは評価するべきだろう。
もし本作に十分な尺が与えられていたとしたら、いったいどうなっていただろう。
本作を観終わって強く感じたのは、この技術を使って、どれでもいいから宇宙世紀作品をひとつリメイクして欲しいということだった。
この技術でリメイクされた『機動戦士ガンダム』を観てみたい。
『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』を観てみたい。
そう強く感じた。
宇宙世紀のモビルスーツ(MS)の、兵器然とした無骨さが非常にリアルでとても魅力的に描かれている本作。
特にグフ・カスタム※1の格好良さといったら、カトキハジメ臭※2が存分に感じられる素晴らしい出来である。
この技術でぜひ次作も。
その際はオリジナルシナリオではなく宇宙世紀ガンダムのリメイクで。
ガンダムファンのささやかな願い。
※1.グフ・カスタム
デザインはカトキハジメ氏が担当。
『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する、グフ(MS-07B)の仕様変更機体。
型式番号は「MS-07B3」で、しばしば「B3グフ」とも呼ばれる。
一般的には「グフカスタム」と書かれることが多いが、公式表記上では「グフ・カスタム」と書かれ中黒が付く。
本機の著名な搭乗者と言えば、東南アジア方面軍鉱山都市基地所属の、ノリス・パッカード大佐である。
『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』では、山根公利氏らがリデザインしたモデルが登場。
オリジナルのグフとミックスした、ちょっとマッシブな印象のデザインになっている。
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)
※2.カトキハジメ
カトキハジメ氏とは、日本を代表するメカニックデザイナーのひとりである。
主にガンダムシリーズや『バーチャロン』『スーパーロボット大戦』のデザインワークなどで有名。
ガンプラのマスターグレートでカトキ氏がデザイン・監修したモデルは「Ver.Ka」と呼ばれ、高い人気を誇る他、また、現実の銃器や航空機をモチーフに取り入れたカトキ氏のスタイリッシュな画風は後に輩出されたメカニックデザイナーに影響を与えた。
デザインの傾向としては、大河原邦男氏が二次元の嘘を多用したものが多いのに対し、カトキ氏は理系の知識を生かした理論的かつリアリティを重視したデティールのデザインを好む傾向にある。
そのためか大河原氏のデザインと比べると外装の継ぎ目がハッキリ描かれたデザインが多い。
またひとつのデザインに内包される情報量が多く複雑なものが多いのも特徴である。
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