#176
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
ヒロ(Netflixシリーズ「さよならのつづき」より)
Netflixシリーズ『さよならのつづき』エピソード3「記憶のつづき」でのヒトコマ。
Netflixシリーズ『さよならのつづき』
エピソード3：記憶のつづき
さえ子と成瀬はコーヒーを通じて交流を深めるが、さえ子は雄介を想う気持ちを抱えつつ、距離を取ろうとする。一方、成瀬は自身に宿る雄介の記憶の断片に戸惑いつつ、ドナーが雄介だったことを知る。
ミキは夫の変化に不安を抱えつつも、成瀬を受け入れようとする。
さえ子は成瀬に惹かれながらも彼の中に雄介を見てしまい、複雑な心情を募らせる。
ヒロ(演：三浦友和)は、ハワイに暮らすコーヒーの生産者。
さえ子の人生の転機となった一杯のコーヒーが、ヒロの作るコーヒー豆だったことから、執念で口説き落とし、良好な関係を築いている。
雄介を亡くしたさえ子を気にかけ、度々ハワイから連絡してくる。
さえ子にとっては天使のような存在。
なかなか前向きになれないって言ってたけども
大丈夫だ
人間はな 車みたいに
うまく後ろには歩けないようにできてんだよ
だから
さえ子が毎日毎日歩いてるんだとしたら それはな
前なんだよ
前に向かってるんだよ
さよならのつづき (Soundtrack from the Netflix Series)
うまくいかないことが続くと、自信をなくして動けなくなる。
そんな経験が誰にでもあるのではなないだろうか。
うまくいかないことが続くと、ネガティブな感情でいっぱいになり、前に進めなくなってしまう。
いつもポジティブな生き方でいるのがもちろん理想ではあるけれど、現実はなかなか思うようにいかなくて……という人も少なくないだろう。
そんな時は立ち止まってじっくり考える時間も必要だ。
じっくり考え、今自分が置かれている状況を把握する。
現状を冷静に分析し、次にやるべきこと。
次に向かうべき場所を見定める。
だが多くの人は、そんな簡単に気持ちを切り替えることができない。
じっくり考えれば考えるほど足が止まり、なかなか前向きになれない自分自身にもどかしさを感じるようになる。
前を向かなきゃ、前を向かなきゃと意識しすぎることが焦りに変わってくる。
でもね、なかなか前向きになれないって感じているのは、いつまでも同じ場所で立ち止まっていない証拠でもある。
足掻いて、もがいて、どこかへ向かおうとしている意識の現れでもある。
さえ子が毎日毎日歩いてるんだとしたら
がむしゃらになって動いてみても、時々どこへ向かって歩いているのかわからなくなる。
けれど、動いてさえ、歩いてさえいれば辿り着ける場所がきっとある。
自分の考えや行動をいっぺんに大きく変えようとするのではなく「小さな改善を積み重ねていく」ことを意識すれば、それが歩みに繋がる。
そうすればすぐに自分を変えることはできなくても「こうして少しずつでも前進していけば、半年後や1年後にはきっと変わることができる」と思えるようになれるはずだ。
あなたがもし毎日毎日歩けているんだとしたら、それは前なんだよ。
前に向かってるんだよ。
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