#178
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
有馬かな(アニメ「【推しの子】」より)
有馬かな
かつて「10秒で泣ける天才子役」として一世を風靡した女優。
子役としてのピークを過ぎてからも細々と役者の仕事は続けていたが、かつてのような勢いはない。
子役時代に出会った星野アクアと星野ルビーの兄妹と高校で再会したことが切っ掛けで、止まりかけていた彼女の芸能人生が再び動き出すことになる。
身長150cmと小柄で、顔立ちも服装も幼い。
屋内でも被っていることが多い帽子(主にベレー帽)に切りそろえたストレートボブヘアがトレードマーク。
自尊心が高くマウント癖がある。
感情的で思ったことをすぐ口に出す毒舌家。
良く言えば自分の気持ちに真っ直ぐだが、悪く言えば自分の感情を何よりも優先する性質でもあり、時に常識や倫理に欠けたり思い遣りのない言動を取ってしまうことも多い。
総じて作中では「悪いのは口ではなく性格」とやや辛辣なツッコミを受ける性格。
そのため同世代の友人はいないが、B小町結成後はメンバーを始め事務所所属の面々に見守られ仲を深めていった。
その一方で繊細で人一倍傷つきやすい部分もあり、根はかなり臆病でネガティブである。
心の奥底では常に周囲から承認されることを欲し、「ありのままの有馬かなをこの世界は求めていない」という鬱屈を抱えている。
なお恋愛面ではチョロくて流されやすいタイプ。
恋する相手にはすぐに舞い上がってしまう。
アニメ『【推しの子】』第十話「プレッシャー」でのヒトコマ。
ジャパンアイドルフェス出演決定!
そんなB小町に立ちはだかる "センターを誰にするか" 問題。
ルビーとMEMちょは、歌が上手いかなをセンターにしようと画策するが…!?
ルビー:大丈夫だよ
私たちは一人じゃないんだから
だからよ
それが駄目なの……!
アンタ達のせいなの!
ステージに上がるのが私一人だったら何も思わない
それで失敗するなんて今まで何度も繰り返してきた……!
だけど今回はアンタ達がいる……っ
失敗させたくない
アンタ達にあんな思いはさせたくないのよ
一人じゃないから……
怖いのよ……
自尊心が高くマウント癖があり、感情的で思ったことをすぐ口に出す毒舌家。
「悪いのは口ではなく性格」と、辛辣に形容される有馬かな。
極めて自己中心的な人物と思われがちな有馬であるが、不意に垣間見せた他人を思いやる気持ち。
強い責任感に胸が熱くなる。
どこもかしこも利己主義傾向が強くなった現代日本。
「今だけ、金だけ、自分だけ」は、そんな現代日本社会の負の側面を言い表す言葉である。
この言葉はせかせかと時間に追われ、余裕を失い、寛容性も失って他者を責めるという状態を指し、社会を意識せず、刹那主義に生きることを意味している。
特に他者を責める風潮は顕著で、その根底には責任感を伴わない歪んだ正義感が影響している。
本来、正義感を奮うには責任感が欠かせない。
よく責任感と正義感を一緒くたに考えている人がいるが、このふたつは似て非なるもの。
【責任感】とは、自分のやるべきことに対して責任を果たそうとする気持ちや、自分の言動とその結果について自分で始末をつけることを指す。
【正義感】とは、物事を処理する際に正義を通そうとする気持ちや、公平性が損なわれた際に感じる憤りの感覚を指す。
どちらも社会性の発達には欠かせない要素であるが、大切なのはそのバランスである。
責任感が欠ければ、正義の名の下にどんな行動も正当化されてしまう。
正義感が強いと無責任になり、無責任な人ほど正義感が強い。
そこに正義はあるかもしれないが、責任感がない。
自分の正しさを貫こうとしているだけで、他者を敬う気持ちがない。
まるで「今だけ、金だけ、自分だけ」を絵に描いたような人物像。
だからこそ、あえて時代に逆行するような有馬かなのこの言葉が深く胸を刺す。
一人じゃないから臆病になる気持ち。
そんな気持ちを大切にしたい。
「今だけ、金だけ、自分だけ」ではなく、自分や自分の家族以外の「公共」についてどうあるべきか。
どのような形で支えていくべきか。
自分のことももちろん大切ではあるが、他人のことも考えて行動できる人間で、常にありたいと切に願う。
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