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完全趣味の世界

ioritorei’s blog

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【SFアクション映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』】これのどこが「ジュラシック」?悔しいけれどそれでも最後は古代巨大生物へのロマンが知性や理屈を吹き飛ばす。

 

SFアクション映画

ジュラシック・ワールド/復活の大地

※本稿はネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

 

これのどこが「ジュラシック」?悔しいけれどそれでも最後は古代巨大生物へのロマンが知性や理屈を吹き飛ばす

 

 

 

 

 

 

 

SFアクション映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』とは

 

 

人類はまだ、彼らの真実を知らない。

 

1993年、巨匠スティーヴン・スピルバーグの手によって産声を上げ、リアルでスリリングな恐竜たちの躍動で世界中を大興奮の渦に巻き込んだ『ジュラシック・パーク』

その衝撃は『ジュ ラシック・ワールド』へと受け継がれ、シリーズ全世界累計興行収入は9,400億円を突破。

映画史に燦然と輝く金字塔を打ち立てた。

新たな冒険を率いるのは、シリーズ初の女性主人公となる、アクション界の至宝スカーレット・ヨハンソン。

さらにアカデミー賞を2度受賞した名優マハーシャラ・アリと、『ウィキッド ふたりの魔女』で世界を魅了したジョナサン・ベイリーという、最強チームが誕生した。

監督は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の鬼才ギャレス・エドワーズ。

そして脚本は『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』で伝説を不動のものとしたデヴィッド・コープが、実に28年ぶりのカムバックを果たす。

 

人類が初めて遭遇するスケールと興奮──

新たな映画史の進化を目撃せよ。

 

 

ジュラシック・ワールド/復活の大地

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あらすじ

 

 

ミッションは、陸・海・空の3大恐竜のDNA採取。

そしてチームは "禁断の島" へ

 

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年。

かつて世界中に放たれた恐竜たちは、気候や環境に耐えられず数を減らし、今は赤道直下の限られた地域にだけ生息していた。

秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、製薬会社の代表マーティン・クレブス(ルパート・フレンド)から、ある危険な任務を引き受ける。

それは、人類を救う新薬を開発するため、陸・海・空の3大恐竜のDNAを採取するというものだった。

チームとして集められたのは、ゾーラが最も信頼する傭兵ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)と古生物学者ヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)。

チーム一行は、かつてジュラシック・パークの極秘研究が行われていた "禁断の島" へとたどり着く。

そこは陸・海・空のどこから恐竜が襲ってくるかわからない、地球上で最も危険な場所だった。

そして彼らは、世界から長年のあいだ隠されてきた、衝撃的な秘密とも直面することになる──

 

 


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擦り倒した「ジュラシック」への葛藤が生み出したモンスターは期待通りか期待外れ

 

※.この記事には恐竜のロマンにIQを奪われた人間の末路が書かれています。

 

まず言いたいのは、「やっぱりこうなるよね」という予定調和の安心感。

「人類、凝りもせず恐竜を利用しようとする」→「案の定、制御不能に陥る」→「パニック発生」。

この伝統芸は今回も健在。

「またかよ!」とツッコミを入れながらポップコーンを食べる。

この予定調和こそが、もはやジュラシックシリーズの正しい楽しみ方と言えるかもしれない。

そのなかで唯一裏切りを感じたといえば、死亡フラグか。

「あっ、こいつ死ぬな」も、ジャラシックシリーズお決まりの予定調和である。

だが、本作では意外と生き延びる。

レジェンド声優・高山みなみさんが吹替しているキャラなら…という期待を、序盤で裏切る意外性もある。

とはいえ、「やっぱり」という予定調和も健在なのだから、これもまたやはり伝統芸。

本作を観ていて一番感じたことは、「これはもう恐竜映画というより、超大作モンスター・パニックアクションだな」ということ。

初代『ジュラシックパーク』の出来は、本当に素晴らしかった。

 

 


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あの時の驚きと感動は、いまだに忘れられない貴重な体験である。

しかし、かつての「生命の神秘や倫理観への問いかけ」という重厚なテーマはどこへやら。

スカーレット・ヨハンソンが銃を手にジャングルを駆ける姿は、完全に別ジャンルのヒーロー映画の趣しか感じない。

純粋なサバイバルアクションとしては満点かもしれないが、タイトルが「ジュラシック」でなければ、おそらく観もしなかっただろう。

「ジュラシック」に期待する知的なワクワクを求めると、少し戸惑うかもしれない。

…と、いろいろ文句を書いてみた。

とはいえ結局、スクリーンを埋め尽くす「最強モササウルス」や「寝ぼけたTレックス」が現れた瞬間は、ワクワクしている自分がいる。

特に『ジュラシック・ワールド』シリーズから登場しているモササウルスは、もはや本作品のアイコンというべき存在だ。

現在でこそモササウルスは人気の古生物となったが、その火付け役となったのは、間違いなく2015年公開の第4作『ジュラシック・ワールド』である。

モササウルスは、約7900万〜6600万年前(白亜紀末期)の海に君臨した史上最大級の海棲爬虫類で、全長15〜18mに達する海の王者。

陸の王者・Tレックスと並び、巨大な顎と強力な咬合力でアンモナイトやサメ、他の海竜をも捕食した最強ハンターである。

モササウルスが出てくれば、すべての不満が吹き飛んでしまうのだから困りもの。

いつまで経っても、古代巨大生物へのロマンは捨てられないようだ。

 

 


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「そんな進化するわけないだろ!」というツッコミは、圧倒的な映像美と古代生物のそのデカさでねじ伏せる。

これは理屈ではない。

古の巨大生物が現代に蘇り、暴れまわる。

その光景を目の当たりにできることこそ、『ジュラシック』シリーズの価値。

ツッコミどころを数え上げたらキリがない。

けれど、結局「恐竜最高!ヒャッハー!!」となっているならオールオッケー。

大画面で、頭を空っぽにして、あのデカさに圧倒される体験。

それこそが本作の正しい摂取方法である。

古の巨大生物からはおよそかけ離れたモンスターが登場するし、ぶっちゃけもはやネタ切れ感は否めない。

それでも、だ。

心に古代巨大生物へのロマンが燃え続けている限り、これからも『ジュラシック』シリーズを観続ける。

いつまでも子供のようで恥ずかしいやら情けないやらではあるが、これも哀しいかな、また事実なのである。

 

※.モササウルス

フィクションだけに、『ジュラシック・ワールド』シリーズのモササウルスは、現実とは異なる復元で描かれている。

一番の違いはサイズで、実際のモササウルスはモササウルス科の中でも最大級とはいえ、全長11〜13mとコククジラ程の大きさだった。

ところがシリーズに登場するモササウルスは、第4作から第6作のワールド三部作に登場した個体で全長25.9m(85ft)・体重30t、第7作に登場した個体で全長30.5m(100ft)・体重18t以上と、全長だけならシロナガスクジラに匹敵する巨体を誇る。

ちなみに実は恐竜ではなく、トカゲに近い海生爬虫類。

 

 

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