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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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【日本映画『怪獣ヤロウ!』】特撮好きの自主制作?ちゃちな名作オマージュがなんか笑えるザ・B級映画。

 

日本映画

怪獣ヤロウ!

※本稿にはネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

 

特撮好きの自主制作?ちゃちな名作オマージュがなんか笑えるザ・B級映画

 

 

 

 

 

 

 

日本映画『怪獣ヤロウ!』とは

 

 

YouTubeチャンネル登録者数170万人超!

「バキ童」ことぐんぴぃ映画初主演!

 

怪獣映画が大好きなだけの、なんの役にも立たない地方公務員・山田に突然課せられ たのは、市を盛り上げるための特大ミッションだった!

果たして彼がとった前代未聞の大作戦は…!?

映画初主演を飾るのは、お笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃ。

2019年、たまたまメディアの街頭インタビューを受けたやり取りがSNS上で大バズり。

「バキバキ童貞(バキ童)」の呼び名が定着してしまったというぐんぴぃは、本作では怪獣映画が大好きな主人公・山田を演じ、意外な一面をみせる。

山田を取り巻く人々も豪華絢爛。

古き伝統を重んじる市長には清水ミチコさん、市役所メンバーには「欅坂46」の初代キャプテンを務め、俳優としての活躍も目覚ましく、本作で映画初出演となる菅井友香さん、アーティストと俳優の両面をもつ三戸なつめさん、上司にはテレビドラマや舞台で活躍中の手塚とおる氏、そして平山浩行氏、田中要次氏、麿赤兒氏らが脇を固める。

怪獣映画へのオマージュをふんだんに取り入れながら、随所に笑いを散りばめ、何の取り柄もない主人公が大ピンチを迎えて一念発起!

果たしてそれは大失敗なるか、大成功なるかー!?

関市の運命は、山田の手に託された!!

怪獣映画への愛、散りばめられた笑い、主人公の奮闘…。

映画に必要な全てが込められた怪獣エンタテインメント!

 

 

怪獣ヤロウ!

怪獣ヤロウ!

 

 

 

あらすじ

 

 

岐阜県関市。

市役所の観光課に務める山田一郎はある日、市長から "ご当地映画" の制作を命じられる。

しかしどこにでもある "凡庸なご当地映画" に疑念を持った山田は、かねてからの夢だった〈怪獣映画〉の制作を思いつく!

いつも失敗ばかりでダメな自分を変えるため!

パッとしない故郷を変えるため!

怪獣で、全部をぶっ壊す!!

しかしその想いは、市政を巻き込んだ大事件へと発展していく…!

果たして山田は、夢だった〈怪獣映画〉を完成させることができるのか!?

 

 


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登場人物

 

 

山田一

演 - ぐんぴぃ(春とヒコーキ)

 

中学校時代に文化祭で1人で自主製作の怪獣映画を作るほどの怪獣好き。

現在は関市の観光課の職員として生活している。

「ご当地映画」の企画の流れから監督としてかつての映画作りの楽しさを思い出していく。

 

 

吉田麻衣

演 - 菅井友香

 

市長の秘書。

市長の命により「ご当地映画」製作にプロデューサーとして関わっていく。

 

 

武藤長介

演 - 手塚とおる

 

観光課の課長。

市長から叱咤されることが多い。

 

 

古川風子

演 - 三戸なつめ

 

観光課の職員。

 

 

高羽忍

演 - 平山浩行

 

刀工。

週1回のペースで観光イベントとして実演作業を行っているが、観光客も少なく、主催している観光課のやる気の無さにも怒りを隠せない。

 

 

桝井敏郎

演 - 田中要次

 

中学校教諭。

かつて山田の自主製作の怪獣映画を唯一褒めてくれた人物。

現在も市内に住んでいる。

 

 

多英

演 - 麿赤兒

 

関市出身の伝説の映画監督。

主に怪獣や特撮映画を得意としていたが、現在は静かに暮らしている。

 

 

市長

演 - 清水ミチコ

 

関市市長。

何よりも伝統を重んじる。

ある思いから「ご当地映画」製作を観光課に命令する。

 

 

 

B級映画の中のB級映画

 

 

特撮、怪獣、ご当地映画。

本作には、映画が失敗する要素がふんだんに盛り込まれている。

一目で制作費の高が知れた本作。

低予算で制作されるご当地モノはともかくとして、特撮と怪獣は映画としてかなり荷が重いテーマである。

日本が世界に誇る特撮怪獣映画といえばゴジラシリーズ。

なかでも近年の代表的な特撮作品(ゴジラのデザインはフルCGで制作)といえば庵野秀明監督のシン・ゴジラであるが、その制作費は13億(それ以上とも)といわれている。

だからといってVFX(Visual Effects:ビジュアルエフェクツ)を使えば、費用はさらにかさむ。

VFXを巧みに駆使してアジア映画史上初のアカデミー賞視覚効果賞を受賞したゴジラ-1.0』の制作費は、15億円(以下とも)といわれている。

このように、映画制作にはとにかく金が掛かる。

そのようななかで、低予算を逆手に取ってご当地映画をテーマとし、特撮にこだわった姿勢は嫌いではない。

ご当地映画をテーマにすることで、低予算であることがある意味で正当化された。

さらにあえて特撮にこだわることで、低予算のちゃちさが笑いに変わる。

本作にはゴジラをオマージュしたようなシーンもみられるが、その映像はちゃちなことこの上ない。

だがちゃちなものを、ちゃちなままに観せてしまう姿勢は、本作の良いところでもある。

ゴジラファンガチ勢は怒るかもしれないが、ここまで開き直られてしまえば逆に気持ちいい。

まさにB級映画の中のB級映画

本作をちゃちなB級映画だとしっかり認識した上で観るなら、それなりに楽しめるのではないだろうか。

ただし、過剰な期待はするべきではないだろう。

本作はどこまでいってもB級映画である。

イデアは良い。

ただ、まるで自主制作のような低予算映画に映像美など期待すべくもなく、シナリオも演出も、演技の質に至るまで、何から何まで程度の良いご当地映画並み。

肩肘張らず、気楽な気持ちで暇つぶし程度に観るのが、本作の正しい視聴法ではないだろうか。

 

 


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