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完全趣味の世界

ioritorei’s blog

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【停滞する思考に一石を投じる苦言『斎藤隆夫』】声にできない本音を言葉に…。#65

 

#65

停滞する思考に一石を投じる苦言

 

 

 

 

 

 

 

 

声にできない本音を言葉に…

 

 

何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。

感じていても声にするのが憚られる言葉がある。

それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。

だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。

本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。

しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。

本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。

 

 

 

斎藤隆夫

 

 

太平洋戦争が始まる約2年前、議会で軍部を批判した政治家がいたーー

 

1940年2月2日。

帝国議会の演壇に立った政治家・斎藤隆夫氏。

斎藤氏は言葉で軍部に立ち向かった。

「聖戦の美名に隠れて、国民的犠牲を…」

太平洋戦争を前に帝国議会にとどろいたこの演説は、のちに「反軍演説」と呼ばれることになる。

斎藤氏の言葉は、政治は戦争とどう向き合うべきなのかを今も問いかけている。

 

 

国民に向かって犠牲を要求するばかりが

政府の能事(なすべきこと)ではない

 

ただいたずらに聖戦の美名に隠れて

国民的犠牲を閑却(なおざりに)し

国家百年の大計を誤るようなことがありましたならば

 

現在の政治家は死してもその罪を滅ぼすことは出来ない

 

 


www.youtube.com

 

 

斎藤氏はこの演説で、国民に犠牲を強いる「戦争」をやみくもに「聖戦」と呼ぶことを批判した。

斎藤氏が残した言葉は、政治がなすべきことは何かを今なお示し続けている。

では、今の政治がなすべきこととはなんだろう。

過去最高を更新しているにもかかわらず、さらにまだ国民に犠牲を強いる「増税」を是とし続ける現代の政治家に、この演説はどう聞こえるのだろう。

 

 

日本の税収は6年連続「過去最高更新」見通しも…《国民生活は最低》とSNSには怨嗟の声

 

www.nikkan-gendai.com

 

 

国民的犠牲は閑却(なおざりに)されてばかりだ。

税収は過去最高。

であるにもかかわらず、ますます苦しくなる国民生活。

なぜだ?

過去最高税収は、いったいどこに消えているのか?

衰退著しい日本。

現在の政治家はこの罪を、死ぬまでに滅ぼすことができるのだろうか。

斎藤氏のこの演説は、国民の声を代弁したものである。

だが、この演説に軍部は「聖戦への冒とく」だと反発し、政治家の多くもこれに同調。

斎藤氏は議会を除名されることになる。

それでも国が国家百年の大計を誤れば、政治家が道を正さなくてはならない。

たとえ除名されるとわかっていても、国民がどれだけ犠牲になっているか訴え、軍部を叱りつけた政治家としての心意気。

それほど気概のある政治家こそ、我々国民が今切望しているもの。

この国が今後二度と戦争に向かわぬよう、我々国民はちゃんと選ばなければいけない。

選択権は、まだ我々の側にある。

今はまだ…。

 

 

政治家の品格 反軍・憲政の常道を貫いた斎藤隆夫

政治家の品格 反軍・憲政の常道を貫いた斎藤隆夫

 

 

 

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