#197
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
田中たま子(ドラマ「問題のあるレストラン」より)
ドラマ『問題のあるレストラン』第1話「セクハラパワハラ女は我慢しなきゃいけないの?」でのヒトコマ。
田中たま子(真木よう子)は、真面目で働くことが大好きな独身女性。
小さな仕出し会社に勤めていたたま子は、その会社がカリスマ社長・雨木太郎(杉本哲太)率いる大手飲食会社「ライクダイニングサービス」に吸収合併されたのを機に、全国展開を見据えた新規店舗のプロジェクトに参加することになった。
だが、「ライクダイニングサービス」は極端なほど男性偏重で、手柄はすべて男たちのもの。
おまけにセクハラ、パワハラが日常的に横行していた。
それでもたま子は、物件や料理人探しに奔走し、やがて優れた腕を持つシェフ・門司誠人(東出昌大)と出会う。
そんな折、たま子は、高校時代の友人でもある同僚・藤村五月(菊池亜希子)が、屈辱的ともいえるひどいセクハラを受けた上に異動させられたことを知り、ある復讐を決行する。
職を失ったたま子は、元同僚でプライドばかり高い東大卒の新田結実(二階堂ふみ)、家出中のフリーターで人間嫌いの雨木千佳(松岡茉優)、高校時代の同級生で子どもを連れて家を出た専業主婦・森村鏡子(臼田あさ美)、前の会社の同僚だが謎の多い烏森奈々美(YOU)、女装好きのゲイという理由で仕事を得られなかった一流パティシエの几ハイジ(安田顕)に声をかける。
「ライクダイニングサービス」が門司をシェフに起用し、表参道にオープンさせるビストロ「シンフォニック表参道」のすぐそばにあるビルの屋上で、一緒にビストロを始めようと…。
短所とは
魅力の別名なんです
ただし、自分本位の考えの持ち主はこの限りではない。
「みんなちがって、みんないい」とか「多様性を認め合う」という言葉を、自分の都合の良いように拡大解釈する人間はこの限りではない。
そそっかしい者を、機敏な者とはいわない。
せっかちな者を、行動力がある者とはいわない。
動作が鈍い者を、沈着な者とはいわない。
物がわからず理解力のない者は発言も少ないが、こんな人間を慎重な者とはいわない。
優柔不断な者も、慎重な者とはいわない。
口先だけが上手い者は深い考えを持っていないから、利口な者とはいわない。
信念のない剛情者を、頑固者とはいわない。
飽きっぽい者を、好奇心旺盛とはいわない。
自己中心的な者を、マイペースとはいわない。
承認欲求という言葉を都合良く遣う者は、自己顕示欲の強い者である。
都合の良い言い換えで短所と向き合わない者を、誠実な人間とは思わない。
ここでいう短所とは、自らが嫌い、あるいは否定的に扱っている態度や姿勢のことである。
たとえば、高学歴の人は他人からお高く止まってると思われがちだと感じている場合や、めちゃくちゃ仕事ができる人は「なんだかスキがない」といわれて傷ついている場合がそれに当たるだろう。
ある人は自分の職業を告げると構えられてしまうので、せっかく懸命に努力して就いた仕事なのに他人に話さないようにしているという。
これではせっかくの魅力や価値が、コンプレックスになってしまう。
短所を短所として受け止めることは大切だ。
だが、自分にとっての魅力や才能ですら欠点のように扱ってしまうのは、とても勿体ないことである。
【文庫】 短所が自分の魅力になる 新・逆転の流儀 (文芸社文庫 か 5-1)
☆今すぐApp Storeでダウンロード⤵︎


