#73
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
小田新之助(大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」より)
小田新之助
源内とともに行動する浪人。
源内の助手的存在で、吉宗の書の改竄やエレキテル製作の手伝いなどもする。
生真面目で実直な青年で、湯島の長屋に住み、源内が江戸にいる際には居候させていた。
重三郎からは「新さん」と呼ばれ親しく付き合い、細見製作などを手伝う。
腕力沙汰は不得手で、剣術の腕前もからっきしである。
源内にしたがって吉原を訪れた際、座敷に出たうつせみに一目惚れし吉原に通うようになり、やがて相思相愛の仲となり「新さま」と呼ばれるようになる。
その後、俄祭りの際に吉原に紛れ込みうつせみと二度目の足抜けを決行。
それからしばらく消息不明だったが、源内の弔いのために重三郎の元を密かに訪ね、源内の手引きでうつせみと共にとある農村に辿り着き、百姓をしながら子供たちに読み書きを教えていることを明かす。
しかし浅間山噴火で田畑が大きな被害を受けたことから、降灰の片付けが済んだ翌年に村を追い出され、ふく(うつせみ)とともに流民として江戸に戻る。
命からがら耕書堂を頼ってその筆耕となり、重三郎に深川の長屋を斡旋してもらい暮らし始める。
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第32回「新之助の義」でのヒトコマ。
御三家は新たな老中に定信(井上祐貴)を推挙する意見書を出すが、田沼派の水野忠友(小松和重)や松平康福(相島一之)は謹慎を続ける意次(渡辺 謙)の復帰に奔走し、意次は再び登城を許される…。
そんななか蔦重(横浜流星)は、新之助(井之脇 海)を訪ねると、救い米が出たことを知る。
蔦重は意次の対策が功を奏したからだと言うが、長屋の住民たちから田沼時代に利を得た自分への怒りや反発の声を浴びせられてしまう。
俺は
おふくと坊は世に殺されたと思うのだ
なぜおふくは
坊は殺されねばならなかった
米がないからだ
なぜ米がないのだ
米を売らぬからだ
なぜ米を売らぬのだ
売らぬ方が儲かるからだ
ではなぜ
売らぬ米屋が罰せられぬ
罰する側が共に儲けておるからだ
皆
己の金のことしか考えない
左様な田沼がつくった
この世に殺されたのだ
俺は
俺たちは
それをおかしいと言うことも許されぬのか
こんな世は正されるべきだと声を上げることも
「売らぬ米屋が罰せられず、罰する側が共に儲けている」とは、まさにこのこと。
米価70%高騰の裏で…自民・農林族議員がJA関連団体から1.4億円を受け取っていた《備蓄米放出遅れの核心》
備蓄米放出を渋ったのは、米価が下がってJAが反発するのを恐れたからである。
農林族議員も農水省も、JA(農業協同組合)の顔色を窺って何もできやしない。
どいつもこいつも、所詮は己の利益のことしか考えていないのだ。
コメ不足なのに「減反」をやめようとしない理由...政治家・農水省・JA農協の歪んだ関係
それをいくら国民がおかしいと言っても、何もしようとしない政治家。
どんなに国民が怒っていても、どんなに国民が困窮していようと、そんなことには目もくれず権力争いにひたすら明け暮れる。
こんな世は正されるべきだと思いませんか?
罪には相応の罰を。
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