ずっとオリジナルだと思っていた名曲
Ζ・刻をこえて / 鮎川麻弥 (1985年)
今ではカバー曲の方が有名となったアニメ『機動戦士Ζガンダム』前期OP主題歌
「Ζ・刻をこえて / 鮎川麻弥 (1985年)」とは
「Ζ・刻をこえて / 鮎川麻弥 (1985年)」は、機動戦士Ζガンダムの前期OP主題歌で第1話~第23話まで使用された。
テレビサイズに比べてフルサイズについては前奏が長いが、さらに前奏が長いものと短いものの2つのテイクがある。
オリコン週間シングルチャートでは15位~20位にランクインしていた。
なお、権利上の問題なのか一部のオンライン配信サイトおよび海外版映像ソフトでは、OPではこの曲は使われず劇中BGMに差し替えられている事があったが2017年12月より元の主題歌で配信できるようになった。
そのためか、スパロボでもあまりこの曲が使われた事はなく、使われているのは『スーパーロボット大戦COMPACT』のみである。
機動戦士ZガンダムOPを雑に実写再現「Z・刻をこえて / ツカーサさん」
オリジナルはニール・セダカ
元々この曲は1972年に発売したニール・セダカのアルバム「Solitaire」に収録されている「Better Days Are Coming」という曲が原曲である。
カバーver.では原曲よりもアップテンポになっている。
ちなみにEDの「星空のBelieve」(原題:BAD AND BEAUTIFUL)も同じくニール・セダカの曲のカバーである。
しかし版権料が高かったのか、配信版では一時別の曲に差し替えられていた。
これってカバー曲だったの?
それもあの『機動戦士ガンダム』の正統続編である『機動戦士Zガンダム』前期OP。
注目しなかったわけがない。
期待値とハードルがかなり高い状態で流れてきた楽曲は、アニメソングとしてはかなり斬新なものだった。
たしかに初めて聴いた時、日本人の感覚にはないメロディ展開だなと感じたことは覚えている。
だからだろう。
作曲者名にあったニール・セダカの名も、もちろん鮮明に覚えている。
しかしニール・セダカとは、ただの楽曲提供者だとばかり思っていた。
まさかニール・セダカ自身が歌っていた曲のカバーだったとは。
驚きである。
聴けば聴くほど癖になる独特のリズムと意味がよくわからない歌詞は、今でも脳裏に鮮明に焼き付いている。
そしてガンダムの主題歌に使用されたことで、今となっては原曲よりも有名となった。
本作がカバー曲※だったとは知らなかったけど…。
『機動戦士Zガンダム』のOPとしては、森口博子さんが歌う「水の星へ愛をこめて」が名曲として名高いが、よくよく聴いてみると本作だって悪くはないと、時を経て…いやさ、刻をこえて、最近強く感じる。
※.鮎川麻弥さんのデビュー30周年を記念したスペシャル企画として発表された初のJ‐POPカバーアルバム「1984」の中で、「Ζ・刻をこえて」とEDテーマ「星空のBelieve」がニール・セダカのオリジナル歌詞となる英語バージョンで収録されている。
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