知識の泉
今すぐ誰かに話したくなる知的雑学
血液型はAとBときてなぜC型ではなくO型?
知識は力なり
かの有名なイギリスの哲学者、フランシス・ベーコンは言った。
「知識は力なり」と。
この言葉には、読んで字の如く「知識は自身の力になる」という意味とは別に、「経験によって得た知識を、いかにして実践的に使用することができるのか」という意味も込められている。
雑学も同様だと思う。
実際には、生きていく上で何の役にも立たないと思われている、どうでもいい情報群。
それが雑学という分野といえるだろう。
しかし雑学で得た知識を、どのように使うのかは人それぞれ。
普段の話のネタに困っている人。
トーク力を上げたい人。
飲み会やデートなどで知識を披露したい人。
知識を吸収したいけどあれこれ調べるのが面倒な人。
そして、物事の本質や奥深さを知りたい人。
純粋に「なるほど!」と思いたい人まで。
当たり前に感じていたことも、角度を変えた視野からみることで、別の面があることに初めて気付かされる。
その知識を他人にひけらかすだけでなく、その知識をもとに、固定観念から解放され、世の中の見え方を変えようではないか。
さすれば、「知識は力なり」の言葉の意味を実感できるはずである。
血液型にC型がない理由
「A型は几帳面で、B型は大ざっぱで――」
血液型によって、その人の性格を大まかに分ける診断法がある。
これは一昔前まで日本国内を席巻していた、”ちょっとしたお遊び”としてよく使われる性格診断であった。
ちなみに血液型診断は日本で特に流行したようで、海外ではあまり見かけない。
国によっては自分の血液型を知らない人もいるという。
近年では、血液型と性格の関連性について科学的根拠が疑問視され始め(疑問視する考えが広まった)、日本で長らく最もポピュラーだったこの血液型診断も、やがて下火となっていった。
さて、この診断の基となる血液型は言わずもがなA型、B型、O型、AB型の4種類。
これをABO式血液型と呼ぶのだが、AとBときてなぜC型ではなくO型なのだろう?
まず、そもそも血液型とは血液の種類ではない。
血液の表面には抗原が含まれている。
これは体内に侵入したウイルスなどの病原体と戦ってくれる役割を担う抗体を生み出す元となる物質だ。
この抗原には250種類以上もの数があるのだが、その代表格とされるのがA型、B型抗原である。
そう。
血液型とは、このA型、B型抗原の有無で分けられているに過ぎないのである。
A型抗原を持っていればA型、B型抗原を持っていればB型、両方とも存在するならばAB型となる。
ではO型とは何なのか。
ご想像の通り、どちらの抗体も持っていないタイプがO型と呼ばれる。
だが最初からO型と呼ばれていたわけではない。
O型は、もともとはO(オー)ではなく0(ゼロ)型と呼ばれていた。
抗原(A・B)を持たないため「0(ゼロ)型」と名付けられたのだ。
それがいつの間にかO(オー)型として定着※.1して、現代に至るのである。
しかし実はかつて、C型も存在※2.していた。
AB型が発見される以前、つまり1910年まではA型、B型、C型と呼ばれていた。
※1.O(オー)型として定着
名称の由来には「0(ゼロ)の誤植説」やドイツ語の「ohne(〜ない)」説など諸説ある。
※2.C型も存在
1900年代初頭にまずA型とB型の血液型が発見され、その後AB型が発見された。
A型、B型抗原を持たない血液型は当初、C型と呼ばれていた。
だがA型、B型抗原を併せ持つAB型が発見されたことにより、抗原を持たない血液型を「0(ゼロ)型」とした。
これがO(オー)型に変化し、1927年には国際連盟で「A、B、O、AB」の表記が正式に採用された。
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