知識の泉
今すぐ誰かに話したくなる知的雑学
フルマラソンの距離が42.195kmの理由
知識は力なり
かの有名なイギリスの哲学者、フランシス・ベーコンは言った。
「知識は力なり」と。
この言葉には、読んで字の如く「知識は自身の力になる」という意味とは別に、「経験によって得た知識を、いかにして実践的に使用することができるのか」という意味も込められている。
雑学も同様だと思う。
実際には、生きていく上で何の役にも立たないと思われている、どうでもいい情報群。
それが雑学という分野といえるだろう。
しかし雑学で得た知識を、どのように使うのかは人それぞれ。
普段の話のネタに困っている人。
トーク力を上げたい人。
飲み会やデートなどで知識を披露したい人。
知識を吸収したいけどあれこれ調べるのが面倒な人。
そして、物事の本質や奥深さを知りたい人。
純粋に「なるほど!」と思いたい人まで。
当たり前に感じていたことも、角度を変えた視野からみることで、別の面があることに初めて気付かされる。
その知識を他人にひけらかすだけでなく、その知識をもとに、固定観念から解放され、世の中の見え方を変えようではないか。
さすれば、「知識は力なり」の言葉の意味を実感できるはずである。
中途半端な195mの正体
紀元前にギリシャ軍兵士がペルシアの大軍との戦いの勝利を報告するために、マラトンから約40km離れたアテナイまで走ったことに由来している。
勝利の報告後、使命を果たした兵士は力尽き、この兵士を偲んで、兵士が走った約40kmを第1回オリンピックで走ったのがマラソンの始まりだそう。
フルマラソンの距離が現在の42.195kmに正式に決まったのは、第8回のパリオリンピックのこと。
マラソンの距離を固定することになったこの大会で、正式な競技距離として42.195kmが採用された。
実はそれまで「約40km」という曖昧なルールで実施されていた。
では、なぜ195mという中途半端な距離が加算されたのだろうか。
近代オリンピックが開催された初期の頃には "概ね「40km」" という以外に正確な距離の規定はなく、第1回大会では36.75km、第2回大会では40.2kmとおよそ4kmもの差が生まれてしまった。
これではレースの記録がはっきり比較できない。
そこで1908年の第4回ロンドン大会の距離である42.195kmを正式な距離として、第8回大会以降はレースが行われている。
ではなぜ第4回大会の時は、こんな中途半端な距離になってしまったのだろうか。
第4回大会でのマラソンの距離は、当初42kmで設定されていた。
しかし、イギリス王妃アレクサンドラが「自分の部屋の窓からスタートが見たい」とワガママリクエスト。
この要望により、当初予定されていた26マイル(42km)から、王妃の自室があるウィンザー城の庭までの385ヤード(195m)を足した距離、つまり26マイル385ヤード(42.195km)へと距離が延びた。
しかしながら、なぜそんな中途半端な距離を今後正式採用していこうとなったのかは、明らかではない。
ちなみに距離の測り方だが、現在では3台の自動車によって42.195kmを実際に走行し、正確な距離を測定している。
誤差についてのルールも明確に決められており、42.195kmよりも短い距離であれば、例外なく記録は無効となる。
逆に42.195kmよりも長い場合は、誤差0.1%まで、つまり42.195mまでの誤差が許されている。
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