〇〇の声優がこの人で本当によかった
月野うさぎ / セーラームーン:CV.三石琴乃(アニメ『美少女戦士セーラームーン』より)
アニメ『美少女戦士セーラームーン』とは
アニメ第1作『美少女戦士セーラームーン』は、1992年から1993年まで放送された。
「普通の女の子」として暮らしながら悪と戦うセーラー戦士たちの恋と友情を描き、シリアスな原作漫画の大筋を残しながらストーリーと登場人物の性格の多くをコミカルに改変した。
主人公たちの日常生活に焦点を置き、物語の佳境部分を除いて原作漫画で顕著なSF・ファンタジー要素は最小限に抑えられている。
キューティーハニーを意識してか、後の作品に比べて妖魔によるホラー要素が強い。
原作ファンからは賛否があるが、ドタバタコメディ的な作劇上、主人公・うさぎやレイなどの性格がかなり子供っぽくなり、特にうさぎのダメダメなアホの子っぷりはそれまで優等生な主人公が多かった魔法少女アニメ界に衝撃を起こしたという。
第45話でジュピター、マーキュリー、ヴィーナス、マーズが戦死、最終話の第46話でもタキシード仮面やムーンも落命する衝撃的な展開が描かれ、新聞の読者投稿欄に「ショックを受けた子供たちが体調不良を訴えている」と寄稿されたほどであった。
また、月野うさぎ役の三石琴乃さんは、第44話から体調不良で『R』5話まで一時降板することになった。
その間は荒木香恵さんが代役を務めており、荒木さんは『R』でちびうさを担当することになる。
月野うさぎ / セーラームーン
月野うさぎ
『美少女戦士セーラームーン』の主人公。
セーラームーンに変身する。
おそらく世界でも人気、認知度のトップを争う有名キャラクター。
金髪(黄髪)お団子ツインテールの少女。当初は14歳の中学2年生。
原作・『Crystal』シリーズでは第4部、テレビアニメでは第5部『セーラースターズ』で高校に進学。
ドジで泣き虫でおっちょこちょいだが、優しく芯のある性格。わかりやすくすると野比のび太を美少女にした感じ。
スーパー戦隊シリーズの影響が明白な本作におけるバカレッド※.1的キャラ。前髪の分け目はハート型。
遅刻と朝寝坊は日常茶飯事で、学校の成績もかなり悪い。
しかも、廊下に立たされながらも早弁しようとする図々しい一面もある。
その上、テストはいつも赤点ばかりで、そのたびに母・育子に家から締め出されている。
親友に大阪なるがいる。
腐れ縁の地場衛にはテストの点数やお団子頭の髪型をバカにされた。
食っちゃ寝ばかりしているので少しぽっちゃり気味。
そのためか、弟・進悟によく「バカうさぎ」呼ばわりされるなど姉としての威厳もほぼない。
※.1 バカレッド
戦隊シリーズの「バカ」なレッドのこと。
セーラームーン
月野うさぎが黒猫ルナにもらったブローチ型のコンパクトで変身した、月を守護星に持つ「愛と正義のセーラー服戦士」(セーラー戦士)。
右手を空にかかげて「メイクアップ!」と叫び、光に包まれる。
アニメ版の演出では、呪文と同時にピンクのマニキュアを塗り、ピンクのリボンを体に絡めて戦闘服に変化させる。
変身が終わると出動し、手をクロスするポーズを取りながら決め台詞である「月に代わっておしおきよ」と叫ぶ。
マゼンタピンクのリボンを飾った青い戦闘服、三日月の飾り入りロングブーツ、三日月のチェーンピアスが特徴。
変身コンパクト、白い羽ピン、泣き声を超音波に変換する赤いバレッタも装備する。
ティアラを投げるブーメラン技と、ロッドの聖なる光を操る。
現代で初めて誕生したセーラー戦士で、その正体は古代に滅びた月の王国の王女の魂を持つ「幻の銀水晶」の守護者。
コンパクトにしまっている幻の銀水晶は、ルナによれば「扱い方次第で惑星1個を軽く吹っ飛ばす程のパワーを持つ」らしく、シリーズを通してのキーアイテムである。
イメージカラーは月の白と銀色。
(旧作ではピンク)なのにヘアカラーは金色。
原作者の直子姫こと武内直子さんは、うさぎもセーラームーンも銀髪でイメージしていたが、担当編集者に「主人公なのに地味だ」と反対され、金髪にせざるを得なかったという。
なお、「他の太陽系セーラー戦士が惑星なのになぜ主人公だけ衛星なのか?」という疑問が良く挙がるのだが、天動説における元々の「惑星」の定義が「恒星天に固定されない動き回る星」であり、この定義だと太陽と月も惑星に入るためである。
もっとも太陽系に限らなければセーラースターライツ等も衛星を守護に持つし、セーラーカルテットのような小惑星由来のセーラー戦士も複数存在しているので、作品の世界観としてはそれほどおかしくはない。
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月野うさぎ / セーラームーンの声優が三石琴乃さんで本当によかった
一度聴いたら誰もが虜になる可愛らしい声と、その中にも意志の強さを感じさせる演技力が魅力の三石琴乃さん。
そんな声優・三石琴乃さんの名を世に知らしめたのが、代表作でもある『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ / セーラームーン役である。
ちなみに三石琴乃さんといえば、『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト役でも広く知られている。
個人的な思い入れとしては葛城ミサト役の方が強い。
エヴァも大好きだし、正直本稿も葛城ミサトで推したい気持ちでいっぱいだ。
が、「三石琴乃さんといえば〇〇」を考えた時に気づいてしまった。
月野うさぎ / セーラームーンがいなければ葛城ミサトは存在し得なかったのではないか、と。
きっかけは葛城ミサトの「ちょっち(ね)」という口癖からだった。
これってセーラームーンでも聞いたことなかった?というささやかな疑問は、結果的に勘違いであったようだ。
が、二人を関連付けるのには十分であった。
『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ /セーラームーンと『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトは、同一線上に存在している。
そう確信できる理由は、ネットでこの二人が起こしてしまった合体事故だ。
"葛城うさぎ" は「うさぎなポーズを取るミサト」が定番となっている。
いったいなぜ、このような合体事故が起こったのだろうか。
それもそのはずで、『エヴァンゲリオン』でキャラクターデザインを担当した貞本義行氏によれば、葛城ミサトの髪型は月野うさぎをモチーフとしてデザインされたという。
さらには声優が一緒になったのも偶然というが、性格面も三石琴乃さんをモチーフとしたというから、この合体事故はいわば必然といえる。
また、約5年のタイムラグがあるとはいえ、それぞれの再編リメイク版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』、『美少女戦士セーラームーンCrystal』が制作されているのも何かの縁を感じざるを得ない。
このことから "葛城うさぎ" の誕生は、合体事故というより「刻み込まれたDNA」と表現するのが適切かもしれない。
そして「刻み込まれたDNA」に、人は抗えないのである。
もし三石琴乃さんが月野うさぎ / セーラームーンを演じてくれなければ、葛城ミサトは存在しなかった…かもしれない。
仮にもし存在し得たとしても、少なくとも我々のよく知る葛城ミサトではなかっただろう。
個人的に月野うさぎ / セーラームーンに葛城ミサトほどの強い思い入れはない。
正直、アニメ『美少女戦士セーラームーン』についても詳しくはない。
ただ、三石琴乃さんが第44話から体調不良で一時降板していて、第1期最終話で声を当てることが出来なかったこと。
三石さんは同話に出演できなかったことを心残りとしていたこと。
のちに『アニメイトカセットコレクション』3巻に、三石琴乃版『セーラームーン』最終回を収録していることは、知っている。
そして、本編放送から27年後の2020年12月5日に放送された『発表!全美少女戦士セーラームーンアニメ大投票』(NHK BSプレミアム)では、第46話の最終シーン※.2を三石さん自身が生アフレコで披露したことも知っている。
なぜなら、幸運にもこの生アフレコをリアタイ視聴することができたからだ。
さまざまな想いが込められた、魂の生アフレコ。
今でも感動で震えたことを覚えている。
だから、たとえ強い思い入れがなくても、アニメ『美少女戦士セーラームーン』について詳しく知らなくても、月野うさぎ / セーラームーンの声優は三石琴乃さんでなくてはいけなかった。
そう確信している。
月野うさぎ / セーラームーンの声優が三石琴乃さんで本当によかった。
心の底からそう思う。
※.2 最終シーン
うさぎが「普通の生活に戻りたい」と願いながらダーク・キングダムとの最終決戦に決着を付け、銀水晶の願いにより戦士としての記憶を失くして転生し、朝寝坊して学校に遅刻しそうになり大慌てで家を出るシーンまで。
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