#214
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
海棠(劇場アニメ「ひゃくえむ。」より)
海棠
財津を追い続けるベテラン陸上選手。
財津の登場によって15年も万年2位の地位に甘んじているが、決して挫けず挑戦を諦めない不屈の闘志の持ち主である。
高校のインターハイから10年。
企業の契約選手となったトガシ。
ギリギリで今年の契約更新が決まったものの、圧倒的な速さだった中学時代、復活した高校時代と比べて、普通の選手になった自分に「何の為に走ってるんだ?」と問いかける。
走ることに行き詰まったトガシは、新年会で所属チームのトップ選手である海棠にアドバイスをもらう。
俺の話をひとつする
まず断言するが俺には天性の才能がある
もちろん走りの才能だ
それも短距離に特化している
ガキのころは負けなしだった
地元でも県でもな
全国に出てから鼻を折られたりもしたが
努力して
さらに速くなった
そしてインハイで初の優勝が狙えそうだった高3の夏
15歳の財津が現れた
そこから15年
俺は現実ってやつを見せられ続けている
一歩先に常にあいつがいる現実だ
いつも最後の最後で負ける現実
万年2位なんて呼ばれる現実
一秒一秒老いていく現実
小宮なんて若手が台頭してきた現実
ハッもう若手でもねえか
生まれる時代が違えばなんて腐るほど言われた
不思議なことに
この世は俺が勝てない現実であふれている
…が
これも不思議なことに
当の俺は次こそは自分が勝つと信じきれている
なぜだかわかるか?
トガシ:いえ
現実は逃避できるからだ
俺の勝利が非現実的なら
俺は全力で現実から逃避する
現実逃避は
俺自身への期待だ
俺が俺を諦めていないという姿勢だ
たとえ周りがどんな
正論
洞察
真理
啓蒙を振りかざそうと
俺は俺を認める
それこそが
俺の使命
仕事
生きる意味
走る理由
いいかトガシ
何のために走ってるか分かってりゃ
現実なんていくらでも逃避できる
ここでいうところの現実逃避とは、いわゆる開き直りである。
だが、ただの開き直りではない。
開き直りには2種類ある。
"何かを諦めた開き直り" と "何かを諦めきれない開き直り" だ。
開き直りという言葉の裏にある執着の有無で、その後の人生の景色が全く変わる。
そしてこれは "何かを諦めきれない開き直り" なのである。
自分の力ではどうにもならないことを受け入れた諦めの境地ではなく、現状への不満や執着をガソリンに変えた攻めの姿勢。
残酷な事実をすべて認めた上での狂気的な自己信頼なのだ。
人は、どうでもいいことからは逃げない。
逃げられない。
もし逃げることが苦しく感じるとすれば、そこにはまだ「本当はこうありたい」という強い理想(自己への期待)が残っているから。
理想を捨てられないからこそ、現実とのギャップに耐えきれず目を逸らす。
だが、この苦しみは、まだ自分を信じている証拠でもある。
世間が言う「現実」とは、他人の限界値に過ぎない。
勝手に決めつけられた世間の「現実」に囚われず、自らの「非現実」を追求する。
それは逃げではなく、新しい世界を創り出す行為である。
全力で「非現実」を追求し続けた先に、いつの間にかそれが「新しい現実」となるのだ。
海棠のこの言葉には、実は続きがある。
だが俺はこうも考える
現実が何か分かってなきゃ
現実からは逃げられねえ
現実に目を塞いで立ち止まるのと
目を見開いて逃げるのとは
大きく違う
現実を直視するのは恐ろしい
とてつもなくな
認めたくねえことを
認めなきゃいけねえ
だが
ホントに現実を変えたいなら…
否定するなら
向き合った上でやらねえとダメだ
目を閉じたらどこへも逃げられねえ
ずっと立ち尽くすことになる
逃げるなら、覚悟を持って逃げろ。
世間の現実に屈して自分を殺すくらいなら、理想を守るためにその現実から全速力で距離を置け。
ただし、敵(現実)の姿を見失うな。
今、あなたが全力で否定したい「現実」は何ですか?
目を閉じず、その敵の正体をまずは書き出してみてほしい。
敵の姿がはっきり見えた時、あなたの「非現実」への逃走は、確かな進軍へと変わるはずである。
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