〇〇の声優がこの人で本当によかった
童磨:CV.宮野真守(アニメ『鬼滅の刃』より)
アニメ『鬼滅の刃』とは
『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで「週刊少年ジャンプ」で連載していた人気漫画が原作で、大正時代の人喰い鬼の棲む世界を舞台に、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため<鬼殺隊>へ入隊し、家族を殺した鬼を討つ姿を描いた物語。
コミックスの全世界累計発行部数は2億2000万部を突破している。
2019年4月から9月にかけてテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送され、大きな話題となり、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開。
全世界での興行収入は約517億円を突破するなど社会現象となった。
その後、ゲーム化や舞台化もされ、2021年12月にテレビアニメ「遊郭編」、2023年4月に「刀鍛冶の里編」、2024年5月~6月に「柱稽古編」が放送。
そして完結編となる劇場版『鬼滅の刃 無限城編』が3部作で制作される。
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童磨
鬼舞辻無惨直属の精鋭「十二鬼月」の中でも最強クラス・上弦の鬼に属する1人であり、比較的新参ながらも最古参・黒死牟に次ぐ "上弦の弐" の座に君臨する鬼。
その席位に従い、左目に「上弦」、右目に「弐」の文字が刻まれているが、かつて瀕死状態の妓夫太郎・梅(堕姫)兄妹と出会って鬼とした頃は "上弦の陸" に位列されていたため、当時右目に刻まれていたのは「陸」であった。
ちなみに、陸→弐まで何年掛かったかは明らかとされていない。
上弦の弐に君臨するだけあり、その戦闘能力はズバ抜けている。
身体能力をとっても蟲柱・胡蝶しのぶをすれ違いざまに斬り裂いて致命傷を与え、動体視力に秀でた栗花落カナヲと皮膚感覚に優れた嘴平伊之助を相手取っても2人が視認できない程の速度で持ち物を掠め取る等、随所で "格の違い" を見せつけている。
上弦の鬼として再生能力も極めて高く、身体の破損を気にもしない。
しかし童磨の真価は身体能力ではなく、血鬼術にある。
氷を自在に操る血鬼術により、氷刃や氷柱といった物理攻撃から強烈な冷気による範囲攻撃、分身の作成といった多彩かつ強力な技を有している。
さらに呼吸すると肺が凍り付いて壊死する程の冷気を扱うため、「鬼殺隊の要・全集中の呼吸が制限される」という恐るべき効果が全ての技に備わっている。
鬼殺隊士にとってはまさに天敵である異能であり、血鬼術の性能においては黒死牟を上回り鬼の中で頂点といっても過言ではない。
元は「極楽教」の教祖夫婦の子として生まれ、虹色の瞳、白橡色の髪といった特異な容姿に加えて高い知性を併せ持っており、「神の声が聞こえるに違いない特別な子」として神格化し、勝手に祭り上げられ、以後、「神の子」として利用されることとなる。
しかし、本人は「神の声など聞こえなかった」と断言しており、両親や信者の前では「神の子」を演じながらも、「地獄や極楽は人間の妄想」「人間は死んだら無になるだけ」と非常に冷めた無神論者となっていった。
表面上は常に柔らかな笑みを浮かべる気さくな好青年に思えるが、その言動の端々には人間性がすっぽり抜け落ちたような歪な印象があり、油断ならない曲者がひしめく十二鬼月の中にあってさえ異質な存在感を放つ掴みどころのない男。
誰に対しても優しく穏やかに振る舞うが、頭が回る以上に共感性が無い故か、相手の神経を逆撫でするような発言が目立ち、他者からの罵詈雑言に対しても何も感じないのか、飄々とした態度を崩さない。
それ故、普段物静か且つ温厚で感情を表に出さない栗花落カナヲでさえ、胡蝶しのぶの死と彼の嘴平伊之助への発言に、「いい加減にしろ!!下衆が!!」と大声で叫んだ程で、伊之助からも「ド腐れ野郎!!」と言われている。
もっとも、伊之助は誰に対しても汚い言葉で罵る傾向が強いため、童磨だけに特別暴言を吐いたわけでもない。
それでも "愚かな人間達を救いたい" と願う使命感だけは本物のようで、幼い頃から鬼となるまで教祖を続け、信者達の血・肉を喰らい、取込むことで共に永遠を生きるとする独特な価値観の下、食人を繰返している。
本来なら競争相手として鎬を削る上弦の鬼達にも友好的に接しているも、無惨を含めた上弦の面々からは煙たがられている。
特に、猗窩座とは自ら「1番の親友(自称)」と(勝手に)称するものの相性は最悪であり、何か口にする度に殴られたり頭を消し飛ばされたりするが、鬼の再生力故に直ぐ元に戻っては何事も無かったかのようにヘラヘラ笑っている。
そんな彼の本性はどこまでも虚無的かつ機械的。
単純な快・不快程度は感じているものの、逆に言うならそれ以外の喜怒哀楽といったおおよそ人間らしい感情や、それに対する共感性も無く、他人と己の命に対して一切の執着が無い。
普段見せる陽気で表情豊かな言動も、「誰に対しても優しい教祖」の顔も、人間の感情を模倣したただの演技であり、持ち前の高い知性を活かしてそれと気付かれないように振る舞っていたに過ぎない。
しかし死の間際に「あーやっぱり駄目だ」と口にした様子から、人間の感情を理解したいと言う思いはあったようだ。
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童磨の声優が宮野真守氏で本当によかった
アニメ『鬼滅の刃』のキャスティングにおいて、上弦の弐・童磨のキャストが発表された際の衝撃は記憶に新しい。
他の上弦の鬼同様、SNSではアニメ放送前から恒例の声優予想で賑わっており、候補には宮野真守氏の名が最有力として挙げられていた。
故に宮野真守氏の起用は、まさにこれ以上ない正解としてファンを歓喜させた。
が、そこには宮野氏の代表作である『DEATH NOTE』の夜神月(ライト)を知る者ならではの、深い納得感があった。
夜神月は、歪んだ正義感と強烈なエゴに突き動かされた「激情の狂気」を演じた役だった。
"神" になろうともがき、追い詰められ、最期に放ったあの断末魔の叫びは、人間の執着と感情の極致である。
狂気を孕むという点では、童磨も同種のキャラクターである。
だから宮野真守氏のキャスティングも、当然の結果と思われるかもしれない。
だが童磨という役は、実はその対極にある。
童磨の狂気の恐ろしさは、夜神月のような野心や怒りが一切ない、感情の欠落にある。
夜神月と童磨は、けっして同種ではないのだ。
そこに、このキャスティングの妙がある。
宮野氏は、夜神月で感情を爆発させる演技を極めた。
だからこそ、童磨では逆に「感情が1ミリも動いていないのに、誰よりも楽しそうに振る舞う」という、空虚な演技を完成させられたのではないだろうか。
夜神月の高笑いには「神になりたい」という執念があった。
対して、童磨の微笑みには何の意味もない。
童磨が持つのは「悪意のない悪」という最も表現しにくいニュアンスであり、この執着の有無の演じ分けこそが、宮野真守氏にしかできない唯一無二の職人技なのである。
もし宮野真守氏が夜神月を経験していなかったら、童磨は単なる嫌な奴で終わっていたかもしれない。
しかし、夜神月を経験した宮野氏が演じることで、童磨の言葉一つひとつに「救ってあげたい」という偽善と、その裏にある底なしの虚無感が宿った。
因縁の相手・胡蝶しのぶ(早見沙織)が「仮面の下に激情を隠している」のに対し、童磨(宮野真守)は「仮面を剥いでも中身が空っぽ」なのである。
この二人の「静と動」「激情と虚無」の対比は、早見沙織さんと宮野真守氏にしか成し得ない。
胡蝶しのぶの声優が早見沙織さんでなければいけないように、童磨の声優も宮野真守氏なければいけなかった。
夜神月という伝説を背負った宮野真守氏だからこそ、童磨という怪物の底知れなさがより際立つのだ。
童磨の声優が宮野真守氏で本当によかった。
心の底からそう思う。
アニメ好きの心情からすれば、ひとつの作品から多くのハマり役を選出するのは、正直心苦しく思っている。
もちろん宮野真守氏の出演作品すべてを観たわけではない。
それでも『機動戦士ガンダム00』だって『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』だって『HUNTER×HUNTER』だって『STEINS;GATE』だって『文豪ストレイドッグス』だって観ていて、どの役も宮野真守氏以外は考えられないだろう。
それでもやはり童磨役は特別で、あれほど難しい役を、あれほど想像通りに演じてくれるのは、宮野真守氏しか考えられないのである。
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