〇〇の声優がこの人で本当によかった
ナレーション:CV.八奈見乗児(アニメ『ドラゴンボール』シリーズより)
アニメ『ドラゴンボール』シリーズとは
原作は「週刊少年ジャンプ」に連載されていた鳥山明先生による少年漫画(1984年~1995年)。
元々は鳥山先生が『Dr.スランプ』の連載を終了する口実として連載開始した作品であった。
そのため最初はコメディ描写がメインだったが、人気がいまいち伸びず路線変更。
今となっては信じられない話だが、当時は打ち切りの危機もあったという。
だが、トーナメント方式の格闘技大会(天下一武道会)を取り入れてから、徐々にバトル漫画へと転向し人気を得るようになっていく。
結果としてはテレビアニメ化もされ、日本のみならず世界的に有名な作品となった。
連載が終了して30年以上経つ今も未だ人気は衰えず漫画やアニメ、ゲーム等のメディアミックスを展開し、未だ「ジャンプ」の看板として君臨し、新規の読者を獲得し続け、世界的に高い人気を得ている。
サイヤ人編からは更に人気が高くなり、20世紀末の少年漫画における無敵の王者と呼べるほど、あまりの人気から各方面への経済効果が大きすぎたため、連載終了も作者の意思のみで決められなくなるほどだった。
結果的に連載は出版社やアニメ制作会社、その他関係企業の上層部レベルの会談が行われ、根回しをしてやっと終了できたという逸話まで残しており、昭和から続くバトル漫画の金字塔である。
テレビアニメは『ドラゴンボール』(無印)、『ドラゴンボールZ』(Z)、『ドラゴンボールGT』(GT)の3作品が放送された(1986年-1997年)。
原作漫画に追いつかないための引き延ばし演出が多用された『ドラゴンボールZ』については、引き延ばし演出をカットし再編集、新OP・EDに差し替えたデジタルリマスター版『ドラゴンボール改』(改)が後に放送されている(1期:2009年-2011年、2期:2014年-2015年)。
2015年7月から2018年3月まで、「魔人ブウ編」と原作エピローグの間にあった空白の物語が描かれる『ドラゴンボール超』が放送。
2024年10月から2025年2月には『ドラゴンボールDAIMA』(DAIMA)が放送。
ちなみに30周年時の公式ヒストリーにおいて、「孫悟空少年編」と「ピッコロ大魔王編」、「宇宙の神々編」はさらに細かく区分されている(破壊神ビルス編、フリーザ復活編、破壊神シャンパ編、"未来" トランクス編、宇宙サバイバル編、ブロリー〔BROLY〕、銀河パトロール囚人編)。
なお、GTは無印・Zのアニメシリーズの続編となるパラレルワールドであるため、30周年時の公式ヒストリーから除外されている。
また、DAIMAは超の描写と矛盾する部分があるためパラレルワールドと見なす向きもあるが、公式には言及されていない。
ナレーション
ドラゴンボールシリーズにおけるナレーションは、2026年現在で2人。
八奈見乗児氏と龍田直樹氏(2代目)である。
シリーズによっては、北の界王がナレーションをしていたりする。
また『ドラゴンボール超』では孫悟空とナレーションが会話などをしていたりするシーンがある。
※.八奈見乗児氏によるゲーム内のナレーション動画。
『ドラゴンボール』シリーズのナレーションが八奈見乗児氏で本当によかった
八奈見乗児、本名は白土繁満(しらとしげみつ)。
TV創生期から前線で活躍を続けた日本声優界の大御所のひとりで、タイムボカンシリーズのいわゆる三悪の発明家キャラが非常に有名。
各キャラに共通する特徴としては、細身・ズル賢い性格・出っ歯で、(特にボヤッキー以降)「私 / あたし」、「〜のよ、だわ」などのオネエ口調といったものがある。
『ヤッターマン』では、「ポチッとな」「ハァ〜イ、全国の女子高校生のみなしゃ〜ん」「今週の山場〜っ!」「イケズ〜」「いくわよ~」などボヤッキーの有名な数多くの名文句を残しているが、これらはそのほとんどがアドリブだったという。
スタッフも心得ていて、シリーズ中盤から後期になると八奈見氏の台詞部分の尺に余裕を持たせ、アドリブを入れやすいようにしていたという(似たような逸話が、同じくアドリブの鬼才として知られる千葉繁氏にも存在する)。
他にも様々な役を演じるが、年齢を重ねてからは特に好々爺役を演じる機会が多くなっていく。
その象徴ともいえるのが、『ドラゴンボール』シリーズのナレーション(と、いくつかの役)である。
北の界王やブリーフ博士(ブルマの父)・バビディと、八奈見乗児氏が演じた役はどれも印象深いが、なんといってもアニメ開始当初から担当しているナレーションが一番印象深い。
八奈見乗児氏の独特の語り口でアバンタイトルやラストの次回予告を飾った「おなじみの声」はシリーズに不可欠な存在である。
なんといってもボヤッキーのアドリブ力で培われた遊び心が、界王様のダジャレや、緊迫したバトル中のふとしたナレーションの温かみに繋がっている。
八奈見氏のナレーションは単なる説明ではなく、時に視聴者と一緒にハラハラしているような近さがあった。
『ドラゴンボール』シリーズでお約束の「果たして、悟空は間に合うのか!?」といった問いかけも、単なる煽りではなく、八奈見氏の声だからこそ本当に行方を見守りたくなる安心感があった。
八奈見氏の声は、単なる解説ではなく、悟空たちの冒険をずっとそばで見守り続けてきた好々爺そのものだった。
八奈見氏がいなければ、『ドラゴンボール』という物語はここまで温かいものにならなかったかもしれない。
今でもたまにアニメ(無印・Z)を見返すことがある。
そしてナレーションが聞こえた瞬間、あの頃のワクワクが鮮明に蘇る。
八奈見氏の声こそが、我々が『ドラゴンボール』の世界へ飛び込むための最高のガイドだった。
『ドラゴンボール』シリーズのナレーションが八奈見乗児氏で本当によかった。
心の底からそう思う。
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