知識の泉
今すぐ誰かに話したくなる知的雑学
もし彼が潔癖症で、旅行前に完璧に掃除をしていたら、今も我々はただの風邪で命を落としていたかもしれない
知識は力なり
かの有名なイギリスの哲学者、フランシス・ベーコンは言った。
「知識は力なり」と。
この言葉には、読んで字の如く「知識は自身の力になる」という意味とは別に、「経験によって得た知識を、いかにして実践的に使用することができるのか」という意味も込められている。
雑学も同様だと思う。
実際には、生きていく上で何の役にも立たないと思われている、どうでもいい情報群。
それが雑学という分野といえるだろう。
しかし雑学で得た知識を、どのように使うのかは人それぞれ。
普段の話のネタに困っている人。
トーク力を上げたい人。
飲み会やデートなどで知識を披露したい人。
知識を吸収したいけどあれこれ調べるのが面倒な人。
そして、物事の本質や奥深さを知りたい人。
純粋に「なるほど!」と思いたい人まで。
当たり前に感じていたことも、角度を変えた視野からみることで、別の面があることに初めて気付かされる。
その知識を他人にひけらかすだけでなく、その知識をもとに、固定観念から解放され、世の中の見え方を変えようではないか。
さすれば、「知識は力なり」の言葉の意味を実感できるはずである。
物臭な博士が人の平均寿命を20年延ばす
1928年のロンドン。
細菌学者であるアレクサンダー・フレミングは、夏休みを終えて自分の研究室に戻ってきた。
戻ってきた彼が目にしたのは、不潔な実験室の惨状だった。
休暇前、実験台の上にはブドウ球菌を培養していたシャーレ(実験皿)が、洗われずにそのまま放置されていたのだ。
「あぁ、窓を開けっ放しにしていたから、カビが生えて台無しだ」
彼は決して整理整頓が得意なタイプではなかった。
凡人なら、ため息をついてゴミ箱に捨てる場面である。
しかし、彼がシャーレを片付けようとしたその時、奇妙な現象に目が止まった。
カビが生えた場所の周りだけ、びっしり生えていたはずのブドウ球菌が、きれいに溶けて消えていたのだ。
「このカビは、細菌を殺す成分を放出しているのではないか?」
フレミングは、この偶然の産物を「ペニシリン」と名付けた。
それまでの世界では、小さな傷口からの感染や肺炎、破傷風は、そのまま死を意味していた。
しかし、この「窓から飛び込んできた青カビ」が、人類に細菌と戦うための最強の武器を与えたのである。
第二次世界大戦中、ペニシリンは大量生産され、戦地で数え切れないほどの兵士を救うことになる。
そして戦後、現代医療の基盤となり、人類の平均寿命を一気に20年以上も引き上げるという、不可逆な進化をもたらした。
すべては、一人の学者が「窓を閉め忘れ、皿を洗わずに、旅行に出た」という、些細な不注意から始まったのだ。
事件が会議室ではなく現場で起きているように、世界を救う発見も、いつも清潔な実験室で生まれるとは限らない。
一見すると汚い失敗の中に、未来を救うヒントが隠されていることもある。
あなたの「ついうっかり」も、もしかしたら数十年後の世界を救う、偉大なバタフライエフェクトの第一歩かもしれない。
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