知識の泉
今すぐ誰かに話したくなる知的雑学
一杯の紅茶が、世界最強の国・アメリカを生んだ?
知識は力なり
かの有名なイギリスの哲学者、フランシス・ベーコンは言った。
「知識は力なり」と。
この言葉には、読んで字の如く「知識は自身の力になる」という意味とは別に、「経験によって得た知識を、いかにして実践的に使用することができるのか」という意味も込められている。
雑学も同様だと思う。
実際には、生きていく上で何の役にも立たないと思われている、どうでもいい情報群。
それが雑学という分野といえるだろう。
しかし雑学で得た知識を、どのように使うのかは人それぞれ。
普段の話のネタに困っている人。
トーク力を上げたい人。
飲み会やデートなどで知識を披露したい人。
知識を吸収したいけどあれこれ調べるのが面倒な人。
そして、物事の本質や奥深さを知りたい人。
純粋に「なるほど!」と思いたい人まで。
当たり前に感じていたことも、角度を変えた視野からみることで、別の面があることに初めて気付かされる。
その知識を他人にひけらかすだけでなく、その知識をもとに、固定観念から解放され、世の中の見え方を変えようではないか。
さすれば、「知識は力なり」の言葉の意味を実感できるはずである。
アメリカ人ならコーヒーだ!紅茶を飲んだら反逆者?
今、我々が何気なく飲んでいる紅茶。
実はこれがなかったら、今のアメリカ合衆国はこの世に存在していなかったかもしれないというお話。
始まりはお茶への税金だった。
18世紀、イギリスの植民地だったアメリカ。
イギリスが「紅茶に高い税金をかけるぞ!」と決めたことに怒った人々が、港に届いた紅茶の箱を海に投げ捨ててしまった(ボストン茶会事件)。
ちなみにこの事件の際に、海に投げ捨てられた紅茶は342箱、現在の価値で数億円分ともいわれている。
人々は「今夜のボストン湾は、世界で一番大きなティーポットだ!」なんて冗談を言い合ったという逸話も残っているぐらいだから、相当な量である。
この事件をきっかけに、アメリカの人々は紅茶を飲まないことを決意し、「イギリスの紅茶なんて飲まない!これからはコーヒーだ!」と高らかに宣言。
これが、アメリカでコーヒー文化が発展した最大の理由である。
当時、アメリカでは紅茶を飲むことは「反逆者(イギリス派)」とみなされ、「コーヒーを飲むことこそが愛国者の証である」といわれていたそう。
さらにこの紅茶を巡る対立が火種となり、アメリカ独立戦争が勃発。
結果として、世界最強の国家・アメリカが誕生することになるのだ。
「もし、当時のイギリスが紅茶の税金を安くしていたら……?」
もしかすると、今のアメリカ人はみんなコーヒーではなく紅茶を飲み、国歌も国旗も全く違うものになっていたかもしれない。
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