知識の泉
今すぐ誰かに話したくなる知的雑学
「お世辞」も "7回" 言うと「真実」に変わる?心理学で解き明かす魔法のコミュニケーション術
知識は力なり
かの有名なイギリスの哲学者、フランシス・ベーコンは言った。
「知識は力なり」と。
この言葉には、読んで字の如く「知識は自身の力になる」という意味とは別に、「経験によって得た知識を、いかにして実践的に使用することができるのか」という意味も込められている。
雑学も同様だと思う。
実際には、生きていく上で何の役にも立たないと思われている、どうでもいい情報群。
それが雑学という分野といえるだろう。
しかし雑学で得た知識を、どのように使うのかは人それぞれ。
普段の話のネタに困っている人。
トーク力を上げたい人。
飲み会やデートなどで知識を披露したい人。
知識を吸収したいけどあれこれ調べるのが面倒な人。
そして、物事の本質や奥深さを知りたい人。
純粋に「なるほど!」と思いたい人まで。
当たり前に感じていたことも、角度を変えた視野からみることで、別の面があることに初めて気付かされる。
その知識を他人にひけらかすだけでなく、その知識をもとに、固定観念から解放され、世の中の見え方を変えようではないか。
さすれば、「知識は力なり」の言葉の意味を実感できるはずである。
脳を書き換える "7回" の魔法の正体
「お世辞を言うのも、言われるのも苦手……」
歯の浮くような褒め言葉は嘘臭く、だからお世辞なんて嫌いだ。
そんな風に考えている人も多いだろう。
しかしお世辞も "7回" 繰り返すと、もはやお世辞ではなくなる…という説があることをご存知だろうか。
では、なぜ "7回" で魔法がかかるのか?
お世辞が真実味を帯びる背景には、2つの強力な理論がある。
1つ目はザイオンス効果(単純接触効果)という心理法則。
人は、同じ言葉や情報に繰り返し触れるほど、相手への警戒心が解け、好感度が高まる。
最初は「お世辞だろう」と疑っていても、何度も言われるうちに「この人は本当にそう思ってくれているのかも」と脳が上書きされていくのだ。
2つ目はセブンヒッツ理論。
これは広告業界で有名な、「消費者は7回同じ広告を見るとその商品を信頼し、購入したくなる」という理論。
これを人間関係に当てはめると、"7回" 褒められた瞬間に、言葉の壁を越えて相手の心にストンと落ちる「納得のライン」に達するといわれている。
では、お世辞を「本音」に変えるためにはどうすればいいのだろう。
3つのコツがある。
ただ同じ言葉を繰り返すだけでは「しつこい人」になってしまう。
"7回" 達成するためのスマートな戦術が必要になる。
まず、表現の「言い換え」をマスターする。
たとえば「仕事が早いですね」だけでなく、「いつも判断が的確ですね」「事務処理のスピードが神がかっています」など、角度を変えて伝える。
次に、第三者を経由させる(ウィンザー効果)。
たとえば「〇〇さんが、あなたの仕事ぶりを褒めていましたよ」と伝えると、信憑性は一気に跳ね上がる。
これも "7回" のうちの1回にカウントしよう。
最後に、驚きをセットにする。
たとえば「えっ、もう終わったんですか!?」と、リアクションを交えて伝えることで、言葉に感情の体温が宿る。
「お世辞も "7回" 言えば本物になる」というのは、言い換えれば「相手の良いところを "7回" も見つけようとした」というあなたの誠実さの証明でもある。
つまり、お世辞はあなたの「誠実さ」の積み重ねなのだ。
もしあなたが誰かと距離を縮めたいなら、まずは1回目の「お世辞」から始めてみませんか?
"7回" 目には、それはもうお世辞ではなく、二人の間にある「揺るぎない真実」になっているはずだ。
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