#237
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
坂本龍馬(映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」より)
圧倒的なカリスマに加え、政策を推し進める "えげつない" 実行力に人々は驚愕し、日本中が熱狂していく。
そんな中、テレビ局の新人記者・西村理沙(浜辺美波)はスクープを取ろうと政府のスポークスマンである坂本龍馬に近づくのだが、ひょんなことから偉人ジャーズの活躍の裏に渦巻く黒い思惑に気付いてしまう――。
おまんらは人が見たいもん
聞きたいもんを流しちゅう
しかしじゃ
今おまんらがやらないかんがは
この時代のもん
みんなが自分で考え
自分のために戦うようにすることじゃ
正しく伝えよ
現代のメディア、思考停止した大衆、そして嘘で塗り固められた政治システム。
我々は情報の取捨選択を常に迫られている。
ここでいう「見たいもの」とは、つまり人々の興味を惹くもの。
スポーツ選手の大活躍や芸能人のゴシップだけを垂れ流し、権力の不祥事や社会の構造的な歪みといった「真に伝えるべき不都合な真実」には蓋をするマスコミ。
それは時の権力にとって、都合の良いプロパガンダだ。
「正しく伝える」というジャーナリズムの矜持を忘れたメディアは、もはや権力のただ奴隷である。
メディアが腐敗する一方で、それを受け取る我々大衆の側にも根深い病理がある。
ネットや週刊誌に載っているセンセーショナルな情報を見ては、ろくに裏も取らずに感情的に一喜一憂する。
あるいは、それを「どうせ週刊誌のデマだ」「所詮はゴシップだ」と一蹴し、考えることを放棄してしまう。
「見たいものだけを見て、不都合なものは切り捨てる」という思考停止状態。
あるいは盲信なのか。
こういう人間が社会の分断を加速させ、権力を太らせていく。
なぜこれほどまでにメディアも大衆も狂っていくのか?
その背景には、嘘と言い訳、説明責任の放棄を繰り返す現政権の歪んだ姿勢がある。
国民を欺くような政治が平然と行われているのは、国民が「考えない存在」であることを権力側が一番よく知っており、利用しているからだ。
彼らにとって好都合なのは、自分で考えず、ただ流されるだけの従順な羊たちなのである。
だからこそ、今我々に求められているのは、国やメディアから与えられた情報をただ鵜呑みにする従順さではない。
新聞、ネット、海外メディア、SNS、あらゆる情報ソースを自ら手繰り寄せ、多角的に分析することだ。
何が真実で、何が欺瞞なのか。
表に出てこないデータや文脈を、自分の頭で立体的に組み立てていく。
「正しく伝えよ」という言葉の真意は、メディアの覚醒を促すだけにあらず。
我々一人ひとりが「思考を他人に丸投げせず、自分で考え、自分のために戦う主体になれ」という強烈な警告なのである。
誰かの作った嘘に騙され、踊らされるのはもう終わりにしよう。
今さらながらではあるが、自分の未来を他人に明け渡さないために、我々は自分の頭で考えなければならない。
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