知識の泉
今すぐ誰かに話したくなる知的雑学
ドリンクはmlなのにコーヒーはg表記の謎
知識は力なり
かの有名なイギリスの哲学者、フランシス・ベーコンは言った。
「知識は力なり」と。
この言葉には、読んで字の如く「知識は自身の力になる」という意味とは別に、「経験によって得た知識を、いかにして実践的に使用することができるのか」という意味も込められている。
雑学も同様だと思う。
実際には、生きていく上で何の役にも立たないと思われている、どうでもいい情報群。
それが雑学という分野といえるだろう。
しかし雑学で得た知識を、どのように使うのかは人それぞれ。
普段の話のネタに困っている人。
トーク力を上げたい人。
飲み会やデートなどで知識を披露したい人。
知識を吸収したいけどあれこれ調べるのが面倒な人。
そして、物事の本質や奥深さを知りたい人。
純粋に「なるほど!」と思いたい人まで。
当たり前に感じていたことも、角度を変えた視野からみることで、別の面があることに初めて気付かされる。
その知識を他人にひけらかすだけでなく、その知識をもとに、固定観念から解放され、世の中の見え方を変えようではないか。
さすれば、「知識は力なり」の言葉の意味を実感できるはずである。
ラベルを見ると185g?
一般的な缶ジュースや缶ビールの容量は350ml。
ラベルの内容量にも、しっかりと350mlと記載されている。
一方で、缶コーヒーの一般的な容量は185ml(少し前までは190gだったのに)なのだが、ラベルを見てみると185gと記載されている。
なぜコーヒーは、ミリリットル(ml)ではなくグラム(g)表記なのだろうか。
まずは缶コーヒーが出来上がるまでの工程を想像してみよう。
コーヒーは焙煎されたコーヒー豆を粉末状にして、熱湯を注ぎ、好みに合わせて砂糖やミルクなどで味を調え、完成する。
つまり、缶コーヒーが完成した時点では、コーヒーは温かいということになる。
物質は、温度が上昇することで体積が膨張する「熱膨張」という特性を持っている。
液体が気体になると、体積は1600倍も増えるといわれている。
缶コーヒーは熱いうちに缶に詰められるが、すぐに冷めてしまう。
つまり、体積が減ってしまうためにml表記することができないのである。
体積が変わっても、重さは変わることがない。
だからコーヒーはグラム(g)表記されているのである。
ちなみに、お茶なども同じ理由でグラム(g)表記されている。
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