#12
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
山田太一
山田 太一氏は脚本家で小説家である。
松竹で木下惠介氏の助監督をした後、フリーとなりテレビドラマの脚本に進出。
以後『午後の旅立ち』『早春スケッチブック』など、ホームドラマの話題作を次々と生み出し、多くの賞を受けた。
その後小説家としても地位を確立。
映画や舞台も多数手掛けている。
マイナスの経験をした人は有利です。
してない人は、人の気持ちがわからなくなっている。
わからないことすら、気づかずに生きてしまう。
どんなにマイナス経験が有利だといわれても、いざ実際その立場になってみれば簡単に立ち直れるものではない。
なかなか大変なマイナス経験をした場合著者は、堕ちるところまで堕ちるようにしている。
そういう時は、下手に立ち直ろうとしても無駄である。
ならば一度堕ちるところまで堕ち切ってしまう。
あとは上がるだけ…なんて綺麗事はいわない。
そんなに簡単な話ではないからだ。
では何のために堕ち切るかといえば、開き直るためである。
少しでも希望を見つけようとするから、目の前の絶望的な現実に心折られる。
だったら、もうどうにでもなれと思うくらい開き直ってしまった方が良い。
その方が、余計なことを考えなくて済む。
まだ自死する勇気なんてないから、それを考えたら意外と何でもできるものである。
暗いトンネルを抜けるまでにどれほどの時が必要かはわからないが、開き直ってある意味でメチャクチャに生きてみると、案外心は穏やかになるものだ。
心とは、どうやらそういうものらしい。
ガンの代替療法(西洋医学で認められた治療法以外の治療法)のひとつにサイモントン療法というのがある。
その第一プロセスは、なんと「ガンになって良かったこと」を数え上げるというものだ。
誰だって、ガンになって良かったことなんかないと考えてしまいそうだ。
だが、よくよく考えてみると、誰にでもその答えは見つかるらしい。
例えばある医師は、ガンになって実際に自分が手術台に上がってみて、手術台の上で患者がいかに不安にさらされるかがよくわかったという。
どんな状況でもポジティブモードに切り換えれば、ポジティブなファクターは見えてくるものだということがよくわかる。
本当に行き詰った時にポジティブに考えろという方が無理な話だが、開き直りだって十分ポジティブな思考といえるだろう。
開き直りだっていいのだ。
前述したサイモントン療法は、精神の力、要するに思い込むことだけで治すことを目的とした治療法だ。
実際にガンが完治した事例が多く報告されているという。
精神には信じられないようなパワーが秘められている。
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