#146
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
鞠谷アンジュ(ラジオドラマ「あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~」より)
鞠谷アンジュ
声:稲村梓
1990年12月1日生まれ。
高尾在住。
愛称「アンジュっち」。
名前の由来は調和を意味する「マリアージュ(mariage)」の洒落。
シーズン8から登場。
2013年度入社。
「なにか持っているアンジュ」と評される事もある。
口癖は「栄えるのじゃ」で、「える」にアクセントを置く。
勉強が出来てスポーツ万能らしい。
愛車はラシーン。
3人の兄がいて、アンジュはそれぞれ大兄ちゃん、中兄ちゃん、小兄ちゃんと呼んでいる。
シーズン12以降は後輩のひたち野夏都の登場により、先輩としての振る舞いに悩む描写が多くなった。
マジカに対しては頼もしい先輩になっているが、卑屈な虹花に逆にフォローされたことがある。
東本願寺に引き抜かれようとしたが、安部と話している内に転職をやめた。
「女子社員特集」では、夏都と「ポジティブ相談室」を立ち上げて、虹花の相談に乗っていた。
最近は権藤に「うちの課に移籍してくれたら、課長のいすを用意する。」とスカウトされる。
2023年5月3週目に、開発本部(5階)から経営企画部(6階)に移動して課長に昇進。
エレベーターで5階ボタンを見るたびに、古巣を懐かしく思う一方、移籍で経営企画部に合わせようと思い、ギスギスしていた。
権藤にも「唯一の弱みは、強がり過ぎること。」と云われた。
父は車に対してこだわりが有り、毎年車を買い替えるほか、「色移りしやすい服を着てきた場合は、下にブランケットを必ず敷く」「靴についている砂は必ず落とし切ってから乗る事」「車内で食事しない」とのルールを定めている。そのため、初めて彼氏(⇒元彼氏)の車に乗った時は緊張したとか。
開発本部のことを何かと下げる大二郎のことに対して反論はしないが、内心呆れている。
ラジオドラマ『あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~』第766回「小さな幸せ、見つけていますか?」でのヒトコマ。
反乱を起こし続けた三島由紀夫と自らを重ねる鞠谷アンジュ。
アンジュのアツい言葉からは、三島由紀夫最後の言葉である「檄文」から感じるアツい想いを想起させる。
お前ら それでいいのか!?
良いわけないと思うから叫びました
お前ら それで幸せか!?
でも
彼が一番怖かったのは
自分なんです
慣れていく自分
萎えていく自分
なし崩しになっていく自分
そんな自分が怖かったんです
私は思いました
ズレてやろう
どうせなら
もっともっとズレてやろうって
一生 組版が合わなくたっていい
ただ色を重ねよう
出来るだけ綺麗な色を重ねよう
毎日毎日
そうすればきっと辿り着く
目的地に
あ、安部礼司 シーズン2: BEYOND THE AVERAGE: ビヨンド・ザ・アベレイジ 2 (TOKYO FM出版)
没後半世紀以上を経た今も、三島由紀夫は世界で最も著名な日本人作家のひとり。
翻訳された作品数では、ノーベル文学賞受賞者の川端康成や大江健三郎をはるかに上回る。
没後半世紀を経た今も、現代の作家やアーティストにインスピレーションを与え続ける「総合芸術作品」としてのMISHIMA。
そんな三島由紀夫のアツい生き様を彷彿とさせるアンジュの名言は、衰退著しい今の日本人にこそ広く伝えたい言葉だ。
とかく同調を好む日本人。
枠から外れることを酷く恐れる。
思想を持たず、思考もせず、ただ漠然と大勢に身を委ね変化を嫌う。
慣れきって、萎えきって、なし崩し的に漫然と生きるだけの人生。
お前ら、それでいいのか?
お前ら、それで幸せか?
良いわけないと思うから、良いと思えるその日まで著者は叫び続けよう。
とことんズレて、枠から外れ、信念だけを積み重ねよう。
人間なんて、それぞれ形が違って当たり前。
だったら自分の形を貫き通すのみ。
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