出典は「機動戦士ガンダム」シリーズのコミックから。
どのシリーズだったかなぁ?…
詳細はまぁいいかww
今まで考えたこともなかった言葉だったのでよく覚えている。
まずは「機動戦士ガンダム」を知らない人のために、簡単にガンダムの世界観について説明しておこう。
時は宇宙世紀(UC)。
増えすぎた人類は生活の場を宇宙に求めた。
宇宙移民者(スペースノイド)はスペースコロニーと呼ばれる地球環境を模した円筒状の疑似空間にその生活を委ねていた。
一方、地球に住むことが許されるのは政府高官や軍関係者など一部の特権階級層(アースノイド)とそれを世話する少数の人間のみ。
このことからもわかるように宇宙移民計画の実情は棄民政策であった。
故に少数のアースノイドが多数のスペースノイドを管理するという構図であったが、スペースノイドが食料やエネルギーを自活できるようになるとアースノイドの管理は搾取に変わっていった。
当然の如く、両者には軋轢が生まれる。
スペースノイドは地球からの独立を求める。
そしてついに一部の過激なスペースノイドが地球に対し独立戦争を挑んでゆく…
…というのがガンダムという物語の始まり。
仮想敵がよくわからん宇宙人だった当時(1970年代後半)のアニメの常識を考えると、この設定があまりに画期的過ぎたのかな?
二度ほど放送打ち切りの憂き目をみている。
でも近い将来本当に起こりそうなリアリティがあるよね。
これもガンダム人気のひとつの要因であるわけだけどww
それはさておき、こうして戦争が始まっていくわけ。
そして戦争というものはどうやら莫大な金が動くらしい。
その莫大な金の行き着く先がいわゆる死の商人と呼ばれる軍需産業関連会社。
これは現実世界でも歴史が証明している。
日本だってその恩恵を受けた時代があるんだよ?
莫大な富が軍需産業界の影響力を拡大させていく。
経済的にはもちろん政治的にも。
その辺がよろしくできているのは今も昔も、きっと近い将来だって何ら変わりない。
強大な影響力を手に入れた軍需産業界。
軍需産業界としては戦争が続けば続くほど儲かるわけだ、両勢力に武器を売りつけられるから。
むしろ戦争が終わってしまっては困る。
だけどいつかは終戦の時がくる。
平和になれば兵器は用無しだ。
兵器が売れなければ儲からない。
金をばら撒けなくなっちゃったらせっかく築いてきた今の地位が危うくなっちゃう…
政治家はまだまだ金を要求してくるし…
困った。
どうすればいい?
そうか!
だったらこっちが愚民共を扇動して戦争を誘発させちゃえばいいんじゃね?
政府嫌ってるグループに、政府と戦えーって武器横流ししたりしてさ‼︎
あぁー、でもガチ過ぎる戦争だとヤバくない?
世界規模の戦争だと自分たちの命も危ないよね…
どうする?
それはそれで困るよね…
じゃあさ、横流しする武器の量を調整すればいいんじゃない?
戦闘が拡大し過ぎない程度にさ‼︎‼︎
危なくなったら武器あげないようにしてさ!
なるほど、それだ♬
ナイスアイデア❤︎
…ってなことで特権階級層側の特に偉い人間の放った一言。
【制御出来る戦争を起こす】
己の無知にゾッとした。
ここまで深く考えたことはなかった。
今、世界中で起きている戦争や紛争の原因はすべてコレなんじゃないかと思った。
これでは戦争が無くなるわけがない。
人の業とでもいうか…
人間の欲というのはどうやら際限がないようだ。
私たちは知らないだけ。
大切なことはみんな漫画から教わった。
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