#5
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
アレキサンダー・ポープ
アレキサンダー・ポープは、生来虚弱で学校教育を受けず、独学で古典に親しみ、幼少の頃から詩作を試みたイギリスの詩人である。
夢を見るのが恋人たち。
目が覚めているのが夫婦だ。
たまには色恋のことを書いてみよう。
これは名言どうこうというより、とても好きな言葉である。
なんといっても言い得て妙だ。
なるほど、たしかに恋人時代に夢を見ていた時もあった。
それが夫婦になると「目が覚めている」とはなかなか辛辣だが、長い時間を共に過ごせばたしかにお互い嫌な部分も見えてくる。
困ったことに、これがどんなに名言でもこのままでは解決にならない。
だから今、恋愛のことで悩まれている人のために、もうひとつ言葉を綴ろう。
斎藤茂太先生の言葉にこうある。
相手の長所と向き合えることを自分の長所にしてごらん。
だが、少しばかり綺麗事に聞こえる。
相手の長所とは、すでに好感を持っている部分だからである。
向き合えて当然ではないか。
個人的には逆だと思う。
相手の短所と向き合えることを自分の長所にしてごらん。
お互いの短所を見て見ぬふりで過ごせるのは、ほんの僅かな時間だけだ。
出会った時は満点でも、一緒にいればいるほど減点されていくのが恋愛というものだ。
だから減点を無くす、もしくは止める必要がある。
相手の短所で減点しないようにしなくてはいけない。
ならば相手の短所もひっくるめて丸ごと愛してこそ、末長く同じ時間を共に過ごせるのだと個人的には思う。
短所と向き合えるということは、そういうことだと思う。
しかし短所を無にできるほど、相手の長所ととことん向き合っているのなら話は別だが。
何はともあれ、いくら最愛の人とはいえど所詮は他人である。
最低限の礼を失してはいけない。
ちゃんと「ありがとう」と「ごめんなさい」を、口に出して相手に伝えているだろうか?
もし「いちいち言わなくてもわかる」なんて思っているなら、それはひとりよがりの勘違い。
子供の理論に過ぎない。
もちろん以心伝心で伝わることもあるだろうが、面と向かってちゃんと言ってもらえたら、単純に嬉しいではないか。
簡単な話だ。
そんなことを言うのは恥ずかしい?
そんなだから日本人には紳士が少ないのだ。
関白宣言なんて時代錯誤な考え方はしない方が身のためだ。
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