最強失恋ソング決定戦
【決定的な恋愛観の違い】女性は過去を上書き保存し、男性は過去を別名保存する。 - ioritorei’s blog
槇原敬之『もう恋なんてしない』
『もう恋なんてしない』は、1992年5月25日に発売された槇原敬之氏の5枚目のシングル。
ジャケット写真は槇原が犬に耳打ちしている場面を使用している。
日本テレビ系のドラマ『子供が寝たあとで』主題歌だった。
累計出荷枚数は約150万枚。
当時、槇原氏のサポートキーボーディストを務めていた本間昭光氏(後にプロデューサーとしてポルノグラフィティやいきものがかりなどを手がける)が夜のヒットスタジオ楽屋にて「俺、失恋したんだよ~」と槇原氏に話したところ「本間さんが元気になる曲を作りますよ~」と言って『もう恋なんてしない』を作詞作曲。
本間氏は「元気になる曲だけど俺の失恋話は槇原が書いた詞のように良い話では無いんだよなぁ~」と述べている。
現在でも代表的・失恋歌であり、ラジオドラマ『あ、安部礼司』では主人公・安部礼司と恋人・岩月加奈が別れる回(2007年2月18日放送)のエンディングで使用され悲恋を彩る。
槇原氏は番組のファンで「この曲が使用されたことに感謝している」と述べている。
槇原氏はその後『安部礼司』にゲスト出演しているほか主題歌も書き下ろしている。
回りくどい二重否定が男の女々しさを物語る
2本並んだ歯ブラシも
一本捨ててしまおう
君の趣味で買った服も
もったいないけど捨ててしまおう
男らしく
いさぎよくと ごみ箱かかえる僕は
他のだれから見ても一番
センチメンタルだろう
女性には大変失礼な話だが、「女々しい」という言葉がある。
【女々しい:態度や気性が柔弱である。 いくじがない。】
「女」という字を用いているのに、「女々しい」とは男性に向けてしか使われない言葉だ。
そんな女々しさ全開なのが、上記のフレーズだろう。
男は馬鹿なロマンチストだ。
センチメンタルな自分を悲劇の主人公のように、俯瞰で見ているところがある。
心のどこかで「こんな俺って格好いい」と本気で思っている。
もう恋なんてしないなんて 言わないよ絶対
回りくどい二重否定からも、フラれたのに対等でいたい男の女々しい自尊心が窺い知れる。
だけどね、男なんてそんな生き物なのだよ。
この曲の最後のフレーズ。
本当に
本当に
君が大好きだったから
もう恋なんてしないなんて
言わないよ絶対
去っていった君に精一杯強がってみせる男心に、どうしても泣かずにはいられない。
もう強がることしかできない。
男がそんなに簡単に忘れられるわけがないのだから…
わかりすぎるくらい、気持ちがわかる。
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