#122
心に沁みる名言
今日を精一杯生きるために…
明日ではなく今日。
今、この時を精一杯生きるあなたのために素敵な言葉を綴ろう。
ハルさん(世界の終わりに柴犬とより)
ハルさん
マンガ『世界の終わりに柴犬と』に登場する、知識量豊富な年齢5歳のオスの柴犬。
時折ご主人と哲学的なやりとりを交わすほどである(例:シュレディンガーの猫など)。
その知識がしばしばご主人へのツッコミに向かう。
洗われるのが大の苦手。
犬や猫は空(くう)を見つめてことがよくある。
いったい何が見えているのか気になったご主人はハルさんに尋ねる。
動物には視えてはいけないものが視えているのではと怖がるご主人のために言葉を濁したハルさんだったが、実は猫好きのご主人には猫の霊がベッタリ取り憑いていた。
ご主人の身を案じたハルさんは、憑いた猫の霊に成仏してもらえないかと懇願する。
その際、猫好きのご主人に飼われているハルさんを不憫に思った猫の霊が慰めるのだが、ハルさんの心は違っていた。
相手の気持ちがどこへ向かおうと
自分が相手を想う気持ちとは
本来なんら関係のないことなのですよ
この感情を持たぬ者に、この言葉の意味を理解することは難しいだろう。
おまけに、この感情を言葉にするのは非常に難しい。
どこから説明すれば良いものか…。
例えば、こと恋愛において「愛されるより愛したい」という言葉を耳にしたことがあるだろう。
言葉にするのは簡単だ。
そしてほとんどの人は、この言葉の真意を勘違いしている。
この場合の「愛したい」では、どうしても相手に見返りを求めてしまうからだ。
口では「愛したい」と言っていても、心では自分も「愛されたい」と欲しているからだ。
果たしてそれは真実の愛と呼べるのだろうか?
そこでこの名言の登場である。
真実の愛とは、無償の心。
相手の気持ちがどこへ向かっていようと関係ない。
たとえ自分に向いていなくても関係ない。
ただただ、その人を想うのみである。
もうひとつ例を挙げよう。
敬愛するB'z・稲葉浩志氏の詞に、こんなものがある。
愛されたいと誰もが願って
孤独に包まれてゆく 世界
愛することの歓びならば 誰にも侵されない
光り輝く礎になるだろう
(『僕には君がいる』より)
皆が愛する歓びを知るようになれば、世界から争いはなくなるだろう。
それが難しいから人は争いをやめない。
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