細田守監督が教える、絶対に観てほしい5つのアニメは以下の通りだった。
①赤毛のアン
②劇場版 エースをねらえ!
③機動戦士ガンダム
④劇場版 銀河鉄道999
⑤ルパン三世 カリオストロの城
なるほど、『カリオストロの城』は細田守監督憧れの宮崎駿監督作品だから入らないわけがない。
興味深いのは『赤毛のアン』も『機動戦士ガンダム』は第1話をフィーチャーしていた。
『エースを狙え』はTV版から劇場版への編集を、『銀河鉄道999』は戦闘シーンをそれぞれフィーチャーしていた。
作品自体ではなくアニメの第1話の演出法や編集や映像美に着目するあたりが、細田守監督が生粋のアニメーターなのだと思い知らせる。
アニメーターと言えばアニメ『映像研には手を出すな!』での一幕が思い出される。
たしか主人公・浅草みどりのセリフだったと思う。
劇中の忠実な言い回しではないが…
実写と同じようにアニメを見がちだが、実写と違いアニメはアニメーターが描いたものしか表現されない。
人物も背景も何もかもアニメーターが描いたもの以外は映らないのだ。
そこには実写のような偶然の産物はあり得ない。
すべてが意識して描いてある。
描いていないものは映らない。
こんな当たり前のことに気づけないほど近年のアニメーション技術は凄い。
素晴らしいアニメを提供してくれているアニメーターが凄いということだ。
アニメ嫌いな人も「所詮はアニメだから」なんて舐めてもらっては困る。
【プライバシーポリシー・免責事項・お問い合わせフォーム】 - ioritorei’s blog