新しいACTIONを起こすのは誰だって怖い。
今、手にしている安心を失うことになるかもしれないからだ。
だが逆に言えば、新しいACTIONを起こさなければ何も変わらない。
もちろん悪い方向へ変わることもある。
しかしそれを恐れていては、飛躍的な成功は望めない。
何かを得るためには、何かを捧げなくてはいけないのだと思う。
だが、人は年を取れば取っただけ変化を怖れる。
変化することが怖くなる。
そうすると、手に入れたものが途端に惜しくなる。
たとえそれがたいして必要なものでなくても。
しかし新しいACTIONを起こすのに、年齢や才能は関係ないのも事実だ。
もうこんな年齢だし?
今さら変えられないよ?
本気なら、そんなことは関係ない。
つまるところ、自分に言い訳ばかりしている人間は何も変わらないし変えられない。
今回はそんな話。
今の日本人は何か面倒なことに直面すると、まずやれない理由ばかりを考えているように思える。
やらなくても済む言い訳を探している、と言い換えてもいい。
今どきの言い訳で一番多いのが、何でもかんでもコンプライアンス云々を引き合いにして、だからやれないと言う。
だからこれはいけない。
だからダメなんだと決めつける。
その気持ちはわからなくもない。
だって、その方が楽だから。
誰だって面倒なことは御免だ。
面倒くさいことは極力避けて通りたいだろう。
情けないことに、今の日本にはそんな大人たちで溢れかえっている。
だから日本は弱くなった。
あくまで想像の域を出ないが、活気に溢れていた昔の日本人は、まずどうしたら出来るのかを考えた。
やれない、出来ないの前にどうしたら可能になるのかを考えた。
だから日本は強くなった。
昔の日本は世界一で溢れていた。
強い日本を食い潰し、弱くダメなものにしたのは今のシルバー世代に他ならない。
すべてを投げ出して、やめてしまうのは簡単だ。
少なくとも、すぐ目の前の苦しみからは解放される。
それが最初からやらないとなると、もっと簡単だ。
面倒なこと、嫌なことから逃げるだけなのだから。
しかしそれでは人は成長しない。
足掻いて、もがいて、抗い続けてこそ人は成長し強くなる。
「苦労は買ってでもしろ」
強い日本を築いてくれた昔の日本人がよく言っていた言葉であり、現代人には廃れてしまった言葉だ。
誰だって好き好んでわざわざ苦労なんかしたくない。
その気持ちは十分理解できる。
誰だって苦労なんかしたくない。
しなくていいなら、苦労する必要もない。
だが、先人たちは人の成長が苦労の上に成り立つという真理を、知っていたかも知れない。
「苦労は買ってでもしろ」
我々はこの言葉を、その言葉尻を捕まえて、自分たちの都合良く、変換してしまっているのではないだろうか。
この言葉を使っていた昔の日本人は、苦労を苦労と思っていなかったのだから。
聞いた側からすれば大変な苦労話でも、当の本人はそれが苦労だと認識していない。
そういう大切ことを教えてくれる先人が減ってしまった。
教えを乞う先人がいないというのは哀しいことだ。
苦労話を自慢げに喋るような奴はまだまだ沢山いるのだが、そんな奴にろくな奴はいないのだから。
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