「土方のスマホ」のおかげで寝不足だ…
怒涛の3日間が終わり、ようやくひと段落したから今日は穏やかに眠れそうだ。
さて、本題といこう。
想像力を鍛えるために落語とラジオCMは最適なツールだ。
人間は聴覚だけで情報を得ると、想像力を膨らませ脳内で映像化する。
聴覚だけで物語を想像して楽しむ落語は、聴けば聴くほど面白い。
落語ファンのアーティストは意外と多い。
それだけ素晴らしいコンテンツだということだ。
落語は古くから日本人に親しまれている大衆娯楽。
その落語の概念を根本から覆したのが『超入門!落語 THE MOVIE』だった。
タイトル通り落語を映像化しようという試みだが、映像化のための発想が天才的だった。
ただドラマ化しようというだけでは天才的とはいえない。
噺家さんの落語に役者が演技をあててゆくという、斬新かつ画期的な逆転の発想だったことが天才的と称する所以だ。
概要は【落語家が一人で登場人物の全てを演じるため聴衆の側に聞くためのスキルを要する落語を、落語家の噺に役者の演じる映像を合わせることで入門編として初心者にわかりやすく伝えることが狙い】という、落語初心者には有り難い番組だった。
いや、著者は初心者ではないけどもね。
しかし落語には噺家さんごとに独特の間がある。
その間が噺に奥行きを持たせるのだが、おかげで『超入門!落語 THE MOVIE』に出演した役者さんは相当苦労されたようだった。
そんな苦労もあって、おかげで素晴らしい番組になっていた。
こういうマニアックなドラマを、大々的な宣伝も無しで制作&放送ができるのが国営放送の強みだろう。
この番組の存在すらご存知ない人も多いのでは?
またいつか新シリーズを制作してもらいたいものだ。
ちなみにこの『超入門!落語 THE MOVIE』。
第33回ATP賞テレビグランプリ(情報・バラエティ部門)奨励賞を受賞し、また、第69回国際エミー賞にノミネートされている。
その内の国際エミー賞がなかなかどうして凄い賞らしく、ノミネートされただけでも偉業らしい。
この結果こそ、国際的にも落語が高く評価されている何よりの証明だろう。
落語にハマると楽しいぞ。
コロナが落ち着いたなら、まず寄席に行きたいと本気で思っているジジ臭い著者であった。
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