小難しい文章ばかり書いているので、著者のことをさぞ堅苦しい人間だと思われている方もいるかと思うが、実際はそうでもない。
むしろゆるい。
自分で言うのもなんだが超怠け者と自負している。
ただの怠け者ではない。
超怠け者だ。
ただただ、面倒くさいことと無駄なことが大嫌いなだけ。
(※有意義な価値ある無駄は別。)
しかし超怠け者のこの思考回路が、人生にそれなりに役立っていることに最近気付いた。
固定観念然り、内省に心が向けられるようになったのは超怠け者だったおかげかもしれない。
意外と使える理屈だったのかも…
だからそんな超怠け者の流儀が今回のテーマ。
バカバカしいが理論的に怠け者心理を分析してみる。
まず並の怠け者だと、目先の面倒くさい事案を避けようとする。
直面した事しか考えないから浅慮なことこの上ない。
行き当たりばったりで思考力は固くなるか、もしくは最悪思考停止にまで陥ってしまう。
これではただの面倒くさがり屋だ。
それが超怠け者ともなると、考え方の根本から違う。
何か物事と対峙した時、最初に考えるのが何が起きたら一番面倒くさいのか。
どんなことになるのが一番嫌なことなのかを考える。
他の小さな面倒は我慢出来るが一番面倒くさいことだけは絶対に避けたい。
さすがは超怠け者。
是が非でも一番面倒くさいのは嫌だ。
ならばどうするか。
一番面倒くさいのが嫌なら、そこへ至らないために他の小さな面倒を渋々でも嫌々でも片付けるしかないではないか。
簡単な理論だ。
小さな面倒で済むなら、そっちの方がまだマシだ。
しかし、時間を掛けて考えたらいくら小さな面倒でもどんどん面倒くさくなってくる。
後回しにしたらどんどん面倒くさくなるから、出来ることを片っ端から片付ける。
これを続けていくと不思議なことが起きる。
ただ面倒くさがっているだけなのに自然と段取り八分や、明日やろうは馬鹿野郎が身につく。
おまけに常に一番面倒くさいことは何かを考えているから、物事の本質を考えるようになる。
故に思考力はしなやかに鍛えられる。
物事を深く考えない並の怠け者は、目の前の小さな面倒くさい事案に囚われ疎かにするが、実はそれが結果的に一番面倒くさい事態に発展してしまうのだ。
なんなら物事を一番面倒くさくさせる唯一の道筋と言っていい。
目先の小さなことを簡単に考えていると、知らず知らずのうちに大きなミスに繋がっている良い例だ。
このようなミスを何度も繰り返す人がいるが、何でちゃんと考えないのか不思議で仕方ない。
そんな奴ほど怒られたくない気持ちから言い訳ばかりほざく。
怒られたくないのならちゃんと考えろ。
その頭がスッカラカンの飾りじゃないのならまず考えろ。
思考停止人間が一番嫌いだ。
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