「全仮面ライダー大投票」とは
NHK BSプレミアムにて、いよいよ今夜「全仮面ライダー大投票」が放送される。
人気の番組やキャラクターのランキングを視聴者投票で決定していく番組「全○○大投票」シリーズ初の特撮を特集。
放送開始から50周年を迎えた変身ヒーローの代表作「仮面ライダー」を「作品」「仮面ライダー」「音楽」の3つのカテゴリーで取り上げる。
「仮面ライダー」は歴史のある番組なだけに、幅広い年齢層の人から投票があったという。
歴代の仮面ライダーたちもゲストで登場。
「仮面ライダー555」乾巧役の半田健人や、「仮面ライダーキバ」「仮面ライダーディケイド」「仮面ライダービルド」の3作品に出演した武田航平、「仮面ライダーディケイド」門矢士役の井上正大、「仮面ライダーリバイス」五十嵐一輝役の前田拳太郎らが登場するほか、藤岡弘、や要潤もVTRで登場する。
MCは、「仮面ライダーゼロワン」(2019年)で主題歌を歌った西川貴教と、杉浦友紀アナウンサー。
解説は井上伸一郎(編集者・映像プロデューサー)。
また放送当日は、「怖かった怪人」「乗りたいマシン」などの紹介もするようだ。
テレビのリモコンから投票できるため、「怪人好き、マシン好きのみなさんはもちろん、この番組で初めて知ったという方も、熱い思いとともに投票にご参加ください」としている。
「全○○大投票」シリーズは基本的に「歴史秘話ヒストリア」という番組と連携していた。
そのためたとえ知識が薄い題材でも、事前に予習できていた。
しかし「歴史秘話ヒストリア」が終了してしまったために、今回の放送はまったくの予習無しで観るはめになる。
著者は「仮面ライダー」のような特撮系の知識が皆無なのだが、過去の経験上、ほんの少しでも興味があれば誰にでも楽しめる番組だと思う。
全仮面ライダー スーパー大図鑑
「全○○大投票」シリーズ
過去に取り上げられたテーマも面白かった
もちろんHDにデータなど残っていないから記憶を頼ることになるが、過去作も大変面白かった。
これほど放送を待ち焦がれ楽しみにしているのだから、その程度も知れよう。
「全○○大投票」シリーズの最大の魅力はなんといっても声優さんによる生アフレコだ。
視聴者が選んだ名シーンを本物の声優さんがその場で生アフレコしてくれる。
なかには幻級の生アフレコまで観れる、ファン垂涎の注目番組である。
過去の「全○○大投票」シリーズを書き出してみたらやはり全部観ていたので、僅かばかりではあるが感想も書き加えておく。
どれもアニメ・ゲーム好きにはたまらないラインナップだろう。
《第1回 全ガンダム大投票 40th》
短時間でTwitterの世界トレンド1位に躍り出てガンダム人気の底力を知らしめた。
おそらく「全○○大投票」シリーズ史上、最長の放送時間だったと思う。
なんだかんだいって古谷徹氏は凄かった。
《第2回 全マクロス大投票》
正直マクロス派ではなかったが、子供の頃にバルキリータイプのオモチャを持っていたような遠い記憶が残っている。
板野サーカスの映像美はやはり素晴らしい。
《第3回 全プリキュア大投票》
初代以外はまったくと言っていいほど知らない作品ばかり。
だけど楽しめたと思う。
《第4回 全るーみっくアニメ大投票》
「るーみっくアニメ」とは高橋留美子先生原作のアニメのこと。
古くは『めぞん一刻』から最近では『犬夜叉』まで、大変魅力的な作品が目白押しだ。
どれもキュンキュンする作品ばかりだから、この時の生アフレコ企画は異常に盛り上がった。
《第5回 全ファイナルファンタジー大投票》
ドラクエではなくFF派。
天野喜孝氏の絵画の購入を本気で考えたこともある。
歴代FFの中から最優秀作品を選ぶなんて、それこそ無理ゲーだ。
《第6回 全エヴァンゲリオン大投票》
エヴァ好きは必見だろう。
なんといってもエヴァ声優陣による生アフレコに涙した。
大好きな宮村優子さんも出演。
相変わらず可愛らしい方だったが、今でも14歳のアスカの声を出せるのが凄い。
税関で職業を聞かれたみやむー。
— ioritorei (@ioritorei) 2021年7月13日
声優を証明するために言ってしまった「ピカチュー」。
なんて可愛いんだ❤️#さんま御殿 #宮村優子 #ぴかちゅー
《第7回 全美少女戦士セーラームーン大投票》
「セーラームーン」も初代しか知識はない。
しかしこの放送では幻の名シーンのアフレコが観れたことが幸せだった。
ファンゲストも全員感動。
《第8回 全仮面ライダー大投票》
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過去の「全○○大投票」シリーズで最も記憶に残る名シーン
《第7回 全美少女戦士セーラームーン大投票》でのこと。
前述した通り「セーラームーン」への知識は、初代以外まったくといっていいほど皆無だった。
しかし、こちらも大好きな声優さんのひとり・三石琴乃さんが出演されていた。
三石琴乃さんといえば、美少女戦士セーラームーンシリーズ(1992年 - 1996年)の主人公・月野うさぎ / セーラームーン役だ。
ここからは「大投票」を観て知った知識なのだが、主人公役の三石琴乃さんは最終回のアフレコに参加していなかった。
代役を立てていたそうだが、当時はまったく気づかなかった。
そんなこともあり、三石琴乃さんに生アフレコをお願いする視聴者が選ぶ名シーンの中に、最終回のワンカットがあったのだ。
本当にファンはよく知っている。
それが必然だったかのように最終回の名シーンが選ばれる。
ただでさえ、物語も佳境の名シーンだ。
それも本物の声優さんが再現してくれる。
しかも、当時は叶わなかった正真正銘の声優さんで、だ。
もうね、演じている三石琴乃さんも観ている方もみんな感極まっちゃって…
とんでもないものを観せていただいた気分だった。
たしかそれを観たファンゲストの中川翔子さんが、「お金を払いたい」「お金を払わせて」みたいなニュアンスのコメントをされていたと思うが、観ていたすべての人間が同じことを思っただろう。
これほど素晴らしいものを観れたのは、幸運としか言いようがない。
もしかしたら、本日の放送でもそんな幸運に恵まれるかもしれない。
たとえ知識はなくても、ほんの少し興味があれば間違いなく楽しめる番組だ。
時間と興味がある人は是非ご覧になっていただきたい。
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